2025年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）
富士紡ホールディングス株式会社（証券コード：3104） 2025年3月期 決算短信 要約
以下は、提供いただいた決算短信（連結、2024/4/1–2025/3/31、提出日：2025/5/15）を整理したものです。出典は当該決算短信および添付資料。投資助言は行いません。不明項目は「–」と表記しています。
1. 基本情報
- 企業名：富士紡ホールディングス株式会社
- 上場取引所：東証
- コード番号：3104
- URL：https://www.fujibo.co.jp/
- 代表者：取締役社長 井上 雅偉
- 問合せ先：取締役 佐々木 辰也（TEL 03-3665-7612）
- 決算短信提出日：2025年5月15日
- 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日
- 決算説明会：有（アナリスト・機関投資家向け、開催予定 2025/5/16、資料・録画は後日公開）
- 定時株主総会：2025年6月27日（予定）
- 配当支払開始予定日：2025年6月30日
- 有価証券報告書提出予定日：2025年6月25日
セグメント（報告セグメント）
- 研磨材事業：超精密加工用研磨材、不織布等の製造・販売
- 化学工業品事業：化学工業製品（機能性材料、医薬・農薬中間体等）の製造・販売
- 生活衣料事業：紡績糸、編物、機能性繊維等から衣料品までの製造・販売
- その他：自動車関連、化成品部門等
発行済株式等
- 期末発行済株式数（自己株式含む）：11,354,000株（2025/3/31）
- 期末自己株式数：10,733株
- 期中平均株式数（連結）：11,032,347株
- 時価総額：–（決算短信には記載なし）
2. 連結業績（2025年3月期：2024/4/1–2025/3/31）
（百万円、増減率は前期比）
– 売上高：42,912（+18.8%）
– 営業利益：6,476（+129.8%）
– 経常利益：6,675（+103.7%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：4,477（+111.4%）
– 包括利益：4,767（+70.7%）
主要指標（計算値）
– 営業利益率：6,476 / 42,912 = 15.1%
– 経常利益率：6,675 / 42,912 ≒ 15.6%
– 当期純利益率：4,477 / 42,912 ≒ 10.4%
– 1株当たり当期純利益：405.82円
– 1株当たり純資産：4,183.97円
– 自己資本比率：71.3%
– 総資産：66,608百万円
– 自己資本（期末）：47,459百万円
（注）ROE（当期純利益 / 平均自己資本）は決算短信で 9.8% と示されています。
3. 連結財政状態・キャッシュ・フロー
- 総資産：66,608百万円（前期 62,512）
- 純資産：47,460百万円（前期 43,973）
- 自己資本比率：71.3%（前期 70.3%）
- 流動資産：25,052百万円（現金預金 8,065、売掛金 9,823 等）
- 流動負債：12,499百万円（うち未払法人税等 1,863百万円）
キャッシュ・フロー（当期）
– 営業活動CF：+8,656百万円（前期 +4,987）
– 投資活動CF：△6,543百万円（主に固定資産取得：6,751百万円）
– 財務活動CF：△2,360百万円（借入返済・配当等）
– 期末現金及び現金同等物：8,048百万円（前期 8,245、差引 △197）
※投資による支出が拡大しており、設備投資が主因。
4. セグメント別（当期）
売上・セグメント利益（百万円）
– 研磨材事業：売上 19,307（+43.9%）、セグメント利益 4,729（大幅増）
– 背景：半導体市場（AI関連の需要）回復によりCMP向け等の受注増。
– 主要顧客（売上高）：住友商事ケミカル㈱ 8,229（研磨材に関する売上として記載）
– 化学工業品事業：売上 13,474（+7.6%）、セグメント利益 1,217（増益）
– 背景：電子材料市況の回復、受託製造の改善。
– 主要顧客：三井化学㈱ 5,874（化学工業品に関する売上として記載）
– 生活衣料事業：売上 6,967（+0.2%）、セグメント利益 586（△25.0%）
– 背景：国内販売は減少、海外販売は堅調だが原材料高・円安で粗利率低下。
