2025年3月期 決算説明資料
2025年3月期 決算説明(要約)
(出典:株式会社コスモスイニシア 2025年5月12日 決算説明資料)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社コスモスイニシア(COSMOS INITIA)
- 証券コード:8844(東証スタンダード)
- 主要事業分野:レジデンシャル事業(新築マンション・一戸建・リノベーション等)、ソリューション事業(収益不動産開発・賃貸管理・仲介等)、宿泊事業(MIMARU等のアパートメントホテル開発・運営)、工事事業(設計・施工・PM等)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月12日(資料表記)
- 説明会形式:–(資料のみ。形式の明記なし)
- 説明者
- 発表者:–(資料に個別の発表者名は記載されていません)
- 発言概要(資料の主なメッセージ)
- 2025/3期は増収増益を達成。2026/3期に中計目標の営業利益100億円を1年前倒しで達成を目指す。配当は継続的な増配方針。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期(2024年4月~2025年3月)
- 決算説明資料公表日:2025年5月12日
- セグメント(名称と概要)
- レジデンシャル事業:新築マンション/一戸建販売、リノベーションマンション販売、その他(不動産仲介・海外事業等)
- ソリューション事業:収益不動産等の開発・販売、賃貸管理・運営、資産形成コンサル等
- 宿泊事業:アパートメントホテル「MIMARU」等の開発・運営、ホテル施設販売
- 工事事業:設計・施工・PM 等
業績サマリー(連結)
- 主要指標(2025/3期 実績)
- 売上高:1,295.2億円(前期比 +49.3億円)
- 営業利益:94.5億円(前期比 +20.2億円)
- 経常利益:79.4億円(前期比 +12.6億円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:53.2億円(前期比 +10.4億円)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明示なし)
- 前年同期比:増収・増益
- 進捗状況(中期経営計画2026との関係)
- 中期経営計画2026(当初は2023/3期〜2027/3期の5年間)を1年前倒し(4年で達成)する方針に変更。
- 2026/3期見通しで営業利益110億円を計画し、計画目標の営業利益100億円を1年前倒しで達成することをめざす。
- セグメント別(2025/3期 実績 → 2026/3期 予想)
- レジデンシャル事業
- 2025/3期:売上高 484.9億円、営業利益 13.1億円
- 2026/3期予想:売上高 535.0億円、営業利益 15.0億円
- 備考:豪州開発物件での棚卸資産評価損計上があり、影響あり。
- ソリューション事業
- 2025/3期:売上高 479.1億円、営業利益 43.3億円
- 2026/3期予想:売上高 590.0億円、営業利益 36.0億円
- 備考:収益不動産の引渡増で売上増見込み。収益性の変動に留意。
- 宿泊事業
- 2025/3期:売上高 236.8億円、営業利益 67.7億円
- 2026/3期予想:売上高 288.0億円、営業利益 89.0億円
- 備考:訪日外国人旅行者数の回復で稼働率・客単価が上昇。高収益施設の引渡予定が増益要因。
- 工事事業
- 2025/3期:売上高 98.1億円、営業利益 △0.5億円
- 2026/3期予想:売上高 110.0億円、営業利益 2.5億円
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 全社で増収増益達成。特に宿泊事業の回復が大きく寄与。2024年11月に公表した業績予想を上回る増益を実現。
- 増減要因
- 増収要因:訪日外国人の回復に伴う宿泊需要の増加、都心好立地を中心とした新築マンションの戸当たり価格上昇、収益不動産・リノベーション案件の収益性改善。
- 減益要因:豪州開発物件での棚卸資産評価損(レジデンシャル分野)が営業利益を圧迫。建築費・労務費の高騰によるコスト上昇が収益性に影響。
- 財務面:棚卸資産の増加により借入金は増加したが、利益剰余金増加が上回り自己資本比率は25.7%→27.9%と改善。
- 競争環境
- 住宅・投資用不動産需要は底堅さを維持する一方、郊外と都心で需給の二極化。宿泊分野はインバウンドの追い風で強い回復。競合との相対比較は資料に定量比較はなし。
- リスク要因(外部)
- 為替変動、金利上昇(ローン金利)、建築資材・労務費の高騰、米国の高関税政策等による世界経済の減速、インバウンド需要の変動、豪州での許認可・コスト増、サプライチェーンの混乱。
戦略と施策
- 現在の戦略(中長期)
- 「Next GOOD」をMissionに掲げ、新たな事業創造と既存事業強化を推進。10年先を見据えた中長期経営方針を策定し、2026年5月に次期中期経営計画を公表予定(期間目安:約3年)。
- 財務目標として自己資本比率30%を目指す。ROE・資本効率の向上、PBR改善に向けた取組を明確化。
