決算短信：日本コンクリート工業（5269）

2026年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

日本コンクリート工業株式会社（5269） 2026年3月期 第1四半期決算短信（要約）

※出典：提出資料（2025年8月8日付）に基づく要約。評価・助言は行いません。不明な項目は「–」と表記します。

基本情報

• 企業名：日本コンクリート工業株式会社
• 上場取引所：東（東京）—（資料表記：東）
• 証券コード：5269
• URL： https://www.ncic.co.jp/
• 代表者：代表取締役社長 塚本博
• 問合せ先：取締役常務執行役員 椙田宜彦（TEL 03-3452-1025）
• 報告日（提出日）：2025年8月8日
• 対象会計期間：2026年3月期 第1四半期（2025年4月1日～2025年6月30日）
• 決算説明資料の有無：無
• 決算説明会の有無：無

セグメント（報告セグメント）

• 基礎事業
  • 主な内容：コンクリートパイル等の基礎部材
• コンクリート二次製品事業
  • 主な内容：コンクリートポール（電柱等）、土木製品（PC・RC製品等）
• 不動産・太陽光発電事業
  • 主な内容：賃貸不動産収入、太陽光発電による発電・売電

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式を含む）：57,777,432株
• 期末自己株式数：3,476,694株
• 期中平均株式数（四半期累計）：54,300,738株
• 信託に残存する自社株式（開示）
  • BIP信託：135,686株（帳簿価額 43,601千円）
  • ESOP信託：105,668株（帳簿価額 35,184千円）
• 時価総額：–（資料に未記載）
• その他：株式に関する追加情報は公告資料参照

今後の予定

• 次回決算発表（通期・四半期の予定）：–（資料に未記載）
• 株主総会：–（資料に未記載）
• IRイベント（説明会等）：当四半期は「無」との記載
• その他：業績予想等の修正は今回なし（2025年5月15日公表の予想から変更なし）

財務指標（要点）

（単位：百万円、千円表記は資料に基づく）

損益（連結・第1四半期累計：2025/4/1–2025/6/30）

• 売上高：10,905百万円（前年同期比 -15.8%）
• 売上総利益：1,864百万円
• 販管費：1,993百万円
• 営業損益：営業損失 129百万円（前年同期は営業利益 388百万円）
• 経常利益：321百万円（前年同期 682百万円、-52.9%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：254百万円（前年同期 315百万円、-19.3%）
• 一株当たり四半期純利益：4.68円（前年同期 5.80円）
• 包括利益（四半期）：1,202百万円（前年同期 104百万円）

注：営業外収益に受取配当金（357.7百万円）や持分法利益（86.3百万円）、特別利益に投資有価証券売却益（306.1百万円）が計上されている。

貸借対照表（2025/6/30）

• 総資産：78,373百万円（前期末 77,283百万円）
• 流動資産：30,292百万円（現預金 8,771百万円、売掛金等 8,130百万円、商品 6,813百万円）
• 固定資産：48,081百万円（投資有価証券 16,659百万円）
• 負債合計：37,555百万円（流動負債 21,323百万円、固定負債 16,232百万円）
  • 短期借入金：4,200.9百万円
  • 長期借入金（内1年内返済予定含む）：7,378.1百万円（1年内返済予定の長期借入金 2,480.1百万円）
• 純資産合計：40,818百万円
• 自己資本比率：48.3%（前期末 47.9%）

キャッシュ・フロー

• 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。減価償却費（第1四半期累計）：371,232千円。

収益性・効率性 等（資料より算出・要点）

• 売上高営業利益率（第1四半期）：営業損失によりマイナス（営業損失129百万円／売上10,905百万円）
• 総資産回転率（簡易計算）：売上（四半期）/総資産 ≒ 10,905 / 78,373 ≒ 0.139（四半期ベース）
• 財務安全性：自己資本比率48.3%（健全性の目安としては高い水準）
• 有利子負債について：短期・長期借入金があり、固定負債は増加（長期借入金の増加が主因）

