2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

以下は、提供いただいた東洋紡株式会社(3101)2025年3月期 決算短信(連結)を元に、個人投資家向けに整理した要約(Markdown形式)です。投資助言は行いません。不明項目は「–」としています。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:東洋紡株式会社
    • 主要事業分野:フィルム、ライフサイエンス、環境・機能材、機能繊維・商事、不動産(賃貸等)
    • 代表者名:代表取締役社長 竹内 郁夫
    • コーポレートURL:https://www.toyobo.co.jp/ir/
    • 問合せ先:執行役員 コーポレートコミュニケーション部長 石丸 園子(TEL 06-6348-3044)
  • 報告概要
    • 決算短信発表日:2025年5月12日
    • 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日(2025年3月期)
    • 決算補足説明資料:作成有、決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
  • セグメント(報告セグメント)
    • フィルム:包装用フィルム、工業用フィルム(液晶偏光子保護フィルム“コスモシャインSRF”等)
    • ライフサイエンス:診断薬用酵素、医薬品、医用膜、医療機器等
    • 環境・機能材:エンジニアリングプラスチック、光機能材料、アクア膜、機能フィルター、高機能ファイバー、不織布等
    • 機能繊維・商事:エアバッグ用基布、機能衣料、衣料テキスタイル等
    • 不動産:不動産賃貸・管理等
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):89,048,792株(2025年3月期)
    • 期末自己株式数:876,140株
    • 期中平均株式数:88,149,665株
    • 時価総額:–(決算短信に株価情報なしのため省略)
  • 今後の予定(決算短信記載)
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月24日
    • 定時株主総会:2025年6月25日(予定)
    • 配当支払開始予定日:2025年6月26日
    • 決算説明資料:TDnetおよび同社ウェブサイトで開示
    • 重要事後事象:2025年4月25日取締役会で国内無担保普通社債(上限200億円)の包括決議(発行可能期間等の概要あり)

財務指標(要点)

※単位:百万円(注記のある箇所は原資料に準拠)
– 連結損益(2025年3月期)
– 売上高:422,032(+1.9%)
– 営業利益:16,653(+85.1%)
– 経常利益:10,591(+52.1%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:2,003(△18.4%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):22.73円
– 1株当たり純資産(BPS):2,215.11円
– 売上高営業利益率:約3.9%
– 総資産経常利益率:約1.7%
– 自己資本当期純利益率(ROEの類):1.0%
– 連結貸借対照表(主要)
– 総資産:617,799(前期606,990)
– 純資産:232,044(前期230,087)
– 自己資本比率:31.6%(前期32.5%)
– 有利子負債残高(参考):2,679(単位=100百万円表示表のため金額表記注意)→(決算短信の別表では2,679(単位:100百万円)となっているため、資料参照)
– D/Eレシオ:1.37倍
– インタレスト・カバレッジ・レシオ:14.2倍
– キャッシュ・フロー(連結)
– 営業活動CF:+30,118
– 投資活動CF:△46,386
– 主な支出:有形・無形固定資産の取得(約45,225等)
– 財務活動CF:+10,490
– 現金及び現金同等物 期末残高:27,427(前期33,310)
– その他の主要指標(資料記載)
– 自己資本比率推移:2021 37.8% → 2024 32.5% → 2025 31.6%
– 設備投資(連結):432(単位:億円表記の表あり=約43.2億円)/減価償却費:227(百万円表記では227億円)
– 研究開発費(連結):143(単位=億円表など、資料参照)

財務の解説(短信本文の要旨)

  • 売上高は増収(+1.9%)だが、営業利益・経常利益は改善(営業利益 +85.1%)した。主因は製品価格改定や生産体制の見直し等の施策により収益性が改善したこと、特にフィルム事業や包装用フィルム、不織布マテリアルなど要改善事業で改善策が効いたこと。
  • 一方、当期純利益は税負担の減少等で変動はあるが、親会社株主に帰属する当期純利益は前年より減少(法人税等調整の影響など)。
  • 総資産は設備投資の増加で増加。投資活動で大きく資金を支出したため期末現金は減少。
  • 財務面では長期借入金の増加等により有利子負債が増加。自己資本比率はやや低下。

配当

  • 2024年3月期(実績):期末 40円、年間 40円(中間なし)
  • 2025年3月期(実績):期末 40円、年間 40円(配当総額 3,527百万円、連結配当性向 176.0%(分母の当期純利益が低いため比率高))
  • 2026年3月期(会社予想):期末 40円、年間 40円(予想配当性向 78.4%)
  • 特別配当:なし(当期・次期ともに特別配当の記載なし)
  • 配当方針:安定配当を基本とし、総還元性向30%を目安(配当+自己株式取得を含めた還元を目標)

セグメント別情報(連結、2025年3月期)