- 株主還元:利益成長を前提とした持続的な増配を基本方針。
- 進行中の施策(具体例)
- 宿泊事業:「MIMARU」の拡大(2030年3,000室目標)、高収益施設の販売引渡計画。
- 海外展開:ベトナム(TT AVIOプロジェクト)など現地パートナーと分譲開発を推進。
- デジタル:WEB3(UPBONDとの資本業務提携)、生成AI(社内業務効率化アプリ、neoAI Chat)、電子契約導入、SASE導入など。
- サステナビリティ:6つのマテリアリティ(例:新たな不動産価値創出、環境負荷低減、都市防災、次世代育成、人的資本強化、ガバナンス)策定。新築マンション全棟でZEH‑M Oriented導入目標等。
- セグメント別施策と成果
- レジデンシャル:都心高価格帯商品へのシフトで売上総利益率改善。ベトナム分譲(TT AVIO)など海外開発を推進。
- ソリューション:収益不動産の開発引渡で売上増。シェアオフィス「MID POINT」やシェアレジデンス「nears」、不動産小口化商品「セレサージュ」を拡充。
- 宿泊:訪日需要を取り込み、平均客室単価上昇と稼働率改善。運営受託と自社開発の両輪で拡大。
- 工事:設計・施工・PMの案件で受注回復と収益性改善を図る。
将来予測と見通し
- 次期業績予想(2026/3期 通期)
- 売上高:1,520.0億円(前期比 +17.3%)
- 営業利益:110.0億円(前期比 +16.4%)
- 経常利益:96.0億円(前期比 +20.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:65.0億円(前期比 +22.1%)
- 根拠:宿泊事業の高収益施設引渡計画、収益不動産の引渡増、レジデンシャルの販売などによる増収・増益見込み。
- 中長期計画の進捗可能性
- 現行中計の目標(営業利益100億円)を1年前倒し達成目標としており、2026/3期で110億円を計画。2026年5月公表予定の次期中期計画で10年先の成長ストーリーを提示予定。
- マクロ経済の影響
- 為替、金利(住宅ローン金利の上昇)や建築資材費の動向、世界経済の減速(関税等)によるインバウンド需要の変動が業績に影響。これらは主に注意点として挙げられている。
配当と株主還元
- 配当方針:利益成長を基盤とした持続的な増配を基本方針とし、株主還元を充実させる方針を継続。
- 配当実績・予想
- 2025/3期(発表):年間配当 30円(普通配当 28円、記念配当 2円) — 2024年11月公表予想から1円増配。
- 2026/3期(見通し):年間配当 38円(うち中間配当 11円) — 前期比で8円増配見通し。
- 配当性向(参考):連結配当性向は過去年度でおおむね10〜13%台の水準。
- 特別配当:2025/3期は記念配当2円を含む(計30円)。将来的な特別配当は都度判断。
製品やサービス(主要)
- 主要ブランド・サービス
- INITIA(新築マンションブランド)、リノベーション物件、TT AVIO(ベトナム分譲)、セレサージュ(不動産小口化商品)
- MIMARU(アパートメントホテル)、ETOWA(アウトドアリゾート)
- MID POINT(シェアオフィス)、nears(シェアレジデンス)
- 工事分野での設計・施工・PM(実績:JP‑BASE御茶ノ水等)
- 販売状況・エリア
- 新築・リノベーション共に都心部の高価格帯商品が好調。完成在庫の減少が継続。リノベーションは都心シフトで収益率改善。
- MIMARUは2025/3期末で運営受託・自社合わせて27施設・1,434室稼働(開業前含め約30棟・1,645室規模、拡大中)。
- 協業・提携
- UPBOND(WEB3スタートアップ)との資本業務提携:パスポート事前登録や手荷物配送サービス「KURO‑GO」との連携など、訪日顧客体験向上に向けた取り組み。
- ホーチミンの現地パートナーとの分譲開発(TT AVIO)。
重要な注記
- 会計方針・特記事項
- 豪州開発物件に関する棚卸資産評価損を計上(レジデンシャル事業で減益要因)。会計処理として評価損が業績に影響。
- その他会計方針変更の明示は資料上なし。
- リスク要因(資料での留意点)
- 建築費・金利の動向、米国の関税政策等、為替やインバウンド需要の変動、許認可・工期リスク(豪州開発)など。
- その他
- 資料冒頭に将来見通しに関する注意(前提・見通しが実際と大幅に異なる可能性がある旨)あり。
- IR窓口:経営管理本部 経営企画部 info‑ir@ci.cigr.co.jp / TEL:03‑5444‑3210
(注)本要約は提供資料に基づき事実関係を整理したものであり、投資助言・推奨は行っていません。資料中に明記のない項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8844 |
| 企業名 | コスモスイニシア |
| URL | http://www.cigr.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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