2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
中外製薬株式会社(4519)2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信(要約)
以下はご提示の決算短信(2025年7月24日公表)に基づき、個人投資家向けに整理した要点です。記載は原資料を基にしており、不明項目は「–」としています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:中外製薬株式会社
- 主要事業分野:医薬品の研究開発・製造・販売(オンコロジー、スペシャリティ、海外供給など)
- 代表者:代表取締役社長 CEO 奥田 修
- 上場取引所・コード:東京証券取引所(4519)
- URL:https://www.chugai-pharm.co.jp
報告概要
- 提出日(決算短信公表日):2025年7月24日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期・中間期、IFRS連結)
- 半期報告書提出予定日:2025年7月25日
- 決算補足説明資料:有(作成・公表)
- 決算説明会:有(機関投資家・証券アナリスト・報道機関向け、オンライン併用、2025年7月24日実施)
セグメント(概要)
- 製商品売上高の地域別/領域別内訳(中間期Core実績)
- 国内製商品売上高:2,233 億円(オンコロジー/スペシャリティ等で分類)
- オンコロジー領域:1,166 億円
- スペシャリティ領域:1,067 億円
- 海外製商品売上高:2,881 億円
- セグメントの特徴:国内は薬価改定や後発品の影響がある一方、新製品(フェスゴ、ピアスカイ等)や主力品(バビースモ等)が伸長。海外はロシュ向け輸出(アクテムラ等)が増加。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):1,679,057,667 株
- 期末自己株式数:33,354,340 株
- 期中平均株式数(中間期):1,645,614,260 株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(開示された主な日程)
- 半期報告書提出予定日:2025年7月25日
- 中間配当支払開始予定日:2025年8月28日
- 決算説明会:2025年7月24日(実施済)
- IRイベント(その他):補足資料等は説明会後に同社サイト掲載予定
- 株主総会:–(資料に記載なし)
財務指標(要点)
※表の金額は特に断りのない限り百万円表示(原資料に準拠)
損益(連結:2025年1月1日~6月30日)
- 売上収益(IFRS実績):578,463 百万円(前年同期比 +4.6%)
- 製商品売上高:511,439 百万円(同 +5.3%)
- その他の売上収益:67,025 百万円(同 △0.4%)
- 営業利益(IFRS実績):273,342 百万円(同 +5.9%)
- Core営業利益(会社の管理指標):272,027 百万円相当(資料内Coreベース表示:2,720 億円)
- 税引前中間利益:271,830 百万円
- 中間利益(当社株主帰属):194,389 百万円(同 +4.4%)
- 1株当たり中間利益(基本):118.13 円
(注)IFRS実績には無形資産償却等の非経常費用・事業再編費用等が含まれ、同社はCore実績(経常的指標)も公表。
財政状態(連結、期末:2025年6月30日)
- 資産合計:2,278,347 百万円
- 負債合計:293,219 百万円(負債はマイナス表記で提示)
- 純資産合計(当社株主持分):1,985,127 百万円
- 当社株主持分比率(自己資本比率相当):87.1%(2024年末 86.1% → 増加)
キャッシュ・フロー(連結・中間期)
- 営業活動によるCF:186,084 百万円(+8.4%)
- 投資活動によるCF:△133,469 百万円(投資支出)
- 財務活動によるCF:△97,843 百万円
- 現金及び現金同等物(中間期末残高):497,088 百万円
- フリー・キャッシュ・フロー(会社提示):122,800 百万円(=1,228 億円、前年同期比 △8.8%)
- ネット現金(会社開示):10,276 億円(=1,027,600 百万円)
収益性・効率性(要点)
- 売上総利益(Core):402,573 百万円(前年同期比 +2.7%)
- 研究開発費(Core):86,591 百万円(863 億円、同 +2.7%)、売上比率:14.9%
- 製商品原価率(中間期):34.3%(前年同期比 +1.3ポイント)
- 総資産回転率・売上高営業利益率等:–(資料に直接の指標はないため省略)
- セグメント別利益貢献度:Coreベースで製商品売上高が増加し営業利益に寄与。詳細なセグメント利益は補足資料参照。
財務の解説(資料記載の要約)
- 売上は新製品およびロシュ向け主力品の伸長により増加。製品ミックスの変化で原価率が上昇したが、売上総利益・営業利益は増加。
- 研究開発費は創薬・早期開発の投資により増加。
- 純営業資産(NOA)は設備投資(宇都宮工場のUT3/UTAなど)等で増加。ネット現金は配当等を差し引いても前年末比で増加。
配当
- 中間配当(実績、2025年中間期):125 円(内訳:普通配当 50 円+記念配当 75 円(創業100周年記念))
- 期末配当(予想、2025年12月期):125 円(同内訳:普通50+記念75)
- 年間配当予想(2025年):250 円(普通配当合計 100 円、記念配当合計 150 円)
