2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

品川リフラクトリーズ株式会社 — 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)要約

(作成日:2025年8月8日。資料は日本基準、連結。以下、金額は特記ない限り百万円単位)

基本情報
  • 企業名:品川リフラクトリーズ株式会社(上場コード 5351、東証)
  • 主要事業分野:耐火物、断熱材、先端機材、エンジニアリング(不動産賃貸はその他区分)
  • 代表者:代表取締役社長 藤原 弘之
  • IR窓口:IR・広報部長 仮屋崎 勉(TEL 03-6265-1600)
  • Web:https://www.shinagawa.co.jp
  • 決算補足説明資料:作成あり(同日ウェブ掲載)。決算説明会は未開催。

報告概要
– 提出日:2025年8月8日
– 対象会計期間(第1四半期):2025年4月1日〜2025年6月30日
– 連結範囲の重要な変更:有(新規連結:Reframax Engenharia Ltda.、除外:品川ファインセラミックス株式会社)
– 会計方針変更:無し

発行済株式等
– 期末発行済株式数(自己株式含む):47,146,830株
– 期末自己株式数:1,543,572株
– 期中平均株式数(四半期累計):45,603,283株
– 時価総額:–(資料に記載なし)

今後の予定(開示情報)
– 決算発表:本短信(2026年3月期 第1四半期)提出済
– 株主総会・IRイベント等:該当の次回予定は資料に明記なし(決算補足資料はウェブ掲載)

セグメント(報告セグメント)
  • 耐火物セグメント:既存耐火物製品の製造・販売。Gouda社(オランダ、2024年10月グループ入り)が寄与。
  • 断熱材セグメント:耐火断熱れんが等の製造・販売。国内外で案件展開。
  • 先端機材セグメント:ファインセラミックス製品など(半導体装置向け等)。
  • エンジニアリングセグメント:製鉄所内大型工事等の設計・施工。今回Reframaxの連結で規模拡大。
  • その他:不動産賃貸事業等

(各セグメントの数値は四半期累計(2025/4/1–6/30)ベース。単位:百万円)
– 売上高(合計):38,266
– 耐火物:26,217(売上構成比 約68.5%)
– 断熱材:3,609(約9.4%)
– 先端機材:963(約2.5%)
– エンジニアリング:7,246(約18.9%)
– その他:229
– セグメント利益(損失、合計は調整後で2,890)
– 耐火物:2,259(セグメント利益の大部分を占める)
– 断熱材:518
– 先端機材:△31(赤字)
– エンジニアリング:△15(赤字、買収関連費用等の影響)
– その他:147

主な動向(セグメント別)
– 耐火物:国内粗鋼生産減少・海外活動低位や競合激化で数量は減少する一方、Gouda社の寄与、価格調整やコストダウンにより売上・利益増加。
– 断熱材:欧州・中国での需要減速や国内の端境期で売上・利益減少。
– 先端機材:半導体向け需要の本格回復遅れと顧客在庫調整で売上減、セグメント損失。
– エンジニアリング:大型工事の進捗により売上増加。ただし、ブラジルReframaxの買収に伴う一過性費用(約4億円)等で当四半期は損失に。

のれん等
– Reframax連結によりエンジニアリングののれんが13,861百万円増加(暫定算定)。

財務指標(要点)

注:全て連結、単位は百万円(表記がある場合は資料のまま)
主要損益
– 売上高(第1Q累計):38,266(前年同期 33,867、+13.0%)
– EBITDA:4,408(前年同期 3,952、+11.5%)
– 営業利益:2,890(前年同期 3,050、△5.3%)
– 経常利益:3,095(前年同期 3,613、△14.3%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,757(前年同期 2,913、△39.7%)
– 四半期包括利益:774(前年同期 4,350、△82.2%)

一株当たり
– 四半期純利益(1株当たり):38.54円(前年同期 63.96円)
– 1株当たり純資産(BPS):1,924.48円(前期末 1,951.55円)

貸借対照表(主要項目、期末)
– 総資産:213,780(前連結会計年度末 195,214)
– 純資産:93,101(前期末 93,828)
– 自己資本比率:41.1%(前期末 45.6%)
– 自己資本(参考):87,762(当Q)/88,997(前期末)

流動性・負債
– 流動資産:111,515(前期末 106,964)
– 現金及び預金:20,973(前期末 23,024)
– 受取手形・売掛金・契約資産:43,300(前期末 39,208)
– 流動負債:77,158(前期末 57,957)
– 短期借入金:42,535(前期末 24,854)
– 固定負債:43,519(前期末 43,429)
– 負債合計:120,678(前期末 101,386)

主要キャッシュ指標(四半期CFは作成せず。減価償却等)
– 減価償却費(当第1Q累計):1,271(前年同期 845)
– のれん償却額:246(前年同期 56)

計数的な指標(簡易算出)
– 売上高営業利益率(営業利益 / 売上高)
– 当第1Q:2,890 / 38,266 = 約7.6%
– 前第1Q:3,050 / 33,867 = 約9.0%

