2026年3月期 第1四半期 決算説明会プレゼンテーション資料
HOYA株式会社 — FY25 Q1 決算説明(資料:2025年8月1日)
※出典:HOYA Corporation FY25 Q1 決算説明資料(2025/08/01)。不明項目は「–」で記載しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:HOYA株式会社
- 主要事業分野:ライフケア(メガネレンズ、コンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨ほか)/情報・通信(LSI用ブランクス、FPD、HDD基板、映像向け光学)
- 説明会情報
- 開催日時(資料日):2025年8月1日(資料)
- 説明者
- 発言概要(資料の主要メッセージ)
- 円高が逆風の中でも増収を確保(為替差を除くCCベースで増収)。
- ライフケア事業は前年同期のITインシデントの反動等で利益が大幅増、通常営業利益は過去最高更新。
- 情報・通信事業はLSI/映像の堅調で増収、利益率は高水準。
- 報告期間
- 対象会計期間:FY25 Q1(2025年4月〜6月)
- 決算説明資料日:2025年8月1日
- セグメント(主な区分と概要)
- ライフケア事業:メガネレンズ、コンタクトレンズ(EyeCity等の小売展開)、内視鏡、眼内レンズ(IOL)、人工骨・クロマトグラフィー担体等。
- 情報・通信事業:LSI向け(EUV/DUVブランクス)、FPD(フレキシブルOLED向け等)、HDD基板、映像(交換レンズ、光学材料、CUPO等)。
業績サマリー(FY25 Q1)
- 主要指標(連結)
- 売上収益:2,204億円(+3% YoY、Constant Currency(CC)ベース +8%)
- 「通常の営業活動からの利益」(資料の指標):662億円(+13% YoY、CC +18%)
- 税前利益:674億円(+5% YoY、CC +10%)
- 当期(四半期)利益:514億円(資料の四半期利益値)※ガイダンス表による値
- 為替レート想定(資料で提示):USD 143.75円、EUR 165.13円(2025年8月時点の実勢レート)
- ROIC(税引後営業利益 / 投下資本):19.9%
- 進捗状況(中期計画/年度目標に対する達成率):–(資料に年度目標達成率の明示なし)
- セグメント別(FY25 Q1・主要数値)
- ライフケア事業
- 売上収益:137.2(十億円)=1,372億円(FY25 Q1)
- 通常の営業活動からの利益:24.3(十億円)=243億円(FY25 Q1)
- 売上成長率:+2%(YoY、CC +6%)
- 利益動向:前年同期のITインシデントによる一時費用の反動で通常営業利益が大幅増(+39% YoY、CC +44%)
- 情報・通信事業
- 売上収益:82.2(十億円)=822億円(FY25 Q1)
- 通常の営業活動からの利益:約42.8〜43.5(十億円)=428〜435億円(資料の表示に若干の差あり)
- 売上成長率:+6%(YoY、CC +12%)
- 利益動向:能力増強に伴う償却増も、映像や製品MIX改善で高水準の利益率(利益率はベンチマーク超過の水準)。
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト/トピックス)
- 連結では円高が逆風となる中、CCベースで増収を確保。通常営業利益はライフケアの反動増等で過去最高を更新。
- ライフケア:メガネレンズが堅調、MiYOSMART(近視抑制レンズ)がフランスで保険償還開始、コンタクト(EyeCity)は新規出店・M&Aで顧客基盤拡大。眼内レンズは欧州での新基幹システム導入時のトラブルが一時的に供給に影響したが解消済。
- 情報・通信:LSI向け(EUV/DUV)と映像(CUPO、自動運転向け)需要が高水準。HDD基板は円高影響で減収だがCCベースでは増収。
- 増減要因(主な寄与)
- 為替(円高)によるマイナス影響がある一方、製品需要や前期の一時要因(ITインシデント)の反動で増益。
- ライフケア:メガネレンズ大型チェーンでの販売好調、MiYOSMARTの保険償還/臨床データ公表の追い風。眼内レンズではシステム導入トラブルの影響(解消)。人工骨領域はバイオ医薬品需要低迷や在庫調整で減収。
- 情報・通信:AI/HPC向け半導体の活況でEUVブランクス需要安定、FPD向け需要増、映像向けCUPO急増。HDD基板は最終実需は強く、為替除くと増収。
- 競争環境
- HDD基板:ガラス基板の市場シェア拡大が想定され、HOYAはニアライン向けでシェア拡大を見込む(資料ではCAGR 10%超の販売増見通し)。
- EUVブランクス:微細化トレンドの継続により需要は安定的と見込まれる(パッケージングとの共存を想定)。
- スマートグラス:HOYAは本体製造は行わないが、光学部品やカメラレンズ等で参画し製品開発を進めている。競合との直接比較は資料に詳細記載なし。
- リスク要因(業績影響の外部要因)
- 為替変動(円高の影響を指摘)
- 関税(米国関税:Q1は価格転嫁でほぼ吸収したが最終的な関税率は不透明)
- 規制・医療関連制度(中国のNVBP等が眼内レンズ価格に影響)
- サプライチェーンや新システム導入時の運用リスク(眼内レンズの供給遅延など)
- 市場需要変動(バイオ医薬品分野の需要変動、デジカメ市場の地域別変動等)
戦略と施策
- 現在の戦略(中期方針・注力領域)
