2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
アールビバン株式会社(7523) 2025年3月期 第1四半期決算短信(要約:Markdown形式)
注意:以下は提供資料に基づく事実整理です。投資助言や価値判断は行いません。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:アールビバン株式会社
- URL:http://www.artvivant.co.jp
- 上場コード:7523
- 主要事業分野(報告書による):
- アート関連事業(絵画等の販売を主力)
- 金融サービス事業(個別信用購入あっせん(クレジット)等)
- 健康産業事業(溶岩ホットヨガ等の店舗運営)
- 代表者:代表取締役会長兼社長 野澤 克巳
- 問合せ先:取締役執行役員 経営企画室長 樋口 弘司(TEL 03-5783-7171)
- その他:決算短信は四半期レビュー(期中レビュー)済み(アスカ監査法人)
報告概要
- 提出日:2024年8月9日
- 対象会計期間:連結第1四半期 2024年4月1日~2024年6月30日
- 四半期レビュー:有(期中レビュー報告書あり)
セグメント(報告区分)
- アート関連事業:絵画等の販売(主力事業)。催事会場での販売や版画の拡大等に注力。
- 金融サービス事業:クレジット事業(割賦販売の取扱等)。貸倒引当金の計上影響あり。
- 健康産業事業:ホットヨガ店舗運営等(会員数回復途上)。2023年12月に一部フィットネス事業閉店の影響あり。
発行済株式
- 期末発行済株式数(第1Q時点、自己株式を含む):12,963,816株
- 期末自己株式数(第1Q時点):2,705,147株
- 期中平均株式数(第1Q累計):10,258,669株
- (重要な後発事象)2024年7月18日に譲渡制限付株式(38,400株)発行(取締役5名へ)および同日自己株式38,400株消却を実施。消却後の自己株式数は報告書上 2,666,747株(発行済総数:12,963,816株)。
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定
- 決算発表(通期・中間の修正等):今回の短信で「業績予想に変更なし」と記載(2024年5月15日公表の予想継続)
- IRイベント(決算説明会等):決算補足説明資料および決算説明会の有無は資料欄で明示なし(—)
- その他:業績予想の前提等は添付資料参照
財務指標(要点:百万円単位、端数切捨て)
※資料は(百万円)表示の箇所を参照
損益(第1四半期累計:2024/4/1–2024/6/30)
- 売上高:2,755 百万円(前年同期 3,131 百万円、△12.0%)
- 売上原価:810 百万円(売上総利益:1,946 百万円)
- 販売費及び一般管理費:1,416 百万円
- 営業利益:530 百万円(前年同期 853 百万円、△37.9%) → 営業利益率:約19.2%(前年同期:約27.3%)
- 営業外収益合計:171 百万円(前年同 355 百万円)
- 経常利益:680 百万円(前年同期 1,175 百万円、△42.2%) → 経常利益率:約24.7%(前年同期:約37.5%)
- 四半期純利益(親会社株主に帰属):478 百万円(前年同期 775 百万円、△38.3%) → 純利益率:約17.3%(前年同期:約24.7%)
- 1株当たり四半期純利益(希薄化後):46.59 円(前年同期 70.72 円)
主な要因(業績差異):
– 前年同期は高額美術品販売(448 百万円)および投資有価証券売却益(324 百万円)が発生しており、今期はこれらの特別要因が乏しいため前年同期比で利益が減少している旨が注記されています。
財政状態(貸借対照表:2024/6/30時点)
- 総資産:34,461 百万円(前期末 34,234 百万円)
- 流動資産:29,246 百万円(前期末比 △234)
- 固定資産:5,215 百万円(前期末比 +462、投資有価証券が増加)
- 負債合計:18,431 百万円(前期末 18,346 百万円)
- 流動負債:16,443 百万円(△697)
- 固定負債:1,988 百万円(+782、長期借入金増)
- 純資産合計:16,031 百万円(前期末 15,888 百万円)
- 自己資本比率:46.5%(前期末 46.4%)
- 1株当たり純資産:1,562.66 円
主要負債項目(流動):短期借入金 8,320 百万円、前受金 2,592 百万円、割賦利益繰延 2,792 百万円 等。長期借入金(固定負債)1,845 百万円。
キャッシュフロー
- 第1四半期累計の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 減価償却費(第1Q累計):21,814 千円
財務安全性・効率性指標(計算値)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):29,246 / 16,443 ≒ 1.78(約178%)
- 負債/純資産(負債合計 / 純資産):18,431 / 16,031 ≒ 1.15(115%)
- 総資産回転率(売上高 / 総資産):2,755 / 34,461 ≒ 0.08 回(年間換算では低め)
- ROA(当期純利益 / 総資産):478 / 34,461 ≒ 1.39%(第1Qベース)
- ROE(当期純利益 / 自己資本):478 / 16,030 ≒ 2.98%(第1Qベース)
セグメント別(第1四半期:2024/4–6)
(売上高・セグメント利益はいずれも百万円)
– アート関連事業
– 売上高:2,095(構成比 約76.0%)
