2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
浜松ホトニクス株式会社 — 2025年9月期 第3四半期決算(連結)要約(提供資料に基づく)
(作成:決算短信 2025年8月7日付 添付資料に基づく)
※ 不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:浜松ホトニクス株式会社
- 上場取引所:東京証券取引所(コード 6965)
- 主要事業分野:光検出器・光半導体素子・画像計測機器・レーザ等の開発・製造・販売(セグメント参照)
- 代表者:代表取締役社長 社長執行役員 丸野 正
- 問合せ先:取締役 常務執行役員 経営管理統括本部 統括本部長 森 和彦(TEL 053-452-2141)
- 公式URL:https://www.hamamatsu.com/jp/ja/
報告概要
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間(第3四半期連結累計期間):2024年10月1日~2025年6月30日
- 決算説明資料の作成:有(アナリスト・機関投資家向け説明会実施)
- 監査(レビュー):四半期連結財務諸表に対する期中レビューあり(EY新日本有限責任監査法人)
セグメント(報告セグメント)
- 電子管事業:光電子増倍管、イメージ機器、光源(重水素ランプ等)
- 光半導体事業:光半導体素子(シリコンフォトダイオード、フラットパネルセンサ、イメージセンサ等)
- 画像計測機器事業:画像処理・計測装置(X線ラインセンサ等)
- レーザ事業:レーザ関連製品(ステルスダイシングエンジン等)
- その他:ホテル事業(子会社㈱磐田グランドホテル)および子会社の独自製品等
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):319,191,114株(2025年9月期3Q)
- 期末自己株式数:20,429,930株(2025年9月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):300,645,235株(2025年9月期3Q)
- 株式分割:2024年10月1日付で普通株式1株→2株の株式分割を実施(期比較数値は分割後換算で表示)
今後の予定
- IRイベント:決算説明会(第3四半期開示時に実施。アナリスト・機関投資家向け)
(具体日程は開示資料・会社サイトを参照ください)
財務指標(要点)
※ 単位は百万円、増減率は対前年同四半期(第3四半期累計)
損益(第3四半期累計 2024/10/1–2025/6/30)
- 売上高:155,467(+3.3%)
- 売上総利益:75,045
- 販管費+一般管理費:62,759
- 営業利益:12,286(△51.4%)
- 経常利益:13,983(△49.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:9,608(△52.9%)
- 1株当たり四半期純利益(潜在株式調整後):31.96円(※株式分割後換算)
- 包括利益:11,925(△59.6%)
※ 前年同期(第3四半期累計)との比較:増収だが大幅な減益
貸借対照表(2025年6月30日/比較:2024年9月30日)
- 総資産:444,604(前期末 434,634 → +9,969)
- 流動資産:242,824(現金及び預金 102,391、受取手形及び売掛金 44,428、仕掛品 41,996等)
- 固定資産:201,779(建物構築物増・のれん等)
- 負債合計:131,178(前期末 101,623 → +29,555)
- 流動負債:108,784(短期借入金 52,929 に増加)
- 固定負債:22,394
- 純資産合計:313,425(前期末 333,011 → △19,586)
- 自己資本(参考):311,571
- 自己資本比率(連結):70.1%(前期 76.2% → 低下)
キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていません(第3四半期累計のCF明細は未提示)。
- 減価償却費(第3Q累計):13,538(前年同期 11,784)
- 借入関連:短期借入金が大幅増(25,281 → 52,929、増加額 27,647)
財務の主要比率(計算値・概算)
- 総資産回転率(売上高/総資産、期間累計ベース):155,467 / 444,604 ≒ 0.35回
- 売上高営業利益率:12,286 / 155,467 ≒ 7.9%(前年同期は ≒16.8%)
セグメント別(第3四半期累計:2024/10/1–2025/6/30)
(売上高/営業利益、対前年同期比は会社資料の注記)
– 電子管事業
– 売上高:53,702(△7.4%)
– 営業利益:14,380(△20.7%)
– 主な状況:分析装置向け重水素ランプは増加。一方、産業向け(マイクロフォーカスX線源)はEV市場停滞で車載バッテリー検査向けが減少、地質探査向けPMTも減少。
– 光半導体事業
– 売上高:58,612(△1.8%)
– 営業利益:9,816(△31.7%)
– 主な状況:産業分野のイメージセンサは堅調。医用分野(X線CT向けSPD、歯科用FPS)は海外の金利高等の影響で減少。
– 画像計測機器事業