- 配当予想の修正:なし(直近公表の予想から変更なし)
- 配当方針(Core配当性向の参考):2025年予想のCore配当性向は100.0%(会社提示、Core EPS 250.00 円、配当性向100%)
(注)2025年は創業100周年記念の記念配当が含まれている点が特記事項。
セグメント別情報(要点)
- 製商品売上高合計(中間期):511,439 百万円
- 国内:223,300 百万円(2,233 億円、前年同期比 +2.8%)
- オンコロジー:116,600 百万円(1,166 億円、前年同期比 △1.9%)
- スペシャリティ:106,700 百万円(1,067 億円、前年同期比 +8.4%)
- 海外:288,100 百万円(2,881 億円、前年同期比 +7.3%)
- セグメント戦略・状況(主な記載)
- 国内:薬価改定や後発品浸透の影響があるが、新製品(フェスゴ、ピアスカイ等)と主力品(バビースモ等)が伸長。
- 海外:ロシュ向け輸出(アクテムラ等)が大幅増。へムライブラは減少傾向もあり製品別で差がある。
- 利益貢献度の詳細数値(セグメント別営業利益等):補足資料参照(決算短信では製商品売上高等を開示、細かい利益配分は補足資料または有価証券報告書へ)。
研究開発(R&D)・パイプライン(要点)
- 中間期のR&D費:86,591 百万円(863 億円、売上比 14.9%)
- 主な進捗(要約)
- がん領域:テセントリク(RG7446)で適応拡大承認取得(胞巣状軟部肉腫)、胸腺がんで適応申請。複数の開発中止決定(例:一部試験結果に基づく中止)。
- アレセンサ(AF802/RG7853):適応拡大申請(ALK陽性固形がん)。
- ルンスミオ(RG7828):適応拡大申請(再発・難治性アグレッシブB細胞性非ホジキンリンパ腫)。
- 新規臨床開始:MINT91、AUBE00(pan-KRAS阻害剤)など第I相開始。
- 神経疾患:エレビジス(RG6356/SRP-9001)に国内で条件付承認相当の製造販売承認取得(DMD対象)。
- 血液疾患:ヘムライブラでフォン・ヴィレブランド病の第III相国際共同試験開始。
- その他:潰瘍性大腸炎(RG6631)で第III相開始など多数の進展。
中長期計画との整合性
- 中期方針(言及):TOP I 2030(同社の長期戦略目標)に基づく研究生産性向上や設備投資。
- 進捗(示唆):宇都宮工場(UT3/UTA)への設備投資による長期純営業資産増加、新研究棟(UKX)建設決定(後述の重要な後発事象)など、研究開発基盤強化の投資が継続。
競合状況・市場動向(資料記載のポイント)
- 国内市場:薬価改定や後発品(ジェネリック)浸透が売上に影響する旨が繰り返し記載。新薬の市場浸透が鍵。
- 海外市場:ロシュとのアライアンスに基づく輸出が重要な収益源(アクテムラ等)。
- 競合比較や市場シェアの定量的比較:–(本資料内に同業他社比較は明示されていない)
今後の見通し(会社の業績予想)
- 2025年12月期(通期・Coreベース予想、2025/1/1~2025/12/31)
- 売上収益:1,190,000 百万円(前年比 +1.7%)
- Core営業利益:570,000 百万円(+2.5%)
- Core当期利益:410,000 百万円(+3.2%)
- Core EPS(予想):250.00 円
- Core配当性向(予想):100.0%
- 中間期実績の対予想進捗率(Coreベース):売上収益 48.6%、Core営業利益 47.7%、Core当期利益 47.2%(資料記載)
リスク要因(資料に基づく代表的な要素)
- 予想開示に関する一般的注意:業績予想は入手可能な情報に基づく合理的な見積りだが、不確実性・リスクにより実績が予想と異なる可能性がある旨の注記あり。
- 主なリスク要因(資料記載・示唆事項)
- 新製品の市場浸透状況、薬価改定、後発品の浸透
- 臨床開発の結果(承認の可否・中止リスク)
- 為替や原材料価格の変動(明示的には一般リスクとして想定)
- 規制環境の変化や提携先(ロシュ)との関係性変化
- その他:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外である点の明示あり。
重要な注記・会計方針等
- 連結範囲の重要な変更:なし
- 会計方針の変更:なし(IFRSに基づく)
- 会計上の見積りの変更:なし
- 注記事項:IFRS実績とCore実績の差異については各期の開示で説明する旨。Coreは同社の経常業績管理指標。
- 第2四半期は監査法人のレビュー対象外(注記あり)。
重要な後発事象(取締役会決議:2025年7月24日)
- 新研究棟(UKX)の建設決定
- 目的:医薬品製法開発機能強化、環境対策推進、ラボオートメーション等による研究効率向上(TOP I 2030支援)
- 所在地:東京都北区浮間5-5-1
- 総投資額:800 億円
- 着工:2026年5月、竣工予定:2028年8月
重要:本要約はご提供の決算短信(2025年7月24日公表)に基づいて作成しています。不明な項目は「–」としました。本資料は投資助言ではありません。原資料(決算短信および補足資料)を合わせてご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4519 |
| 企業名 | 中外製薬 |
| URL | http://www.chugai-pharm.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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