2026年2月期 第2四半期(中間期) 決算説明会資料
株式会社クリーク・アンド・リバー社 — 2026年2月期 第2四半期(中間期) 決算説明会 要約
(出典:決算説明会資料 2025年10月9日 / 東証プライム 4763)
※不明箇所は「–」で記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社クリーク・アンド・リバー社(CREEK & RIVER Co., Ltd.)
- 主な事業分野:クリエイティブ(映像・TV・ゲーム・Web・出版等)、医療、会計・法曹、AI/DX・IT、プロモーション、インキュベーション等(8カテゴリ)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年10月9日(資料日付)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料内に個別の発表者名・役職の記載なし)
- 発言概要:本中間期の業績ハイライト、カテゴリ別の進捗、成長戦略の進捗、通期業績予想の説明。高橋書店グループの連結化影響(第2四半期から損益計上)についての解説あり。
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年2月期 第2四半期(中間期)
- セグメント(8カテゴリ:名称と概要)
- ゲーム&ライツマネジメント:ゲーム開発・ライツ管理、合弁会社(URS Games)等
- ブロードキャスティング&動画:テレビ・動画制作、MCN等
- プロモーション&マーケティング:企業・自治体向けプロモーション、コンテンツ企画
- メディカル&ヘルスケア:医師紹介、医学生支援、クリニック経営支援等
- AI/DX・IT:DX支援、AI関連投資・サービス(「DXの森」等)
- プロフェッショナル・エージェンシー:会計・法曹など専門職向け人材サービス
- Quality of Life:ファッション、飲食、建築等
- インキュベーション&デベロップメント:新規事業・グループ拡大(高橋書店グループ含む)
業績サマリー(連結・中間期実績)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高:28,092(前年同期比 109%)
- ※高橋書店グループ除く:27,731(107%)
- 売上総利益:10,487(売上総利益率 37.3%)
- 販売管理費:8,348(販売管理費率 29.7%)
- 営業利益:2,138(前期比 97%)
- ※高橋書店グループ除く:2,596(118%)
- 経常利益:2,112(前期比 93%)
- ※高橋書店グループ除く:2,574(113%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,214(前期比 151%)
- ※高橋書店グループ除く:1,660(113%)
- 1株当たり中間純利益:104円72銭
- 進捗状況(通期計画に対する上期進捗)
- 通期計画(26年2月期):売上高 60,000、営業利益 5,000、当期純利益 3,200(百万円)
- 上期進捗(実績/通期)
- 売上高:47%
- 営業利益:43%
- 中間純利益:69%
- 期初予想との差異(中間)
- 前回予想(中間):売上高 28,000 / 営業利益 2,100 / 中間純利益 1,350
- 実績:売上高 28,092 / 営業利益 2,138 / 中間純利益 2,214
- 主因:第2四半期に連結化した高橋書店グループの季節性赤字により税金費用が大幅減少し、中間純利益を押し上げた(ただし第3四半期以降は税金増を見込み、通期予想は据え置き)。
- 貸借対照表(中間期末、単位:百万円)
- 流動資産:37,604(前年末 20,798、+16,806)
- 現預金:26,908(+14,101)— 高橋書店グループ連結化による増加
- 固定資産:10,251(+3,972)
- 流動負債:29,539(+19,255)— 短期借入金の増加など
- 借入金(短期/長期):18,061(+13,894)
- 純資産:17,426(+1,414)
- 総資産:47,856(+20,778)
- 自己資本比率:58.6% → 35.9%(連結化影響)
セグメント別状況(中間実績:2026年2月期 第2四半期)
(単位:百万円、前年同期比)
– ゲーム&ライツマネジメント
– 売上高:8,509(+115%)
– 営業利益:764(+105%)
– コメント:URS Games(バンダイナムコとの合弁)加入、モントリオール支社経由の海外受託(当期約1億円見込み)
– ブロードキャスティング&動画
