2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
ワイエイシイホールディングス株式会社 — 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)要約
※出典:提出日 2025年8月13日(決算短信および補足資料)。不明な項目は「–」と記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:ワイエイシイホールディングス株式会社
- 上場市場・コード:東証 6298
- 主要事業分野:半導体・メカトロニクス関連、医療・ヘルスケア関連、環境・社会インフラ関連(持株会社として関連事業を展開)
- 代表者:代表取締役会長兼社長 百瀬 武文
- IR問合せ先:取締役 管理統括本部長 畠山督/TEL 042-546-1161
- URL:https://www.yac.co.jp
報告概要
- 提出日:2025年8月13日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期累計)
- 決算説明資料作成の有無:有(TDnetで同日開示)
- 決算説明会:無
- 会計上の変更等:特記すべき会計方針の変更なし
- 監査レビュー:四半期財務諸表に対する公認会計士等によるレビューは無
セグメント(報告区分)
- 半導体・メカトロニクス関連事業
- 主な製品・サービス:クリーンコンベア等自動搬送装置など
- 医療・ヘルスケア関連事業
- 主な製品・サービス:人工透析装置、毛髪を用いた診断補助サービスの準備等
- 環境・社会インフラ関連事業
- 主な製品・サービス:光学検査装置、エネルギー関連設備工事、EC物流事業等
- 注記:当第1四半期より一部子会社のセグメント組替えを実施(例:YAC Systems Singapore を医療へ移管等)、併せて管理部門費用の配分方法を一部変更(調整額として開示)。
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):19,517,894株(2026年3月期1Q末)
- 期末自己株式数:1,099,608株
- 期中平均株式数(四半期累計):18,418,286株
- 備考:2025年1月1日付で普通株式1→2株の株式分割を実施(決算短信は分割後の1株当たり数値を適宜表示)
今後の予定(開示情報)
- 2026年3月期(通期)業績予想の修正:無(5月14日公表の予想から変更なし)
- 決算発表(四半期):本第1四半期は2025年8月13日開示(今後の四半期または通期の開示予定日等は資料に明記なし)
- IRイベント:決算説明会は開催無し。決算補足資料はTDnetで公開。
損益(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
- 売上高:4,697(前年同期 5,430、▲13.5%)
- 営業利益:△321(前年同期 94)
- 経常利益:△403(前年同期 67)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△405(前年同期 △34)
- 包括利益:△577(前年同期 147)
- 1株当たり四半期純利益:△22.02円(前年同期 △1.87円)
- 注:当期は営業損失、経常損失、四半期純損失を計上
貸借対照表(期末:2025/6/30)
- 総資産:41,298(前連結会計年度末 41,086)
- 流動資産合計:29,925(内 現金及び預金 8,637、受取手形及び売掛金 6,143、仕掛品 9,542)
- 固定資産合計:11,373
- 負債合計:25,150(流動負債 16,640、固定負債 8,510)
- 主な内訳:短期借入金 6,850(前期 5,450)、長期借入金 4,453(前期 4,976)、社債 2,100
- 純資産合計:16,148(株主資本合計 15,629、その他包括利益累計額 298、非支配株主持分 182)
- 自己資本(参考・資料記載):15,928
- 自己資本比率:38.6%(前連結会計年度末 41.1%)
キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(第1四半期累計は未提示)。
- 注記:現金及び預金は前期末7,182→当期末8,637(増加)。
主要財務比率(計算値・端数切捨て)
- 流動比率 = 流動資産 / 流動負債 = 29,925 / 16,640 ≒ 179.9%(約180%)
- 負債比率(総負債/自己資本) = 25,150 / 15,928 ≒ 157.9%(約158%)※自己資本(資料参照値15,928)
- 総資産回転率(予想ベース):
- 通期予想(売上高30,000)を用いると 30,000 / 41,298 ≒ 0.73回/年
- 第1四半期実績を年換算(4,697×4=18,788)だと 18,788 / 41,298 ≒ 0.46回/年
- 売上高営業利益率
- 第1四半期:△321 / 4,697 ≒ △6.8%
- 前年同四半期:94 / 5,430 ≒ 1.7%
- 通期予想:2,000 / 30,000 = 6.67%
セグメント別(当第1四半期:2025/4/1–6/30)
- 売上高(外部顧客、単位:百万円)
- 半導体・メカトロニクス関連:2,172(46.2%)
- 医療・ヘルスケア関連:1,225(26.1%)
- 環境・社会インフラ関連:1,299(27.7%)
- 合計:4,697
- セグメント利益(損失、単位:百万円)
