2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

決算短信(要約・Markdown形式)

対象資料:富士通株式会社 2026年3月期 第1四半期決算短信(IFRS、連結)
提出日:2025年7月30日
対象期間:2025年4月1日~2025年6月30日

基本情報
  • 企業名:富士通株式会社(Fujitsu Ltd.)
  • 主要事業分野:ITサービス(クラウド・デジタルサービス)、システムプロダクト(サーバ・ストレージ等)、クライアントデバイス(PC等)
  • 代表者:代表取締役社長 時田 隆仁
  • 問合せ先:広報IR室長 野本 邦彦(TEL 044-754-5778)
  • 決算説明資料の有無:有(プレゼン資料、マスコミ・アナリスト向け説明会あり)
  • 連結範囲の重要な変更:有(連結子会社 新光電気工業株式会社を連結範囲から除外)
報告概要
  • 提出日:2025年7月30日
  • 対象会計期間:2025年4月1日–2025年6月30日(第1四半期)
  • 決算補足資料・説明会:あり(別途同社サイト・TDnetに資料掲載)
  • 注記:本四半期において新光電気工業株式の譲渡に伴う売却益(141,572百万円)を非継続事業の利益として計上。これが当期四半期利益に大きく影響。
セグメント(報告セグメント)
  • 区分:サービスソリューション / ハードウェアソリューション / ユビキタスソリューション
    • サービスソリューション:Fujitsu Uvanceを中心としたグローバルおよび地域別(Japan・海外)のサービス提供(クラウド、デジタル、運用等)
    • ハードウェアソリューション:サーバ、ストレージ等のシステムプロダクトおよび通信インフラ(基地局・光伝送等)
    • ユビキタスソリューション:クライアントコンピューティングデバイス(PC等)
  • セグメント損益は「調整後営業利益」(営業利益から事業再編費用・M&A関連費用・一過性損益を除外した指標)で示す
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):2,071,108,450株(2026年3月期1Q末)
  • 期末自己株式数:293,768,305株
  • 期中平均株式数(四半期累計):1,777,340,408株(当第1四半期)
  • 希薄化後平均等は資料参照
今後の予定
  • 通期業績予想・配当予想:現状公表値から変更なし(本短信時点)
  • IRイベント:決算説明会あり(既開催/資料公開)

(※具体日程は同社IRカレンダー参照)

主要財務指標(連結:第1四半期ハイライト)

金額は百万円、(比較は前期第1四半期:2025年3月期第1Q)
– 売上収益(継続事業):749,859(前期 759,286、△1.2%)
– 営業利益(連結):33,486(前期 14,331、+133.7%)
– 調整後営業利益:35,119(前期 16,570、+111.9%)
– 税引前利益:37,060(前期 19,888、+86.3%)
– 四半期利益(当期合計):174,507(前期 19,624)
– 内訳:継続事業からの四半期利益 28,166、非継続事業(新光電気工業売却益等) 146,341
– 親会社の所有者に帰属する四半期利益:171,761(前期 16,876)
– 四半期包括利益合計:176,457(前期 52,371)
– 基本的1株当たり四半期利益:96.64円(前期 9.18円)
– 調整後(継続事業ベース)1株当たり:16.75円(前期 8.24円)

バランスシート(期末:2025/6/30)
– 総資産:3,180,749百万円(前期末 3,497,808)
– 親会社所有者帰属持分:1,889,015百万円(前期末 1,740,965)
– 親会社所有者帰属持分比率:59.4%(前期末 49.8%)※短信記載

主要キャッシュフロー(第1四半期)
– 営業CF:226,821百万円(前期 173,746)
– 投資CF:174,968百万円(前期 △43,258)※子会社売却収入等を含む(子会社売却収入 約203,505百万円)
– 財務CF:△89,049百万円(前期 △6,638)
– 現金及び現金同等物(期末):641,442百万円(期首 320,099)

財務安全性・指標(計算値)
– 自己資本比率(親会社持分/総資産):1,889,015 / 3,180,749 = 59.4%(短信記載)
– 負債合計:1,274,641百万円 → 負債比率(負債/資本)= 1,274,641 / 1,889,015 ≒ 0.67(約67%)
– 流動比率(流動資産 / 流動負債):1,865,463 / 1,031,377 ≒ 1.81(181%)

