2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
旭ダイヤモンド工業株式会社 — 2025年3月期 決算短信(要約)
以下は、提供いただいた決算短信(2025年5月15日提出)を基に、個人投資家向けに整理した要点です。投資助言を行うものではありません。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:旭ダイヤモンド工業株式会社
- 上場コード:6140(東証)
- URL: https://www.asahidia.co.jp/
- 主要事業分野:ダイヤモンド工具の製造・販売および付随業務(単一セグメント)
- 代表者:代表取締役社長 片岡 和喜
- 問合せ先:執行役員 管理本部長 日下部 均(TEL: 03-3222-6311)
報告概要
– 決算短信提出日:2025年5月15日
– 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
– 決算説明資料作成:有(機関投資家・アナリスト向け説明会あり)
セグメント
– 報告セグメント:単一(ダイヤモンド工具の製造・販売および付随業務)。よってセグメント別損益区分はなし。
– ただし業界別売上(事業用途別)情報あり(下段参照)。
発行済株式
– 期末発行済株式数(自己株含む):51,888,600株(2025年3月期)
– 期末自己株式数:534,933株
– 期中平均株式数:51,556,451株
– 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(開示)
– 定時株主総会開催予定日:2025年6月26日
– 配当支払開始予定日:2025年6月27日
– 有価証券報告書提出予定:2025年6月25日
財務指標(主要ハイライト)
期間:2025年3月期(2024/4/1–2025/3/31、連結)
主要業績(対前期)
– 売上高:41,006 百万円(+6.1%)
– 営業利益:2,311 百万円(+51.4%)
– 経常利益:3,070 百万円(+27.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:2,493 百万円(+18.2%)
– 包括利益:1,385 百万円(△69.4%:その他包括利益の悪化が影響)
1株当たり指標
– 1株当たり当期純利益(EPS, 希薄化後なし):48.36 円
– 1株当たり純資産(BPS):1,200.54 円
損益構成
– 売上総利益:11,302 百万円 → 粗利率 ≒ 27.6%
– 販管費:8,991 百万円(販売費 5,818、一般管理費 3,172)
– 営業利益率:約 5.6%(短信の値と一致)
財政状態(連結)
– 総資産:76,351 百万円(前期 73,901)
– 純資産:63,579 百万円(前期 63,993)
– 自己資本比率:80.7%(前期 84.2%)
– 自己資本(参考):61,652 百万円
– 現金及び現金同等物(期末):14,810 百万円
キャッシュ・フロー
– 営業CF:+5,765 百万円(前年 2,839)
– 投資CF:△3,820 百万円(有形固定資産取得等、支出主)
– 財務CF:△212 百万円(長期借入金の増加 2,000 百万円、配当支払等)
– フリーキャッシュフロー(営業+投資):約 +1,945 百万円
その他主要指標(会社が公表)
– ROA(総資産当期純利益率):3.3%
– ROE(自己資本当期純利益率):4.0%
– 設備投資(当期):5,298 百万円(注:補助金等含む表記)
– 減価償却費(当期):3,257 百万円(連結表記差分あり、注本文参照)
– 研究開発費:2,596 百万円
財務安全性(主な数値)
– 流動資産:34,456 百万円 / 流動負債:6,640 百万円 → 流動比率 ≒ 519%(流動資産÷流動負債)
– 有利子負債(貸借対照表内):短期借入金 234 百万円、長期借入金 2,000 百万円 → 合計約 2,234 百万円
– 現金が有利子負債を大きく上回るため、単純なネット現金は大きい(現金等 14,810 − 有利子負債 2,234 ≒ 12,576 百万円)
– 負債合計 / 純資産(負債比率の目安):12,772 / 63,579 ≒ 20.1%
効率性(計算値)
– 総資産回転率(売上高 / 総資産):41,006 / 76,351 ≒ 0.54 回/年
– 売上高営業利益率(営業利益率):約 5.6%(短信に記載)
セグメント別(業界別)収益貢献(連結 売上高)
– 電子・半導体:16,667 百万円(構成比 40.7%)
– 輸送機器:9,692 百万円(23.6%)
– 機械:9,430 百万円(23.0%)
– 石材・建設:3,975 百万円(9.7%)
– その他:1,240 百万円(3.0%)
地域別売上高(連結)
– 日本:18,217 百万円(44.4%)
– アジア・オセアニア合計(台湾・中国・その他):合計 ≒ 13,921 百万円(約 33.9%)
– 台湾:3,111、 中国:4,275、 その他:6,535(内訳は短信参照)
– 欧州:4,514 百万円(11.0%)
– 北米:2,869 百万円(7.0%)
財務の解説(短信より要旨)
– 売上増は電子・半導体分野(先端半導体加工用工具やFPD、電子部品向け等)や輸送機器(商用車、航空機)による増加が主因。
– 一方、パワー半導体向け工具はEV販売停滞の影響で伸び悩み。石材・建設向けは国内外での需要低迷で減少。
– 投資有価証券売却益の計上等も当期純利益を押し上げた。
– 自己資本比率は高水準だが、その他包括利益(有価証券評価差額金)の悪化により包括利益は減少。
