2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

以下、提供いただいた「アイコム株式会社(6820) 2025年3月期 決算短信(連結)」を、個人投資家向けに求められた観点でMarkdown形式に整理しました。数値は注記がない限り単位は「百万円」、株式は「株」、為替は「円」、1株当たり金額は「円」です。不明な項目は「–」としています。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:アイコム株式会社
    • 主要事業分野:無線通信機器(陸上業務用、海上用、航空用、アマチュア用)および関連ソリューション(IP無線、ストックビジネス等)
    • 代表者名:代表取締役社長 中岡 洋詞
    • URL:https://www.icom.co.jp
    • 上場取引所:東証
    • 証券コード:6820
  • 報告概要
    • 提出日:2025年5月13日
    • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
    • 決算説明会資料:作成あり(決算説明会:機関投資家・アナリスト・マスコミ向け、オンライン、2025/5/30。説明資料は2025/5/23掲載予定)
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
    • 定時株主総会開催予定日:2025年6月25日
    • 配当支払開始予定日:2025年6月26日
  • セグメント(報告セグメント=地域別)
    • 日本:当社および国内子会社(販売・国内外向け製造・販売等)
    • 北米:Icom America 等(米国・カナダ・中南米含む)
    • ヨーロッパ:Icom (Europe) 等(ドイツ・スペインなど)
    • アジア・オセアニア:Icom Australia、Icom Asia 等(オーストラリア・中国・ベトナム等)
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):14,850,000株
    • 期末自己株式数:497,673株
    • 期中平均発行株式数:14,352,354株
    • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • 今後の予定
    • 決算説明会:機関投資家・アナリスト向けオンライン 2025/5/30(資料は5/23掲載予定)
    • 定時株主総会:2025/6/25
    • 配当支払:期末配当支払開始 2025/6/26
    • 有価証券報告書提出:2025/6/25

財務指標(要点)

  • 連結サマリー(2025年3月期/対前期)
    • 売上高:37,468(+0.9%)
    • 営業利益:3,721(+9.0%)
    • 経常利益:3,902(△11.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,951(△14.7%)
    • 包括利益:3,007(△52.5%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):205.63円
    • 1株当たり純資産(BPS):4,693.31円
  • 主要貸借対照表(連結)
    • 総資産:73,888
    • 負債合計:6,528
    • 純資産(自己資本):67,359
    • 自己資本比率:91.2%(前期89.9%)
  • キャッシュ・フロー(連結)
    • 営業CF:+2,513
    • 投資CF:△2,669
    • 財務CF:△1,393(配当金支払が主因:13,919百万円支払)
    • 現金及び現金同等物 期末:24,348(前期25,993、△1,645)
  • 財務安全性(計算)
    • 負債比率(負債/資産):6,528 / 73,888 = 約8.8%
    • 流動比率(流動資産/流動負債):48,685 / 4,515 ≈ 1,078%(約10.8倍)※流動比率が非常に高い構成
  • 収益性・効率性(計算)
    • 売上高営業利益率(営業利益÷売上高):3,721 / 37,468 = 約9.9%(短信記載値と整合)
    • 総資産回転率(売上高÷総資産):37,468 / 73,888 ≈ 0.51回
    • ROE(当期純利益÷純資産):2,951 / 67,359 ≈ 4.4%(短信に準拠)
    • ROA(当期純利益÷総資産):2,951 / 73,888 ≈ 4.0%
  • セグメント別(当期・連結)
    • 外部顧客向け売上高(百万円):
    • 日本:21,125(構成比 56.4%)
    • 北米:12,137(32.4%)
    • ヨーロッパ:2,630(7.0%)
    • アジア・オセアニア:1,575(4.2%)
    • 合計:37,468
    • セグメント利益(営業利益ベース、報告値)
    • 日本:2,998
    • 北米:133
    • ヨーロッパ:165
    • アジア・オセアニア:142
    • セグメント合計(報告)3,439、調整項目 282 を加味し連結営業利益 3,721
    • 利益貢献度(セグメント利益ベース、報告合計3,439で換算)
    • 日本:約87.2%(2,998 / 3,439)
    • 北米:約3.9%
    • ヨーロッパ:約4.8%
    • アジア・オセアニア:約4.1%
    • (注)表示の「調整額」はセグメント間消去等であり、最終の連結営業利益は3,721
  • 財務の解説(短信の要旨)
    • 売上は3期連続過去最高を更新。IP無線機の需要拡大(ストックビジネス)や国内入札案件獲得、期初予想より円安進行が寄与。
    • 営業利益は増加したが、営業外での為替差損(222百万円)計上等により経常利益・当期純利益は減少。
    • 総資産は退職給付資産増、土地取得等で増加。負債は未払法人税等の減少で全体的に低位。
    • 営業CFは増加(税引前利益・減価償却の寄与)。投資CFは有形固定資産取得や定期預金増加を反映。

配当

  • 2024年3月期(実績):年間97.00円(中間25.00円、期末72.00円)、配当総額 1,392百万円、配当性向 40.2%
  • 2025年3月期(実績):年間83.00円(中間25.00円、期末58.00円)、配当総額 1,191百万円、連結配当性向 40.4%
  • 2026年3月期(予想):年間96.00円(中間25.00円、期末71.00円)、配当性向目標 40.2%
  • 特別配当:なし(2025期は特別配当の記載なし)
  • 配当支払関連日程:期末配当支払開始 2025/6/26(総会 2025/6/25)

