2025年6月期決算短信 [日本基準] (非連結)
株式会社ジィ・シィ企画(証券コード:4073) 2025年6月期 決算短信(非連結)要約
※出典:2025年8月14日開示「2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」。不明な項目は「–」で表示。
基本情報
- 企業名:株式会社ジィ・シィ企画
- 上場取引所:東(開示表記)
- コード:4073
- URL:https://www.gck.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 高木 洋介
- 問合せ先:代表取締役副社長 経営管理本部長 丸山英幸(TEL:043-464-3348)
- 主な事業分野:決済関連のシステム設計・開発・導入・端末販売、決済ASP/保守・サブスク等(ペイメント関連事業)
- その他:2024年8月に「NUCADOCO」事業を廃止(当期より報告セグメントは2区分に変更)
報告概要
- 提出日(決算短信開示日):2025年8月14日
- 対象会計期間:2024年7月1日~2025年6月30日(2025年6月期)
- 決算補足説明資料:作成・同日開示(決算説明会:機関投資家・アナリスト向け開催)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年9月25日
- 定時株主総会予定日:2025年9月26日
- 配当支払開始予定日:-
セグメント(報告区分)
- ペイメントインテグレーション事業(フロービジネス)
- 内容:決済システムの設計・開発・導入・販売、端末・アプリケーションの販売等
- ペイメントサービス事業(ストックビジネス)
- 内容:決済ASP(クラウド)サービス、保守運用、端末サブスク販売、決済代行、BPO 等
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):2,508,160 株(2025年6月期)
- 期末自己株式数:717 株
- 期中平均株式数:2,505,970 株
- 時価総額:–(開示なし)
今後の予定(開示済み)
- 決算発表:本決算短信(2025/8/14)および補足資料(Tdnet・自社サイト)
- 有価証券報告書提出予定:2025/9/25
- 株主総会:2025/9/26
- IRイベント:機関投資家・アナリスト向け決算説明会実施(補足資料あり)
- 「事業計画及び成長可能性に関する事項」:2025年9月に開示予定
財務指標(要点)
金額は原則として百万円単位(決算短信に合わせた表示)
– 売上高(連単):1,844 百万円(前年 1,740 百万円、前年同期比 +6.0%)
– 営業利益:△80 百万円(前年 営業利益 58 百万円)
– 経常利益:△116 百万円(前年 45 百万円)
– 当期純利益:△146 百万円(前年 当期純利益 73 百万円)
– 1株当たり当期純利益:△58.39 円
– 総資産:2,005 百万円(前年 1,765 百万円)
– 純資産:270 百万円(前年 415 百万円)
– 自己資本比率:13.5%(前年 23.5%)
– 現金および現金同等物(期末):742 百万円(前年 700 百万円)
– 営業CF:△229 百万円(前年 +63 百万円)
– 投資CF:△234 百万円(前年 △191 百万円)
– 財務CF:+506 百万円(前年 +102 百万円)
財務比率のポイント(計算値および開示)
– 営業利益率:約 -4.3%(-80 / 1,844)
– 経常利益率:約 -6.3%(-116 / 1,844)
– 当期純利益率:約 -7.9%(-146 / 1,844)
– 流動比率(流動資産 / 流動負債):約 143%(1,590 / 1,113)
注:小数点以下は概算(百万円単位の値から算出)
セグメント別業績(当事業年度)
- ペイメントインテグレーション事業
- 売上高:721 百万円(構成比 39.1%、前期比 △6.9%)
- セグメント損益:△60 百万円(前年はセグメント利益 83 百万円→大幅悪化)
- 主な要因:受託開発の減少(大型リプレース案件の前期比影響)、商品評価損(商品評価損 29.765 百万円を売上原価計上)、研究開発費増加
- ペイメントサービス事業
- 売上高:1,123 百万円(構成比 60.9%、前期比 +16.3%)
- セグメント利益:41 百万円(前期比 △27.0%)
- 主な要因:ASP・保守等ストック収益は堅調、端末のサブスク導入で売上増。ただしサブスクの会計処理に伴う端末原価計上や売上構成変化(利益率の低い電子マネー利用顧客増等)により利益率低下
財務諸表要点(貸借対照表・損益・CFの主要項目)
- 資産面
- 流動資産合計:1,590 百万円(現金預金 815 百、売掛金 374 百、リース投資資産 113 百、商品 246 百等)
- 固定資産合計:414 百万円(無形資産の増加が顕著、ソフトウェア仮勘定 275 百等)
- 総資産増加の主因:自社利用ソフトウェア開発(無形資産化)やリース投資資産の増加に伴う設備投資等
- 負債面
- 流動負債:1,113 百万円(短期借入金 610 百、1年内返済予定長期借入金 244 百、契約負債 13 百等)
- 固定負債:622 百万円(長期借入金 621.8 百)
- 総負債:1,735 百万円(前期比増加、長期借入金増加が主因)
- 損益面
