2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ヒガシホールディングス(旧:株式会社ヒガシトゥエンティワン) — 2025年3月期 決算短信(要約)

(出典:提出資料「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」(提出日:2025年5月9日)に基づき作成。数値の単位は特に断りがない限り百万円)

基本情報
  • 企業名:株式会社ヒガシホールディングス(旧社名:株式会社ヒガシトゥエンティワン)
  • 上場取引所・コード:東証(東) 9029
  • URL:https://www.e-higashi.co.jp/
  • 代表者:取締役代表執行役社長 児島 一裕
  • 問合せ先責任者:取締役常務執行役 田口 宗勝(代表TEL: 06-6945-5611)
  • 事業概要(主要事業分野):国内を中心とした物流関連事業(トラック輸送、倉庫保管)、商品販売、福祉用具の販売・レンタル、その他(労働者派遣等)
  • 報告概要:
    • 決算短信提出日:2025年5月9日
    • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
    • 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会:開催なし
  • 主要コーポレート施策(期中の重要事項):
    • 2024年6月に株式会社ネオコンピタンスを取得(労働者派遣事業、連結開始)
    • 2025年4月1日付で事業の吸収分割により持株会社体制へ移行し、商号を「株式会社ヒガシホールディングス」に変更(事業会社は「株式会社ヒガシトゥエンティワン」に商号変更)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):13,264,000株
    • 期末自己株式数:238,025株
    • 期中平均株式数:13,203,928株
    • 時価総額:–(資料上の記載なし)
  • 今後の予定(資料記載):
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月12日
    • 定時株主総会予定日:2025年6月13日
    • 配当支払開始予定日:2025年6月16日
    • 決算説明会:当期は開催なし(補足資料はあり)
財務指標(要点)
  • 連結業績(2025年3月期:2024/4/1–2025/3/31、対前期増減率)
    • 売上高:48,126(+18.4%)
    • 営業利益:2,739(+25.1%)
    • 経常利益:2,935(+27.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,805(+19.9%)
    • 包括利益:1,856(+4.1%)
  • 主要指標(1株あたり等)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):136.77円
    • 1株当たり純資産(BPS):1,037.15円
    • 売上高営業利益率:5.7%(前期 5.4%)
    • 経常利益率:6.1%(資料上は経常利益率 -- ただし連結数値より算出可)
    • 自己資本比率:42.8%(前期 48.2%)
  • 連結貸借対照表(期末:2025/3/31)
    • 総資産:31,597
    • 純資産:13,510
    • 負債合計:18,087
  • キャッシュ・フロー(当期)
    • 営業活動CF:+2,368
    • 投資活動CF:△4,533(主に有形固定資産の取得・差入保証金・子会社取得)
    • 財務活動CF:+2,750(主に長期借入・短期借入の増加)
    • 現金及び現金同等物 期末残高:4,648(前期 4,062)
  • 個別(単体)業績(参考)
    • 単体売上高:33,366(+20.0%)/単体当期純利益:1,314(+22.1%)
セグメント(報告セグメント:運送、倉庫、商品販売、ウエルフェア、その他)

(数値はいずれも連結・2025年3月期の外部顧客売上高/セグメント利益、単位:百万円)
– 運送事業
– 売上高:25,481(前年:22,912、増加)
– セグメント利益:3,139(前年:2,801)
– 備考:新貨幣対応精密機器配送・大手EC向け配送増加が寄与
– 倉庫事業
– 売上高:14,041(前年:10,142)
– セグメント利益:1,176(前年:855)
– 備考:大手EC向け大型倉庫の開設・稼働で増収増益
– 商品販売事業
– 売上高:5,061(前年:4,435)
– セグメント利益:307(前年:225)
– 備考:大口得意先向け資材販売が増加
– ウエルフェア事業
– 売上高:1,141(前年:918)
– セグメント利益:181(前年:159)
– その他(労働者派遣等を含む)
– 売上高:2,402(前年:1,528)
– セグメント利益:355(前年:305)
– 備考:価格改定やネオコンピタンスの連結寄与

