2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

ダイワボウホールディングス株式会社 — 2025年3月期(連結) 決算短信 要約

(注:以下は提供資料に基づく整理です。投資助言や価値判断は行いません。不明な項目は「–」と表記しています。)

基本情報
  • 企業名:ダイワボウホールディングス株式会社(証券コード 3107)
  • 上場取引所:東(東証)
  • URL:https://www.daiwabo-holdings.com/
  • 代表者:代表取締役社長 西村 幸浩
  • 問合せ先:財務管理室長 花岡 博之(TEL 06-7739-7300)
  • 事業概要(主要事業分野):
    • ITインフラ流通事業:コンピュータ機器・周辺機器の販売、サブスクリプション管理等
    • 産業機械事業:工作機械・生産設備用機械の販売等
    • 備考:繊維事業(大和紡績)は2024年3月に一部株式譲渡により連結範囲から除外(以降決算には含まず)
  • 決算短信提出日:2025年5月14日
  • 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日
  • 決算説明資料作成:有
  • 決算説明会:有
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月26日
今後の予定(開示済)
  • 定時株主総会:2025年6月27日(予定)
  • 有価証券報告書提出予定:2025年6月26日
  • 配当支払開始予定日:2025年6月30日
  • その他IRイベント(決算説明会等):有(開催日等の詳細は資料参照または未記載のため –)
セグメント
  • 報告セグメント(2区分)
    • ITインフラ流通事業:コンピュータ機器/周辺機器販売、サブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI」等の提案・販売。GIGAスクール、企業PC、データセンター向け等が需要増。
    • 産業機械事業:工作機械、自動機等の販売。航空機向けや造船・エネルギー業界の需要動向が影響。
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):96,356,460株(2025年3月期)
  • 期末自己株式数(株数):6,535,924株(2025年3月期)
  • 期中平均株式数:91,208,910株(2025年3月期)
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • 備考:自己株式取得(2024年5月決議)により当期に自己株式が増加(自己株式金額:15,088百万円)
財務指標(主要数値)

(単位:百万円、%は前年同期比。小数点以下四捨五入。)
– 売上高:1,136,817(+17.5%)
– 営業利益:34,899(+12.7%)
– 売上高営業利益率:約3.07%(資料記載 3.1%)
– 経常利益:35,454(+12.8%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:24,751(+477.9%)
– 前年は一時的に当期純利益が低かった(減損等の影響)
– 1株当たり当期純利益(EPS):271.37円
– 総資産:440,122(前期 405,256)
– 純資産(連結):152,310(前期 142,133)
– 自己資本比率:34.6%(前期 35.0%)
– 自己資本当期純利益率(ROE):資料表記 16.8%(当期純利益÷自己資本(期末ベース)に基づく)
– 総資産回転率(効率指標):売上高 / 総資産 ≒ 2.58(前期 ≒2.39) — 改善
– キャッシュ・フロー(当期)
– 営業CF:+5,909(前期 24,544) — 減少
– 投資CF:-2,588(前期 -4,946)
– 財務CF:-17,402(前期 -2,856) — 自己株式取得や配当支払等で支出増
– 現金及び現金同等物 期末残高:55,221(前期 69,172)
– 有利子負債(借入金)期末残高:20,703(前期 20,900) — おおむね横ばい
– ネットキャッシュ(概算):現金55,221 – 借入20,703 = +34,518(ネットで現金超過)