– セグメント利益:294(営業利益への貢献率 約55.6%)
– 備考:主力事業。前年同期に高額美術品販売があり売上・利益が下振れ。
– 金融サービス事業
– 売上高:414(構成比 約15.0%)
– セグメント利益:197(貢献率 約37.2%)
– 備考:クレジット事業中心。貸倒引当金計上が営業利益を圧迫。
– 健康産業事業
– 売上高:254(構成比 約9.2%)
– セグメント利益:23(貢献率 約4.4%)
– 備考:会員数は回復途上。2023年12月に閉店したフィットネス事業の売上減が影響。
(セグメント合計のセグメント利益合計 514 に対し、セグメント間消去調整等を加えた営業利益 530)
配当
- 2024年3月期実績(記載):年間合計 60.00 円(中間 30.00、期末 30.00)
- 2024年中間:普通配当15円 + 記念配当15円 = 30円
- 2024年期末:普通配当15円 + 記念配当15円 = 30円
- 2025年3月期(予想):年間合計 60.00 円(中間 30.00、期末 30.00)
- 2025年中間:普通配当15円 + 特別配当15円 = 30円
- 2025年期末:普通配当15円 + 特別配当15円 = 30円
- 特別配当:2025年は中間・期末ともに「特別配当(15円)」が計画に含まれている旨が注記(ただし将来の変更可能性あり)。
中長期計画との整合性
- 決算短信では、中期的には「人材・組織など経営基盤の強化」「新規顧客開拓や新たな収益基盤の創造」に注力すると記載。
- 今期第1四半期の業績は、通期予想の範囲内で推移しており、5月15日公表の業績予想に変更はないとしています(つまり現時点で中期計画達成に関する特段の⾔及はなし)。
競合状況・市場動向(決算短信記載分の整理)
- 決算短信では外部環境として「円安・物価高で消費マインド停滞」「企業景況感や賃上げで家計は改善傾向」との混在した市場環境を記載。
- 競合比較や市場シェアについての定量的な記載は決算短信中に明示なし(–)。
今後の見通し(会社公表の業績予想)
- 第2四半期累計(第1Q含む、通期の前半累計)予想:
- 売上高:5,050 百万円(+12.6% vs 前期同累計)
- 営業利益:1,050 百万円(+27.8%)
- 経常利益:1,050 百万円(+40.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:600 百万円(+48.6%)
- 1株当たり当期純利益:58.49 円
- 通期(2025年3月期)予想:
- 売上高:10,400 百万円(+5.5%)
- 営業利益:2,100 百万円(+11.2%)
- 経常利益:2,100 百万円(+28.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,100 百万円(+37.8%)
- 1株当たり当期純利益:107.23 円
- 現時点で公表予想に修正はないと表明。
リスク要因(決算短信に記載の主な外部要因・注意点)
- 円安・物価高や消費マインドの弱含みが業績に影響する可能性。
- 高額美術品等の販売は期次でブレが発生しやすく、四半期業績の変動要因となる。
- 投資有価証券売却益等の一時要因が業績に与える影響。
- 開示された関連当事者取引:代表者関係会社(㈲カツコーポレーション)への追加融資(貸付金残高 1,130,000 千円、返済期限 2024/9/30、当社株式に質権設定)。同取引は利益相反に該当するとし、取締役会で監査役出席の下に審議し実行。投資家にとって開示留意点。
重要な注記・会計方針等
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を期首から適用。適用による影響はないと開示。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
- 期中の減価償却費:第1Q 21,814 千円。
- 重要な後発事象:
- 譲渡制限付株式報酬制度による新株発行(38,400株、払込完了 2024/7/18)および同日自己株式の消却(38,400株)。
- 代表者関連会社への追加融資(上記「リスク要因」参照)。
まとめ(ポイント)
– 第1四半期は売上高・利益とも前年同期比で減少(売上 △12%、営業利益 △38% 程度)。主因は前年同期にあった高額美術品販売や投資有価証券売却益など一時要因が今期に存在しないこと。
– 主力のアート関連事業が売上の約76%を占める構成。金融サービス事業は利益率低下の要因として貸倒引当金影響を受けている。健康産業事業は会員数の回復途上。
– 財務は自己資本比率46.5%と安定的な水準で、流動比率約178%と短期の支払余力は確保されているが、短期借入金が約8,320 百万円と規模は大きい。
– 会社は通期予想を据え置いており、当期予想に対する見直しは行っていない。
– 重要な後発事象として株式関連の発行・消却と、代表者関係会社への融資(利益相反関係)が開示されている点は留意事項。
(補足)本まとめは提出資料に基づく事実整理のみを行っています。投資行動を検討される場合は、会社の開示資料全文や補足説明資料、決算説明会資料等を確認してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7523 |
| 企業名 | アールビバン |
| URL | http://www.artvivant.net/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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