決算短信：田辺工業（1828）

2025年３月期　決算短信[日本基準]（連結）

田辺工業株式会社（証券コード：1828） — 2025年3月期 決算短信（連結）要約

※以下は提出済み決算短信（2025年5月13日公表、単位は原則「百万円」または注記のある場合は「千円」）の情報を整理したものです。投資助言は行いません。不明な項目は「–」と表記しています。

基本情報

• 企業名：田辺工業株式会社
• 主要事業分野：設備工事事業（産業プラント設備工事、設備保全工事、電気計装工事、メカトロニクス、送電工事、管工事 等）、表面処理事業（タイでのめっき等）、その他（鋳造用工業炉 等）
• 代表者：代表取締役社長　水澤 文雄
• 会社URL：https://www.tanabe-ind.co.jp/
• 問合せ先：取締役兼常務執行役員　権守 勇一　TEL 025-545-6500
• 決算短信公表日：2025年5月13日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
• 決算補足説明資料：作成あり（決算説明会は開催なし）
• 連結範囲の変更：有（田工実業（上海）有限公司を清算結了により除外）
• 会計方針変更：2022年改正法人税等会計基準の期首適用あり（連結財務諸表への影響はなし）

報告概要・今後の予定

• 定時株主総会開催予定日：2025年6月25日
• 配当支払開始予定日：2025年6月26日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月24日
• 配当予想修正（期末配当）：期末配当を75円から87円へ変更（2025年5月13日公表）
• 決算説明会：無し（補足資料は作成）

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式を含む）：10,728,000株
• 期末自己株式数：236,321株
• 期中平均株式数：10,478,449株
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）

セグメント（報告セグメント）

• 設備工事事業
  • 概要：産業プラント設備工事、設備保全工事、電気計装、メカトロニクス、送電工事、管工事等。売上の大半を占める主力事業。
• 表面処理事業
  • 概要：タイの連結子会社によるめっき・表面処理事業（HDD向け・自動車部品向け 等）。
• その他
  • 概要：鋳造用工業炉等、報告セグメントに含まれない事業。

主要財務指標（連結：2025年3月期 実績と前期比較）

（注記：百万円未満切捨て）
– 売上高：50,832百万円（前期比 △1.9%）
– 営業利益：3,837百万円（前期比 ＋43.3%）
– 経常利益：3,906百万円（前期比 ＋43.3%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：2,593百万円（前期比 ＋36.8%）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：247.47円
– 総資産：45,976百万円
– 純資産（株主資本含む）：24,988百万円
– 自己資本比率：54.3%（前期 48.9%）
– 営業キャッシュ・フロー：＋12,925百万円（前期は △4,740百万円）
– 投資キャッシュ・フロー：△1,278百万円
– 財務キャッシュ・フロー：△4,171百万円
– 現金及び現金同等物（期末）：10,849百万円（期末現金増加）

指標（短信に記載の数値）
– 営業利益率（売上高営業利益率）：約7.5%（2025年3月期）
– 経常利益率：約7.5%
– 1株当たり純資産（BPS）：2,381.01円

財務諸表の要点（抜粋・概況）

• 損益（連結）
  • 売上総利益が改善（売上総利益：8,727百万円、前期7,329百万円）し、販管費増を吸収して営業利益大幅増。
  • 特別損失は84,360千円（固定資産処分・減損等）。前期の減損水準（56,017千円）から減少。
  • 法人税等の計上で当期純利益が確定。親会社株主に帰属する利益は2,593百万円。
• 貸借対照表（連結）
  • 流動資産：35,011百万円（前期35,915百万円）　主に売上債権が減少し、現金増加。
  • 固定資産：10,965百万円（前期10,324百万円）　有形固定資産増加。
  • 流動負債：19,092百万円（前期22,205百万円）　短期借入金の大幅減少（4,500→400百万円）等。
  • 長期借入金は増加（475→975百万円）。
• キャッシュ・フロー（連結）
  • 営業CFが大幅に改善（＋12,925百万円）: 税引前利益、減価償却、売上債権の減少等が寄与。
  • 投資CFは固定資産取得（教育訓練施設等）でマイナス。
  • 財務CFは短期借入金の返済等によりマイナス。
  • 期末現金は約10,849百万円と前期より増加。