– その他：売上 3,162（△1.8%）、セグメント損失 57（営業損失）
– 一部金型部門等で需要の停滞や開発端境期により厳しい状況。
セグメント投資
– 有形・無形固定資産の増加（全社）：6,057百万円（うち研磨材・化学で大きく実施）
5. 配当
- 2024年3月期：年間 110円（中間 55円、期末 55円）、連結配当性向 59.4%
- 2025年3月期（実績）：年間 130円（中間 60円、期末 70円）、配当金総額 1,474百万円、連結配当性向 32.0%、純資産配当率 3.2%
- 2026年3月期（会社予想）：年間 150円（中間 75円、期末 75円）
- 特別配当：今回の決算に特別配当は記載なし
6. 中長期計画との整合性
- 中期経営計画「増強21-25」（2021–2025）の４年目に該当。基本戦略は「事業ポートフォリオの改革」と「各事業の増強」。
- 当期は研磨材事業が想定どおり回復（AI・先端半導体需要）、化学工業品も回復基調、生活衣料は海外で堅調も国内が足かせ。
- 会社は次期（2026年3月期）も成長継続を前提に業績予想を提示しており、投資（設備投資）を継続。
7. 競合状況・市場動向（決算短信の記載に基づく要旨）
- 半導体関連（研磨材）：
- 2023年前半に底を打ち、2024年以降は緩やかな回復。生成AI普及によりHBM等メモリと最先端ロジック向け需要が増加。
- 当社はCMP向け等で受注増。
- 化学工業品：
- 電子材料市況の回復と在庫調整の一巡で需要回復。受託製造で改善。
- 生活衣料：
- 国内市場は厳しいが、海外（日本製高品質製品の評価）で需要好調。円安・原料高が利益を圧迫。
- 外部リスクとして、米国の関税政策変更、地政学リスク（中東・ウクライナ等）、為替（円安）、原材料価格上昇を挙げている。
（競合比較については決算短信に同業他社との数値比較の記載がないため、比較は省略）
8. 今後の見通し（会社予想：2026年3月期）
- 通期予想（2025/4/1–2026/3/31、百万円、対前期）
- 売上高：46,200（+7.7%）
- 営業利益：7,000（+8.1%）
- 経常利益：7,200（+7.9%）
- 親会社株主に帰属する当期純利益：4,700（+5.0%）
- 1株当たり当期純利益（予想）：414.34円
- 第2四半期累計予想（22,700百万円 等）も提示あり。
- 会社注記：米国関税政策の影響は業績予想には織り込んでいないが、今後の需要減退リスクに注視。
9. 主なリスク要因（決算短信記載の要旨）
- 世界経済・需要動向の変化（半導体・電子機器等の需要低下）
- 為替変動（円安等）による原材料・資材調達コスト上昇
- 地政学的不確実性（関税・貿易制限・国際紛争など）
- 主要顧客の需要動向（住友商事ケミカル、三井化学等への依存度）
- 技術・製品ごとの市況変動（特に研磨材・電子材料）
- 決算短信に記載されたその他リスク
10. 重要な注記・会計方針等
- 会計方針の変更：2022年改正の「法人税等に関する会計基準」を期首から適用（連結財務諸表への影響はなし）。
- 未適用会計基準：新リース会計基準（適用予定：2028年3月期の期首から）について評価中（影響額未確定）。
- 決算短信は監査（監査法人による監査）の対象外である旨の注記あり。
- その他：将来予想は現時点の情報に基づくものであり、様々な要因で実績と乖離する可能性がある旨の開示。
11. 補足・注目点（ファクト中心）
- 収益回復の主因は研磨材事業の需要増（AI・先端半導体需要）と、化学工業品の市況回復。
- 設備投資が増加（固定資産取得が拡大）、投資支出がキャッシュフローに反映。
- 財務安全性は高水準（自己資本比率 71.3%）。営業CFは大幅に改善。
- 配当は増加（年間130円→予想150円）とし、配当方針に対する明確な記載あり。
重要：本要約は提供資料に基づく事実整理です。投資判断や推奨は行いません。不明な点や追加で注目されたい項目（例：より詳しいセグメント内訳、主要顧客比率、設備投資内訳など）があれば指定ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3104 |
| 企業名 | 富士紡ホールディングス |
| URL | http://www.fujibo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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