– 売上高:7,288(+103%)
– 営業利益:354(+149%)
– コメント:派遣・子会社の採算改善が寄与
– プロモーション&マーケティング
– 売上高:3,703(+108%)
– 営業利益:289(+112%)
– コメント:企業・官公庁からの受注堅調。AIファンコミュニティ「りろかる」プレオープン
– メディカル&ヘルスケア
– 売上高:3,585(+110%)
– 営業利益:1,248(+122%)
– コメント:医師紹介事業の回復・構造改革効果
– AI/DX・IT
– 売上高:1,535(+106%)
– 営業利益:19(+104%)
– コメント:投資先行だが当第2四半期より増益に転換。台湾のIntumit上場(資本提携先)
– プロフェッショナル・エージェンシー
– 売上高:1,312(▲1%)
– 営業利益:38(+157%)
– コメント:成約回復傾向、ネットワーク規模(弁護士等の登録者多数)
– Quality of Life
– 売上高:1,325(+3%)
– 営業利益:41(▲25%)
– コメント:衣・食は好調、建築は資材高で遅延・減益
– インキュベーション&デベロップメント
– 売上高:1,426(+151%)
– 営業利益:▲510(前年 32)
– コメント:高橋書店グループの連結化影響(第2Qは季節要因で赤字、下期に大幅黒字見込み。通期計画:売上49億、営業利益5億)
(合計)売上高 28,092 / 営業利益 2,138
業績の背景分析
- ハイライト・トピックス
- 中間として売上高・中間純利益は過去最高。営業利益・経常利益は高橋書店除くと二桁増。
- 前期に苦戦したゲーム・メディカル分野は回復基調。
- 高橋書店グループの連結化(今回第2四半期から損益反映)が業績に影響。第2Qは季節要因で赤字計上(売上約3.6億、営業損失▲4.5億)だが通期での黒字化を見込む(通期見込み売上4,900百万円・営業利益500百万円、決算影響は9か月分)。
- 増減要因(主な寄与)
- 増収要因:ゲーム案件の海外受託、新合弁(URS Games)参画、放送・子会社の採算改善、プロモーション需要旺盛、医師紹介の回復、各種新規サービス(DXサービス、AIファンコミュニティ等)。
- 減益/一時要因:高橋書店グループの第2Q赤字計上、販売管理費増(人員増・投資等により販売管理費率上昇)、一部建築分野の資材高・プロジェクト遅延。
- 税金:第2Qは高橋書店の損失により税負担が減少→中間純利益を押し上げた。第3Q以降の業績回復で税負担増が見込まれるため通期予想は据え置き。
- 競争環境・強み
- 競争優位性として、プロフェッショナル人材のネットワーク(資料上:プロフェッショナル数 415,000人、クライアント数 52,000社)とグループ横断のシナジー(「連峰経営」)を強調。
- 具体的な市場シェアや個別競合との比較データは資料に記載なし(→ —)。
- リスク要因(資料記載+補足)
- 高橋書店グループの季節性・収益変動および連結化に伴う財務比率変動
- 第3Q以降の税負担増
- 投資先や新規事業(AI、海外展開等)の期待どおりの収益化遅延
- 建築分野の資材高・プロジェクト遅延
- 一般的な外部リスク:経済環境、為替、金利、規制変更、サプライチェーン等(資料上の言及は限定的)
戦略と施策
- 中期・全社戦略(スライドより)
- プロフェッショナル分野のさらなる深耕
- プロフェッショナル人材をベースとしたプロデュース事業の展開
- 異分野プロフェッショナルの掛け合わせによるプロデュース事業
- グループの営業資産を組み合わせた事業承継・M&Aの推進
- 目標(示唆):売上高 600億円(中期目標のロードマップ)
- 進行中の施策(具体例)
- 合弁・グループ拡大:URS Games(バンダイナムコとの合弁)設立、モントリオール支社による海外受託、各種M&A・事業承継の推進(C.R.E.S.等)
- DX/AI:企業向けDX支援「DXの森」、AIファンコミュニティモール「りろかる」立ち上げ、資本提携先 Intumit の上場(台湾TPEX)
- プロデュース事業:IP活用、新作アプリ開発(例:Obey Me! 新作)、イベント・グッズ等の企画
- インキュベーション:福島・大熊町での複合施設「FUN EAT MAKERS」オープン、都市型6次化農業施設の展開
- 組織・採用:新卒採用拡大、プロフェッショナル数・クライアント基盤の拡大
- セグメント別施策(要点)
- ゲーム:大規模案件獲得に向け先行投資(クレイテックワークスに投資)
- ブロードキャスティング:番組制作を強化、MCN・提携チャネル拡大
- プロモーション:大手クライアント対応のユニット体制、AIを活用したファンマーケティング
