2026年1月期 第2四半期決算説明資料

株式会社鎌倉新書(6184) — 決算説明(2026年1月期 第2四半期、説明日:2025年9月11日)まとめ

以下は提示資料(2026年1月期 第2四半期 決算説明資料、開催日 2025/09/11)をもとに、個人投資家向けに整理した要点です。不明な項目は「–」としています。投資助言や価値判断は行いません。

基本情報
  • 企業名:株式会社鎌倉新書(証券コード:6184)
  • 主要事業分野:終活に関わるポータル運営とマッチング(お墓・葬儀・相続・介護等)、自治体向け終活支援、少額短期保険等
  • 代表者:
    • 代表取締役会長CEO:清水 祐孝
    • 代表取締役社長COO:小林 史生
  • 設立:1984年4月17日
  • 資本金:1,058,020,000円(10億5,802万円)
  • 本社所在地:東京都中央区京橋二丁目14-1 兼松ビルディング3階
  • 従業員数:329名(契約社員・パート含む、フリーランス除く、2025/7/31時点)
  • グループ主要会社:株式会社ハウスボートクラブ、株式会社エイジプラス、株式会社鎌倉新書ライフパートナーズ、ベル少額短期保険株式会社、ユウテル株式会社 等
  • 説明会情報:
    • 開催日時:2025年9月11日
    • 形式:資料(スライド)提示(オンライン/オフラインの詳細は資料に明記なし) → 出席対象は不明(参加対象:–)
  • 発表者(役職)と発言概要:資料中の役員(代表者)による説明をベースとして、決算ハイライト、各事業の実績、中期経営計画の進捗・施策を報告(個別の発言テキストは資料に要約形式で掲載、登壇者の個別発言書き起こしはなし)。
  • 報告期間:
    • 対象会計期間:2026年1月期 第2四半期(2025年2月〜7月相当の累計・四半期表示に準拠)
    • 決算発表・報告書提出予定日:–(資料に明記なし)
    • 配当支払開始予定日:–(資料に明記なし)
  • セグメント(資料の区分と概要):
    • こころ領域(お墓・葬祭等):ポータル運営・斡旋を中心、関連サービスへ拡張
    • おかね領域(相続・不動産・保険等):士業連携や周辺サービス展開による拡大
    • からだ領域(介護等):Web集客と対面チャネルの強化
    • 官民領域:自治体向け終活支援(メディア、受託、コンサル、住民向けサービス)
    • クロスユース領域:サービス間送客・LTV向上施策、AI活用
    • 新規事業領域:少額短期保険(ベル)、ライフドット(お墓ポータルの事業譲受) 等
業績サマリー(連結、単位:百万円)
  • 連結(第2四半期累計)
    • 売上高:4,017(百万円)/前年同期 3,191 → 増減 +825(+25.9%)
    • 連結営業利益:590(百万円)/前年同期 373 → +216(+58.0%)
    • EBITDA:726(百万円)/前年同期 478 → +248(+51.9%)
    • 連結経常利益:590(百万円)/前年同期 370 → +219(+59.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:384(百万円)/前年同期 228 → +155(+67.8%)
    • 連結営業利益率(Q2累計):14.7%(前年同期 11.7%)
  • 1株当たり利益(EPS):資料に明示の数値はQ2単独での開示なし。中期計画での指標は示されている(後述)。
  • 進捗状況(当第2四半期までの通期計画に対する進捗率、資料表記)
    • 売上高進捗率:46.7%
    • 営業利益進捗率:51.4%
    • EBITDA進捗率:50.5%
    • 資料コメント:上半期として過去最高を更新。生産性向上方針の下、利益率改善が進捗。
  • セグメント別売上高(第2四半期累計、百万円)※連結損益表の合計に対応
    • お墓:1,248(前年同期 1,123、+11.1%)
    • 葬祭:727(前年同期 633、+14.7%)
    • アセットマネジメント(相続等):385(前年同期 448、▲14.2%)
    • 介護:337(前年同期 296、+13.9%)
    • 官民(自治体事業):469(前年同期 320、+46.7%)
    • 少額短期保険:466(前年同期 ―、新規連結)
    • その他:382(前年同期 369、+3.7%)
    • ※合計:約4,017(百万円)に整合
  • セグメントごとのトピック(資料より抜粋)
    • お墓:Q2四半期売上 654百万円(前年同期比 +11.2%) — 6月にライフドットを事業譲受、掲載情報の拡充でシナジー発現
    • 葬祭:Q2四半期売上 351百万円(前年同期比 +13.1%) — 広告獲得効率向上、単価上昇。お客様センターの内製化でコスト削減・生産性向上
