2025年6月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

以下は、提供いただいた「株式会社メルカリ(4385) 2025年6月期 決算短信(IFRS・連結)」に基づく整理(Markdown形式)です。投資助言は行わず、決算短信の記載事項を中心に事実ベースでまとめています。不明な項目は「–」としています。

基本情報

  • 企業名:株式会社メルカリ(Mercari, Inc.)
  • 主要事業分野:フリマアプリ等のマーケットプレイス運営(日本・米国)、決済・金融サービス(Fintech)、その他(スポーツビジネス等)
  • 代表者:代表執行役 CEO(社長) 山田 進太郎
  • 連絡先(CFO):執行役 SVP of Corporate 兼 CFO 江田 清香/TEL 03-6804-6907
  • URL:https://about.mercari.com/
報告概要
  • 提出日:2025年8月5日
  • 対象会計期間:2024年7月1日~2025年6月30日(2025年6月期)
  • 決算補足説明資料:作成あり
  • 決算説明会:実施あり(機関投資家・証券アナリスト向け)
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年9月24日
今後の予定(開示されているもの)
  • 定時株主総会予定日:2025年9月25日
  • 有価証券報告書提出予定:2025年9月24日
  • 決算説明会(当期実施済み)/補足資料:あり
  • その他IRイベント:–(詳細未記載)

セグメント

  • 報告セグメント(会社の区分)
    • Japan Region:日本国内のMarketplace(「メルカリ」)およびFintech(「メルペイ」等)
    • Marketplace(国内フリマアプリ運営)
    • Fintech(国内の決済・金融、暗号資産関連)
    • US:米国でのフリマアプリ運営(Mercari)
    • その他:報告セグメントに含まれない事業(スポーツビジネス等)

発行済株式

  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):164,548,524株(2025年6月期)
  • 期末自己株式数:287株
  • 期中平均株式数(連結、加重平均):164,189,575株(2025年6月期)
  • 時価総額:–(株価情報は開示資料に含まれていないため省略)

財務指標(要点)

(単位:百万円、%は前年同期比等)

連結業績(2025年6月期)
  • 売上収益:192,633(+2.8%)
  • コア営業利益:27,574(+46.1%)
  • 営業利益:27,840(+59.2%)
  • 税引前利益:29,120(+62.8%)
  • 当期(親会社所有者帰属)当期利益:26,114(+94.0%)
  • 当期包括利益合計:26,153(+75.4%)
  • 基本的1株当たり当期利益(EPS):159.05円(前期82.48円)
  • 希薄化後1株当たり当期利益:154.85円
主要貸借対照表(連結・期末 2025/6/30)
  • 資産合計:543,763(前期 501,773)
    • 流動資産合計:420,241(主な増加:営業債権等)
    • 非流動資産合計:123,522(主な増加:その他の金融資産、使用権資産等)
  • 負債合計:444,122(前期 429,627)
    • 流動負債:319,511
    • 非流動負債:124,610
  • 資本(資本合計):99,640(前期 72,145)
    • 親会社の所有者に帰属する持分(親等):99,269
キャッシュ・フロー(連結)
  • 営業活動によるCF:△11,949(使用。前期は△43,337)
    • 主因:税引前利益は増加したが、営業債権の増加等でキャッシュは使用
  • 投資活動によるCF:△31,364(主に投資有価証券取得 30,454)
  • 財務活動によるCF:504(主に借入関連の増減の差)
  • 現金及び現金同等物期末残高:147,028(前期 191,998。期中新たな投資有価証券取得等で減少)
配当
  • 2025年6月期:中間・期末ともに 0.00円(無配)
  • 2026年6月期(予想):0.00円(無配予定)
  • 配当性向:–(配当無しのため)

収益性・財務安全性・効率性(抜粋・算出)

  • 売上高営業利益率(コア営業利益率):27,574 / 192,633 = 約14.3%(前期 10.1% → 上昇)
  • 総資産回転率(売上収益 / 総資産):192,633 / 543,763 = 約0.35回(前期 約0.37回 → 若干低下)
  • 自己資本比率(資本合計 / 総資産):99,640 / 543,763 = 18.3%(開示値)
  • 負債比率(負債合計 / 資本合計):444,122 / 99,640 ≒ 4.46倍(約446%)(負債/資本の比率)
  • 流動比率(流動資産 / 流動負債):420,241 / 319,511 ≒ 1.32(約132%)

(注)各指標は連結ベース。計算は四捨五入の概算。

セグメント別(連結)ハイライト(2025年6月期)

  • Japan Region(国内)
    • 売上収益:149,807(前年:138,108 → +8.5%)
    • セグメント利益:34,860(前年:30,649 → +13.7%)
    • 内訳(主な)
    • Marketplace(国内):売上収益 111,200
    • Fintech(国内・メルペイ等):売上収益 38,597
    • 特記事項:MarketplaceはGMV(調整後)= 11,209億円(+4%)を確保。Fintechは債権残高の積み上がりにより高成長(売上収益38,597、コア営業利益45億円)。
    • Fintech債権残高(期末):2,481億円。債権回収率(11か月ベース):99.3%。
  • US
    • 売上収益:36,418(前年:43,653 → △16.6%)
    • セグメント利益:737(前年:△5,293 → 黒字化)
    • 特記事項:下期よりコア体験強化と手数料モデル変更を実施。第4四半期でGMV成長率に改善の兆し。米国GMV:728百万米ドル(累計、月次平均為替換算で1,091億円相当)
  • その他:売上 6,416、セグメント利益 385(スポーツ等含む、主に国内)
  • セグメント合計:セグメント利益合計 35,597 → 連結調整後 営業利益 27,840(調整額・全社費用等で差)

