2025年3月期 決算短信[日本基準](連結)

児玉化学工業株式会社 — 2025年3月期 決算短信(連結) 要約(Markdown)

注意:以下は提供資料に基づく要約です。投資助言は行いません。不明な項目は「–」と表記しています。

基本情報
  • 企業名:児玉化学工業株式会社
  • 上場:東証
  • コード:4222
  • 主要事業分野:樹脂加工製品(モビリティ向け、住宅・空調向け、パッケージ・複合材等)
  • 代表者:代表取締役社長 北村 以知雄
  • 連絡先(経理財務部長):杉崎 浩一(TEL 050-3645-0121)
  • URL:https://www.kodama-chemical.co.jp/
  • その他:決算補足説明資料あり(会社HP掲載予定)。決算説明会は開催なし。
報告概要
  • 提出日:2025年5月14日(決算短信)
  • 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日(2025年3月期)
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月27日
今後の予定(開示済)
  • 定時株主総会:2025年6月26日(予定)
  • 決算発表(次回):2026年3月期 四半期・通期等のスケジュールは別途発表予定
  • IRイベント:決算説明会は実施なし。決算補足資料はHPに掲載予定。
  • 重要な事後事象:2025年4月1日に株式会社メプロホールディングスを子会社化(取得関連事項は後掲)。また投資有価証券の一部売却決議(2025/4/23取締役会)あり。
セグメント(報告セグメント)

報告セグメントは以下の3区分。
– モビリティ事業:自動車向け部品(国内・東南アジア拠点)
– リビングスペース事業:住宅設備・オフィス用空調、冷機部品(国内・東南アジア)
– アドバンスド&エッセンシャル事業:ゲームソフト用パッケージ、新複合材等

(会計処理は連結基準と概ね同一。棚卸評価は簿価切下げ前の額で算定。)

発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):15,671,691株(2025年3月期末)
  • 期中平均株式数:8,396,499株(2025年3月期)
  • 期末自己株式数:60,261株(2025年3月期)
  • 時価総額:–(開示なし)

備考:2025年3月27日付でA種優先株式はすべて普通株式に転換。会社が取得したA種優先株式は即日消却。

主要業績(連結:2025年3月期、単位:百万円)
  • 売上高:15,842(前期比 +7.8%)
  • 営業利益:162(前期 165、△1.8%)
  • 経常利益:97(前期 24、+302.1%)
  • 親会社株主に帰属する当期純損失:△132(前期 △243)
  • 包括利益:318(百万円、△13.5%)
  • 1株当たり当期純利益:△15.82円(潜在株式調整後:―)

注:税金等調整前当期純利益は97百万円、ただし親会社帰属損益は非支配株主持分の影響等で当期純損失となっています。

財務諸表の要点(重要数値、単位:百万円)
  • 総資産:14,094(前期 14,602)
  • 純資産(連結):5,470(前期 5,240)
  • 自己資本比率:28.8%(前期 27.7%)
  • 自己資本(連結):4,059百万円(注:普通株主帰属分)
  • 現金及び現金同等物(期末):981(前期 1,530)

貸借対照表(要点)
– 流動資産合計:5,454、流動負債合計:7,826(流動比率 ≈ 69.7%)
– 有形固定資産合計:7,761、投資有価証券:737

損益計算書(要点)
– 売上総利益:2,444
– 販管費合計:2,282(運賃増・その他費用増等)
– 営業外収益:80、営業外費用:145(支払利息増等)
– 法人税等合計:99(税金費用)

キャッシュ・フロー(要点)
– 営業CF:+1,438
– 投資CF:△1,180(主に有形固定資産取得)
– 財務CF:△891(借入返済・リース債務返済等)
– 期末現金:981(前期 1,530)

収益性・効率性指標(概算)
  • 売上高営業利益率(営業利益÷売上高):約 1.0%(162 / 15,842)
  • 総資産回転率(売上高÷総資産):約 1.12回(15,842 / 14,094)
  • ROA(概算、税前ベース):経常利益÷総資産 ≈ 0.69%(97 / 14,094)
  • インタレスト・カバレッジ・レシオ:15.1(会社開示値)
  • キャッシュ・フロー対有利子負債比率:2.7(会社開示値)

(注)上記は四捨五入による概算。会社開示の一部指標も併記。

財務安全性
  • 自己資本比率:28.8%(増加)
  • 流動比率:約 69.7%(流動資産 5,454 ÷ 流動負債 7,826)
  • 有利子負債(注目点):短期借入金が増加(期末短期借入金 3,420.9百万円)、長期借入金は期末ゼロ(期中借入・返済の影響あり)。リース債務合計約 508.9百万円。
  • 備考:会社開示の「時価ベースの自己資本比率」は53.5%に上昇(時価ベース=株式時価総額/総資産)。
セグメント別(2025年3月期・連結、単位:百万円)
  • モビリティ事業
    • 売上高(外部):11,090(約70%)
    • セグメント利益:508(前年増、国内自動車部門が牽引)
  • リビングスペース事業
    • 売上高(外部):4,263(約27%)
    • セグメント利益:338(需要低迷で減収減益)
  • アドバンスド&エッセンシャル事業
    • 売上高(外部):488(約3%)
    • セグメント利益:7(前期比大幅減、モデル切替・量産延期影響)
  • セグメント計:売上合計 16,105(社内振替含む)、セグメント利益合計 854 → 全社費用等調整後 税引前 97