※ セグメント合計の営業利益から本社等の全社費用(一般管理費)2,418を差し引いて連結営業利益(2,740)となる。

財務の解説(資料による主な背景)
  • 売上増(+18.4%)は、大手EC向け業務の倉庫開設・配送拡大、新貨幣対応の精密機器配送や大手インフラ向け資材販売の物量増、ならびに2024年10月から連結に入った株式会社ネオコンピタンスの寄与によるもの。
  • 営業利益・経常利益は、期中に発生したネオコンピタンス買収に係る取得関連費用(約80百万円)や大型倉庫立ち上げ・再編の一時費用があったものの、期後半で利益が積み上がり増益着地。
  • 総資産は建物(新倉庫建設)での増加(建物増34,420百万円相当の計上)や営業未収入金の増加、のれん(ネオコンピタンス買収により増加)等で増加。
  • 負債は事業拡大・設備投資に伴う借入金の増加(短期借入の増加、長期借入の増加)により増加。結果、自己資本比率は前期比で低下(48.2% → 42.8%)。
  • 投資活動CFは有形固定資産取得(倉庫などの設備投資)、差入保証金、子会社株式取得(ネオコンピタンス)などによる支出が主因で大幅なマイナス。財務活動CFで借入により補完している構成。
配当
  • 2025年3月期(実績):年間配当 42円(期中:0円、期末:42円)
    • 配当金総額(連結):547百万円
    • 配当性向(連結):30.7%
    • 純資産配当率(DPS/BPS):4.3%
  • 2026年3月期(予想):年間配当 46円(予想、期末46円、期中0円)、配当性向予想:約30.1%(資料記載)
  • 特別配当:当期はなし(なしの記載)
中長期計画(中期経営計画)との整合性
  • 中期経営計画2026の目標(売上高450億、経常利益28億)は当期(2025年3月期)にて前倒しで達成(実績:売上481億、経常利益29.3億)。
  • これを受けて同社は中期経営計画2026を1年前倒しで終了し、新たに「中期経営計画2028」(公表日:2025年5月9日)を策定。
    • 新計画(3年間)最終年度目標:売上高550億円、経常利益35億円(資料記載)
    • 初年度(2026年3月期)計画:売上510億(+6.0%)、営業利益29.5億(+7.9%)、経常利益31億(+5.6%)、当期純利益20億(+10.8%)
M&A・連結範囲の変更
  • 期中重要事項:株式会社ネオコンピタンス(労働者派遣事業)を取得。
    • 取得日:2024年6月25日(みなし取得日:2024年6月30日)
    • 取得対価(現金):815,000千円(815百万円)
    • 取得に伴うのれん:725,710千円(償却:10年均等)
    • 取得関連費用:80,208千円(営業外費用等にて計上)
    • 連結寄与期間:2024/7/1–2024/12/31(決算短信内の注記)
競合状況・市場動向(資料記載の観点)
  • 同社資料の市場観測:国内景気は緩やか回復基調だが、物価上昇・米国通商政策等で先行き不透明。物流業界は底堅い需要がある一方で物価上昇(燃料・人件費)や人手不足がリスク要因として継続。
  • 競合との比較:資料中に同業他社との具体的比較は記載なし → 比較情報は「–」
今後の見通し(業績予想・リスク)
  • 2026年3月期(連結予想、2025/4/1–2026/3/31)
    • 売上高:51,000(+6.0%)
    • 営業利益:2,956(+7.9%)
    • 経常利益:3,100(+5.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,000(+10.8%)
    • 1株当たり当期純利益見込み:153.10円
  • 主なリスク要因(資料明示)
    • 燃料価格・人件費の上昇(コスト増)
    • 金利上昇(財務コスト)および為替・国際通商政策の変動
    • 人手不足によるオペレーション影響
    • 投資(倉庫・車両・人材)を拡大する中での資金繰り・借入負担増(負債の増加)
重要な注記・会計上の変更等
  • 連結範囲の重要な変更:有(新規1社:株式会社ネオコンピタンスの連結)
  • 会計方針の変更:なし(会計基準の改正に伴う変更なし)
  • 会計上の見積りの変更:あり(資産除去債務の見積変更による増加56,596千円)
  • のれん:取得のれん725,710千円(10年均等償却)
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士等の監査の対象外である旨)
補足(経営・投資関連の留意点)
  • 設備投資・倉庫新設等のため投資CFが拡大しており、これを借入で一部賄っている構造(投資CF △4,533、財務CF +2,750、短期・長期借入金が増加)。今後の投資収益化状況・借入返済計画が業績推移に影響する点に留意が必要。
  • 中期計画2028では「プライム市場昇格に向けたファンダメンタルズの完成」を掲げており、成長投資と収益改善施策を両立させる計画である(詳細は同社の中期経営計画資料参照)。

(以上)
注:本要約は提供された決算短信の記載内容に基づき整理したものであり、投資助言や評価を行うものではありません。不明項目は「–」で示しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9029
企業名 ヒガシホールディングス
URL https://www.e-higashi.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 運輸・物流 – 陸運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。