2025年3月期 第2四半期 決算説明資料
2025年3月期 第2四半期(上期) 決算説明 要約 — 株式会社ハルメクホールディングス(証券コード:7119)
(資料日付:2024年11月14日、出典:同社「2025年3月期 第2四半期 決算説明資料」)
※不明な項目は「–」と記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ハルメクホールディングス
- 主要事業分野:情報コンテンツ(雑誌「ハルメク」)、物販(カタログ通販・EC・店舗・新聞外販)、コミュニティ/講座、B2B法人事業、先行投資事業(ハルメク365 等)
- 本社所在地:東京都新宿区神楽坂四丁目1番1号
- 資本金:2,077百万円(資料表記)
- 説明会情報
- 開催日時:2024年11月14日(資料日)
- 説明会形式:–(資料中明記なし)
- 参加対象:–(資料中明記なし)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料中に個別の発表者名・役職は記載なし)
- 発言概要:資料全体での主な説明ポイントは「売上は増収で上期過去最高を更新」「営業利益はシステム除却損の計上等で前年同期比減」「通期業績予想は変更なし」「期末配当(2025年3月期)より配当開始(1株あたり20円予想)」等
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期 第2四半期(上期)
- 決算説明資料作成日:2024年11月14日
- 配当支払開始予定日:2025年3月期末(期末配当として実施予定)
- セグメント(資料の区分)
- 基盤事業(情報コンテンツ=雑誌「ハルメク」/ハルメク物販(カタログ通販+現EC+店舗+新聞外販)/ことせ物販)
- 法人事業(ハルメク・エイジマーケティング 等:B2Bマーケティング支援)
- 先行投資事業(ハルメク365、押し花・コミュニティ、プレシニア向け物販、終活サービス、中国事業準備 等)
- 補足:資料はIFRSベースの数値と日本基準(会社提示の内訳)を併記している(注記差異あり)。
業績サマリー(主要指標)
- 連結(IFRS)上期 実績(単位:百万円)
- 売上収益:16,921(対会社計画比 +2.6%、前年上期 15,253 → +1,668 百万円、+10.9%)
- 営業利益:413(前年上期 776 → △363 百万円、△46.8%)※システム除却損2.2億円等を計上
- 税引前利益:390(前年上期 622 → △231 百万円、△37.3%)
- 中間利益(当期利益):269(前年上期 412 → △143 百万円、△34.7%)
- 1株当たり利益:–(資料に明記なし)
- 通期業績予想(IFRS)と上期進捗(会社予想は変更なし)
- 通期:売上収益 34,000 / 営業利益 1,000 / 税引前利益 950 / 当期利益 600(百万円)
- 上期実績に対する進捗率(会社計画比)
- 売上:49.8%(16,921 / 34,000)
- 営業利益:41.3%(413 / 1,000)
- 税引前利益:41.1%(390 / 950)
- 当期利益:44.9%(269 / 600)
- セグメント別(日本基準) 上期(単位:百万円)
- グループ連結(合算提示)
- 売上:17,020、EBITDA:972(EBITDA=営業利益+償却費)
- 基盤事業(合算)
- 売上:16,238、EBITDA:1,056(マージン 6.5%) ← 前期比 売上 +1,467(+9.9%)、EBITDA +52(+5.2%)
- 情報コンテンツ:売上 1,852、EBITDA 452(マージン 24.4%)← 増収増益
- ハルメク物販:売上 10,344、EBITDA 679(マージン 6.6%)← 売上 +11.5%
- ことせ物販:売上 4,041、EBITDA △75(完売による売り逃しや新規獲得先行投資で減益)
- 法人事業:売上 587、EBITDA 62(売上微減ながら利益は前年より改善)
- 先行投資事業:売上 315、EBITDA △208(花と緑の研究所買収による売上増)
- 財務・キャッシュ
- 総資産:20,492百万円(上期末)
- 現金及び現金同等物:1,880百万円(上期末、期首 938 → +942)
- 有利子負債残高:1,922百万円(上期)