財務の解説(決算短信記載のポイント)

  • トップラインはMarketplaceやUSの成長鈍化で連結売上収益は192,633百万円(+2.8%)に留まる一方、コア営業利益は想定上限を上回り27,574百万円に達し高収益性を確保。
  • Marketplace:AI/LLM活用のUI/UX改善や越境取引・BtoCの伸長、「メルカリ ハロ」等の取り組みでGMVは増加。ハロは投資を行いながらも高い調整後コア営業利益率(38%)を維持。
  • Fintech:定額払い等の伸長で売上高成長が続き、債権残高の増加と高い債権回収率により収益化が進展。
  • US:収益性重視へ転換し、マーケティング効率化や固定費見直しで通期黒字化を達成。GMVは下期の改善兆候あり。
  • キャッシュ面:営業CFは改善(使用額縮小)したが、投資有価証券取得等で投資CFは大幅な使用。現金は前年末比で減少(約449.69億円減)。

中長期計画との整合性

  • 会社は「増益を伴うトップラインの成長」を基本方針としており、通期の目標(当連結会計年度に掲げていた)売上収益200,000~210,000百万円、コア営業利益22,000~25,000百万円に対し、コア営業利益は上振れ(27,574百万円)。次期(2026年6月期)見通しとしては売上200,000~210,000百万円、コア営業利益28,000~32,000百万円を想定。
  • 決算短信では、Marketplaceの収益性維持とFintechの増益移行、USの黒字継続・成長軌道復帰が中期戦略の主要項目として位置付けられている。

競合状況・市場動向(決算短信に記載の事実ベース)

  • Marketplace:国内CtoC市場でAI等のプロダクト改善、越境・BtoC領域や新サービス(メルカリ ハロ)で成長を目指す旨を表明。
  • Fintech:与信・債権管理(AI与信)の強化により、債権残高の拡大と高い回収率を実現。
  • US:収益化(ユニットエコノミクス重視)へシフトし、成長再開を目指す。
  • なお、決算短信では同業比較の具体数値(同業他社との直接比較)は開示されていないため、相対的な位置付けは明示されていません。

今後の見通し(2026年6月期:会社予想)

  • 連結売上収益:200,000~210,000百万円(前年比 +3.8%~+9.0%)
  • 連結コア営業利益:28,000~32,000百万円(前年比 +1.5%~+16.1%)
  • 配当予想:0.00円(無配想定)

リスク要因(決算短信から明示/示唆される点)

  • 市場・地域別の成長鈍化(例:MarketplaceやUSの成長鈍化)
  • 不正利用等の顧客心理への影響(決算短信において不正利用発生→影響を最小化した旨の記載あり)
  • 与信・延滞リスク(Fintechの債権残高拡大に伴うリスク。ただし回収率は高水準)
  • 為替変動(US事業での収益は為替影響を受ける可能性)
  • 規制・法令リスク(Fintech・暗号資産関連事業は法規制の影響を受ける可能性)

(注)上記は決算短信の内容や同社事業の性質から示唆される一般的要因。詳細は有価証券報告書等のリスク記載を参照してください。

重要な注記(会計・開示関連)

  • 連結範囲の変更:期中の重要な変更なし
  • 会計方針の変更:IFRS適用等に関する変更なし(会計方針・見積りの変更なし)
  • 決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外である旨の注記あり
  • 重要な後発事象:連結子会社メルペイが保有国債を担保に供託(2025年7月10日付)―担保提供額:30,000百万円(資金決済に関する法律に基づく発行保証金として法務局へ供託)

要点まとめ(箇条書き)

  • 売上は小幅増(+2.8%)にとどまる一方、コア営業利益・営業利益・純利益は大幅増(それぞれ約+46%・+59%・+94%)で収益性が大幅改善。
  • Japan Region(国内)の売上・利益が増加。Fintechの債権残高拡大と高回収率で収益化が進む。USは通期で黒字化(セグメント利益737百万円)し、下期に成長兆候あり。
  • キャッシュは期末で約1,470億円(現金同等物)に減少。投資有価証券取得等で投資CFが大幅な流出。
  • 配当は今期も無配(0円)で、来期予想も無配。

(注)本要約は提供された決算短信の記載事項に基づく整理です。投資判断や助言は含めていません。原資料の全文・有価証券報告書等を参照のうえご確認ください。必要であれば、特定項目(セグメント詳細、キャッシュフローの内訳、特定比率の追加算出など)をさらに詳しく整理します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4385
企業名 メルカリ
URL https://about.mercari.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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