決算短信：日本軽金属ホールディングス（5703）

2026年３月期　第１四半期決算短信【日本基準】（連結）

決算短信（要約）

出典：日本軽金属ホールディングス株式会社／2026年3月期 第1四半期決算短信（連結）
提出日：2025年7月31日
URL： https://www.nikkeikinholdings.co.jp

基本情報

• 企業名：日本軽金属ホールディングス株式会社
• 主要事業分野：
  • アルミナ・化成品、地金
  • 板、押出製品（軽圧事業等）
  • 加工製品、関連事業（輸送機器、自動車部品、エンジニアリング等）
  • 箔、粉末製品（箔、アルミパウダー等）
• 代表者名：代表取締役社長　岡本　一郎
• 問合せ先：企画統括室　広報・IR担当　石川 千津（TEL 03-6810-7160）
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け）
• 決算補足説明資料：有

報告概要

• 提出日：2025年7月31日
• 対象会計期間（当第1四半期連結累計期間）：2025年4月1日～2025年6月30日
• 監査等：第1四半期の財務諸表に対する監査（レビュー）：無
• 会計方針変更：無し

セグメント

• セグメント区分と簡単な概要
  • アルミナ・化成品、地金：化成品（水酸化アルミニウム、アルミナ等）およびメタル（地金、二次合金）等
  • 板、押出製品：板材、押出材（半導体製造装置、電池ケース、トラック架装等）
  • 加工製品、関連事業：トラック架装、自動車部品、パネル・クリーンルーム等のエンジニアリング
  • 箔、粉末製品：箔（電池用、医薬包材等）、アルミパウダー・ペースト、コンシューマー製品

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株含む）：61,993,750株（2026年3月期1Q）
• 期末自己株式数：481,129株
• 期中平均株式数（四半期累計）：61,511,769株
• 時価総額：–（株価情報は短信に記載なし）
• 備考：株式報酬制度により信託が保有する株式は自己株式数算定上控除

財務指標（要点）

※単位：百万円、％は対前年同期増減

連結業績（第1四半期累計：2025/4/1–2025/6/30）

• 売上高：137,093（+6.6%）
• 営業利益：5,213（+24.8%）
• 経常利益：4,263（△6.5%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：2,123（△1.1%）
• 1株当たり四半期純利益：34.51円

（包括利益：1,468 百万円、△73.6%）

通期会社公表予想（変更なし）

• 通期売上高：590,000（+7.2%）
• 通期営業利益：23,000（+5.8%）
• 通期経常利益：21,000（+6.1%）
• 通期親会社株主に帰属する当期純利益：15,000（+21.2%）
• 通期1株当たり当期純利益：243.86円

連結財政状態（2025/6/30時点）

• 総資産：529,434（前期末 544,307）
• 流動資産合計：291,137
  • 現金及び預金：30,924
  • 受取手形・売掛金・契約資産：138,569
  • 棚卸資産（商品・仕掛・原材料等）：106,754（内訳あり）
• 固定資産合計：238,297
• 負債合計：280,984（前期末 293,826）
  • 流動負債：174,756
  • 支払手形・買掛金：59,705
  • 短期借入金：79,684
  • 未払法人税等：981
  • 固定負債：106,228
  • 長期借入金：84,742
  • 退職給付に係る負債：14,238
• 純資産合計：248,450（前期末 250,481）
  • 自己資本（注記で示す値）：231,341
• 自己資本比率：43.7%（前期末 42.8%）

主要キャッシュ等・負債指標

• 現金及び預金：30,924
• 短期借入金：79,684
• 長期借入金：84,742

主要財務比率・効率性（計算値）

• 流動比率（流動資産/流動負債）：291,137 / 174,756 = 約1.67（167%）
• 負債比率（負債/純資産）：280,984 / 248,450 = 約1.13（113%）
• 総資産回転率（売上高/総資産）：137,093 / 529,434 = 約0.259（四半期ベース）
• 営業利益率（営業利益/売上高）：5,213 / 137,093 = 約3.80%
• 四半期ROE（親会社株主帰属純利益/自己資本（参考値231,341））：2,123 / 231,341 = 約0.92%（四半期実績）