会計方針の変更
– 2022年改正税効果会計基準等を当連結会計年度期首から適用(会計方針の変更有)。当該変更による連結財務諸表への影響はないと記載。
配当
- 基本方針:連結業績に応じた利益配分と継続的な安定配当。通常は配当性向 40% を目安。ただし中期計画期間(2024–2026)は配当性向 50%以上、3年平均で総還元性向120%以上を目標。年間最低配当は1株あたり6円を下回らない方針。
- 2025年3月期(実績):年間配当 30円(中間 15円、期末 15円)/配当金総額 1,552 百万円(連結)/配当性向(連結)62.0%
- 2026年3月期(予想):年間配当予定 30円(中間 15円、期末 15円)/配当性向目安 70.0%(会社発表の資料欄に示唆あり)
特別配当:当期に特別配当はなし。
セグメント別情報(詳細)
- 単一セグメント(ダイヤモンド工具)で報告しているが、業界別売上は開示あり(上記参照)。
- 電子・半導体分野が最大の売上構成(約40.7%)。輸送機器・機械が続く。
- 動向:
- 電子・半導体:パワー半導体向けはEV鈍化で低迷する一方、AI向け先端半導体、FPD、電子部品、伸線用工具は回復。
- 輸送機器:自動車生産台数減少の影響はあるが、海外商用車や航空機需要の回復で増加。
- 機械:半導体装置向けセラミックス関連は伸長。工作機械向けが停滞。
- 石材・建設:国内外の需要減少で減収。
セグメント戦略(短信記載の要旨)
– 中期経営計画2025に基づき製品開発、顧客ニーズ対応の生産体制整備、価格改定等を推進。国内工場の生産再編で供給能力増強を進め、開発体制の強化で製品開発スピード向上を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画2025に沿って設備投資・生産再編・研究開発(当期 R&D 2,596 百万円)を実施。
- ただし、EV販売の鈍化によるパワー半導体需要低迷で、当面は中期計画の業績目標との乖離が生じている旨が会社コメントとして明記されている。会社は供給体制と開発体制の整備を進めることで対応を図ると説明。
競合状況・市場動向(短信に基づく整理)
- 短期~中期の需要要因:半導体(AI・先端/メモリ)、FPD、電子部品、輸送機器(商用車・航空機)、機械(セラミックス等)など。
- リスク要因(会社が明示):地政学リスク、中国経済の鈍化、米国の通商政策(関税等)、為替変動。EV関連(パワー半導体)市場の鈍化が主要な業績リスクとして繰り返し言及。
- 競合他社比較:決算短信内に他社との定量比較は記載なし → 比較情報は「–」。
今後の見通し(会社予想)
2026年3月期(2025/4/1–2026/3/31、連結予想)
– 売上高:42,500 百万円(+3.6%)
– 営業利益:2,300 百万円(△0.5%)
– 経常利益:2,600 百万円(△15.3%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:2,200 百万円(△11.8%)
– 1株当たり当期純利益(予想):42.84 円
前提・注記:緩やかな景気回復を見込みつつ、不透明要因(地政学・中国経済・米国の通商政策等)を勘案。中期計画で進める需給対応・開発体制強化は継続するが、EV鈍化による業績目標との乖離を注記。
リスク要因(主なもの)
– EV市場の鈍化 → パワー半導体関連需要の低迷
– 中国経済の停滞、地政学リスク、米国通商政策の変化(関税等)
– 為替変動、原材料価格変動等
– 大規模災害等による事業影響(配当方針の例外条件としても明記)
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:無
- 会計方針の変更:あり(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)→ 当該変更による連結財務諸表への影響はないと記載。
- 決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査を受けていない旨の注記)。※有価証券報告書提出後の開示で監査結果等が反映される可能性あり。
重要な後発事象:該当事項なし(決算短信記載)。
役員異動(予定、2025年6月26日付)
– 代表者の異動はなし。その他取締役の入替予定等を記載(詳細は短信 p.32)。
補足(会社が開示している定量・参考指標)
– 売上高営業利益率(過去3期):第104期 6.4% → 第105期 4.0% → 第106期(本期)5.6%
– 設備投資(当期):5,298 百万円(会社は次期見込み 3,500 百万円)
– キャッシュ・フロー関連指標(会社算出):キャッシュ・フロー対有利子負債比率 42.0%、インタレスト・カバレッジ・レシオ 275.6 倍(いずれも連結ベースの会社公表値)
注意事項
– 本まとめは提供された決算短信の記載内容に基づく整理であり、投資の推奨・助言を目的とするものではありません。
– 細部数値は切捨て・四捨五入により端数が生じる場合があります。詳細は有価証券報告書および決算説明資料を併せてご確認ください。
(必要であれば、P/L・B/S・CFの主要表の抜粋数値を表形式で提示します。ご希望あればお知らせください。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6140 |
| 企業名 | 旭ダイヤモンド工業 |
| URL | http://www.asahidia.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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