2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信サマリ(Markdown形式)

対象資料:株式会社紀文食品 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)
提出日:2025年8月12日
対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(第1四半期)

基本情報
  • 企業名:株式会社紀文食品(証券コード 2933)

URL: https://www.kibun.co.jp
– 主要事業分野:
– 国内食品事業(製造・販売:スリミ製品、惣菜、玉子加工品等)
– 海外食品事業(海外での製造・販売)
– 食品関連事業(物流・運送ほか)
– 代表者:代表取締役社長 堤 裕
– 問合せ先:取締役兼常務執行役員グループ統括室 上野 勝 TEL 03-6891-2600
– 連結範囲の変更:2025年4月1日付で完全子会社(株)紀文西日本を吸収合併(除外 1社)
– その他:会計基準改正に伴う会計方針変更の記載あり(詳細は決算短信参照)

報告概要
  • 提出日:2025年8月12日
  • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期第1四半期連結累計期間)
  • 決算説明会/補足資料:該当欄の記載なし(資料参照)
  • 次回開示予定(記載なしのため省略):決算発表(通期予定日等)/株主総会/IRイベント等は–(不明)
セグメント
  • 国内食品事業:国内での食品製造・販売(スリミ製品、惣菜、玉子加工品等)
  • 海外食品事業:海外での食品製造・販売(米国・中国等)
  • 食品関連事業:物流・運送等の関連事業(国内物流が中心)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):22,829,781株(2026年3月期1Q末)
  • 期末自己株式数:106株(2026年3月期1Q末)
  • 期中平均株式数(四半期累計):22,829,683株(当第1四半期)
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • その他:株式関連の注記事項は特記なし

財務指標(要点)

単位の表記:金額は基本的に百万円(決算短信表記)で示します。

1) 四半期経営成績(2025/4/1〜2025/6/30、連結)
  • 売上高:24,874百万円(前年同期比 +7.6%)
  • 営業利益:359百万円(前年同期比 △20.3%)
  • 経常利益:189百万円(前年同期比 △58.8%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:48百万円(前年同期比 △79.2%)
  • 1株当たり四半期純利益(EPS):2.11円
  • 包括利益:△270百万円(前年同期は356百万円)

※通期業績予想(据え置き)
– 通期売上高予想:115,626百万円(+6.2%)
– 通期営業利益予想:5,020百万円(+11.2%)
– 通期経常利益予想:4,450百万円(+6.2%)
– 通期親会社株主に帰属する当期純利益予想:3,000百万円(+15.9%)
– 通期1株当たり当期純利益予想:131.41円

2) 連結財政状態(要点、2025/6/30)
  • 総資産:70,359百万円(前期末 72,406百万円 → △2,047百万円)
  • 純資産:20,496百万円(前期末 21,268百万円 → △771百万円)
  • 自己資本比率:28.4%(前期末 28.7%)
  • 主な内訳(比較)
    • 現金及び預金:5,848百万円(前期末 8,799百万円)
    • 受取手形・売掛金等:10,663百万円(前期末 10,915百万円)
    • 商品・製品:8,525百万円(前期末 8,029百万円)
    • 流動負債:26,321百万円(前期末 26,090百万円)
    • 固定負債:23,542百万円(前期末 25,049百万円)
    • 短期借入金:4,123百万円(前期末 3,064百万円)
    • 長期借入金(期末残高):10,797百万円(前期末 12,004百万円)
3) キャッシュフロー
  • 第1四半期の連結キャッシュフロー計算書は添付されていない(作成していない旨記載)
  • 減価償却費(第1四半期累計):490,618千円(約490.6百万円)

収益性・安全性・効率性(計算は四半期数値ベース)

  • 売上総利益率(Gross margin)= 売上総利益 / 売上高 ≒ 5,180.9 / 24,874.7 ≒ 20.8%
  • 営業利益率 = 営業利益 / 売上高 ≒ 359.9 / 24,874.7 ≒ 1.45%
  • 総資産回転率(売上高 / 総資産)≒ 24,874.7 / 70,359.3 ≒ 0.35
  • 流動比率(流動資産 / 流動負債)≒ 28,931.0 / 26,321.5 ≒ 1.10(約110%)
  • 負債比率(負債合計 / 純資産)≒ 49,863.1 / 20,496.3 ≒ 2.43(約243%)

(注)各比率は四半期末時点の数値を用いた簡易計算値です。年率換算等はしていません。

セグメント別(第1四半期:2025/4–6)

