決算説明：福田組（1899）

2024年12月期 第2四半期決算説明資料

第2四半期決算サマリー（株式会社福田組 / 証券コード：1899）

※出典：第2四半期決算説明資料（2024年8月、2024年12月期）

基本情報

• 企業概要
  • 企業名：株式会社福田組（Fukuda Corporation）
  • 主要事業分野：土木工事、建築工事、建設付帯（建設資材取引等）、不動産、その他
• 説明会情報
  • 開催日時：2024年8月（資料日付）
• 説明者
  • 発表者（役職）：–（資料に個別発表者・役職の記載なし）
  • 発言概要（要旨）：資料全体を通じ、売上・利益とも増収増益で推移。通期業績計画は据え置き、配当見通しも当初計画（年間110円）を維持。資材価格高止まりや労務供給の不足などの下振れリスクに言及。
• 報告期間
  • 対象会計期間：2024年12月期（第2四半期：2024年6月末時点）
• セグメント（名称と概要）
  • 土木工事：道路・河川・インフラ等の土木施工
  • 建築工事：民間・公共の建築施工
  • 建設付帯：建設資材取引等（建設資材取引子会社の事業を含む）
  • 不動産：大型開発不動産の販売等
  • その他：上記以外の事業

業績サマリー（主要指標）

（単位：百万円）
– 主要指標（当第2四半期：2024/6 対 前第2四半期：2023/6）
– 売上高：75,718（前年 69,890、増減 +5,828、増減率 +8.3%）
– 売上総利益：8,396（前年 6,239、+2,156、+34.6%）
– 販管費及び一般管理費：4,866（前年 4,703、+162、+3.4%）
– 営業利益：3,530（前年 1,535、+1,994、+129.9%）
– 経常利益：3,708（前年 1,703、+2,004、+117.7%）
– 親会社株主に帰属する中間純利益：2,460（前年 1,086、+1,373、+126.4%）
– 進捗状況（通期業績予想に対する達成率、通期計画は変更なし）
– 通期売上高計画：166,400 → 第2四半期実績の進捗率 45.5%
– 通期営業利益計画：5,800 → 進捗率 60.9%
– 通期経常利益計画：6,000 → 進捗率 61.8%
– 通期当期純利益計画：3,900 → 進捗率 63.1%
– 受注（進捗）
– 連結通期受注計画：168,100 → 第2四半期時点実績 85,236（進捗率 50.7%）
– 単体受注計画：100,870 → 実績 52,779（進捗率 52.3%）
– セグメント別売上高（当第2四半期：2024/6）
– 土木工事：30,012（前期 27,969、+2,043、+7.3%）
– 建築工事：35,455（前期 34,193、+1,262、+3.7%）
– 建設附帯：5,442（前期 6,293、△850、△13.5%）
– 不動産：4,512（前期 1,110、+3,406、+306.7%）
– その他：290（前期 323、△33、△10.2%）
– セグメント別営業利益（当第2四半期：2024/6）
– 土木工事：1,181（前期 1,047、+133、+12.8%）
– 建築工事：2,079（前期 567、+1,511、+266.4%）
– 建設附帯：△377（前期 △139、悪化 △237）
– 不動産：721（前期 116、+605、+519.3%）
– その他：5（前期 21、△16、△75.0%）
– セグメント小計：3,610 → 全社費用 △80 → 合計営業利益 3,530（前年同期比大幅増）

業績の背景分析

• 業績概要（ハイライト）
  • 売上高・利益とも増収増益で推移。特に不動産セグメントの大型開発不動産の販売が寄与し、建築・土木の手持ち工事の進捗も順調。
  • 売上総利益率が改善し、営業利益以下は前年同期比で大幅増。
• 増減要因
  • 増加要因：第一四半期の大型開発不動産販売利益、前期から繰越の大型民間建築工事等の工事進捗、利益率改善。
  • 減少要因：建設付帯（建設資材取引子会社）の売上高・利益率低下により同セグメントで減益。
• 競争環境
  • 資料内での市場シェアや具体的競合比較は記載なし（→ –）。ただし民間建設投資は旺盛である一方、公共投資は減少傾向との指摘あり。
• リスク要因（資料に明記）
  • 資材価格の高止まり、労務（技術者・作業者）供給不足、猛暑等気象要因による工事進捗の不確実性、公共投資の減少傾向。これらが下期の進捗に影響する可能性を指摘。

戦略と施策

• 現在の戦略
  • 資料上、通期計画値を維持しつつ既存事業（建設・不動産）の受注・施工を重視する方針。中期経営計画の具体的数値・施策は資料に記載なし（→ 中期計画の詳細は –）。
• 進行中の施策
  • 資料内に個別プロジェクト名やM&A、新規事業の具体記載なし（→ –）。
• セグメント別施策と成果
  • 不動産：大型開発不動産の販売により売上・利益が大幅増（成果）。
  • 建設附帯：建設資材取引子会社の改善が課題（現状は売上・利益減）。
  • それ以外の詳細施策は記載なし（→ –）。

将来予測と見通し

• 業績予想（次期／通期）
  • 当初の通期業績計画は変更なし（2024/12 通期見通し）：
  • 売上高：166,400 百万円（据え置き）
  • 営業利益：5,800 百万円（据え置き）
  • 経常利益：6,000 百万円（据え置き）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：3,900 百万円（据え置き）
  • 根拠：第2四半期の進捗（売上45.5%、利益60%超）を踏まえつつ、資材高止まり・労務不足等の下振れリスクを考慮し計画を維持。
• 中長期計画
  • 資料では中期経営計画の数値的進捗や目標達成見通しの詳細記載なし（→ –）。
• マクロ経済の影響
  • 為替・金利等に関する明記はなし（→ –）。ただし、国内の公共投資減少、資材価格動向、人手不足が業績に影響する旨を指摘。

配当と株主還元

• 配当方針
  • 当初計画通り、基本配当を継続。配当性向は20%台で推移する見通し。
• 配当実績（資料に示された見通し）
  • 年間配当金予想：110円（当初計画から変更なし）
  • ROE見通し：4%台で推移見込み
• 特別配当
  • 特別配当の記載なし（→ なし）

製品やサービス

• 主要製品・サービス：資料は事業セグメント別の売上・利益を中心に記載。具体製品名やサービス詳細の記載はなし（→ –）。
• 協業・提携：資料に記載なし（→ –）

重要な注記

• 会計方針：資料内に会計方針の変更等の記載なし（→ –）
• リスク要因（特記事項）：前述のとおり資材価格、労務供給、公共投資の減少等が下振れ要因として明記。
• その他（今後のイベント・告知等）：
  • 本資料に記載の業績予想等は発表日時点の情報に基づくものであり、不確定要素により実際の業績は異なる旨の注記あり。
  • 連絡先：経営企画部 経営管理室 TEL 025-266-9111（大代表）

（不明な項目は「–」で表記しています。投資助言は行っておりません。資料原文に基づき事実関係を整理しています。）

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企業情報

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