- 半導体・メカトロニクス関連:+243
- 医療・ヘルスケア関連:+9
- 環境・社会インフラ関連:△360
- セグメント間調整額(管理部門等):△213
- 連結営業損益:△321
- コメント(会社説明より)
- 半導体・メカトロニクス:クリーンコンベア等は堅調だが一部顧客の設備投資先送りで減収減益
- 医療・ヘルスケア:人工透析装置の販売は堅調。一方で毛髪診断サービス開始準備により費用増加
- 環境・社会インフラ:光学検査装置は堅調だが、6月の猛暑によるエネルギー施設の一時休止等で工事先送り、EC物流事業の立ち上がり遅れで減収・大幅損失
財務の解説(経営側の主な説明)
- 世界経済は地政学リスクや通商政策の影響で不安定。米国での輸入反動、中国・アジアは堅調だが不確実性あり。日本では物価高と輸出減が重なり、半導体・自動車分野の設備投資や内需回復に課題がある。
- グループは装置開発・販売や新ビジネス(毛髪診断等)着手。第1四半期は売上・利益とも前年同期比で減少。特に環境・社会インフラ事業で工事先送りや立ち上げ遅延が利益を圧迫。
- 貸借対照表では現金預金が増加、仕掛品が増加。一方で短期借入金が増加し流動負債が増加、結果として自己資本比率は低下(41.1%→38.6%)。
配当
- 2025年3月期(実績):年間合計 55.00円(第2四半期末 35.00円、期末 20.00円)※株式分割を考慮すると期末40円、年間75円に換算される旨注記あり。
- 2026年3月期(会社予想・分割後表示):中間配当 20.00円、期末配当 20.00円、通期 40.00円(予想の修正なし)
- 特別配当:無
セグメント戦略・動向(決算短信記載事項より)
- セグメント再編(子会社の所属変更)により、各事業の親和性に応じた管理・評価を実施。
- 半導体・メカトロニクス:既存の搬送装置の販売継続、受注状況を注視。
- 医療・ヘルスケア:人工透析装置は堅調。毛髪診断等の新サービスへ投資を行っている(当面は費用先行)。
- 環境・社会インフラ:光学検査装置等は堅調だが大型工事のタイミングに影響を受けるため立ち上げ進捗の管理が課題。
中長期計画との整合性
- 通期業績見通し(2026年3月期):売上高 30,000 百万円、営業利益 2,000 百万円、経常利益 1,800 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,200 百万円、1株当たり当期純利益 65.15円(直近公表の予想からの修正は無し)
- 第1四半期実績は通期予想に対して前倒しの進捗は低い(第1四半期は減収・赤字)。会社は通期予想を維持しており、今後の受注や事業立ち上げ状況が中長期目標の達成に影響。
競合状況・市場動向
- 決算短信に記載の市場動向:
- 国際政治リスク(ウクライナ・中東)、通商政策の影響が継続
- 米国での輸入増の反動、中国・アジアは概ね堅調
- 日本国内では物価高や輸出減の影響で設備投資が停滞(半導体、自動車向け等)
- 競合他社との比較:決算短信に直接の比較データは無し → 表示は「–」
今後の見通し(会社発表)
- 2026年3月期通期見通し:前述のとおり修正なし(売上 30,000 / 営業益 2,000)。
- 会社側の留意点:業績予想は現時点で入手可能な情報・合理的な前提に基づくが、実際は様々な要因で大きく変動する可能性あり。詳細は添付資料(決算補足説明資料)参照。
リスク要因(決算短信に記載された主な影響要因)
- 顧客の設備投資先送り(売上・受注の下押し)
- エネルギー需給や気象事象による工事延期(6月の猛暑による影響の記載あり)
- 新規事業(毛髪診断等)に伴う先行費用増
- 為替変動、資源・原材料価格の変動、金利上昇(支払利息の増加が営業外費用を押上げ)
- EC物流事業の立ち上がり遅延
重要な注記・その他
- 会計方針の変更:無
- 会計上の見積りの変更:無
- 株式分割:2025年1月1日付で普通株式1株→2株に分割(決算短信の1株当たり数値は分割後で表示)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期累計期間の作成は無し
- 添付資料・補足説明:決算補足説明資料をTDnetで開示(詳細な前提・リスクは同資料参照)
要点まとめ(短く)
- 第1四半期:売上減(4,697百万円、▲13.5%)、営業・経常・当期はいずれも赤字(営業損失321百万円、経常損失403百万円、親会社株主帰属四半期純損失405百万円)。
- セグメントでは環境・社会インフラが大幅損失、半導体事業は依然黒字だが減益、医療は販売は堅調だが投資による費用増で利益は限定的。
- 財務面では現金預金は増加する一方、短期借入金が増加し自己資本比率は低下(41.1%→38.6%)。
- 通期業績予想・配当見通しには変更なし(通期売上30,000百万円、通期営業利益2,000百万円、通期配当40円)。
(注)本要約は提出された決算短信の内容に基づき作成しています。不明項目は「–」と表記しています。投資判断や助言は行いません。詳細な前提やリスク、補足説明は会社開示資料(決算補足資料、TDnet開示)をご参照ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6298 |
企業名 | ワイエイシイホールディングス |
URL | http://www.yac.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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