セグメント別（第1四半期累計）

（売上高・営業利益：百万円、対前年同四半期増減は短信記載）
– アルミナ・化成品、地金
– 売上高：43,436（+2,873 / +7.1%）
– 営業利益：3,373（△476 / △12.4%）
– 備考：化成品は放熱向け等で増販。メタル（地金）では販売価格は上回るが地金市況反映でコスト上昇。
– 板、押出製品
– 売上高：26,635（+2,482 / +10.3%）
– 営業利益：616（△16 / △2.5%）
– 備考：電池ケース好調、トラック架装は堅調だが地金価格上昇で採算圧迫。
– 加工製品、関連事業
– 売上高：39,200（+1,842 / +4.9%）
– 営業利益：△130（前期は△1,125 → 改善）
– 備考：トラック架装・自動車部品で回復、エンジニアリングも堅調で採算改善。
– 箔、粉末製品
– 売上高：27,822（+1,274 / +4.8%）
– 営業利益：2,182（+380 / +21.1%）
– 備考：放熱用途パウダーや一部箔で好調。利益改善が目立つ。
– 全社（調整）：営業費用計（全社費用） △828
– 合計（連結）：売上高 137,093、営業利益 5,213

（セグメント合計の営業利益（調整前）＝6,041、全社費用 △828 を経て連結5,213）

財務の解説（短信による要点）

• 売上高は自動車関連の国内・中国低迷や半導体需要の回復遅れなどある一方で、トラック架装や放熱向け商品の販売増、アルミ地金市況に伴う販売価格上昇の反映で前年同期を上回った。
• 営業利益は加工製品・関連事業の採算改善、箔・粉末製品の利益向上などにより前年同期比で増加。アルミ地金市況のコスト上昇の影響があったものの、販売価格改定の効果も寄与。
• 経常利益・四半期純利益は為替差損（518 百万円）など営業外費用の増加により前年同期を下回った。
• 総資産は売掛金等の減少により前期末比で減少。負債は借入金返済・税金支払い等で減少。自己資本比率は前期末より上昇。

配当

• 2025年3月期（実績）：年間合計 70.00円（中間 20.00円、期末 50.00円）
• 2026年3月期（会社予想）：年間合計 80.00円（中間 25.00円、期末 55.00円）
• 予想修正：直近公表の配当予想からの修正なし

中長期計画との整合性

• 会社は第2四半期累計および通期の連結業績予想を据え置き（前回公表から修正無し）。中期計画の進捗に関する詳細説明は短信の「連結業績予想に関する説明」を参照。

競合状況・市場動向（短信の記述要旨）

• 国内自動車生産は依然低調、海外では中国での販売低迷が継続。一方で米国・タイなどでは堅調な販売が見られる。半導体関連需要の回復は先送りされている。
• アルミニウム地金市況の変動が収益に影響。放熱材・パウダーなど新用途での需要増が見られる。
• 米国の通商政策や国際情勢（中東・ウクライナ）、中国経済の減速等がリスク要因として挙げられている。

今後の見通し（リスク等）

• 会社の業績見通しは「現時点で入手可能な情報および合理的な前提に基づくが、実際の業績は様々な要因で異なる可能性がある」との注記あり。
• 主なリスク要因（短信記載および要旨）：
  • 為替変動（今回も為替差損が発生）
  • アルミニウム地金など原材料市況の変動
  • 米国通商政策や国際情勢の不確実性
  • 中国市場の需要減速
  • 半導体関連需要の先送り

重要な注記・会計方針等

• 四半期連結財務諸表特有の会計処理：無し
• 会計方針の変更・見積りの変更：無し
• セグメントおよび連結範囲の変更：無し
• 第1四半期連結累計期間に対する監査（レビュー）：無し

（注）本要約は提出済みの決算短信に基づく情報の整理であり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目や具体日付等は「–」と記載しています。詳細は原資料（会社公表資料）をご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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