2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)
シキボウ株式会社(証券コード: 3109) 2026年3月期 第1四半期決算短信(要約)
以下は、提出された決算短信(2026年3月期 第1四半期:2025年4月1日~2025年6月30日、提出日:2025年8月8日)をもとに整理した要点です。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:シキボウ株式会社
- 上場取引所:東(東証)
- コード:3109
- URL:https://www.shikibo.co.jp/
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 鈴木 睦人
- 問合せ先:上席執行役員 コーポレート部門長 伊丹 秀典(TEL: 06-6268-5421)
- 主要事業分野:繊維関連(原糸、衣料、ユニフォーム等)、産業資材(カンバス、フィルター等)、機能材料(食品・化成品、複合材料等)、不動産・サービス(賃貸、リネンサプライ、物流等)
- その他:中期経営計画「TG25-27」を2025年4月に開始。長期ビジョン「Mermaid 2042」(2030年目標:売上高550億円、営業利益36億円)。
報告概要
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(第1四半期累計)
- 決算補足説明資料:作成なし
- 決算説明会:開催なし
- 四半期連結範囲の変更:なし(ただしセグメント区分の一部変更あり:機能材料事業を独立セグメント化、不動産・サービスの一部を繊維へ移管)
セグメント(報告セグメント)
- 繊維:原糸、衣料、ユニフォーム、生活資材等
- 産業資材:ドライヤーカンバス、フィルタークロス等
- 機能材料:食品・化成品、複合材料等(※本第1四半期より独立セグメント化)
- 不動産・サービス:不動産賃貸、リネンサプライ、物流等
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):12,810,829株
- 期末自己株式数:133,908株
- 期中平均株式数(第1四半期累計):12,676,921株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- その他:株式報酬制度(役員向け株式給付信託)あり。該当信託内の自社株は期中平均株式数算定時に控除。
今後の予定
- 当四半期時点での決算予想修正:なし(2025年5月13日発表の第2四半期累計および通期予想を据え置き)
- 次回決算発表(第2四半期・通期見通し):公表済(更新無)
- IRイベント:決算説明会等は当該開示では予定なし
- 配当支払開始予定日:-(該当四半期内はなし)
財務指標(主要数値・要点)
(単位:百万円、比較は前年同期/前連結会計年度がある箇所は併記)
– 連結売上高(第1四半期累計):9,486(前年同期:9,288、増減率 +2.1%)
– 営業利益:245(前年同期:252、△2.8%)
– 経常利益:254(前年同期:256、△0.9%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:175(前年同期:192、△9.1%)
– 1株当たり四半期純利益(EPS):13.83円(前年同期:15.63円)
– 包括利益:△101(前年同期:286)
– 総資産(第1Q末):84,646(前期末:85,611)
– 純資産(第1Q末):34,819(前期末:35,238)
– 自己資本比率:41.1%(前期末と同水準)
– 現金及び預金(第1Q末):6,354(前期末:5,903)
– 受取手形・売掛金:6,099(前期末:7,001)
– 棚卸資産(商品及び製品等含む):合計5,926(商品等)+仕掛品2,295+原材料等1,822(詳細はBS参照)
– 有利子負債(簡易確認):
– 短期借入金:9,419
– 長期借入金:14,600
– 社債(長期):860(短期償還予定の社債は期内730を計上)
– 合計(概算の有利子負債把握として):約24,800 百万円程度(詳細は注記参照)
– 減価償却費(第1Q累計):559(前年同期:476)
注:キャッシュ・フロー計算書は第1四半期累計分は作成されていないと明記あり。
収益性・効率性(簡易分析)
- 売上高営業利益率(第1Q):245 / 9,486 = 約2.58%(前年同期:252 / 9,288 = 約2.71%)→ わずかに低下
- 総資産回転率(第1Q、簡易):9,486 / 84,646 = 約0.112(前年同期:9,288 / 85,611 = 約0.109)→ 若干改善
- 四半期純利益/自己資本(四半期単位ROE簡易):175 / 34,793 ≒ 0.50%(四半期単位、年率換算はしていない)
- 減価償却の増加が営業利益に負荷(機能材料で新工場に伴う減価償却増等)
(注)上記は開示データを基に算出した簡易指標。年率換算等は行っていません。
セグメント別(第1四半期累計:2025/4/1~6/30)
(単位:百万円、セグメント利益は営業利益ベースの記載)
– 繊維
– 売上高:4,725(売上比率:約49.8%)
