1. 企業情報
企業名: 日本モーゲージサービス株式会社
概要: 日本モーゲージサービスは住宅金融、住宅瑕疵保険、住宅アカデメイアなどの事業を展開する会社です。特に固定金利住宅ローン「MSJフラット35」の貸付が主力です。住宅金融、住宅瑕疵保険、住宅アカデメイアの3つの事業セグメントで構成されています。
事業内容:
- 住宅金融事業: 住宅向け融資（MSJフラット35 等）、販売支援、銀行代理ローン推進等
- 住宅瑕疵保険等事業: 新築住宅かし保険、地盤保証、住宅性能評価 等
- 住宅アカデメイア事業: 住宅事業クラウド「助っ人クラウド」、住宅保証サービス、設計サポート等
設立年月日: 2005年8月12日
住所: 〒105-0004 東京都港区新橋4-3-1 新虎安田ビル
代表者名: 鵜澤 泰功
従業員数: 208人
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題について:
- 競争優位性: 商品ラインナップの多角化、住宅事業者向けクラウド・コンサルティング力、クロス販売の推進
- 課題: 住宅業界のインフレ、建築基準法改正による建築確認遅延や着工戸数の減少、住宅ローン金利上昇による需要低下など
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- 創業以来の方針に基づく差別化営業
- 商品多角化
- 助っ人クラウドの追加機能開発
中期経営計画の具体的な施策や重点分野など:
- 具体的な数値目標や進捗に関する明確な記載は決算短信には記載されていない。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力など:
- 主力事業である「MSJフラット35」の貸付が安定しており、住宅金融事業は市場ニーズの変化に適応している。
- 住宅瑕疵保険等事業や住宅アカデメイア事業も成長が見込まれる。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 住宅事業クラウド「助っ人クラウド」の機能拡張と保証サービスの販売を継続。
収益を牽引している製品やサービスなど:
- 主力「MSJフラット35」の貸付が主要な収益源。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など:
- EPS（会社予想）: 52.17円
- BPS（実績）: 590.74円
- PER（会社予想）: 8.45倍
- PBR（実績）: 0.75倍
現在の株価: 441円
業界平均PER: 14.1倍
業界平均PBR: 1.0倍
評価: 割安（PBRが業界平均より低い）
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 445.22円
- 200日移動平均線: 435.83円
現在の株価: 441円
分析: 短期的には高値圏に近いが、長期的にはやや安値圏
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上（過去12か月）: 7.66B円
- 利益率（過去12か月）: 13.41%
- ROE（過去12か月）: 12.37%
- ROA（過去12か月）: 4.70%
- キャッシュフロー（直近四半期）: 4.71B円
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上、利益は増加傾向
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 4.54%
- 配当性向: 29.92%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自社株買いの情報は提供されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間で株価は438円から442円まで変動。
株価への影響を与える要因など:
- 業界のインフレ、建築基準法改正による影響、住宅ローン金利上昇など。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
- 日本モーゲージサービスは主力の「MSJフラット35」の貸付が安定しており、事業モデルの持続可能性は高い。しかし、住宅業界のインフレや建築基準法改正による影響は懸念材料。株価は割安評価だが、業界の課題に注意が必要。
12. 企業スコア
成長性: 売上は増加傾向だが、3年CAGRは不明。評価: B（中立）
収益性: ROE、ROAが高い。評価: A
財務健全性: 自己資本比率は44.3%。評価: B（中立）
株価バリュエーション: PBRが業界平均より低い。評価: A
総合評価: B
企業情報
| 銘柄コード | 7192 |
| 企業名 | 日本モーゲージサービス |
| URL | http://www.m-s-j.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融（除く銀行） – その他金融業 |
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