(注)営業外・全社費用で調整後の連結税前利益は97百万円。

配当
  • 2024年3月期(実績):普通株式配当 0.00円(期末 0円)
  • 2025年3月期(実績):普通株式配当 0.00円(無配)
  • 2026年3月期(予想):普通株式配当 0.00円(会社予想)
  • A種優先株式:2024年3月期に期末5.12円の配当あり。2025年3月期はA種優先株式が普通株に全転換されたため以後は該当なし。
中長期計画との整合性 / 重要M&A
  • 中期経営計画「KCI2025」(2023/3期〜2026/3期)を掲げる中で、2025年4月1日にメプロホールディングス及び同社子会社を子会社化。
  • 同買収により「樹脂技術と金属技術の融合」を成長戦略の柱に追加。会社見込みでは負ののれん(negative goodwill)約190億円程度が連結で計上される見通しであり、これを含む形で2026年3月期連結業績予想が大幅に上振れ(下記)。
2026年3月期(連結)業績予想(会社公表、単位:百万円)
  • 売上高:75,000(前期比 +373.4%)
  • 営業利益:1,200(+638.8%)
  • 経常利益:650(+564.9%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:20,000(注:大幅計上の主因として買収に伴う負ののれん等)
  • 1株当たり当期純利益:1,281.11円(会社公表)

注:上記予想は連結連携によるもの(メプロ関連の連結化、負ののれんの計上等)であり、前提に基づく見込み。会社は「達成を約束するものではない」と注記。

重要な会計・注記事項
  • 会計方針の変更:該当なし。
  • 会計上の見積りの変更:あり(退職給付関連の費用処理年数を7年→6年に変更。影響は軽微)。
  • 重要事後事象:
    • 2025/4/1:メプロホールディングス株式取得(100%子会社化)、取得価額 1,000百万円、EU LPSが保有する子会社向け貸付債権(額面 3,420百万円)を譲受。買収に伴うのれんや負ののれん等は確定中。取得関連アドバイザリー費用(暫定)109百万円。
    • 2025/4/1:三菱UFJ銀行から借入 1,000百万円(基準金利+0.4%、返済2025/6/30 一括)を実行(メプロ買収の資金使途)。担保:メプロ保有当座預金。
    • 2025/4/23:投資有価証券(上場株式3銘柄)の一部売却決議(政策保有株縮減の一環、売却期間 2025/4/24〜6/30、売却益は未確定)。
今後の見通しと留意点(リスク要因、整合性)
  • 業績見通し:会社はメプロの連結化により2026年3月期で大幅増益・増収予想を示している。見通しには負ののれん(約190億円程度)等特別項目が含まれる点に留意。
  • リスク要因(例、会社開示に基づく代表的要因):
    • 自動車市場の認証問題や生産動向、住宅・消費関連の需要低迷(国内外)
    • タイ等東南アジアの市況回復遅延や金融環境(利上げ、ローン審査等)
    • 為替変動、原材料価格・物流費の変動、金利上昇(借入コスト)
    • 買収に伴う事業統合リスク(連結処理、のれん・負ののれんの確定、借入返済等)
    • 投資有価証券売却の価格変動(売却益未確定)
  • 中期計画整合性:買収により当初掲げた「KCI2025」の事業規模を大幅に上回る見通しとなったため、戦略の軸(樹脂+金属の融合)を再設定している。進捗・効果は今後の連結実績で確認が必要。
要点まとめ(短く)
  • 2025年3月期は売上高15,842百万円(前年増)、営業利益は162百万円とほぼ横ばいだが、親会社株主帰属は当期純損失△132百万円。営業CFはプラスを維持。
  • 2025/4/1にメプロホールディングスを子会社化。連結化に伴う負ののれん(約190億円程度見込み)を前提に、2026年3月期は大幅な増収増益予想を公表。
  • 普通株の配当は無配継続。A種優先株は2025/3に普通株へ転換済み。投資有価証券の売却等、資本政策・財務の流動的な変化に注意。

重要注記:
– 上記は開示資料(決算短信/添付資料)に基づく整理です。予想数値は会社が提示した前提に依存します。実績や将来の結果は様々な要因で変動します。必要に応じて原資料(会社HP、適時開示、有報)を参照してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4222
企業名 児玉化学工業
URL http://www.kodama-chemical.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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