決算短信：ツバキ・ナカシマ（6464）

2025年12月期　第2四半期（中間期）決算短信〔IFRS〕（連結）

株式会社ツバキ・ナカシマ（6464） — 2025年12月期 第2四半期（中間期）決算短信〔IFRS・連結〕要約（2025年1月1日〜6月30日）

（報告日：2025年8月13日）

基本情報

• 企業名：株式会社ツバキ・ナカシマ
• 主要事業分野：精密部品等の製造・販売（プレシジョン・コンポーネント）、ブロア・送風機及び不動産賃貸（ブロア・リアルエステイト）
• 代表者：取締役兼代表執行役社長CEO 松山 達
• 連絡先（IR責任者）：取締役兼執行役副社長CFO 上田 洋一（TEL: 06-6224-0193）
• URL： https://www.tsubaki-nakashima.com/jp/
• 決算説明資料：作成あり（機関投資家・証券アナリスト向け説明会実施）

報告概要

• 提出日：2025年8月13日
• 対象会計期間（中間）：2025年1月1日〜2025年6月30日
• 決算短信注記：第2四半期（中間期）決算短信は公認会計士／監査法人のレビュー対象外
• 注記（事業再編）：ボールねじ及びボールウェイの製造販売事業を「非継続事業」に分類（継続事業数値は非継続事業を除いて表示）。該当事業はTNリニアモーションへ会社分割の上、2025年10月3日にミネベアミツミへ譲渡予定（譲渡価額は非開示）。2024年に発覚した品質問題への対応を経て合意に至った旨記載。

セグメント

• セグメント区分（報告セグメント）：
  • プレシジョン・コンポーネントビジネス：精密ボール、ローラー、リテーナー、シートメタル部品等の製造・販売。
  • ブロア・リアルエステイトビジネス：ブロア・ファン等の送風機の製造・販売・保守、および不動産賃貸等。

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：41,599,600株（期中・前期同数）
• 期末自己株式数：3,346,658株（2025年中間）、1,760,958株（2024年期末）
• 期中平均株式数（中間）：39,199,313株（2025中間）
• 時価総額：–（株価情報は未提供のため算出不可）

今後の予定（開示情報から）

• 半期報告書提出予定日：2025年8月13日（実施）
• 配当支払開始予定日：―（中間配当：0円）
• 会社分割・株式譲渡予定日：2025年10月3日（TNリニアモーションの承継・譲渡）
• 株主総会、その他IRイベント等：開示資料に記載の定期イベント以外の開催日程は–（未記載）

財務指標（要点）

• 単位は百万円、％は前年同期比（特記のない限り連結、継続事業ベース）

損益（中間累計：2025/1–6）

• 売上収益：36,055（△10.5%）
• 営業利益：791（△63.5%）
• 税引前利益：△689（-）
• 中間（当期）利益（親会社所有者帰属）：△965（-）
• EBITDA（参考）：2,566（△32.9%）
• 1株当たり中間利益（基本）：△24.61円（2024中間：42.80円）

（注）ボールねじ・ボールウェイ事業を非継続事業に分類したため、売上収益・営業利益・税引前利益は継続事業ベースで表示。中間利益は継続＋非継続の合算表示。

貸借対照表ハイライト（2025/6/30）

• 総資産：166,943（前期末174,721）
• 親会社の所有者に帰属する持分（自己資本に相当）：56,277
• 親会社所有者帰属持分比率（自己資本比率）：33.7%（前期末35.2%）

キャッシュ・フロー（中間累計）

• 営業CF：+3,949（増加）
• 投資CF：△655（主に有形固定資産取得）
• 財務CF：△536（主に配当金支払等）
• 現金及び現金同等物（中間期末）：25,501（前期末比 +2,167）

主要財務比率（算出）

（数値は決算短信の貸借対照表等を使用）
– 流動比率（流動資産 / 流動負債）：82,256 / 65,224 = 約126.1%
– 負債比率（負債合計 / 資本合計）＝110,630 / 56,313 = 約196.5%（負債/自己資本の比率表現）
– 総資産回転率（売上収益 / 総資産）：36,055 / 166,943 = 約0.216（期間ベース）
– 営業利益率（営業利益 / 売上収益）：791 / 36,055 = 約2.19%（前年中間：約5.38%）
– ネット有利子負債（概算）：有利子負債 51,011 + 39,526 = 90,537 − 現金等 25,272（貸借対照表基準） ≒ 65,265 → ネット有利子負債/自己資本 ≒ 115.9%