– セグメント利益:72(前年同期は△8)
– 要旨:高付加価値原糸の販売好調、輸出衣料(中東向け)やユニフォーム(機能素材)が増収寄与。生活資材でも羽毛側地等市況改善。
– 産業資材
– 売上高:1,657(売上比率:約17.5%)
– セグメント利益:11(前年同期 27)
– 要旨:カンバスは増収だが製造原価上昇で利益圧迫。フィルタークロスは民需低調で減収、製造原価上昇が利益を押下げ。
– 機能材料(新セグメント)
– 売上高:1,657(売上比率:約17.5%)
– セグメント損失:△66(前年同期 △44)
– 要旨:食品用増粘安定剤のブレンド業務は増収だが、新工場による減価償却増と原材料・エネルギー高騰で損益悪化。複合材料は航空機用途等で増収。
– 不動産・サービス
– 売上高:1,446(売上比率:約15.2%)
– セグメント利益:518(前年同期 547)
– 要旨:不動産賃貸は堅調、リネンサプライはインバウンド回復で増収、物流は新規顧客獲得で増収だが新規対応費用で利益は圧迫。
– セグメント合計:売上9,597(内部取引差引後 9,486)、セグメント利益合計 536、全社共通費等調整 △290 → 連結営業利益 245
要点:利益面では不動産・サービスが大きく寄与。機能材料は売上増だが新設備等コストが重しとなり損失幅拡大。
財務の解説(決算短信記載の背景)
- マクロ要因として、国内は雇用・所得改善で緩やか回復基調。ただし米国の関税政策、中国経済低迷、国際情勢不安等の不確実性を指摘。
- 同社は中期経営計画「TG25-27」に基づき、成長領域(機能材料等)を新中核事業と位置づけ、セグメント再編や投資(新工場)を推進中。これが短期的に減価償却等で利益を押し下げている面がある。
- 為替の影響(円安)は輸出衣料等の増収に寄与。
配当
- 2025年3月期 実績:中間配当 25.00円、期末配当 25.00円、年間合計 50.00円
- 2026年3月期(会社予想):中間配当 25.00円、期末配当 25.00円、年間合計 50.00円(予想の修正はなし)
- 特別配当:なし(当期予想に特別配当なし)
中長期計画との整合性
- 新中期経営計画「TG25-27」(開始:2025年4月)は「稼ぐ力の向上」「新中核事業の成長・拡大」を掲げ、機能材料を成長領域と位置づけるためにセグメントを明確化。第1四半期では機能材料売上が増加している一方、投資に伴う減価償却等で損益に負担が出ているため、短期的には計画投資と収益回復の折り合いが課題。
- 2030年目標(Mermaid 2042のマイルストーン):売上高550億円、営業利益36億円(計画との進捗は中期計画の推進状況に依存)。
競合状況・市場動向
- 決算短信内では同業他社との比較は示されていません。したがって競合比較は記載なし(–)。
- 市場動向としては、輸出向け商品での円安メリット、また原材料・エネルギー価格上昇がコスト面のマイナス要因として挙げられている。
今後の見通し(業績予想等)
- 2026年3月期(連結業績予想:2025/4/1~2026/3/31)は変更なし(2025年5月13日公表の数値を据え置き)。
- 第2四半期(累計:~第2Q):売上高 20,200(+6.8%)、営業利益 600(+9.3%)、経常利益 400(△8.2%)、親公司株主に帰属する当期純利益 250(△19.0%)
- 通期:売上高 41,000(+4.9%)、営業利益 1,300(△3.5%)、経常利益 1,000(△4.5%)、親公司株主に帰属する当期純利益 700(△23.4%)、1株当たり当期純利益 55.22円
- 会社注:将来見通しは前提に基づくものであり、実際の業績は様々な要因で変動する可能性がある(為替、原材料価格等)。
リスク要因(決算短信に明示のもの/識者が想定する主なリスク)
- 開示内で言及されているリスク:
- 米国の関税政策動向、中国経済の低迷、国際情勢の不安定化
- 為替変動(円安や円高の影響)
- 原材料・エネルギー価格上昇(コスト増)
- その他想定されるリスク:需要動向の変動、新工場の稼働計画遅延や想定外コスト、国内外の政策変化等
重要な注記(会計・組織)
- 会計方針の変更:なし
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:なし
- セグメント区分の変更:機能材料事業を独立セグメント化(第1四半期より実施)。過年度数値は新区分で組替済。
- 第1四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない旨の注記あり。
(注記)
– 本要約は、提供された決算短信に基づく事実の整理です。投資助言や売買の推奨等は行いません。数値は原資料(百万円単位)を基に記載しており、小数点以下の端数処理等により表示と若干の差異が生じる場合があります。
– 記載のない項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3109 |
企業名 | シキボウ |
URL | http://www.shikibo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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