決算短信：ダイト（4577）

2026年５月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

ダイト株式会社 — 2026年5月期 第1四半期（連結） 決算短信（概要）

（開示日：2025年10月10日）
以下は提供資料に基づき個人投資家向けに整理した要点です。投資助言は行いません。不明／未記載の項目は「–」としています。

基本情報

• 企業名：ダイト株式会社（コード 4577）
• 主要事業分野：医薬品事業（原薬、製剤、健康食品等）
• 代表者：代表取締役社長兼CEO 松森 浩士
• 問合せ責任者：執行役員CFO 大津賀 健史（TEL 076-421-5665）
• 会社URL：https://www.daitonet.co.jp/
• 上場取引所：東京（東）
• 決算補足説明資料：作成有（但し四半期決算説明会は開催なし）

報告概要

• 提出日：2025年10月10日
• 対象会計期間（当第1四半期連結累計期間）：2025年6月1日～2025年8月31日
• 当第1四半期の連結会計範囲に関する変更：有（大和薬品工業㈱が2025年6月1日付で吸収合併により連結範囲から除外）
• 会計方針の変更等：減価償却の償却開始時期見直し（期首より適用、当期営業利益等を約31百万円押上げ）およびその他会計上の見積り変更あり
• 株式分割：2025年6月1日付で1株→2株の株式分割を実施（開示のEPS等は分割を前提に算定）

セグメント

• 報告セグメント：医薬品事業（単一セグメント）
  • 概要：原薬・製剤の製造販売、製造受託、一般用医薬品、健康食品等。その他セグメントは重要性が低く開示を省略。

セグメント別売上（当第1四半期：2025/6/1〜8/31）
– 原薬：6,017 百万円（前年同期比 △5.8%）
– 主にジェネリック医薬品向け原薬（止血剤原薬、抗凝固薬原薬等）の販売減少
– 製剤：6,944 百万円（前年同期比 +11.1%）
– 製造受託は減少したが、ジェネリック医薬品および一般用医薬品の販売が堅調
– 健康食品等：49 百万円（前年同期比 +26.2%）

（注）会社はセグメントを「医薬品事業」単一で管理しているため上記は販売品目別内訳としての開示。

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：30,096,880 株（2026年5月期1Q末）
• 期末自己株式数：110,854 株（同）
• 期中平均株式数（四半期累計、EPS算定用）：29,986,053 株（当期）
• 備考：2025年6月1日の株式分割を考慮して算定。株式報酬制度（株式交付信託）が保有する株式は自己株式算定に含めている。
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）

今後の予定

• 決算発表（通期予想の修正等）：提出済（通期予想に変更なし）
• IRイベント：決算補足説明資料はTDnetで開示済（説明会の開催は無し）
• その他：配当支払開始予定日は記載なし（下記配当欄参照）

財務指標（主要数値）

（単位：百万円、％は対前年同四半期増減）
当第1四半期（2025/6/1–2025/8/31）実績
– 売上高：13,011（+2.6%）
– 売上原価：10,453
– 売上総利益：2,557
– 販管費：1,558
– 営業利益：998（+17.6%）
– 経常利益：1,052（+7.1%）
– 親会社株主に帰属する四半期純利益：696（+12.8%）
– 包括利益：674（+143.6%）
– 1株当たり四半期純利益（調整後）：23.24 円（株式分割を遡及的に考慮して算出）

通期（会社予想：2026年5月期）
– 売上高：52,500（+3.7%）
– 営業利益：3,000（+14.5%）
– 経常利益：3,000（+10.9%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：2,300（+20.5%）
– 1株当たり当期純利益（予想）：76.70 円

その他指標
– EBITDA（任意開示）：当第1四半期 2,041 百万円（前期同 1,891百万円）。通期予想 EBITDA：7,750 百万円。

連結財政状態（要点：貸借対照表）

（比較：前期末 = 2025/5/31 → 当期末 = 2025/8/31）
– 総資産：78,004 → 78,838 百万円（増加 +833）
– 主な増加項目：建物及び構築物（純額） +1,022、リース資産（純額） +830 等。建設仮勘定は △989。
– 負債合計：25,936 → 26,622 百万円（増加 +686）
– 主な増加項目：リース債務 +741、支払手形・買掛金 +712、長期借入金 △724（減少）
– 純資産合計：52,067 → 52,215 百万円（増加 +147）
– その他有価証券評価差額金の増加等
– 自己資本比率：66.7% → 66.2%（△0.5ポイント）

主要科目（当期末）
– 流動資産合計：41,370 百万円
– 固定資産合計：37,467 百万円
– 流動負債合計：17,709 百万円
– 固定負債合計：8,913 百万円