- 自己資本比率:約38.2%(上期、やや改善)
業績の背景分析
- ハイライト・トピックス
- 売上は物販売上好調および雑誌「ハルメク」購読料の値上げ(2024年1月実施)により増収基調を継続し、上期は過去最高を更新。
- 営業利益は、次期基幹システム開発中止に伴う「システム除却損」2.2億円計上など一時費用や先行投資負担により前年同期比で減益。
- 増減要因(上期 営業利益分解)
- 主な増要因:売上増、雑誌値上げによる利益性改善(資料では増益寄与約+4.5億円など)
- 主な減要因:システム除却損(△2.2億円)、ハルメク新聞広告・カタログ費の効率悪化、ことせの完売による売り逃し、ハルメクTV広告テスト、人員増強、システム保守費増、物流センター2拠点化費用(先行投資)等
- なお、前期(24/3期)にもソフトウェア仮勘定の除却(△5.7億円)等の特損が発生している。
- 競争環境・優位性
- 雑誌「ハルメク」は販売部数で女性誌分野・上期実績で国内上位、資料で「国内全雑誌 No.1(販売部数)」と記載(ABC協会データ)。
- 当社のターゲット(アナログ×アクティブシニア)における顧客シェアは約7%(資料推定)で、成長余地があると記載。
- リスク要因(資料に明記のもの含む)
- 広告効率の変動(新聞・TV等のCPOの悪化)
- 完売(在庫・供給)による売り逃し
- システム関連リスク(取扱ベンダーの動向、投資判断の変更による追加費用/除却)
- マクロ要因(消費動向、広告市場の変化、為替・金利等)や未知のリスク(資料の将来見通し注記)
戦略と施策
- 全社戦略(基本方針)
- 「アナログ×アクティブシニア」基盤事業は安定成長を目指す
- 「デジタル×プレシニア」事業(50代向け)に先行投資を行い将来の成長エンジンに育成する
- 最終的に顧客基盤を拡大し、ファン化による中期的な安定成長を目指す
- 進行中の主な施策(進捗)
- 店舗展開の加速:2024年10月末時点で全国11都道府県に18店舗出店。店舗売上・新規顧客は上期で大幅増(上期店舗売上 11.0億円、上期新規顧客数 17千人など)。
- 商品カテゴリー強化:自社オリジナルの「ハルメクの靴」「インナー」等が拡大。コスメは横ばい。
- 情報コンテンツ改善:雑誌値上げ(2024年1月)で利益性改善。ハルメク誌の新規獲得広告手法(新聞+TVのクロスマーケティング等)をテスト実施。
- 物販の効率化:媒体費率(カタログ費用比率)の改善、顧客ごとのカタログ送付最適化等で広告効率改善へ取り組み。
- ことせ物販:地方紙広告展開によりアクティブ顧客数拡大。ただし完売による売り逃しが利益圧迫。
- 法人事業:大口クライアント喪失(2024年6月)に対応しつつ新規開拓で計画通りの利益を確保見込み。
- デジタル×プレシニア:
- ハルメク365をプレシニア向けに大規模リニューアル(下期に新サイトローンチ予定)
- 50代向け物販サイト「ReDial」を楽天市場で展開(順調に成長)
- 押し花会員の自律成長策、 中国での物販ビジネス準備
- システム戦略見直し:次期基幹システムの開発を中止し、既存システムの安定性を確認。今回の判断で約10億円程度の追加投資回避を見込むが、短期的に除却損(2.2億円)を計上。
- M&A:顧客基盤とブランド力を兼ね備えた企業の買収を検討(情報収集・検討中)。花と緑の研究所を買収(先行投資事業の増収要因)。
- セグメント別の特記事項
- 情報コンテンツ:購読数は国内上位。CPOの改善は一部地域で順調だが新聞広告のCPOは改善が限定的。
- ハルメク物販:70代支持が強く、60代への訴求強化を進める。媒体費率の改善実施。
- ことせ物販:地方紙広告での新規獲得は進むが、完売対策が課題。
- 先行投資事業:ハルメク365/押し花/終活等へPMF達成に向け投資実施。
将来予測と見通し
- 会社発表の通期(2025/3期)業績予想(IFRS、単位:百万円)
- 売上収益:34,000(通期予想は変更なし)
- 営業利益:1,000
- 税引前利益:950
- 当期利益:600
- 根拠・進捗
- 上期実績は通期予想に対しておおむね計画どおりの着地(上期の進捗率を参照)。
- 収益改善施策(雑誌値上げ、媒体費率改善、店舗・商品戦略)と先行投資の成果を基に通期計画を維持。
- 中長期計画
- 中期的には「ハルメク365」等デジタル事業が成長エンジンになることを目標にしており、既存のアナログ基盤(雑誌+物販+コミュニティ)で安定収益を確保しつつ、プレシニア層の取り込みを図る。
