決算短信：栗本鐵工所（5602）

2025年３月期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信（要約）

対象資料：株式会社栗本鐵工所　2025年3月期 決算短信（連結）／提出日：2025年5月14日
注意：以下は提供資料に基づく要約です。投資助言は行いません。不明項目は「–」としています。

基本情報

• 企業名：株式会社栗本鐵工所（証券コード 5602）
• 主要事業分野：ライフライン事業、機械システム事業、産業建設資材事業（製造・販売、付帯工事等）
• 代表者：代表取締役社長 菊本 一高
• 問合せ先：執行役員総合企画室長 大野 博史（TEL: 06-6538-7719）
• 本社URL：https://corp.kurimoto.co.jp
• 決算短信提出日：2025年5月14日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（連結）
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け、2025年6月3日予定）
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月25日
• 定時株主総会予定日：2025年6月26日
• 配当支払開始予定日：2025年6月27日

セグメント（報告セグメント）

• ライフライン事業：ダクタイル鉄管・付属品、各種調整弁の生産・販売・付帯工事
• 機械システム事業：産業機械（粉体機器・プレス等）、特殊鋳鉄・鋳鋼、プラントエンジニアリング等
• 産業建設資材事業：各種ダクト、FRP管、合成樹脂成型品等の生産・販売・付帯工事

（注）第1四半期より三協機械株式会社を連結に追加（機械システム事業に寄与）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：12,798,490株（2025年3月期末）
• 期末自己株式数：671,329株（2025年3月期末）
• 期中平均株式数：12,126,204株（2025年3月期）
• 時価総額：–（期末株価未提示のため省略）

主要業績（連結：2025年3月期実績／対前期）

（単位：百万円、％は対前期増減率）
– 売上高：126,669（+0.6%）
– 営業利益：7,930（+6.3%）
– 経常利益：8,477（+8.5%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：6,905（+26.2%）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：569.50円（前期452.11円）
– 1株当たり純資産（BPS）：7,231.05円（前期6,743.68円）
– 包括利益：8,781百万円（△25.0%）

参考（連結損益計算書の要点）
– 売上総利益：33,282
– 販管費等：25,352
– 特別利益：1,214（有価証券売却益・事業譲渡益等含む）
– 税引前当期純利益：9,602
– 法人税等合計：2,579

財政状態（連結：2025年3月31日）

• 総資産：151,538百万円（前期151,176）
• 純資産（株主資本含む）：88,678百万円（前期82,730）
• 自己資本比率：57.9%（前期54.1%）
• 自己資本（参考）：87,692百万円（連結での親会社株主に係る部分）

資産構成の主な変動：
– 流動資産合計：92,901（前期94,987） — 現金預金減少、棚卸資産増加等
– 固定資産合計：58,636（前期56,189） — 有形固定資産・投資有価証券増

負債：
– 負債合計：62,859（前期68,446） — 流動負債は減少したが短期借入金は増加（後述）

キャッシュ・フロー（連結：2025年3月期）

• 営業活動CF：△2,338百万円（前期 +10,278） — 主因：下請法運用変更に伴う支払サイトの見直しで仕入債務が減少等
• 投資活動CF：△3,574百万円（前期 △2,690） — 有形固定資産取得、投資有価証券取得等
• 財務活動CF：+2,189百万円（前期 △8,604） — 短期借入金の増加、配当支払等
• 現金及び現金同等物期末残高：15,663百万円（前期19,306）

キャッシュフロー関連指標（資料記載）
– 自己資本比率：57.9%
– 時価ベース自己資本比率：38.5%
– キャッシュ・フロー対有利子負債比率：△8.3年
– インタレスト・カバレッジ・レシオ：△10.0倍