（注）有利子負債は貸借対照表中の「社債及び借入金」の合計を使用。各比率は参考値であり、表示の定義により異なる場合があります。

セグメント別（中間）

• 売上収益（外部）：
  • プレシジョン・コンポーネント：35,552（約98.6％）／前年同中間比△10.7%
  • ブロア・リアルエステイト：503（約1.4％）／前年同中間比＋1.3%
• セグメント利益：
  • プレシジョン・コンポーネント：705（セグメント利益の約89.1%）／前年同中間比△64.5%
  • ブロア・リアルエステイト：85（約10.7%）／前年同中間比△53.2%

（注）セグメント情報は継続事業ベースの数値で作成。非継続事業は別建てで扱われる。

財務の解説（会社記載の要点）

• 売上減少の主因：長期化する自動車産業の低迷、価格競争、主に欧州でのマーケットシェア低下。
• 利益圧迫要因：売上減、価格競争、人件費等上昇、調達・生産コスト削減施策の進捗はあるが効果は限定的。
• 資産の減少：棚卸資産の減少や無形資産・のれんの減少等により総資産が減少。
• 負債の減少：為替影響等により社債・借入金が減少（負債合計は前期比減少）。
• キャッシュ：棚卸資産減少や減価償却で営業CFがプラス幅に。中間期末現金は増加。

配当

• 2024年12月期（実績）：中間配当 15.00円、期末 10.00円、年間 25.00円
• 2025年12月期（中間・実績）：第2四半期末（中間）配当：0.00円
• 2025年12月期（予想）：通期配当予想 0.00円（中間0.00、期末0.00）
• 直近公表の配当予想に修正なし

中長期計画との整合性

• 会社は新中期経営計画を公表（2025年2月17日）しており、費用削減等の施策を実施中。
• 事業選択と集中の一環として、ボールねじ事業を分離・譲渡（TNリニアモーション→ミネベアミツミ）し、成長分野（セラミック・メディカル）へ経営資源を投入する方針。
• 通期業績予想（2025年）は2月公表の数値から修正なし（売上71,500 百万円、営業利益1,000 百万円等）。

競合状況・市場動向（開示内容より）

• 市場環境：自動車産業の弱さ、米国の関税政策や国際貿易環境の不確実性、欧州の製造業の弱含み、中国の内需・輸出動向等が業績に影響。
• 競争環境：価格競争が強く、マーケットシェア低下が売上減の一因と報告。
• 同業比較等の具体的数値（競合との比較）は開示なし（–）。

今後の見通し（会社予想および開示事項）

• 2025年通期業績予想（変更なし、2025/1/1–12/31）：
  • 売上収益：71,500 百万円（△5.8%）
  • 営業利益：1,000 百万円（+22.9%）
  • 税引前利益：△600 百万円（-）
  • 親会社所有者帰属当期利益：△800 百万円（EPS -20.10円）
• 会社見解：上期の減益要因は下期におけるコスト削減・施策で改善を図る想定。通期見通しは据え置き。

主なリスク要因（開示内容から）

• 世界経済・貿易政策の不確実性（関税等）
• 自動車産業の需要低迷および価格競争の激化
• 人件費や原材料等コスト上昇
• 為替変動の影響（為替換算差額がその他包括利益に大きく影響）
• 品質問題に起因する事業展開リスク（過去のボールねじ品質不祥事の対応状況が開示されている）

重要な注記・その他

• 会計方針の変更：無し（IFRSに基づく主要会計方針は前年度と同一）
• 連結範囲の変更：当中間期における重要な子会社の異動：無し（ただし、事後の会社分割・譲渡予定は開示）
• 非継続事業の取扱い：ボールねじ・ボールウェイ事業を非継続事業に分類（継続事業数値はこれを除外）
• 会社分割・子会社株式譲渡（重要な後発事象）：
  • 事業：ボールねじ及びボールウェイ（譲渡対象の2024年基準での売上 2,721 百万円、資産合計 3,450 百万円、負債合計 780 百万円）
  • 方法：吸収分割（簡易吸収分割）によりTNリニアモーションへ承継後、同社株式100%をミネベアミツミへ譲渡予定（2025年10月3日）
  • 譲渡価額：当事者間の守秘義務により非開示
  • 会社側コメント：本取引は事業の選択と集中、成長戦略に資するものと説明しているが、連結業績への影響は当事業年度では「軽微」としている。
• 注意事項：中間決算の将来予測は現時点での合理的前提に基づく表明であり実現を保証するものではない旨の開示あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。