- ライフケア:製品ライン強化(MiYOSMART、ATIOL等)、小売チャネル拡大(EyeCityの出店・M&A)、グローバル販売強化。
- 情報・通信:EUV/DUVブランクスの技術開発・量産態勢強化、FPDや映像分野(CUPO、自動車向け)など新用途の拡大、HDD基板の量産能力整備。
- 新領域:スマートグラスにおいては、光学材料・基板・カメラレンズ等のサプライヤーとしてプレゼンス確立を目指す。
- 進行中の施策(具体例・進捗)
- MiYOSMART:フランスでの公的保険償還開始、8年臨床データ発表。AI搭載レンズセンタリングシステム「visuReal MoveAI Kids」を発表。
- M&A:2025年6月にカナダの眼鏡レンズ・ディストリビューター(Centennial Optical)を買収。
- 生産体制:中国工場でのFPD/フレキシブルOLED対応の製造体制立ち上げ、HDD向け量産体制の整備。
- セグメント別施策と成果
- ライフケア(メガネレンズ):大型チェーンでの販売強化、保険償還などフォローで拡販。
- ライフケア(コンタクト):PB商品導入・定期便等で顧客リテンション向上、Q1に4店舗出店。
- 情報・通信(LSI):EUVブランクスの開発・顧客評価推進。
- 情報・通信(映像):CUPOや車載用途向けに新製品投入・量産体制構築。
将来予測と見通し
- 次期ガイダンス(資料の四半期見通し)
- FY25 Q2(会社見通し・億円ベース)
- 売上収益:2,236億円(YoY +4%、QoQ +1%)
- 税前利益:676億円(YoY +8%)
- 四半期利益:526億円(QoQ +2%)
- FY25 H1 実績見通し(累計)
- 売上収益:4,440億円(FY24 H1:4,284 → +4%)
- 税前利益:1,350億円(FY24 H1:1,270 → +6%)
- 当期利益:1,040億円(FY24 H1:1,000 → +4%)
- 為替前提:資料は2025年8月時点の実勢レートを前提とする旨記載。
- 中長期計画の進捗と見通し
- 資料では中期計画の数値目標の詳細は本スライドに記載なしが、各成長分野(EUV、映像CUPO、メガネレンズMiYOSMART、HDDガラス基板)での需要拡大を見込んでいる旨を示す。達成可能性は市場動向・為替・規制次第。
- マクロ要因の影響
- 為替(円高・円安)、米国関税、国別医療制度(例:フランスの保険償還、中国のNVBP)、半導体・HDD市場の需要動向が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針(資料)
- 2025年5月に「配当性向40%の累進配当方針」を発表。以降はこの方針に沿った配当政策を掲示。
- 配当実績(中間/期末/年間の数値):–(資料に具体的な中間/期末金額の記載なし)
- 特別配当:資料上の記載なし(なしと解釈)
※詳細は決算短信等で確認してください。
製品・サービス(主なもの)
- ライフケア(主要製品・サービス)
- メガネレンズ:MiYOSMART(近視抑制レンズ、フランスで保険償還開始)等。
- コンタクトレンズ:EyeCity店舗網、PB商品、定期便サービス。
- 内視鏡・手術器具:欧州市場で堅調。
- 眼内レンズ(IOL):Vivinex™、multiSert™ 等(欧州でのシステム導入トラブルは解消)。
- 人工骨・クロマトグラフィー担体:バイオ医薬品市場の需要変動の影響あり。
- 情報・通信(主要製品・サービス)
- LSI用ブランクス:EUV/DUVブランクス(3nm 等先端ノード向け)。
- FPD材料:フレキシブルOLED向け素材(G8.6等)。
- HDD基板:ガラス基板(ニアライン向け)、HAMR/多枚数化対応。
- 映像関連:光学レンズ、CUPO(偏光ガラス)、車載カメラ向け光学部品、デジカメ交換レンズ。
- 協業・提携・M&A
- 2025年6月:カナダのメガネレンズ・ディストリビューター(Centennial Optical)を買収。
- スマートグラス関連で複数のテック企業と光学材料/基板の共同開発を推進中。
重要な注記(会計・その他)
- 会計方針:国際会計基準(IFRS)を適用。会計年度は2025年4月〜2026年3月(FY25表記)。
- 表記・四捨五入の注意:億円未満は四捨五入のため合計と一致しない場合あり。%は実額ベースで算出。
- 「通常の営業活動からの利益」の定義:税引前四半期利益から金融収益・費用、持分法損益、為替差損益、非経常的損益等を除いた参考値(資料注記)。
- 将来見通しの免責:資料に記載の将来予測は経営者の想定に基づくものであり、為替・市場・規制等の変化により実際の結果は異なる場合がある旨の表示あり。
- その他の告知:資料中に主要イベントの記載(2025年5月:配当方針発表、MiYOSMART臨床データ・新製品発表等/6月:買収、EUV映像公開/7月:MiYOSMARTフランス保険償還等)。
参考:
– 資料中の表記・定義に基づき要約。詳細な財務数値は決算短信・補足資料を参照してください(資料冒頭にIRページの案内あり)。
– 本まとめは資料の記載内容を整理したものであり、投資助言・推奨を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7741 |
企業名 | HOYA |
URL | http://www.hoya.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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