- システム投資の最適化(不要な大型投資の回避)により資本効率を高める方針。
- マクロ経済の影響(資料に明示/含意)
- 消費者需要、広告市場動向、広告費の効率(CPO・媒体費率)、為替・金利(特に中国事業展開時の影響)、サプライチェーンや物流コストの変動などが業績に影響する可能性がある。
配当と株主還元
- 配当方針
- 長期の株主利益最大化を前提に、事業拡大の資金需要と株主還元(配当+優待)のバランスを取る形で内部留保を最適配分すると明示。
- 今期(2025年3月期)配当実績・予想
- 中間配当:現時点では実施せず(0円)
- 期末(予想):20.0円/株(期末配当として開始)
- 配当性向(予想):約36.5%(資料記載)
- 配当利回り(資料算出値、2024/9/30終値940円基準):配当利回り 2.1%、優待利回り 4.6%、配当+優待利回り(最大)6.7%
- 配当実績(過去)
- 23/3期:0.0円、24/3期:0.0円、25/3期(期末予想):20.0円
- 株主優待
- 100株以上:選定優待(例:「柚子の里だより」等)
- 500株以上:例として雑誌「ハルメク」定期購読権(1年分)等
製品やサービス(主要)
- 情報コンテンツ
- 月刊「ハルメク」:定期購読者数 約46.6万人(25/3期2Q末時点、ABC協会等データ参照)、購読料(12冊)7,800円/年 等
- ハルメク365:デジタル情報コンテンツ(下期にプレシニア向け大規模リニューアル予定)
- 物販・小売
- ハルメク物販:自社オリジナル商品(靴、インナー、コスメ等)を中心に中高価格帯で展開(オリジナル比率約8割)
- ことせ物販:低〜中価格帯の商品を展開(御用聞きコンシェルジュ等のサポート)
- 物販特設サイト:「ReDial」(50代向け、楽天市場で展開)
- 実店舗:ハルメクおみせ(2024年10月末時点 18店舗、今後も百貨店中心に出店予定)
- コミュニティ/サービス
- イベント・講座(旅行、料理、スマホ講座、押し花等)をリアル・オンラインで提供(年間多数実施、参加者数約4万人/年)
- 押し花事業(花と緑の研究所:買収によりコミュニティ事業の強化)
- 終活サービス(検討・提供中)
- 協業・提携
- 広告やクロスマーケティング(新聞+TV)等の施策連携を実施
- M&Aは情報収集・検討段階(顧客基盤・ブランドを有する企業を優先して検討)
- 中国での物販ビジネスはデジタルマーケティングを用いた準備段階
重要な注記
- 会計方針・開示
- 決算資料ではIFRSベースの連結業績と、事業内訳・EBITDA等は日本基準の数値を併記している。IFRSと日本基準の提示差(例:システム除却損はIFRSの営業利益に含まれるが、EBITDAの計算には含まれない点)に注意が必要。
- システム除却損について:デジタル投資戦略の再検討により次期基幹システム開発を中止し、使用見込みのなくなったソフトウェア等の除却損を計上(25/3期上期:2.2億円)。これにより将来の追加投資約10億円程度を回避との説明。
- リスク・注意点(資料の注記)
- 本資料は情報提供目的で作成されており、将来の見通しに関する記述は既知・未知のリスクや不確実性を含むため、実際の結果は異なる可能性がある旨の免責が明記されている。
- 外部要因(国内外経済、業界動向、広告市場変化等)が業績に与える影響についての通常の留意事項あり。
- その他
- IR窓口:株式会社ハルメクホールディングス 広報・IR室(ir@halmek.co.jp)
- 本資料は、連結財政状態計算書、キャッシュフロー等の補足(資料末尾)を含む。
必要であれば、以下の追加情報を作成します(資料内数値の表化・前年比較表/セグメント別マージン詳細/キャッシュフロー要約など)。どの項目を優先しますか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7119 |
| 企業名 | ハルメクホールディングス |
| URL | https://www.halmek-holdings.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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