セグメント別の状況（2025年3月期）

• 設備工事事業
  • 売上高：49,316百万円（前期 50,515百万円、△2.4%）
  • 受注高：51,648百万円（前期 53,374百万円、△3.2%）
  • セグメント利益：5,295百万円（前期 3,732百万円、＋41.9%）
  • 主な内訳動向：
  • 産業プラント設備工事：受注・売上ともに前期を下回る（半導体関連・電子材案件はあり）。
  • 電気計装工事、送電工事は受注・売上増。メカトロニクス・管工事は減少。
• 表面処理事業（タイ）
  • 売上高：1,370百万円（前期 1,236百万円、＋10.9%）
  • セグメント利益：39百万円（前期は59百万円の損失 → 黒字化）
  • HDD向けは不調だが、EV向け自動車部品等が堅調。
• その他（鋳造用工業炉等）
  • 売上高：146百万円（前期 92百万円、＋58.7%）
  • セグメント損失：49百万円（前期は11百万円の損失）
• 受注残高（連結）：30,875百万円（前期比 ＋8.1%） — 受注残の増加は業績の先行指標となる可能性あり。

配当

• 2025年3月期（実績）：中間：0円、期末：87円、年間：87円（合計）
  • 配当金総額（連結）：965百万円
  • 配当性向（連結）：35.2%
  • 純資産配当率：3.8%
• 2026年3月期（予想）：中間：0円、期末：92円、年間：92円（合計）
  • EPS予想に対する配当性向の見込み：35.7%（短信記載）

（注）2025年3月期の期末配当は75円→87円に修正済。詳細は5/13付「配当予想の修正に関するお知らせ」を参照。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画「TRY2030」（公表：2024年11月6日）に基づく主要施策：
  • 国内事業の進化
  • 海外事業の再生
  • 新規事業の探索
  • 組織・業務改革
  • ESG対応・財務基盤の強化
• 決算短信では、EPC大型案件拡大や人的資本投資、サステナブル経営の実現等を通じてTRY2030の達成を目指す旨を表明。
• 今期は売上はほぼ横ばいだが、利益率改善（施工効率・原価管理、リスク管理の強化）により計画の初期段階での収益性改善が見られると記載。

競合状況・市場動向（短信からのポイント）

• 産業プラント・設備工事業界の状況：公共投資は堅調、民間は持ち直しの動き。ただし物価上昇・海外景気・地政学リスク等で先行きは不透明、受注・価格競争は厳しい。
• 表面処理事業ではHDD向けが不調、EV向けは堅調。
• 同業他社比較や市場シェアに関する具体的数値は決算短信中に明記なし → 「–」

今後の見通し（会社予想）

• 2026年3月期（通期予想・連結）
  • 売上高：53,000百万円（+4.3%）
  • 営業利益：4,000百万円（+4.2%）
  • 経常利益：4,050百万円（+3.7%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：2,700百万円（+4.1%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：257.67円
• 会社コメント：物価上昇や金融政策、地政学リスク等の不確実性を前提に、TRY2030に沿った施策を推進する。業績予想は必要があれば修正を公表するとしている。

リスク要因（短信に基づく主な外的リスク）

• 国内外景気動向の悪化、地政学的リスク、米国等の通商政策、物価上昇（原材料・労務コスト）、為替変動
• 受注環境・価格競争の激化
• 特定大型案件の収益性や進捗リスク
• 海外子会社の事業環境（例：タイ事業の顧客構成変化等）

（短信は将来見通しが変動する可能性を明記）

重要な注記・その他

• 連結範囲の重要な変更：田工実業（上海）有限公司を連結範囲から除外（清算結了）
• 会計方針の変更：2022年改正会計基準（税効果会計等）の適用（期首適用）。連結財務諸表への影響はないと記載。
• 表示方法の変更：営業外収益内の「受取保険金」を当連結会計年度から区分掲記（遡及組替え済）。
• 役員異動：定時株主総会（2025年6月25日）付での取締役・監査役の就任予定等あり（短信参照）。

簡潔な財務ハイライト（参考）

• 売上高：50,832百万円
• 営業利益：3,837百万円（営業利益率 約7.5%）
• 当期純利益（親会社株主）：2,593百万円
• 総資産：45,976百万円／自己資本比率：54.3%
• 営業CF：＋12,925百万円、期末現金：10,849百万円
• 受注高：53,135百万円（前期比 △2.9%）、受注残高：30,875百万円（＋8.1%）

不明点は「–」としました。追加で特定の指標（例：競合比較、詳細な顧客別売上、時価総額算出など）をご希望であれば、参照するデータ（市場価格、同業他社決算等）を提示いただければ、短信の内容に基づいて整理・補足します。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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