    • アセットマネジメント(相続):売上減(前年同期比 -18.0%)だが成約率・単価は改善の取り組み中(Web集客改善の時間を要す)
    • 介護:売上 158百万円(前年同期比 +1.5%)、営業利益 -7百万円。獲得効率の最適化過渡期、オフライン強化のため営業人材を採用(Q2で6名採用)
    • 官民:売上 266百万円(前年同期比 +40.0%)、事業利益 83百万円(+212.6%) — Web受託が伸長、自治体提携数拡大(資料ベースで提携自治体数:約450)
業績の背景分析
  • ハイライト(資料の要旨)
    • 売上・営業利益・EBITDA・当期純利益ともに上半期で過去最高を更新。
    • 全社での「生産性向上」施策が寄与し、営業利益率が上昇(1Q:11.9% → 2Q:17.4% とスライド内で一部四半期の改善を示唆)。
    • M&A(ベル・ユウテル等)とライフドットの事業譲受により事業ポートフォリオ拡大。
    • クロスユース(サービス間送客)売上上期合計:197百万円(前年同期比 +31.0%)と拡大。
  • 増減要因(財務・費用構造から)
    • 人件費:前年同期比で人員 +52名、増加により人件費は +237百万円増加。
    • 広告宣伝費:効率的支出で前年同期比 58百万円削減(介護領域では広告費を前年同期比37.8%削減の記載あり)。
    • 減価償却・のれん償却:M&A・システムリプレイスによる償却費が前年同期比 +31百万円。
    • その他:ベル・ユウテルのM&Aに伴う支払保険金や販促費等で前年同期比 +398百万円増加。
    • 貸借対照表影響:M&Aや増配により流動資産・現金預金が減少(現金預金 2,085 → 1,485 百万円、▲28.8%)一方でソフトウェア取得やのれんで固定資産が増加。自己資本比率は66.2%(高水準)を維持。
  • 競争環境・競争優位性(資料の示唆)
    • コア強み:複数の終活領域を横断する顧客データ(年間紹介約20万人、累計紹介データ数・利用履歴が豊富)、提携ネットワーク(例:お墓の提携霊園 約10,000ヶ所、葬祭提携斎場 約6,700ヶ所等)。
    • 差別化施策:データ統合・AI活用(音声データ63万件超の解析)、オフライン(対面)チャネルの拡大、自治体向けの高い提携網。
    • 競合比較:資料内では競合他社との直接比較表は限定的。市場でのシェア拡大・上位表示(SEO等)を目標に掲げる。
  • リスク要因(資料・一般的観点を含む)
    • M&A統合リスク(PMIの実行、のれん償却や期待シナジーの実現)
    • ITシステム統合・データ統合の遅延や品質リスク(ユーザーデータ統合プロジェクトあり)
    • 広告収益やWeb集客の変動、検索アルゴリズム変化
    • 自治体依存度や公共需給の変化
    • 法規制・保険制度改定等(特に保険・相続・介護分野)
    • マクロ要因(景気、金利、為替等) — 資料上は直接的な影響の詳細記載なし
戦略と施策
  • 中期経営計画(再掲)
    • 2025年3月13日公表の「新中期経営計画」(数値目標:売上・営業利益等の成長目標)
    • 主要数値(スライドの計画値)
    • 売上高(目標):2026年 8,600 百万円、2027年 10,500 百万円、2028年 12,700 百万円
    • 営業利益(目標):2026年 1,150 百万円
    • EBITDA(目標):2026年 1,440 百万円
    • EPS:2026年 20.8円(スライド示唆)
    • 備考:2027年の営業利益には業績連動型新株予約権の行使条件を前提とした株式報酬費用(約2.24億円)を織り込む注記あり。
  • 主要戦略(6つの領域に基づく)
    • こころ領域:お墓・葬祭を中核に高収益化、斡旋以外の周辺サービスの展開、ライフドット譲受による集客拡大とシナジー創出
    • おかね領域:Web再構築・士業連携強化・相続関連のソリューション拡充(登記など含む)
    • からだ領域:オフライン(対面)チャネル拡大、即戦力採用、Web獲得効率改善
    • 官民領域:自治体向けメディア・受託・コンサル拡大(提携自治体数拡大を継続)
    • クロスユース領域:顧客データ統合・AI解析によりサービス間送客を加速、LTV向上を狙う
    • 新規事業領域:ベル少額短期保険のPMI、外部M&A(ライフドット等)推進
  • 進行中の施策(具体的)
    • ライフドット事業譲受(6月):お墓ポータル業界の集客チャネル拡大、シナジー創出を想定
    • ベル少額短期保険(M&A):売上 466百万円、営業利益 3百万円(Q2累計)。PMI順調で、オペレーション見直しとコーポレート統合を実施中。来期以降の事業拡大に向けて投資予定
    • 広告運用の内製化:葬祭・お墓領域で広告運用を内製化、獲得効率改善を実現し、Q3以降再投資予定
    • お客様センターの内製化:葬祭領域で内製化を完了し、応対品質向上とコスト削減を同時に実現
