決算説明：福田組（1899）

2025年12月期 第2四半期決算説明資料

第2四半期決算（要約） — 株式会社福田組（証券コード：1899）

※資料出所：第2四半期決算説明（2025年8月、2025年12月期）

基本情報

• 企業名：株式会社福田組
• 主要事業分野：建設事業（土木工事、建築工事、建設附帯）、不動産事業、その他
• 説明会情報
  • 開催日時：2025年8月（資料記載）
• 説明者：発表者の個別役職・氏名の明記なし（連絡先：経営企画部 経営管理室 TEL 025-266-9111）
• 報告期間：当第2四半期（2025/6）／対象会計年度：2025年12月期
• セグメント（名称と概要）
  • 土木工事：公共・民間土木工事（子会社中心に展開）
  • 建築工事：建築施工（増収）
  • 建設附帯：設備・附帯工事等（内製・内部取引あり）
  • 不動産：不動産開発・販売（大型開発案件の前期反動で減少）
  • その他：上記以外の事業

業績サマリー（連結、単位：百万円）

• 主要指標（前年同期 → 当第2四半期）
  • 売上高：75,718 → 77,503（増加 +1,785、+2.4%）
  • 売上総利益：8,396 → 8,551（+155、+1.9%）
  • 販管費等：4,866 → 4,955（+89、+1.8%）
  • 営業利益：3,530 → 3,596（+66、+1.9%）
  • 経常利益：3,708 → 3,802（+93、+2.5%）
  • 親会社株主に帰属する中間純利益：2,460 → 2,555（+95、+3.9%）
• 中期経営計画・年度目標に対する進捗率（当第2四半期実績 vs 当初業績計画値）
  • 通期売上高計画：167,000 → 進捗率 46.4%（77,503）
  • 通期営業利益計画：6,000 → 進捗率 59.9%（3,596）
  • 通期経常利益計画：6,300 → 進捗率 60.4%（3,802）
  • 通期当期純利益計画：4,300 → 進捗率 59.4%（2,555）
• セグメント別（売上高：百万円、増減率）
  • 土木工事：30,012 → 31,310（+1,297、+4.3%）
  • 建築工事：35,455 → 39,348（+3,892、+11.0%）
  • 建設附帯：5,442 → 5,498（+56、+1.0%）
  • 不動産：4,517 → 1,013（△3,504、△77.6%）
  • その他：290 → 333（+42、+14.5%）
• セグメント別営業利益（百万円）
  • 土木工事：1,181 → 1,345（+164、+14.0%）
  • 建築工事：2,079 → 2,176（+97、+4.7%）
  • 建設附帯：△377 → △77（改善 +299）
  • 不動産：721 → 205（△516、△71.6%）
  • その他：5 → 24（+19）
  • セグメント小計：3,610 → 3,675（+65、+1.8%）
  • 全社費用：△80 → △79（＋1）→ 連結合計 営業利益 3,530 → 3,596（+66、+1.9%）

業績の背景分析

• 業績概要・ハイライト
  • 総じて売上高・売上総利益は前年同期比で約2%増加。
  • 建築・土木の工事進捗が順調で、完成工事高の増加と工事利益率の改善が寄与。
  • 不動産事業は、前期に大型開発物件の販売が計上された反動で売上・利益が大幅減。
• 増減要因
  • 増収要因：手持ち工事の進捗、建築工事売上の増加、子会社中心の利益率改善。
  • 減収要因：不動産の販売減（前期の大型案件反動）。
  • コスト面の不確実要因として資材価格動向や労務費の変動が想定される。
• 競争環境
  • 資料上の詳細な市場シェアや競合比較は未記載。民間建設投資は旺盛だが、公共工事の入札不確実性や技術者・労務供給の制約が業界課題として言及。
• リスク要因（資料明記の主な項目）
  • 資材価格の変動、労務費の上昇、工事の進捗遅延。
  • 公共工事入札の受注不確実性、技術者・労務供給不足、発注者の事業計画変更。
  • 将来見通しは不確定要素を含む（注記あり）。

戦略と施策

• 現在の戦略（資料に明示された要点）
  • 手持ち工事の円滑な消化と工事利益率の維持・改善に注力。
  • 中期経営計画ではROE目標8%、配当性向目標20%を掲げているが、現状の利益見通しではROE8%達成は厳しいと表明。
• 進行中の施策（資料記載の具体例）
  • 子会社を中心とした業務・採算改善（特に土木事業での利益率改善）。
  • 受注活動の継続（受注計画は当初計画据え置き）。
• セグメント別施策と成果
  • 土木：子会社中心に採算改善が進展、営業利益増。
  • 建築：受注・施工進捗により売上増加、営業利益増。
  • 建設附帯：内部取引減少により営業損失幅縮小。
  • 不動産：大型案件の期ずれ等で販売が減少 → 特段の回復施策の記載なし。

将来予測と見通し

• 通期（2025年12月期）業績予想（連結、単位：百万円、当初計画通り）
  • 売上高：167,000（計画据え置き）
  • 営業利益：6,000（計画据え置き）
  • 経常利益：6,300（計画据え置き）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：4,300（計画据え置き）
  • 第2四半期実績の進捗率（売上46.4%、各利益は約60%前後）を踏まえ、計画は維持。
• 中長期計画の進捗可能性
  • ROE見通しは5%台で、現中期計画のROE8%目標達成は厳しいと表明。配当性向は目標（20%）を上回る見込み。
• マクロ経済の影響
  • 資材価格・人件費の変動、公共投資の入札状況、労務供給（技術者不足）などが業績に影響。

配当と株主還元

• 配当方針：配当性向目標は中期計画で20%（目標値）、ただし現時点では配当性向30%台での維持を見込む旨表明。ROE重視の目標はあるが達成困難性を示唆。
• 配当実績・予想：年間配当金予想 1株当たり200円（当初計画から変更なし）
  • 中間配当、期末配当の内訳：–（資料に明記なし）
• 特別配当：無し（資料に記載なし）

製品やサービス

• 主要製品／サービス：建設工事（土木・建築・附帯）、不動産開発・販売
• 販売状況／提供エリア／顧客層：詳細記載なし（主に民間建設投資と公共工事を対象）
• 協業・提携：–（資料記載なし）

重要な注記

• 会計方針の変更：–（資料記載なし）
• 開示上の留意点：将来予想等は発表日時点の情報に基づくものであり、不確実要素により実際の業績は異なる可能性がある旨の注記あり。
• その他（今後のイベント等）：連絡先：経営企画部 経営管理室 TEL 025-266-9111（代表）

（不明な項目は「–」で表記しています。投資判断に関する助言は行っておりません。）

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企業情報

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