2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
デンカ株式会社(コード:4061) 2026年3月期 第1四半期決算短信 要約
※出典:提出資料(2025年8月7日公表)に基づく整理。投資助言は行いません。情報不足項目は「–」で記載。
基本情報
- 企業名:デンカ株式会社
- 主要事業分野:化学製品(電子・先端材料、ライフサイエンス関連製品、エラストマー・インフラ、ポリマー製品等)
- 代表者:代表取締役社長 石田 郁雄
- 問合せ先:コーポレートコミュニケーション部長 山本 浩之(TEL: 03-5290-5511)
- URL:https://www.denka.co.jp
報告概要
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期連結累計)
- 決算補足資料:作成あり
- 決算説明会:開催(証券アナリスト、機関投資家向け)
セグメント(報告セグメント)
- 電子・先端プロダクツ(電子材料等)
- ライフイノベーション(検査試薬等)
- エラストマー・インフラソリューション(クロロプレンゴム等)
- ポリマーソリューション(合成樹脂、包装材等)
- その他事業(プラントエンジニアリング、商社等)
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):88,555,840株
- 期末自己株式数:2,379,694株
- 期中平均株式数(四半期累計):86,176,092株
- 時価総額:–(資料記載なし)
今後の予定
- 通期業績予想・四半期累計の修正:直近公表予想から変更なし(2025年5月13日公表の予想を維持)
- IRイベント:決算説明会開催(実施済/予定の詳細はIR参照)
財務指標(要点)
(単位:百万円、%は増減率)
損益(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
- 売上高:94,067(前年同期95,227、△1.2%)
- 営業利益:2,302(前年同期4,717、△51.2%)
- 営業利益率:2.45%(前年同期 4.95%)
- 経常利益:1,671(前年同期3,612、△53.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,001(前年同期2,250、+122.2%)
- 四半期純利益が増加した主因:固定資産売却益(大船工場用地譲渡による特別利益8,188百万円)計上による
- 1株当たり四半期純利益(希薄化後なし):58.04円(前年同期 26.12円)
貸借対照表(2025/6/30)
- 総資産:650,892
- 純資産(総額):311,167
- 自己資本(注記ベース):293,440
- 自己資本比率:45.1%(前期末 45.2%)
主要項目(対前期末比較)
– 現金及び預金:42,553(増)
– 受取手形・売掛金:85,943(減)
– 棚卸資産合計(商品・製品・仕掛・原材料等):約127, (商品84,916 + 仕掛9,342 + 原材料32,430)
– 短期借入金:81,277(増)
– コマーシャル・ペーパー:43,000(増)
– 長期借入金(期末):83,364
流動性・安全性指標(計算値)
- 流動比率(流動資産/流動負債):271,023 / 219,911 ≒ 1.23(123%)
- 負債合計:339,724 → 負債/純資産 ≒ 1.09(109%)
(いずれも概算。表記単位:百万円)
キャッシュフロー
- 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料に非掲載)。
- 減価償却費(第1四半期累計):7,177百万円(前年同期 6,796)
セグメント別(当第1四半期:2025/4–6)
(単位:百万円)
– 電子・先端プロダクツ
– 売上高:23,611(前年同期比 +7.9%)
– セグメント利益:2,467(増益)
– コメント:球状シリカ(生成AI用半導体向け等)や球状アルミナ、アルシンク等が増収
– ライフイノベーション
– 売上高:6,585(△15.6%)
– セグメント利益:221(△大幅減益)
– コメント:POCT検査試薬(抗原迅速診断キット等)の販売数量減少等で収益性低下
– エラストマー・インフラソリューション
– 売上高:25,803(△11.6%)
– セグメント損失:△1,395(前期は△171)
– コメント:クロロプレンゴム需要の低迷、特殊混和材の工事遅延影響等
– ポリマーソリューション
– 売上高:33,795(+3.7%)
– セグメント利益:400(増益)
– コメント:一部製品は需要回復遅れだが、総じて前年並み〜若干増
– その他事業
– 売上高:4,271(+13.4%)
– セグメント利益:590(ほぼ横ばい)
– セグメント合計(調整後)
– 合計売上高:94,067(連結計上額と一致)
– 合計セグメント利益:2,284(調整(消去)17 → 営業利益2,302に一致)
セグメント別の利益寄与では「電子・先端プロダクツ」「ポリマーソリューション」「その他」が黒字寄与、「ライフイノベーション」は利益大幅減、「エラストマー・インフラ」は赤字拡大。
配当
- 2025年3月期(実績):年間配当 100.00円(中間 50.00円、期末 50.00円)
- 2026年3月期(予想):年間配当 100.00円(中間予想 50.00円、期末予想 50.00円)
- 直近の配当予想修正:なし
中長期計画との整合性
- 同社は2023年度開始の8カ年中期経営計画「Mission2030」を推進中(事業価値創造 / 人財価値創造 / 経営価値創造の3成長戦略)。
- 今回第1四半期は「電子・先端プロダクツ」等で増収増益になる一方、中核事業の一部(エラストマー等)で需要低迷・損失拡大。計画との進捗は定性的に施策は継続していると記載(数値目標の進捗指標は資料に限定的)。
競合状況・市場動向(資料記載の要旨)
- 国内経済は個人消費・設備投資が弱含み、世界経済は持ち直しつつあるが不透明感(例:米国の関税引上げ等)。
- 電子材料分野:生成AI向け半導体需要の拡大が球状シリカ需要を押し上げ。
- 自動車向け(xEV)分野など一部需要は低調。
- 競合他社との詳細比較や市場シェアに関する定量的情報:資料記載なし(–)。
今後の見通し(業績予想)
(通期および第2四半期累計は既公表予想を維持)
– 第2四半期(累計:2025/4–9予想)
– 売上高:195,000(△2.0%)
– 営業利益:7,000(△25.4%)
– 経常利益:4,500(△19.3%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:2,500(△25.9%)
– 1株当たり当期純利益(第2四半期累計):29.01円
– 通期(2025/4/1–2026/3/31 予想)
– 売上高:410,000(+2.4%)
– 営業利益:25,000(+73.4%)
– 経常利益:19,000(+149.2%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:15,000
– 1株当たり当期純利益(通期):174.06円
– 備考:資料では「直近に公表されている業績予想からの修正はなし」と明記。
主なリスク要因(資料記載・注記より要約)
- 為替変動(円高は手取り収益を減少させる要因)
- 原燃料価格の変動(販売価格調整や収益性に影響)
- 世界経済・貿易政策(米国の関税引上げ等による不透明性)
- 事業別の需要変動(xEVや感染症関連製品等)
- 工事遅延等による顧客需要・売上への影響
(上記は資料に記載の環境要因および注記からの要旨。その他のリスクは別途開示資料参照)
重要な注記
- 特別利益:固定資産売却益 8,188百万円(大船工場用地譲渡)を計上→ 当期純利益が大幅増加した主因
- 会計方針の変更:なし
- 連結範囲の変更:なし
- 四半期連結財務諸表に特有の会計処理の適用:なし
- 第1四半期の財務諸表は独立監査法人(EY新日本)による期中レビューあり。レビューの結論において重要な不備は指摘されていない。
必要項目で資料に記載がないものは「–」と表記しています。追加で特定の指標(例:時価総額、過年度比較グラフ、セグメント別過年度推移等)が必要であれば、対象データを指定してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4061 |
企業名 | デンカ |
URL | http://www.denka.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。