– 売上高:22,890(△6.2%)
– 営業利益:6,585(△10.3%)
– 主な状況:非破壊検査用X線ラインセンサは増加。デジタルカメラはバイオ分野での需要減少。
– レーザ事業
– 売上高:16,220(+221.2%)
– 営業損失:△2,553(前年同期は営業利益 885)
– 主な状況:生成AI向け投資でステルスダイシング等の売上増。買収に伴う売上増の一方、のれん償却等の費用増で損益は悪化。
– その他
– 売上高:4,041(+17.9%)
– 営業利益:529(△15.8%)
– 主な内容:ホテル事業、北京の子会社の独自製品等
– セグメント利益調整:全社費用(基礎研究、一般管理費等)を配分しておらず、調整額あり(第3Q累計で△16,471百万円を計上)
財務の解説(会社説明に基づく要点)
- 増収(+3.3%)ながら販管費等の増加、のれん償却、借入金利負担等により営業利益・経常利益・純利益は大幅減少。
- 固定資産は新棟建設やホテル建替え工事の完了などで増加。有形固定資産(建物等)や無形固定資産(ソフトウェア等)の増加あり。
- 流動負債増加の主因は短期借入金の増加(設備投資等の資金需要対応の可能性)。結果、負債合計が増加し自己資本比率は低下。
- 連結範囲の変更:Fairchild Imaging(フェアチャイルド・イメージング・インク)および株式会社浜松電産を連結子会社に追加(期間中に株式取得)。
配当
- 配当実績(注:2024年10月1日株式分割(1→2)を考慮)
- 2024年9月期:中間 38.00円、期末 38.00円、年間合計 76.00円(分割前の表示)
- 2025年9月期(中間実績):中間 19.00円(分割後)
- 2025年9月期(会社予想):中間 19.00円、期末 19.00円、年間合計 38.00円
- 特別配当:なし(直近公表の予想からの修正なし)
- 備考:株式分割および自己株式の取得・消却を実施(自己株式取得および消却により利益剰余金等に影響)
中長期計画との整合性
- 会社コメント:将来の市場拡大を見据えた設備投資・研究開発を継続中。生成AI向け需要等の成長分野へ投資を行っている旨の記載あり。
- 中期経営計画の具体値(数値目標・達成状況):添付資料内に明確な中期数値目標の記載はないため、詳細は –(別途中期計画資料参照が必要)
競合状況・市場動向(開示内容ベース)
- 市場環境:
- 米国の通商政策(関税)や世界経済の下振れリスク等、先行き不透明性を指摘。
- 生成AI関連設備投資はレーザ等で需要を喚起。
- EV市場の停滞が一部製品(車載バッテリー検査向けX線源等)に影響。
- 医療機器分野は海外の金利高等の影響で需要が減退した地域あり。
- 競合比較:決算短信内に同業他社との直接比較データは記載なし → 比較情報は別途参照が必要(–)
業績予想(通期:2024/10/1–2025/9/30、会社修正予想)
- 前回予想(A):売上高 218,900 / 営業利益 24,100 / 経常利益 26,570 / 親会社株主に帰属する当期純利益 18,050 / 1株当たり 60.42円
- 今回修正(B):売上高 212,800 / 営業利益 18,000 / 経常利益 19,500 / 親会社株主に帰属する当期純利益 14,000 / 1株当たり 46.86円
- 増減(B−A):売上 △6,100(△2.8%)、営業利益 △6,100(△25.3%)、経常利益 △7,070(△26.6%)、当期純利益 △4,050(△22.4%)
- 為替前提(通期):1ドル=149円、1ユーロ=164円、1中国元=20.73円(会社想定)
リスク要因(開示に基づく主な外部要因)
- 米国の関税・通商政策の影響(収益・需給への影響)
- 世界経済の下振れリスク(需要減少)
- 為替変動(会社は為替前提を提示)
- 金利上昇等の外部要因による医療分野需要の低下
- のれん償却等、買収関連費用の影響
- 短期借入金の増加に伴う資金コスト・流動性リスク
重要な注記(会計方針等)
- 会計方針の変更:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等(2022年改正会計基準)を適用(第1四半期連結会計期間の期首から)。
- 当該変更による四半期連結財務諸表への影響はないと記載。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:あり(税金費用は見積実効税率を用いて計上)
- 連結範囲の変更:フェアチャイルド・イメージング社および株式会社浜松電産を新たに連結
- 自己株式の取得・消却:期中に11,038,100株を取得・消却(利益剰余金・自己株式に影響)
補足:
– 第3四半期累計は「増収減益」。レーザ事業は売上大幅増だが費用(のれん償却等)で営業損失計上。
– 財務面では短期借入金が大幅増加し負債合計が拡大、自己資本比率は70.1%へ低下した点に留意。
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6965 |
| 企業名 | 浜松ホトニクス |
| URL | http://www.hamamatsu.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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