  • セグメント売上高(外部顧客、百万円)
    • フィルム:166,842
    • ライフサイエンス:34,341
    • 環境・機能材:110,807
    • 機能繊維・商事:98,062
    • 不動産:4,147
    • その他:7,834
    • 合計(外部):422,032(連結)
  • セグメント営業利益(百万円)
    • フィルム:6,920(前年から増加。液晶偏光子保護フィルム等が堅調、価格改定などで収益性改善)
    • ライフサイエンス:2,010(前年から減少。生産能力増強費用や新工場立上げ費用の影響)
    • 環境・機能材:7,961(前年から増加。樹脂・ケミカル等で価格改定や販売拡大、不織布の収益改善)
    • 機能繊維・商事:539(前年は営業損失、構造改革や価格改定で黒字化)
    • 不動産:1,775(やや減少)
    • セグメント合計:19,206 → 全社調整後(△3,331)で営業利益16,653(連結)
  • セグメントのポイント(短信より)
    • フィルム:液晶偏光子保護フィルム“コスモシャインSRF”やセラミックコンデンサ用離型フィルムが需要拡大。包装用フィルムは価格改定等で収益改善。
    • ライフサイエンス:診断薬用原料酵素や人工腎臓用中空糸膜は堅調だが、投資や立上げ費用が利益を圧迫。医薬品受託はFDAのWarning Letter解除等で改善。
    • 環境・機能材:B C膜装置等環境ソリューション寄与。EV関連装置は出荷減の影響あり。不織布は生産体制見直しで改善。
    • 機能繊維:中東向け特化生地が好調、為替の追い風、構造改革進展。

中長期計画との整合性

  • 決算短信(今後の見通し)では、中長期での重点として下記を明記:
    • “コスモシャインSRF”の販売拡大継続
    • 包装用フィルムの収益性改善継続
    • セラミックコンデンサ用離型フィルム、診断薬用原料酵素、人工腎臓用中空糸膜など生産能力増強による販売拡大
  • 設備投資は継続(当期の設備投資額は約432億円表記[単位表示に注意]、有形・無形の取得が大きく反映)。短信では能力増強・新工場立上げ関連の投資が進行中で、計画と整合的に投資を実施している旨が示されている。

競合状況や市場動向(短信記載を要約)

  • 市場環境:米国は需要に弱含みの兆し、中国は不動産・消費の低迷が続く中で足踏み。国内は個人消費回復・設備投資拡大で緩やかに回復。
  • 競争優位性として短信で示されている点:
    • 一部製品(液晶偏光子保護フィルム、診断薬用酵素、人工腎臓用中空糸膜など)で堅調な需要が継続しており、これらの製品の拡大を成長の柱と位置付け。
  • 競合他社比較:短信内に同行他社との定量比較は記載なし(相対的な位置づけの詳細は別途IR資料や業界データ参照が必要)。

今後の見通し(会社予想・リスク)

  • 2026年3月期(会社予想:2025/4/1〜2026/3/31)
    • 売上高:440,000(+4.3%)
    • 営業利益:21,000(+26.1%)
    • 経常利益:15,500(+46.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:4,500(+124.6%)
    • 1株当たり当期純利益(予想EPS):51.05円
  • 主要リスク(短信記載・関連項目より)
    • マクロ経済・貿易政策の不確実性(米国の通商政策変化等)
    • 為替変動、原燃料価格・物流費の変動
    • EV市場の動向(関連部材の需要変動)
    • 新工場立上げや能力増強に伴う費用・生産性の一時低下
    • 規制・品質関連(過去のFDA Warning Letterの事例等)
  • 重要な注記:業績予想は当社の前提に基づくもので、実績は様々な要因で変動する可能性あり(短信の注意書き参照)。

重要な注記(会計・その他)

  • 連結範囲の重要な変更:なし
  • 会計方針の変更・見積り変更・修正表示:なし
  • 監査:決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外(原文記載)
  • 重要な後発事象:2025年4月25日に国内無担保普通社債(上限2,000,000千円=200億円)の発行について包括決議(発行条件等の概要記載)。資金使途は借入金返済、社債償還、有価証券取得(M&A含む)、運転資金、設備資金等。

参考(主要数値の抜粋・単位:百万円)

  • 売上高:422,032
  • 営業利益:16,653
  • 経常利益:10,591
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,003
  • 総資産:617,799
  • 純資産:232,044
  • 営業CF:30,118 / 投資CF:△46,386 / 財務CF:10,490 / 現金期末:27,427
  • 期末発行済株式数:89,048,792株
  • 期末自己株式数:876,140株
  • 1株当たり当期純利益(EPS):22.73円
  • 1株当たり純資産(BPS):2,215.11円
  • 期末配当(2025年3月期):期末 40円、年間 40円

不明点や追加で抽出したい項目(例:部門別マンガン数値、地域別売上、詳細CF内訳、時価総額の算出等)があれば、該当ページや要望をお知らせください。必要に応じて表形式での整理も対応します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3101
企業名 東洋紡
URL http://www.toyobo.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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