2025年3月期 決算説明資料
決算説明(要約) — 日本モーゲージサービス株式会社(MSJ) 2025年3月期
以下は提供資料(決算説明資料、2025年5月8日)をもとに、個人投資家向けに整理した要点です。不明な項目は「–」としています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:日本モーゲージサービス株式会社(Mortgage Service Japan Limited)
- 主要事業分野:住宅ローン・住宅金融サービス、住宅瑕疵保険等(保証・保険)、住宅引渡後の保証・クラウドサービス(住宅アカデメイア領域)など、住宅事業者向けプラットフォーム提供
- 説明会情報
- 開催日時:資料日付 2025年5月8日(決算説明資料)
- 説明会形式(オンライン/オフライン):–(資料のみ)
- 参加対象:投資家・アナリスト等(明示なし)
- 説明者
- 発言概要:資料に基づく決算・戦略説明(ハイライト、セグメント別業績、中期戦略、プラットフォーム構想等)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期(2024年4月1日〜2025年3月31日)
- セグメント(名称と概要)
- 住宅金融事業:住宅ローン商品(MSJフラット35、MSJローン各種、銀行代理ローンなど)の提供
- 住宅瑕疵保険等事業:新築住宅かし保険、地盤保証、延長保証等の保険・保証サービス
- 住宅アカデメイア事業:引渡後の住宅保証サービス、住宅事業者向けクラウドシステム等
業績サマリー(2025/3 実績)
- 主要指標(連結)
- 営業収益(売上高):75.6億円(7,565百万円) 前期比 +6.4%
- 営業利益:14.0億円(1,400百万円) 前期比 +0.2%
- 経常利益:14.0億円(1,402百万円) 前期比 +0.3%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:9.8億円(982百万円) 前期比 +12.4%
- 1株当たり当期純利益:66.84円(資料掲載値)
- 達成率(対予想):営業収益101.4%、営業利益107.7%、経常利益107.8%、当期純利益113.0%
- 進捗状況(中期経営計画)
- 中期数値目標(MSJグループ中期経営計画 〜2028/3):2028/3は売上90億円、営業利益17.5億円を目標(資料上の計画値)
- 2025実績からの伸長計画が示されているが、中間の年は変動あり(詳細は計画スライド参照)
- セグメント別状況(2025/3 実績)
- 住宅金融事業
- 売上高:36.2億円
- 営業利益:10.5億円
- 備考:フラット35減少の市場環境下で好調。銀行代理業務や住宅ローン多様化でカバー。
- 住宅瑕疵保険等事業
- 売上高:33.0億円
- 営業利益:2.8億円
- 備考:保険・保証関連の堅調な需要。業務拡大により収益回復。
- 住宅アカデメイア事業
- 売上高:6.3億円
- 営業利益:0.6億円
- 備考:住宅事業者向けクラウドや保証サービスの普及が進む
業績の背景分析
- 業績概要ハイライト
- 総括:フラット35市場の縮小という逆風のなか、営業収益は増収(+6.4%)で回復。移転等の一時コストを除くと業績は回復基調。
- 各セグメントで商品ラインナップ拡充やチャネル強化により収益性維持・改善。
- 増減要因
- 増収要因:商品ラインナップ拡大(銀行代理業務開始等)、既存サービスのシェア回復・多様化、住宅価格上昇と融資手数料の価格改定等によるプラス影響
- 減収/コスト要因:本社移転に伴うイニシャルコストの影響(資料内で注記)、フラット35市場の構造的縮小
- 競争環境
- 市場環境:新築市場は縮小、既存(中古)市場拡大。住宅ローン金利上昇の注視が必要(フラット35シェア低下)。
- 競争優位性:住宅事業支援に特化した幅広い商品群と約57拠点・約19,660社のチャネルネットワーク、住宅事業者向けクラウド(助っ人クラウド)等で差別化。
- リスク要因(業績影響する外部要因)
- 金利動向(急速な上昇やボラティリティ)
- フラット35市場の縮小
- 法改正・制度変更(住宅政策、建築関連規制)や住宅市場の需要変化
- 想定外の大規模自然災害や保険・再保険コストの変動
戦略と施策
- 現在の戦略(短期・長期)