- 医療:医師紹介事業の拡大、イベント(レジナビフェア)強化
- AI/DX:提携パートナーとのサービス展開拡大
- インキュベーション:高橋書店グループの統合による出版・手帳事業のシーズナリティ活用
将来予測と見通し(通期予想:2026年2月期)
- 業績予想(通期、単位:百万円)
- 売上高:60,000(高橋書店除く:55,100) → 前期実績 50,275(119%)
- 営業利益:5,000(高橋書店除く:4,500) → 前期実績 3,614(138%)
- 経常利益:5,000 → 前期実績 3,694(135%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,200 → 前期 2,251(142%)
- 配当(予定):45円(前年 41円、連結配当性向30%水準を方針)
- 予想の前提・根拠(資料の説明)
- 高橋書店グループの連結化を通期で反映(通期では9か月分を見込み、通期での黒字化を計画)
- 各カテゴリでの増収基調、特にゲーム/医療/プロモーション等の成長と投資の収益化を前提
- 第2Qの特殊税効果は第3Q以降に戻る前提で通期予想は据え置き
- 中長期計画
- 目標売上 600億円(資料ではロードマップで示唆)、事業承継・M&Aによる成長加速を掲げる
- 進捗指標:プロフェッショナル数・クライアント基盤の拡大(資料上は増加トレンド)
- マクロ経済の影響
- 資料上の明確な為替・金利前提は記載なし。一般的な影響要因として、国内需要・広告投資、コンテンツ市場、海外受託環境、資材価格(建築分野)等が業績に影響する旨の説明がある。
配当と株主還元
- 配当方針:連結配当性向を30%水準の方針
- 配当実績(前年比較)
- 2026年2月期(通期予定):1株当たり配当 45円(前期 41円、差 +4円)
- 中間配当:–(資料は通期予定のみ明示)
- 特別配当:資料上の記載なし(特別配当なし)
- その他:配当は株式分割考慮後の表示との注記あり
製品・サービス・協業
- 主要製品・新製品(例)
- ゲーム:新作アプリ開発(『Obey Me!』新作等)、オリジナルIP(『IZON.』など)
- 出版・手帳:高橋書店グループの手帳・カレンダー等(季節商材)
- サービス:AIファンコミュニティモール「りろかる」、DX支援「DXの森」、医師紹介サービス、イベント企画運営、MCN・動画制作等
- 施設:FUN EAT MAKERS(農・食・滞在の複合施設)
- サービス提供エリア・顧客層
- 国内中心(売上比率は国内約93%:資料の推移)だが、海外展開(モントリオール支社、上海、韓国子会社等)も展開
- 顧客は企業・自治体・放送局・医療機関・ゲーム会社等多数(資料上クライアント数 52,000社)
- 協業・提携
- URS Games(バンダイナムコとの合弁)
- Quon(AIファンコミュニティ共同)、大同生命(DX支援協業)、Intumit(台湾AI企業・資本提携)
- その他、各種業界パートナーとの共同事業・資本提携あり(資料に複数記載)
重要な注記
- 会計方針・特記事項
- 当第2四半期より高橋書店グループの損益を連結計上(これにより第2Qは季節要因で赤字計上、通期での寄与を見込む)。連結化の影響は貸借対照表(現預金・借入等)にも反映。
- 中間純利益増(実績)は高橋書店グループの第2Q赤字に伴う税金費用の減少影響を含む(将来的に税負担増が見込まれる点に留意)。
- リスク・注意点(資料の特記事項)
- 業績見通し・計画は現時点の判断に基づくものであり、経済情勢・市場動向等により変動する可能性がある(免責事項)。
- 今後の主なイベント・告知
- 通期業績見通し、各カテゴリでの取り組み進捗、C.R.E.S.関連の発信(YouTube等)、LOCAL JAPAN展のプロデュース実績等が報告されている。今後の四半期の業績発表やM&A/事業承継の進展に注目。
以上が提供資料に基づく要点整理です。資料に記載のない個別数字・発言(発表者名、会見形式等)は「–」としてあります。追加で「特定セグメントの詳細分析」や「数値を用いた簡易比較表(前年・計画・実績)」等の出力が必要でしたらお知らせください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4763 |
| 企業名 | クリーク・アンド・リバー社 |
| URL | http://www.cri.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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