(注)いずれも四捨五入の概算
効率性・収益性メモ
– 売上総利益の改善:売上総利益は249,425(前期 228,696)に増加
– 主にサービスセグメントの収益性が高く推移(調整後営業利益の多くをサービスが占める)

セグメント別(第1四半期:外部売上/調整後営業利益)

(当第1四半期:2025/4/1–6/30、百万円)
– サービスソリューション
– 外部売上:507,605
– 調整後営業利益:47,842
– ハードウェアソリューション
– 外部売上:186,941
– 調整後営業利益:1,337
– ユビキタスソリューション
– 外部売上:47,960
– 調整後営業利益:8,241
– 消去・全社(調整):△22,301
– 連結合計(調整後営業利益):35,119

ポイント:
– サービスソリューションが売上・営業利益の主要な貢献セグメント。
– ハードウェアは売上が減少傾向で、調整後利益は小幅。
– 非継続事業の売却益は損益上大きな影響(非継続事業扱いとして141,572百万円の売却益計上)。

配当
  • 2025年3月期(実績):年間合計 28.00円(第2四半期末 14.00円、期末 14.00円)
  • 2026年3月期(予想):年間合計 30.00円(第2四半期末 15.00円、期末 15.00円)
  • 直近公表の配当予想からの修正:無
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画(2023–2025年度)に基づくポートフォリオ変革の一環として、非コア事業の切り離し(新光電気工業売却)を実行。得た資金をサービス領域(Fujitsu Uvance 等)への投資および株主還元に充当すると明示。
  • 進捗:当該売却により一時的に利益・現金が増加、サービス投資のための資金確保を実現。中期計画への整合性は同社コメント参照。
競合状況・市場動向(資料記載の要点)
  • 市場・競合に関する具体的な同業他社比較数値は資料に記載なし(–)。
  • 会社が挙げる主要な外部要因(業績に影響を与え得る項目):
    • 主要市場(日本、欧州、北米、オセアニア、中国など)の景況感
    • 為替・金利・資本市場の動向
    • 価格競争や技術開発競争による市場ポジションの変化
    • 部品調達環境、提携やアライアンスの変化、規制・税制のリスク
    • 製品・サービス品質リスク、不採算プロジェクト、自然災害等
今後の見通し(業績予想等)
  • 通期業績予想(2026年3月期、通期):
    • 売上収益:3,450,000百万円(前期比 △2.8%)
    • 営業利益:360,000百万円(+35.8%)
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益:390,000百万円(+77.4%)
    • 基本的1株当たり当期利益:222.37円
    • 調整後(継続事業ベース):営業利益 360,000、調整後親会社帰属当期利益 250,000百万円(+3.7%)、調整後EPS 142.55円
  • 業績予想の修正:直近公表値から修正なし(本短信時点)
  • 同社注記:業績見通しは前提に基づくもので、実際の業績は様々な要因で変動する旨を明記
リスク要因(主なもの、短信記載)
  • 市場景気、為替・金利、資本市場動向
  • 価格競争、技術競争、部品調達の制約
  • 規制・税制の変更、提携・アライアンスの変化
  • 製品・サービスの欠陥、不採算プロジェクト、自然災害等
  • 会計方針の変更等
重要な注記(会計・連結範囲等)
  • 連結範囲の重要な変更:有(新光電気工業の除外)
    • 売却益141,572百万円は非継続事業の利益として計上
  • 会計方針の変更:無し(IFRSによる要求を含む)
  • 添付の四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー):無
財務・業績の解説(短信記載に基づく整理)
  • 売上は前年同期比でほぼ横ばい(継続事業ベースで若干減少)。
  • 営業利益・税引前利益は増加。営業利益・調整後営業利益の改善は、主にサービスソリューションの増益が寄与。
  • 当期四半期利益が大幅に増加している主因は、新光電気工業株式の譲渡による非継続事業からの大幅な売却益(約141.6十億円)計上。継続事業のみの利益(28,166百万円)は前期から改善しているが、非継続要因が利益増の主要因である点に留意が必要。
  • 売却により現金及び現金同等物が大幅増加し、自己資本比率も上昇。非支配持分は大幅に減少(連結範囲変動の影響)。

(注)
– 本要約は提供された決算短信の内容に基づき整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。
– 不明な項目や資料に明示が無い事項は「–」としてあります。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6702
企業名 富士通
URL http://jp.fujitsu.com/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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