- 短期:多角化・高付加価値化・ワンストップ化を推進し、縮小市場でも収益を確保
- 長期:プラットフォーム開発(BIM、BaaS等)で住宅建設コストダウンと事業者インフラ化を目指す
- 進行中の施策
- BIM(3次元CAD)や電子決済による分別送金(BaaS)等、システム連携・自動化に注力
- AI確認検査センターの子会社化(資料のトピックとして言及)
- 事業提携(例:一般社団法人住宅DX推進協議会参画、地場企業やグループ会社との提携強化)
- 新サービス投入(リモート検査、保証オプション等のIT融合サービス)
- セグメント別施策
- 住宅金融事業:銀行代理やネット銀行連携で商品多様化、優良店舗拡大
- 住宅瑕疵保険等:リモート対応サービスや補償オプション開発で差別化
- 住宅アカデメイア:住宅保証サービスを軸にクロスセル強化、BIM活用の審査・証明分野展開
将来予測と見通し
- 次期業績予想(2026年3月期)
- 営業収益:74.3億円(7,439百万円) — 当期比 ▲1.7%
- 営業利益:11.0億円(1,105百万円) — 当期比 ▲21.1%
- 経常利益:11.05億円(1,105百万円) — 当期比 ▲21.2%
- 当期純利益:7.67億円(767百万円) — 当期比 ▲21.9%
- 根拠:市場環境の先行き(フラット35等の縮小)や一部投資・費用見込み等
- 中長期計画
- 2028/3目標:売上90億円、営業利益17.5億円(資料の数値計画)。プラットフォーム拡充とセグメント成長で達成を目指す計画。
- マクロ影響
- 為替の直接影響は限定的だが、金利(日本・米国)の上昇やインフレ圧力が住宅ローン需要・金利差(変動型と固定型)に影響。政策金利の上振れリスクを注視。
配当と株主還元
- 配当方針
- 持続的成長を重視し安定配当の継続を掲げる(資料コメント)
- 配当実績(1株当たり)
- 2022/3:20.00円
- 2023/3:20.00円
- 2024/3:20.00円
- 2025/3(実績):22.00円(普通配当20.00円+創業20周年記念配当2.00円)
- 2026/3(計画):20.00円
- 配当性向:2025/3は約32.9%(資料)
- 特別配当:2025/3期に創業20周年を記念した1株当たり2.00円の記念配当を実施
製品やサービス(主なもの)
- 主要製品・サービス
- MSJフラット35(固定金利型商品)、MSJローン(変動型商品含む)、Melody等
- 新築住宅かし保険、地盤保証、延長保証、住宅メンテナンス保証、買取再販ローン等
- 助っ人クラウド(住宅事業者向けクラウドサービス)、BIM活用サービス、リモート検査・保証オプション
- 提供エリア・顧客層
- 全国(拠点数:57拠点)、主に中小住宅事業者(工務店・ハウスメーカー)、住宅購入者
- 協業・提携
- 銀行(例:auじぶん銀行の住宅ローン代理等)、保険会社、住宅技術協議会等との連携
- 住宅DX推進関係の団体参画や外部企業との業務提携、子会社化(AI確認検査センター等)
重要な注記
- 会計方針
- 資料上で特段の会計方針変更の記載は確認できず(詳細は有価証券報告書等参照)
- リスク要因(特記事項)
- 金利上昇の影響、フラット35シェア縮小、法改正・制度変更の影響、保険再保険市場の変化 等
- 債権売却(モーゲージ証券化)や再保険によりデフォルト・保険支払いリスクを最小化する仕組みを採用(資料に説明図あり)
- その他(今後のイベント等)
- 中期経営計画進捗やBIM/BaaSの実装状況、提携・子会社化の進展が注目点
- IR問い合わせ先:ir-info@m-s-j.jp / Tel 03-5408-8160(資料掲載)
注:本要約は提供資料を基に作成しています。項目未記載や明示のない点は「–」としています。投資判断はご自身で開示資料(有価証券報告書、決算短信、適時開示)等をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7192 |
| 企業名 | 日本モーゲージサービス |
| URL | http://www.m-s-j.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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