※四半期連結キャッシュ・フロー計算書は当第1四半期で作成していない旨の注記あり。

財務の主要比率（計算値）

（小数点四捨五入）
– 自己資本比率（会社開示）：66.2%
– 流動比率（流動資産／流動負債）：41,370 / 17,709 ≒ 2.34 倍（約234%）
– 負債（総負債）÷純資産（負債／自己資本）＝26,622 / 52,215 ≒ 0.51（約51%）
– 総資産回転率（四半期ベース）：売上高13,011 / 総資産78,838 ≒ 0.165（四半期） → 年率換算概念では約0.66/年
– 営業利益率（当第1Q）：998 / 13,011 ≒ 7.67%
– EBITDAマージン（当第1Q）：2,041 / 13,011 ≒ 15.7%
– 純利益率（親会社株主）：696 / 13,011 ≒ 5.35%
– 四半期ROA（ROA_Q）：696 / 78,838 ≒ 0.88%（四半期ベース、年率換算で概算約3.5%）
– 四半期ROE：696 / 52,215 ≒ 1.33%（四半期ベース、年率換算で概算約5.3%）

財務の解説（資料記載に基づく要点）

• 売上は製剤（ジェネリックおよび一般用医薬品）の好調等により期首累計で増加（+2.6%）。原材料費の低下（円高影響）や棚卸資産の評価減縮小も寄与し、営業利益率は改善。
• 総資産は固定資産（建物・構築物、リース資産等）の増加が主因。負債はリース債務や買掛金の増加等で増加。結果、自己資本比率は若干低下。
• 会計上の見積り変更（生産設備の償却開始時期見直し）により当第1Qの営業利益等が31百万円増加している旨の注記あり。
• 当期の四半期キャッシュフロー計算書は作成していない（注記）。

配当

• 2025年5月期（実績）：年間合計 70.00 円（第2四半期末 35.00、期末 35.00）
• 2026年5月期（会社予想）：年間合計 40.00 円（第1四半期中の公表では 第1四半期末・第3四半期末等の配当実施日は未記載、予想は第1四半期に20.00円を見込む表記あり）
• 直近の配当予想修正：無し（会社記載）
• 特別配当：無し（当該期では特別配当の記載なし）

（注）株式分割（2025/6/1）後の実額表示。会社は遡及修正を行わず実際の配当額を記載している旨の注記あり。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：「Daito Transformation Plan 2027」を掲げており、安定供給体制と高品質医薬品の提供が重点。
• 進捗状況：当期は製剤販売の伸長で増収、通期予想に変更はない旨。具体的な中計数値の進捗率は資料内に定量的な進捗表は無し（→ 別資料参照必要）。

競合状況・市場動向（資料からの要旨）

• 公的政策：後発医薬品の数量シェア目標（2029年度末までに各都道府県で80％以上、金額シェア65％以上）等により、ジェネリック需要は拡大見込み。
• 市場課題（会社言及）：後発医薬品中心の供給不安の長期化、過度な低価格競争、再編の必要性等の課題を挙げている。
• 競合比較：同業他社との比較データは決算短信に記載なし（→ 比較には別途業界データや同業決算が必要）。

今後の見通し（会社の開示）

• 通期見通し（修正なし、前回公表 2025/7/11）：売上高 52,500 百万円、営業利益 3,000 百万円、経常利益 3,000 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 2,300 百万円、EPS 76.70 円。
• 会社は業績見通しに関して注意事項を提示（現時点の情報と仮定に基づくもので確約ではない旨）。
• リスク要因（資料より）：医薬品供給不安、過当競争・低価格競争、為替や原材料価格の変動、規制・政策変更など（詳細は決算補足資料参照）。

重要な注記等

• 連結の範囲の重要な変更：大和薬品工業㈱は2025年6月1日付で当社を存続会社とする吸収合併により連結範囲から除外。
• 会計方針の変更：生産設備の減価償却の開始時期見直しを実施（当第1Qより適用）。この変更により営業利益等が31百万円増加。
• 株式に関する重要事象：2025年6月1日の株式分割（1→2）。また、2025年6月30日に自己株式600,000株を消却（利益剰余金・自己株式が各626百万円減少）。
• 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は当第1四半期に作成していない旨の注記。
• 四半期連結財務諸表に対する期中レビュー（監査法人）：有限責任あずさ監査法人 北陸事務所による期中レビューあり。期中レビューの結論において重要な点で不適正と信じさせる事項は認められなかった旨。

もし追加で知りたい点があればお知らせください（例：通期業績の月次進捗、同業比較指標、キャッシュフロー詳細、決算補足説明資料の要約等）。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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