セグメント別情報(詳細)

  • 日本セグメント(21,125 売上、営業利益 2,998)
    • 国内市場:IP無線機需要、入札案件が好調で増収
    • 海外市場(日本発):欧州でアマチュア機の新製品効果、アジアで戦略製品が伸長
    • 利益面では販管費(人件費・広告等)増で営業利益は前年から減少
  • 北米(12,137 売上、営業利益 133)
    • アマチュア機は新製品効果増、海上・航空用はレジャー需要低迷で減収
    • 部材調達難の解消による供給回復で一時的な在庫過多が生じ、民間向け販売低迷
    • 円安の影響もあり販管費増、営業利益大幅減
  • ヨーロッパ(2,630 売上、営業利益 165)
    • アマチュア機が好調、衛星通信機器など案件獲得により増収
    • 自社ビル取得による減価償却増等で販管費増、営業利益減
  • アジア・オセアニア(1,575 売上、営業利益 142)
    • オーストラリア中心に陸上業務用(CB機等)やIP無線、レンタルビジネスが寄与
    • 増収により営業利益微増

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2026(最終年度 2026年3月期):
    • 重点:コア技術強化、新たなビジネスモデルへの挑戦(IP無線展開、ストックビジネス、通信アプリ・システムビジネス、戦略的パートナーシップ)
    • 進捗状況(短信記載の要点):中計の2年目を終了。売上は過去最高を更新、営業利益改善。IP無線やストックビジネスの伸長、入札案件の獲得等が中計重点領域に合致。
    • ただし一部地域(北米等)の在庫過多や為替影響、原材料動向が短期的な業績変動要因。

競合状況・市場動向(短信からの要旨)

  • 市場動向
    • 陸上業務用:従来無線→IP無線への置換が進む(ストック収益拡大の追い風)
    • 海上/航空:レジャー需要停滞で需要弱含み
    • アマチュア:新製品(60周年記念等)で需要拡大
    • 地政学リスク、為替変動、原材料・エネルギー価格高騰、米国の通商政策(関税)等が不確実性要因
  • 競合他社との比較:–(短信に他社比較の定量データは記載なし)
  • 当社の競争上の特徴(短信記載)
    • 複数通信分野(陸上、海上、航空、アマチュア)を取り扱う点
    • グローバル販売体制(日本、北米、欧州、アジア地域の現地法人)
    • IP無線・ストック型ビジネスへの注力

今後の見通し(会社予想)

  • 2026年3月期(2025/4/1~2026/3/31)連結業績予想(会社公表、単位:百万円)
    • 売上高:40,000(前年比 +6.8%)
    • 営業利益:4,000(+7.5%)
    • 経常利益:4,460(+14.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3,430(+16.2%)
    • 会社が想定する為替前提:USD=150円、EUR=160円(平均)
  • 会社の前提と注記:
    • 米国の関税政策等外部リスクの影響が不透明だが、当面在庫対応でしのぐ旨表明
    • 積極的な設備投資・広告宣伝強化・人件費増を想定した利益計画
    • 予測は現時点の情報に基づく見通しであり、実際は変動し得る旨(短信記載)

リスク要因(短信に基づく抜粋)

  • 地政学リスク(ウクライナ情勢、中東等)
  • 為替変動(円安・円高の影響)
  • 米国の関税政策(輸出・在庫対応の影響)
  • 原材料・エネルギー価格の高騰
  • 主要市場(北米・欧州等)での需要変動・在庫過多
  • 新製品の市場受容性や競合状況の変化

重要な注記・会計方針等

  • 会計方針の変更:2022年改正「法人税、住民税および事業税等に関する会計基準」を期首より適用。短信では当該変更による連結財務諸表への影響はないと記載。
  • 連結範囲の変更:期中に持分法関連会社であった株式会社コムフォースを追加取得し連結子会社化(第1四半期で連結範囲に含めた)。
  • 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外(監査未了である旨の注記)。
  • 重要な後発事象:該当なし(短信記載)

短評(事実整理)

  • 2025年3月期は売上・営業利益は増加し過去最高売上を更新したが、為替差損等の影響で経常利益・当期純利益は減少。
  • セグメントでは「日本」地域の売上・利益の寄与度が大きく、北米は売上減・利益圧迫の影響が見られる。
  • 財務は自己資本比率が高く、負債は少ない(保守的なバランスシート)。現金残高は期末で24,348百万円。
  • 配当方針は安定的に配当を継続しており、配当性向は約40%程度(会社の目標および予想に整合)。

不明/未記載項目

必要であれば、以下を追加で作成できます(ご指定ください):
– セグメント別の前年対比増減のグラフや表(数値を視覚化)
– 指標(ROE/ROA/売上高営業利益率等)の前年比較注釈付き表
– 決算短信の注記事項(会計方針変更や連結範囲変更)の詳細抜粋(原文引用)
– 株価データ等を含めた時価ベースの指標(ただし別途最新株価が必要)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6820
企業名 アイコム
URL http://www.icom.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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