2025年12月期第2四半期 決算説明会 書き起こし公開のお知らせ

株式会社RS Technologies — 2025年12月期 第2四半期 決算説明会まとめ(書き起こしより)

※出典:同社発表資料・決算説明会(開催日:2025年8月28日)および書き起こし(公開日:2025年8月29日)。不明な項目は「–」と表記しています。

基本情報
  • 企業名:株式会社RS Technologies(証券コード 3445、東証プライム市場)
  • 主要事業分野:ウェーハ再生事業、プライムウェーハ製造販売、半導体関連装置・部材等、LE(蓄電)システム等の新規事業、12インチ事業(持分法適用子会社 SGRS など)
  • 代表者名:代表取締役社長 方 永義
  • 問合せ先:経営企画室長 田渕 勝也(TEL:03-5709-7685)
  • 説明会情報:
    • 開催日時:2025年8月28日
    • 説明会形式:–(明記なし。アーカイブ動画は同社IRにて2025年9月5日掲載予定)
    • 参加対象:株主・投資家向け(想定)
  • 説明者(発表者):
    • 方 永義(代表取締役社長) — 決算概況の総括、プライムウェーハや配当方針等に関する説明
    • 遠藤 智(取締役 上席執行役員) — セグメント別の詳細説明、設備投資・事業戦略(ウェーハ再生、SGRS等)
    • 河路 将人(財務経理部長) — 財務・配当・補助金等に関する補足説明
  • 報告期間:2025年12月期 第2四半期(2025年上期)
セグメント(名称と概要)
  • ウェーハ再生事業
    • 中古ウェーハ(再生ウェーハ)の再生・販売。三本木工場、台湾工場の増産で生産能力拡大中。
  • プライムウェーハ製造販売事業
    • 主に8インチウェーハ(パワー半導体向け中心)や一部12インチ。GRITEK(中国)等を通じた製造・販売。
  • 半導体関連装置・部材等事業
    • DGテクノロジーズや商社ビジネス、RSPDH(新規事業:光ピックアップモジュール等)を含む。
  • 12インチ事業(持分法適用子会社 SGRS)
    • 12インチウェーハの量産・拡大を目指す子会社。持分比率を引き上げ、今後の増資・設備投資を検討。
  • LEシステム(新規事業)
    • バナジウムレドックスフロー用電解液の製造、蓄電池・電力最適化コンサル等のトータルエネルギーソリューション。
業績サマリー(上期実績)
  • 主要指標(2025年上期 / 前年同期比)
    • 売上高:37,999 百万円(+26.4%)
    • 営業利益:7,103 百万円(+16.8%)
    • 経常利益:7,157 百万円(△9.4% とする表記ありが資料上では7,157百万円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:3,800 百万円(△0.9%)
    • 1株当たり中間利益(EPS):143.79 円(前年同期比 △1.1%)
  • 進捗状況(中期経営計画 2025–2027 に対する進捗)
    • 全体として「中期経営計画に向けて順調に進捗している」との表明。
    • セグメント別では、プライムウェーハ事業が計画比でやや弱かったが、半導体関連(RSPDH)の増収増益でカバーできたと説明。
    • 定量的な「中期計画に対する達成率」は資料上で明示されていないため「–」とする。
  • セグメント別(上期実績)
    • ウェーハ再生事業
    • 売上高:13,371 百万円(+21.2%)
    • 営業利益:4,742 百万円(+12.1%)
    • 営業利益率:35.5%(前年差 -2.9pt)
    • プライムウェーハ事業
    • 売上高:9,998 百万円(△1.1%)
    • 営業利益:2,330 百万円(+5.6%)
    • 営業利益率:23.3%(+1.5pt)
    • 半導体関連装置・部材等事業(および新規事業 RSPDH 等)
    • 売上高:15,528 百万円(+65.1%)
    • 営業利益:909 百万円(+100.2%)
    • 営業利益率:5.9%(+1.1pt)
    • 合計(連結):売上高 37,999 百万円、営業利益 7,103 百万円、営業利益率 18.7%(+1.5pt)
業績の背景分析
  • 業績ハイライト・トピックス
    • 売上・営業利益は前年同期比で増加。ウェーハ再生と半導体関連(RSPDH)が主因。
    • 中国子会社(GRITEK)からの補助金収入が営業外収益として寄与(第2四半期に今期1回目の配当受領)。
    • 為替影響や持分法適用子会社(SGRS)に関わる投資損失の計上が営業外費用に影響。
  • 増減要因
    • 増収要因:
    • ウェーハ再生:三本木・台湾工場の増産稼働により出荷数量増加。
    • 半導体関連:RSPDHの光ピックアップモジュール等の前倒し生産・出荷で売上増。
    • プライムウェーハ:8インチの出荷数量増加(増産投資の効果)。
    • 減益要因 / ノイズ要因:
    • 為替差損の変動(前年同期比でマイナス要因)。資料では為替差益などの変動が注記されている。
    • 持分法投資損失の増加(SGRSへの投資フェーズに伴う損失計上)。
    • 原価率の高い販売ウェーハ(販売ウェーハ比率の上昇)によりウェーハ再生セグメントの営業利益率がやや低下。
    • 補助金:中国政府からの補助金は当面同程度継続を想定するが、政策依存のため長期確約は不可。
  • 競争環境
    • 中国市場:12インチのメーカー各社が品質向上・急速な設備投資を実行しており競争激化。長期的には中国内製の優先利用が進む可能性を想定。現時点では8インチ需要は比較的堅調。
    • 競争優位性:同社は8インチでの実績や再生技術、増産対応力を有し、12インチではSGRS等を通じ市場投入・拡大を図る戦略。
  • リスク要因
    • 為替変動(ドル/人民元等)による業績変動。
    • 中国政府の政策・補助金動向(補助金の変化が収益に影響)。