（注）上記指標は資料記載値に基づく。算定方法等は資料参照。

セグメント別実績（連結：2025年3月期）

（単位：百万円）
– ライフライン事業
– 売上高：62,206（前期64,439、△2,233）
– セグメント営業利益：4,029（前期4,494、△465）
– コメント：バルブ部門は増、パイプ部門でグループ会社売上減等により減収
– 機械システム事業
– 売上高：30,959（前期29,144、+1,814）
– セグメント営業利益：1,747（前期1,491、+255）
– コメント：プレス機器メンテナンスやプラント案件増、三協機械（連結化）による寄与
– 産業建設資材事業
– 売上高：33,504（前期32,340、+1,163）
– セグメント営業利益：2,585（前期2,255、+329）
– コメント：化成品、建材部門でグループ会社の増収等
– セグメント計（連結）
– 合計売上高：126,669、合計営業利益：7,930

その他：
– 機械システム事業で三協機械取得に伴いのれん262百万円計上

配当

• 2025年3月期（実績）
  • 中間配当：104円
  • 期末配当：181円
  • 年間合計：285円（連結配当性向 50.0%）
  • 配当総額：3,463百万円
• 2026年3月期（会社予想）
  • 中間：144円、期末：144円、年間：288円、配当性向予想：50.0%
• 特別配当：今回（2025年3月期）に関する特別配当の表示はなし（特別配当は無）

中長期計画との整合性（会社説明の要旨）

• 中期3カ年経営計画（2024～2026年度）を「変革成長準備期間」と位置付け
  • ① 安定収益事業の収益力強化と成長牽引事業への積極投資（成長推進）
  • ② 資本コストや株価を意識した経営の実現
  • ③ サステナビリティ経営の継続
• 次期見通しは、公共工事分野で概ね前年度並み需要見込みだが、民需（機械システム）で一部受注延期の影響を見込み、2026年3月期通期の業績予想は売上125,000百万円、営業利益7,500百万円としている。

進捗評価については資料内の記載を要参照（進捗率等の具体数値は資料に限定的提示）。

今後の見通し（連結会社予想：2026年3月期）

• 第2四半期累計（予想）
  • 売上高：59,000（+0.2%）
  • 営業利益：2,500（△15.8%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：2,100（△16.1%）
  • EPS（第2四半期累計ベース）：173.11円
• 通期（予想）
  • 売上高：125,000（△1.3%）
  • 営業利益：7,500（△5.4%）
  • 経常利益：7,400（△12.7%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：7,000（+1.4%）
  • EPS（予想）：576.98円

リスク要因（資料記載の主要点）

• 国内公共事業関連：資機材・労務費等の物価上昇影響
• 民需（機械システム等）：顧客都合による受注の見送り・延期による売上変動
• 為替・原材料価格、国際情勢の不確実性等が業績に影響する可能性（一般的留意事項）

（詳細なリスク説明は決算短信の「今後の見通し」および有価証券報告書参照）

重要な注記・会計方針等

• 連結範囲の重要な変更：三協機械株式会社を新規連結（第1四半期より）
• 会計方針の変更：企業会計基準（法人税等）2022年改正基準を期首より適用（連結財務諸表への影響はなし）
• 決算短信は監査（公認会計士・監査法人）の対象外である旨の注記あり
• 決算発表後の重要事後事象：2025年4月30日、太陽生命保険・りそな銀行より固定金利の借入8,000百万円（5年、無担保・無保証）を実行（成長投資・金利分散目的）

競合状況・市場動向（資料に基づく記載）

• 資料内では同業他社との定量比較や市場シェアの明示はなし（→ 情報なし＝–）
• 記載内容からの要点：公共向け（官需）では前年度並みの需要見込み、民需は案件のタイミング変動の影響あり

補足（参考）

• 営業活動によるCFがマイナスに転じた主因として、下請法運用ルール改正に伴う支払サイト変更（仕入債務の減少）が挙げられている点は、短期的なキャッシュフローに影響を与えている旨が明記されています。
• 当期は投資有価証券売却益や事業譲渡益が発生し、特別利益が計上されていることが当期純利益増加に寄与しています。
• 財務面では短期借入金の増加が見られ、期末現金は前期比で減少しています。さらに後発事象としての借入（8,000百万円）実行があるため、2026年にかけた資金調達・投資計画に注意が必要です。

不明・未記載事項

重要：本要約は提供された決算短信に基づく整理です。投資判断はご自身の判断で行ってください。参考情報として原資料（決算短信・補足資料・決算説明会資料）を合わせてご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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