（注）上記は四半期累計数値に基づく簡易計算であり、年間換算や詳細指標の算定は別途必要。

セグメント別（第1四半期累計）

• 売上高（外部顧客）
  • 基礎事業：4,772.79百万円（前年同期比：-29.4%（資料本文））
  • コンクリート二次製品事業：6,055.85百万円（前年同期比：-1.0%）
  • 内訳（本文）：ポール関連は出荷量減（全国 -11%）、土木製品は一部案件（PC壁体等）で増
  • 不動産・太陽光発電事業：76.88百万円（前年同期比：-2.4%）
• セグメント利益（損失）
  • 基礎事業：セグメント損失 273.07百万円（前年同期はセグメント利益 418.7百万円）
  • コンクリート二次製品事業：セグメント利益 600.90百万円（前年同期 412.54百万円、増加）
  • 不動産・太陽光発電事業：セグメント利益 39.00百万円（前年同期 49.79百万円、減少）
• セグメント別の特徴（資料記載）
  • 基礎事業：需要回復が見られる中で当社の受注が伸び悩み、生産量減少で収支悪化
  • 二次製品：ポールは出荷減だが、土木製品の大型案件進捗で利益改善
  • 不動産等：安定賃料収入・発電売電で小幅減収・減益

配当

• 2025年3月期実績：年間13.00円（第2四半期末 6.50円、期末 6.50円）
• 2026年3月期予想：年間8.00円（第2四半期末 4.00円、期末 4.00円）
• 直近公表の配当予想からの修正：無

今後の業績予想（連結、資料公表の予想から変更なし）

• 第2四半期累計（通期の上半期累計目標）
  • 売上高：26,500百万円（前年同期比 +3.5%）
  • 営業利益：400百万円（-55.2%）
  • 経常利益：750百万円（-39.8%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：500百万円（+3.9%）
  • 1株当たり当期純利益（上半期）：9.21円
• 通期（2025/4/1–2026/3/31）
  • 売上高：55,000百万円（+4.5%）
  • 営業利益：1,100百万円（+11.1%）
  • 経常利益：1,500百万円（+3.2%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：1,000百万円（前年比記載なし）
  • 1株当たり当期純利益（通期）：18.41円

中長期計画との整合性

• 中期経営計画（2024年中期経営計画）で掲げる重点課題：販路拡大、研究開発、生産体制の再整備、政策保有株式の縮減 等
• 当第1四半期の状況：生産・出荷量減少で短期業績に影響が出ている一方、特定大型案件やPC壁体案件等で一部成果あり。計画の進捗に関する定量的な評価は資料に明確な指標記載なし。

競合状況・市場動向（資料の記述からの要約）

• 市場動向
  • コンクリートパイル：全国需要は持ち直し（資料中で約+5%の記載あり）
  • コンクリートポール：全国出荷量は減少（資料中で約-11%の記載あり）
  • 建設分野全体では、国際情勢やエネルギー・材料・人件費上昇、物流・工期のリスク等不確実性あり
• 競合他社との比較：資料に同業他社との数値比較や市場シェアの数値は記載なし（→ –）

リスク要因（資料記載の主要点）

• 外部リスク：国際情勢の不確実性（ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢、米国政策等）
• コスト・供給面：エネルギー・原材料価格上昇、人件費上昇、物流問題
• 受注・工期面：着工遅延・工期延長、受注減少
• 財務面：短期的には資金・資産の効率化を志向（売掛金回収の早期化、在庫適正化、有利子負債圧縮を方針）

重要な注記（会計・その他）

• 連結範囲に重要な変更：無
• 四半期連結財務諸表に特有の会計処理の適用：無
• 会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示：無
• 四半期報告書に対する監査（レビュー）：無
• 追加事項：役員報酬BIP信託およびESOP信託の継続（信託内自社株式の計上方法等について注記あり）

まとめ（資料に基づく要点）

• 第1四半期は売上高・営業利益とも前年同期を下回る結果（売上 -15.8%、営業損失）。ただし、受取配当金や投資有価証券売却益等によって経常・当期純利益はプラスを確保。
• セグメントでは基礎事業が収益悪化、二次製品事業は土木製品の大型案件進捗で利益を確保。不動産・太陽光は小幅減収減益。
• 財務は自己資本比率48.3%と依然高水準、投資有価証券残高の増加、長期借入金の増加等の動きあり。
• 会社は中期計画に沿った施策（販路拡大、R&D、生産体制再整備等）を継続すると明示。今後は原材料・エネルギー・人件費等の外部コストや受注動向が業績に影響するとしている。

（不明な項目：市場占有率や競合の詳細比較、時価総額、今後の具体的なIR日程等は資料に記載がないため「–」としました。）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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