- 売上原価の増加:製品製造原価や商品売上原価の増加により売上総利益減少(売上総利益 583 百→対前期減)
- 販管費増加:研究開発費の増加等で販管費が増加(販売費及び一般管理費 663 百)
- 営業外費用の増加:支払利息・手数料、訴訟関連費用等の増加により営業外費用が増加(38,872 千円)
- キャッシュ・フロー
- 営業CFはマイナス(△229 百)— 主因は税引前損失、売上債権の増加、リース投資資産の増加(端末サブスク関連で一時的な資金流出)等
- 投資CFは主にソフトウェア開発による無形固定資産取得(△210 百)等
- 財務CFは長期借入(650 百)を主因に大幅プラス、結果現金残高は期末で742 百(前期比 +42 百)
財務の解説(開示内容に基づく要旨)
- 当期は商品評価損の計上や研究開発費の増加、サブスク化に伴う会計処理(リース取引基準適用で端末貸与分をリース投資資産計上等)により営業損失となった。
- 資金面では長期借入での調達により現預金は増加しているが、有利子負債総額が増加し自己資本比率は低下(23.5%→13.5%)。
- 営業CFがマイナス化している点は、売上債権の増加・リース投資資産の一時増加(端末貸与)等が要因と説明。
配当
- 2024年6月期:期中配当なし(0.00円)
- 2025年6月期:中間・期末ともに無配(0.00円)
- 2026年6月期(予想):無配(0.00円)
- 特別配当:当期は無し(開示なし)
セグメント別情報(補足)
- 売上高構成(当期)
- ペイメントインテグレーション:721 百万円(39.1%)
- ペイメントサービス:1,123 百円(60.9%)
- セグメント戦略・状況(開示より)
- インテグレーション事業:端末販売は堅調だが、受託開発の売上が前期の大型リプレース影響で減少。商品評価損や研究開発投資でセグメント損失計上。
- サービス事業:ASP/保守等のストック売上は堅調。端末のサブスク提供(「サクラ」)を展開しストック収益拡大を図るが、サブスクの会計処理やユーザー構成変化で利益率は低下。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(詳細)は2025年9月開示予定(決算短信では未提示)
- 当期は一時的な損失計上・投資拡大期と位置付けられている旨の記載あり。会社はストック売上比率向上とマーケット拡大、営業アライアンス強化を継続方針。
- 2026年6月期の会社見通しは、売上回復と黒字転換を計画(以下参照)。
今後の見通し(業績予想:2026年6月期)
- 売上高:2,403 百万円(前年比 +30.3%)
- 営業利益:92 百万円(前年 △80 百万円 → 黒字化見込)
- 経常利益:55 百万円(前年 △116 百万円)
- 当期純利益:54 百万円(前年 △146 百万円)
- 1株当たり当期純利益予想:21.72 円
- 前提(開示による):ペイメントインテグレーション事業で大型案件受注見込み(売上見込み約1,311 百円、前年比 +81.9%)、ペイメントサービスは若干減収見込み(1,091 百円、前年比 △2.8%)。固定費削減も継続。
競合状況や市場動向(開示ベースの記載)
- 市場環境:キャッシュレス化進展(2024年のキャッシュレス決済比率 42.8%)で決済市場は拡大。DXや既存システム刷新の流れによるIT投資需要は継続見込み。
- 競合比較:決算短信に個別競合企業比較はなく、詳細は — 。(同業他社との相対的ポジションは開示されていません)
- 競争優位性の示唆:TMN社(トランザクション・メディア・ネットワークス)との資本業務提携を強化し、決済領域での提案力強化を図る旨を記載。
リスク要因(開示および読み取り)
主な影響要因(開示記載・開示情報からの抜粋)
– マクロ要因:地政学リスク、為替変動、物価変動等の不確実性
– 事業固有のリスク:
– 受託大型案件の有無や納期・収益性の変動
– サブスク/リース型端末に伴う資金回収遅延(リース投資資産の増加)
– 商品評価損や在庫の動向
– 有利子負債の増加に伴う利払い負担(当期の支払利息増加)
– 決済市場での競争激化や顧客構成変化によるマージン圧迫
– その他:業績予想は前提に基づく見込みで、外部要因により変動する旨の注意書きあり
重要な注記(会計方針等)
- 会計方針の変更:なし(基準改正等による変更なし、会計上の見積り変更なし、訂正表示なし)
- リース取引会計基準の適用:サブスク(決済端末貸与分)についてリース基準を適用し、リース投資資産を計上したうえでリース開始日に売上高と売上原価を計上する例示あり
- 継続企業の前提に関する注記:該当なし
- 決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査対象外)との記載
必要に応じて、より詳細な数値(貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の各明細)を抽出して提示できます。
(本要約は開示資料に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4073 |
| 企業名 | ジィ・シィ企画 |
| URL | https://www.gck.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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