    • 米国の関税措置等(現時点では連結業績への影響は極めて軽微と同社見解)。
    • SGRS等の投資フェーズに伴う損失計上、及び設備投資進捗リスク。
    • 供給網・原材料価格の変動や、中国ローカル競合の台頭。
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期経営計画 2025–2027 の方向性)
    • ウェーハ再生・プライムウェーハ双方で設備投資により生産能力を強化し、中期成長を目指す。
    • M&A を成長の武器と位置づけ、今後も半導体関連を中心に新エネルギー(LEシステム等)を含めて検討。グローバル展開(日本・中国・欧米)を志向。
    • 12インチ分野はSGRS等を通じ、段階的に比率・設備を拡大していく戦略。
  • 進行中の施策・進捗
    • ウェーハ再生:三本木工場・台湾工場で増産計画を実施。台湾は第2四半期から増産完了、三本木は下期から本格稼働。結果として三本木月産34万枚、台湾月産29万枚の体制へ。
    • 12インチ(SGRS):2025年1月に増資(約79億円)等を実施し持分比率を引き上げ。今後30万枚設備投資に合わせて持分比率をさらに上げることも検討。
    • RSPDH:光ピックアップモジュールの生産出荷を前倒しで実施し、生産効率・収益性向上。
    • GRITEK(中国):生産性向上・タイムリー投資・原材料調達戦略や中国優遇政策の活用により高い営業利益率を維持。
    • LEシステム:徳州市の工場で電解液生産を準備中。将来的にはセルのOEM生産・セット販売、中国における原材料供給体制構築を計画。
  • セグメント別施策と成果
    • ウェーハ再生:増産による出荷数量増で売上・利益貢献。第7工場(三本木)・台湾第2工場を2027年稼働予定。
    • プライムウェーハ:8インチ中心に投資は慎重に実施。過剰投資を避け高稼働率を維持する方針。
    • 半導体関連(RSPDH等):新規事業の取り込みにより四半期で増収増益。次期以降は車載カメラモジュール事業に軸足を移す計画(中国でパートナー探索中)。
    • LEシステム:電解液からセル・システム提供へ展開。スペイン向け案件等の売上計上実績あり。
将来予測と見通し
  • 次期業績予想(数値):資料上での次期通期の具体的な数値予想の記載は確認できないため「–」とする。
  • 見通しの根拠(会社説明の要点)
    • 半導体市場の成長(国内外の工場新設、AI対応等)が追い風。これに対応するための設備投資計画を進めており、下期以降の増収を見込む。
    • 中国における12インチ市場は2027年頃本格化すると想定しており、SGRS等の増資・設備投資で対応。
  • 中長期計画の進捗可能性
    • 同社は中期計画に対して「順調に進捗」と説明。プライムウェーハで一部弱さはあるが、RSPDHの伸び等で相殺。
    • 設備投資・M&A等の実行が計画通り進めば達成可能性が高まるが、政策・市場環境・為替等の外部要因の影響注意。
  • マクロ経済の影響
    • 為替(米ドル・ニュー台湾ドル・人民元)や米国の貿易政策は業績に影響する可能性。会社側は現時点では影響は軽微と見ているが、今後の変動はリスク。
配当と株主還元
  • 配当方針(会社説明)
    • 業績に応じて増配を継続していきたい旨を表明。ただし成長フェーズのため当面は設備投資やM&A等への資金配分を優先。
    • 将来的な目標として配当性向30%の達成を目指す。
  • 配当実績(上期に関する記載)
    • 中国子会社からの配当は年2回が基本。同第2四半期では今期1回目の配当を受領。
    • 中間配当・期末配当の具体額は資料上に明示なし → 「–」
  • 特別配当:特別配当の記載なし → なし
製品・サービス(主要)
  • 主要製品
    • 再生ウェーハ(再生ウェーハの各種ブランド)
    • 8インチ・12インチのプライムウェーハ(パワー半導体向けが主)
    • 光ピックアップモジュール等(RSPDH)
    • バナジウムレドックスフロー用電解液(LEシステム)
  • 新製品・取り組み
    • 12インチのパワー半導体用ウェーハ(IGBT等)の製品化、メモリ・ロジック向け拡大を視野。
    • LEシステムでは電解液に加えてセルのOEM生産・システム販売を計画。
  • サービス・提供エリア・顧客層
    • 再生ウェーハの顧客は国内外(中国のローカルメーカーが多い等)の半導体メーカー。
    • LEシステムは蓄電所向けや電力最適化コンサル等(スペイン案件等の実績あり)。
  • 協業・提携
    • SGRS(持分法適用子会社・12インチ事業)への出資・増資。
    • GRITEK(中国)を通じたプライムウェーハ事業。
    • 中国でのパートナー探索(車載カメラモジュール等、RSPDH関連のグローバル展開検討)。
重要な注記
  • 会計方針・処理
    • SGRS等、持分法適用会社への投資に係る持分法損益を計上(投資フェーズにより損失計上増加)。
    • 補助金収入(中国政府)を営業外収益として計上している旨の注記。
  • 特記事項・リスク
    • 中国政府の補助金は政策動向に依存するため長期の確約は不可。
    • 米国関税等の影響については、現時点では連結業績・中期計画への影響は限定的と評価しているが、今後の動向には注意が必要。
  • その他(今後のイベント等)
    • 決算説明資料のアーカイブ動画は同社IRページにて2025年9月5日掲載予定。
    • 当該説明会の書き起こしは同社より公開済み(2025年8月29日付発表)。

以上


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3445
企業名 RS Technologies
URL http://www.rs-tec.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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