売上構成(外部顧客への売上高)
– 国内食品事業:16,734百万円(全体に対する割合 約67.3%)、前年同期比 +7.4%
– セグメント損益:△251百万円(前年同期は +7百万円 → 減益)
– 概要:スリミ製品(はんぺん、カニカマ等)・中華惣菜が金額・数量とも増加。原材料(冷凍すり身)価格上昇で減益。秋冬商戦からの価格改定を予定。
– 減損損失:当期に固定資産の減損損失 10,376千円計上
– 海外食品事業:2,994百万円(約12.0%)、前年同期比 +9.9%
– セグメント利益:262百万円(前年同期 207百万円 → +26.2%)
– 概要:米国・中国で改善。付加価値の高いカニカマ等の販売増が寄与。
– 食品関連事業(物流等):5,146百万円(約20.7%)、前年同期比 +7.2%
– セグメント利益:225百万円(前年同期 116百万円 → +94.0%)
– 概要:新規顧客獲得やインバウンド回復、効率化(自働化、積載率向上)による増収増益。燃料費・人件費等のコスト上昇に対応して価格改定を実施。

セグメント合計(調整後)
– セグメント合計利益(調整後)=236百万円、営業利益計上額 359百万円(調整項目 123百万円は主にセグメント間取引消去等)

財務の解説(短信内記載の要点)

  • 売上は国内外で増収:主力商品の数量増や海外の改善により前年同期比増収。
  • 利益は原材料高(冷凍すり身等)や為替差損等の影響で圧迫:営業利益・経常利益が前年同期比で減少。
  • 対策として商品価格改定(秋冬商戦開始から予定)、物流での価格改定や効率化(自働化、共同配送等)を実施。
  • 総資産は減少(現金預金の取り崩し等)、負債は若干減少。自己資本比率は28%台で大きな変化なし。
  • 為替影響:当期は為替差損を計上(営業外費用に計上、27,792千円)。

配当

  • 2026年3月期(会社予想)
    • 中間配当:0.00円(予定)
    • 期末配当:23.50円(予想)
    • 年間合計(予想):23.50円
  • 特別配当:当期・予想ともに特別配当の記載なし(なし)
  • 直近実績(2025年3月期):短信内に数値あり(表記:0.00 / 20.00 / 20.00 と表示)― 明細は資料参照(不明な項目は–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2026(2年目)に基づき、「既存事業の確実な成長」「事業領域の拡大」「資本効率改善」「経営基盤の整備」を継続して推進中と記載。
  • 今期第1四半期は売上は計画に沿う増収だが、利幅は原材料高や為替等で圧迫。通期見通しは据え置き(2025/5/15公表分から変更なし)。

競合状況・市場動向(短信での言及)

  • 市場環境:国内は雇用・所得面で緩やかな回復、ただし食料品価格上昇による個人消費下振れ懸念。海外は各国でインフレ・節約志向の継続。
  • 競合比較/市場シェア:決算短信内に同業他社比較や市場シェア数値の記載なし(–)

今後の見通し・リスク要因

  • 今後の見通し:
    • 会社は通期見通しを据え置き。秋冬商戦向けに価格改定を実施予定で、収益改善を図る計画。
    • 売上は季節性(第3四半期偏重)あり。第3四半期に売上・利益が集中する特性を引き続き維持。
  • 主なリスク要因(短信の内容に基づく):
    • 原材料価格の変動(冷凍すり身等)
    • 為替変動(為替差損の発生実績あり)
    • 個人消費の下振れ(国内インフレ等)
    • 金利・借入コストの上昇(支払利息が増加)
    • 季節性に起因する業績の変動
  • 備考:決算短信に「将来に関する記述は前提に基づくもので達成を約束するものではない」との注記あり。

重要な注記・会計関連

  • 連結範囲の変更:完全子会社(株)紀文西日本を2025年4月1日付で吸収合併(連結範囲の重要な変更)
  • 固定資産の減損損失:国内食品事業にて10,376千円の減損損失を計上(当第1四半期累計期間)
  • 会計方針の変更:会計基準等の改正に伴う会計方針変更あり(詳細は決算短信参照)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期は作成していない(短信記載)
  • 監査・レビュー:四半期連結財務諸表に対する監査法人のレビューの有無に関する明確な記載なし(–)

要約(ポイント)

  • 売上は前年同期比で増加(+7.6%)したが、原材料高や為替影響等で営業利益・経常利益・四半期純利益はいずれも前年同期を下回った。
  • セグメントでは、国内は売上増ながら原材料高で損失計上、海外・物流は増益。全社として利益回復には商品価格改定などの施策を予定。
  • 財務面では自己資本比率は約28%で大きな変化はなく、流動比率は約110%。現金預金は期首から減少。
  • 通期業績予想は据え置き、配当は期末予想23.50円(年間23.50円)と発表。

(注)本サマリは提供された決算短信の記載内容に基づき整理したものであり、投資助言や推奨を行うものではありません。不明な項目は「–」で示しています。詳細は原資料(決算短信)を参照してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2933
企業名 紀文食品
URL https://www.kibun.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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