セグメント別(2025年3月期・連結)
  • ITインフラ流通事業
    • 売上高:1,123,922
    • 営業利益:34,045
    • 売上に対する比率:売上の約98.9%(1,123,922/1,136,817)
    • 営業利益への寄与:約97.6%(34,045/34,899)
    • 主な増収要因:企業向けPC、GIGAスクール端末リプレース、データセンター案件、量販店向けPC・モニタ等
  • 産業機械事業
    • 売上高:12,895
    • 営業利益:852
    • 説明:特定業界(航空機など)は受注回復傾向だが、在庫販売重視や設計工数増で売上・利益は前年より減少
  • 備考:繊維事業は前期に関連譲渡・連結範囲から除外(当期は含まず)
財務の解説(要点)
  • 当期はITインフラ流通事業の大幅増収が全体業績を押し上げ、売上高・営業利益・経常利益は増加。
  • 前期に計上された繊維事業の減損損失(16,723百万円)等の影響が解消され、当期の親会社株主帰属純利益は大幅増(特別利益:九州センター売却益等も寄与)。
  • 一方で営業CFは売上債権・棚卸資産の増加などで大幅に減少。投資CFは縮小、財務CFは自己株式取得・配当支払等で大幅な支出超過となり現金残高は減少。
  • 自己株式取得(当期に約3.67百万株取得、自己株式金額9,955百万円増加)は株主還元と資本政策の一環であるがキャッシュフローに影響。
配当
  • 2024年3月期(実績):年間 64円(中間32円・期末32円)
  • 2025年3月期(予定):年間 90円(中間45円・期末45円)→ 配当総額 8,135百万円、配当性向(連結)33.2%
  • 2026年3月期(予想):年間 100円(中間50円・期末50円)予定
  • 特別配当:当期に関する特別配当は無し(資料上の記載なし)
  • 配当方針:継続的かつ安定的な利益還元を基本方針。内部留保は既存事業投資・成長投資へ充当、自己株式取得も機動的に検討。
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画:2025年3月期〜2027年3月期を「事業ポートフォリオ変革による躍進期」と位置付け、ホールディングス体制下での成長・“過去最高”への挑戦・ステークホルダーエンゲージメント向上を掲げる(2030 VISIONに向けた取り組み)。
  • 進捗のポイント:
    • 繊維事業の売却によるポートフォリオ再編(連結から除外)を実施済み。
    • 中核のITインフラ流通事業での売上拡大が進展している点は中期目標に合致。
    • 一方、営業CFの減少や自己株式取得による資金流出等は資金面での留意点。
競合状況・市場動向(資料記載ベース)
  • 市場動向(資料の記述より)
    • IT分野:Windows10サポート終了等によるリプレース需要、GIGAスクール端末のリプレース/第2期の先行調達、企業のIT投資(PC、サーバー、ネットワーク)やデータセンター案件が追い風。
    • 産業機械:航空機関連の受注回復、米国向け回復、中国向けは為替(円安)影響で受注増だが、短納期の在庫販売に注力した結果、売上は減少。
今後の見通し(業績予想)
  • 2026年3月期(通期予想:2025/4/1〜2026/3/31)
    • 売上高:1,265,800(+11.3%)
    • 営業利益:38,500(+10.3%)
    • 経常利益:38,800(+9.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:26,700(+7.9%)
    • EPS(予想):297.26円(資料記載)
  • 前提・リスクについては決算短信中の「今後の見通し」及び添付資料参照。資料では外部環境(資源・エネルギー価格、米国通商政策、地政学リスク等)の不透明性を挙げている。
リスク要因(資料で指摘されている主な外部要因)
  • 地政学的リスクの長期化
  • 資源・エネルギー価格の高止まり
  • 米国等の通商政策による影響
  • 為替変動(円安・円高)の影響
  • 需給動向の変化や主要顧客のIT投資動向
  • また、自己株式取得や配当支払等がキャッシュポジションに与える影響
重要な注記(会計・ガバナンス等)
  • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外(注記あり)。
  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を当連結会計年度の期首から適用。連結財務諸表への影響は無しと記載。
  • 連結範囲の変更:大和紡績の持分譲渡により繊維事業を連結範囲から除外(前期に関する減損は既に計上済)。
  • 役員異動(参考):取締役候補等の記載あり(詳細は資料参照)。
補足(注目点)
  • 業績ドライバーは明確にITインフラ流通事業に偏っており、当セグメントの動向が全体業績に大きく影響する構造になっている点に留意が必要です。
  • 営業CFが大きく低下しており、売上増の一方で債権や棚卸の増加がキャッシュ面での圧迫要因となっていること、自己株式取得や配当増が財務CF負担として顕在化している点は資金面の注視ポイントです。
  • 繊維事業に関する過去の減損(前期)とその後の売却処理が、過年度と当期の比較を難しくしているため、継続的な業績評価はセグメント別トレンドを重視する必要があります。

必要であれば、以下の情報を追加で抽出して整理します(ご指定ください):
– セグメント別詳細(過去数期の推移)
– 財務指標(主要比率)の年次比較表
– キャッシュフローの詳細分析
– 付属の決算説明資料(PDF)の要点抜粋

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3107
企業名 ダイワボウホールディングス
URL http://www.daiwabo-holdings.com/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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