→ 営業利益率は前年同期比で低下
– EBITDAマージン
– 当第1Q:4,408 / 38,266 = 約11.5%
– 前第1Q:3,952 / 33,867 = 約11.7%
– 総資産回転率(四半期売上 / 期末総資産、簡易比較)
– 当第1Q:38,266 / 213,780 = 約0.179
– 前第1Q:33,867 / 195,214 = 約0.174

→ 売上に対する総資産効率はやや改善
– 流動比率(流動資産 / 流動負債)
– 当第1Q:111,515 / 77,158 = 約1.45
– 前期末:106,964 / 57,957 = 約1.85

→ 流動性は低下(短期借入金増加が主因)
– 概算ネット有利子負債(短期+長期借入金 − 現金):約54,257(当第1Q、簡易計算)
– 前期:約34,432 → 有利子負債は増加

財務の背景・説明(資料の記載より)
– 総資産増加:受取手形・売掛金・契約資産の増加、のれん増加(Reframax連結)が主因。
– 負債増加:短期借入金の増加が主因(借入増で財務負担増)。
– 純資産減少:為替換算調整勘定の減少で純資産は減少。
– 四半期純利益減少の理由:前年同期に多額の固定資産売却益(759)があったが、当期はその特別益がなく、のれん償却や買収関連費用等の影響もあり純利益が減少。

セグメント別利益貢献度(当第1Q、セグメント利益合計2,878を母数)
– 耐火物:約78.5%(2,259)
– 断熱材:約18.0%(518)
– 先端機材:マイナス(△31)
– エンジニアリング:マイナス(△15)

配当
  • 直近実績(2025年3月期):中間 45.00円、期末 45.00円、年間 90.00円
  • 2026年3月期予想:中間 45.00円、期末 45.00円、年間 90.00円(変更なし)
  • 特別配当:無し(今回の発表で特別配当はなし)
中長期計画との整合性
  • 2026年3月期業績予想(通期、修正あり)
    • 第2四半期累計(H1)予想:売上高 83,000(前回810億→830億に上方修正)、EBITDA 10,000、営業利益 6,000、経常利益 6,000、中間純利益 3,500
    • 通期予想:売上高 176,000(前回174,000→上方修正)、EBITDA 23,000、営業利益 14,500(前回13,500→上方修正)、経常利益 14,500、親会社株主に帰属する当期純利益 8,500(前回8,000→上方修正)
  • 会社は耐火物の拡販・コストダウンとエンジニアリング案件増を見込んで上方修正を実施。
  • 中期計画(詳細数値は本短信に掲載の中期計画ページを参照)がある前提で、進捗については今回の上方修正を踏まえた説明がある(進捗はセグメント別で差あり)。
競合状況・市場動向(資料記載の要旨)
  • 外部環境:世界経済は不安定(米国通商政策、中国経済停滞、中東情勢等)。日本は緩やかな回復基調だが鉄鋼需要は弱含み。
  • 耐火物業界の主要需要先である鉄鋼業界:国内粗鋼生産は前年同期比5.1%減(当第1Qは2,016万トン)。
  • 競合優位性等の定量比較は資料に記載なし(同業他社比較データは–)。
今後の見通し(業績予想・リスク)

業績予想(通期)
– 売上高:176,000(百万円)
– EBITDA:23,000
– 営業利益:14,500
– 経常利益:14,500
– 親会社株主に帰属する当期純利益:8,500

(注)上方修正有り(第2四半期・通期とも)。配当予想は据え置き。
主なリスク要因(資料に記載の想定リスク)
– 鉄鋼需要の動向(国内外の粗鋼生産量)
– 為替変動(為替換算差損益に影響)
– 原材料価格の変動
– 地政学リスクや世界経済の不確実性
– 海外子会社業績(欧州・中国等)の変動
– M&A関連ののれんや買収時の一時費用等

(会社注記)業績見通しは合理的な前提に基づくが、将来にわたる確約ではなく、実績は様々な要因で変動する可能性あり。

重要な注記・その他
  • 連結範囲変更:Reframax Engenharia Ltda.を新規連結、品川ファインセラミックスを除外。
  • のれんの一時的増加:Reframax取得に伴うのれん13,861百万円増(暫定算定)。
  • 四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理:無し
  • 会計方針の変更・見積り変更:無し
  • 公認会計士等による四半期レビュー:無し(注記あり)
  • 自己株式の処分(譲渡制限付株式報酬):取締役向けに普通株29,882株を処分(評価期間に基づく付与)。処分価額等の詳細は注記あり。

(注)
– 本まとめは、ユーザー提供の決算短信・添付資料に基づく要約です。投資助言や推奨は行いません。
– 資料に記載がない項目は「–」と表記しています。市場時価総額、同業比較の量的データなどは資料内に明記がないため記載していません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5351
企業名 品川リフラクトリーズ
URL http://www.shinagawa.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – ガラス・土石製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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