    • サイトリニューアル:ユーザビリティ向上のため葬祭サイトを改修中(Q3リリース予定)
    • データ統合・AIラボ設置:年間約20万人の紹介データ、63万件超の音声データを活用したクロスユース施策検証中(AIで見込み顧客抽出→お客様センターが架電・提案)
    • オフラインチャネル採用:介護領域でQ2に即戦力営業人材を6名採用(下期以降の対面集客加速を想定)
  • セグメント別施策と期待効果(要旨)
    • お墓:ライフドット譲受で掲載情報増加→成約率改善を期待
    • 葬祭:広告最適化+お客様センター内製化で単価向上・コスト低下
    • 相続(アセットマネジメント):Web再構築と士業強化で成約率・単価向上を目指す
    • 介護:広告効率化+オフライン営業で獲得チャネル多様化
将来予測と見通し
  • 次期(通期)業績予想(資料は中期計画に基づく目標を提示)
    • 2026年1月期(中期計画の2026年想定値)
    • 売上高:8,600(百万円)
    • 営業利益:1,150(百万円)
    • EBITDA:1,440(百万円)
    • EPS(想定):20.8円
    • 上記は「新中期経営計画」に示された目標値であり、同社は上期の進捗(売上進捗46.7%、営業利益進捗51.4%)を「順調」としている。
  • 中長期計画の進捗可能性
    • 上期で売上・利益ともに過去最高を更新し、上期進捗率は計画に対して概ね良好(営業利益は計画の約51%を上回る進捗)。
    • 中期計画はクロスユース拡大、オフライン強化、M&A等で成長を想定。進捗・実行リスク(M&A統合、システム統合等)に注視が必要。
  • マクロ経済の影響
    • 資料での具体的なマクロ変数(為替・金利の感応度等)の開示は限定的。一般論として、広告単価や消費動向、自治体予算・政策変更、保険制度等が需要に影響を与える可能性あり。
配当と株主還元
  • 配当方針:資料中に明確な定量方針の記載は限定的。直近は「増配」実施の記述があり(貸借対照表の注記で増配が流動資産減少の一因として言及)が、具体的な配当金額・配当性向等は資料内に明示なし。
    • 特別配当:資料に記載なし(特別配当:なしの旨の明示はなし)
製品・サービス、協業
  • 主要サービス・ブランド(資料より)
    • ポータル・斡旋:いいお墓、いい葬儀、いい相続、いい介護 等
    • 自治体向けサービス:終活メディア、受託事業、コンサルティング、住民向けサービス(終活べんり帳等)
    • 新サービス・関連ブランド:お墓の引越し&墓じまい、葬儀保険「千の風」等
    • グループ企業によるサービス提供:鎌倉新書ライフパートナーズ、ベル少額短期保険、ユウテル 等
  • 提携・ネットワーク
    • 自治体提携:47都道府県、約450自治体(資料:2025年1月末時点。人口カバー率59.1%と記載)
    • 提携事業者例(強みとして紹介):提携霊園 約10,000、提携石材店/寺院 約1,200、提携斎場 約6,700、提携葬儀社 約1,000、病院・ホスピス等 約4,000件
  • 協業・提携:士業(相続領域)との連携強化、ライフドット(事業譲受)、ベル(保険事業のM&A)等
重要な注記
  • 会計・会計方針関連:
    • のれん・ソフトウェアの取得が増加(M&AおよびIT化プロジェクトによる)。減価償却・のれん償却費の増加に留意。
    • 2027年の営業利益見通しには、業績連動型新株予約権の行使条件を満たすことを前提に株式報酬費用(約2.24億円)を織り込む注記あり。行使条件が満たされない場合は計上されない旨の記載。
    • 本資料に含まれる予測・計画は作成時点の判断に基づくもので、外部環境や内部要因により実際の結果が異なる可能性がある旨を明記。
    • M&Aやシステム統合、AI活用の成果の不確実性、広告集客や検索順位等の外部要因に伴う業績変動の可能性に注意。
  • その他(今後のイベント等):資料末の免責事項以外、次回の決算発表日や株主還元の具体日程は資料に記載なし(–)。

必要に応じて、以下の追加情報を提示できます(可能であれば指定してください):
– セグメント別の四半期推移グラフ(スライドの数値を年次・四半期で整理)
– 中期経営計画の数値目標を年度別に表で整理
– 費用構造(人件費・広告・その他)の詳細内訳と差分分析

(注)本まとめは提示資料の情報に基づく整理です。投資判断・助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6184
企業名 鎌倉新書
URL http://www.kamakura-net.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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