2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(2026年3月期 第1四半期・連結)要約(生化学工業株式会社)
(提出日:2025年8月5日、資料は当社ウェブサイトに掲載)
基本情報
- 企業名:生化学工業株式会社
- 上場市場:東(コード 4548)
- 主要事業分野:糖質科学を基盤とした医薬品(関節機能改善剤、眼科手術補助剤等)、LAL(エンドトキシン・グルカン測定関連)事業、医薬品原体・受託製造
- 代表者:代表取締役社長 水谷 建
- 問合せ先:経理部長 杉山 大輔(TEL 03-5220-8950)
- 決算補足説明資料:作成あり(同日より会社HP掲載)
- 決算説明会:今回(第1Q)開催なし
報告概要
- 提出日:2025年8月5日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期)
- 監査レビュー:第1四半期に対する監査法人によるレビューは無し
- 四半期作成に特有の会計処理の適用:有(注記あり)
- 主要注記:税金費用は通期見積り実効税率に基づき四半期で按分
セグメント
- セグメント区分:医薬品事業、LAL事業
- 医薬品:国内医薬品、海外医薬品、医薬品原体・受託製造、ロイヤリティー等(販売は外部提携先に委託するビジネスモデル)
- LAL事業:エンドトキシン試薬、グルカン測定体外診断用医薬品、受託試験サービス等
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):56,814,093株(2026年3月期1Q)
- 期末自己株式数:2,236,486株
- 期中平均株式数(四半期累計):54,577,611株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
今後の予定(開示情報)
- 決算補足資料:2025年8月5日に会社HP掲載(実施済)
- 決算説明会:第1Qは開催無し
- 株主総会/IRイベント等:–(本資料に記載なし)
財務指標(要点)
数値は単位「百万円」(注記のない限り当第1四半期:2025/4/1–6/30)
– 売上高:8,731(前年同期 10,022、対前年同期 -12.9%)
– 営業利益(損失):△365(前年同期 1,640)
– 経常利益(損失):△132(前年同期 2,186)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益(損失):△200(前年同期 1,901)
– 1株当たり四半期純利益:△3.68円(前年同期 34.84円)
– 包括利益:△738(前年同期 3,158)
貸借対照表(連結)
– 総資産:80,389(前連結会計年度末 83,872、差引 -3,483)
– 流動資産合計:35,752(主に現金及び預金の減少)
– 固定資産合計:44,636
– 負債合計:8,759(前期末 10,685、差引 -1,926)
– 流動負債:5,830(未払金の減少)
– 固定負債:2,928
– 純資産合計:71,630(前期末 73,187、差引 -1,557)
– 自己資本比率:89.1%(前期末 87.3%)
– 現金及び預金:10,569(前期末 15,132)
損益計算書(注目項目)
– 売上原価:5,037(売上減で売上総利益低下)
– 販売費及び一般管理費合計:4,059(研究開発費 1,691 を含む)
– 研究開発費:1,691(対売上高比率:19.4%(ロイヤリティー除く))
– 営業外損益:営業外収益 273、営業外費用 41(為替差損等)
キャッシュ・フロー
– 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
その他(費用)
– 減価償却費:484
– のれん償却額:46
セグメント別(第1四半期 当期)
(外部顧客売上高/セグメント利益)
– 医薬品:売上 5,901/セグメント損失 △479
– 内訳(主なもの):国内医薬品 3,012(+7.9% vs 前年同期)、海外医薬品 1,948(+69.8%)、原体・受託製造 939(+28.3%)、ロイヤリティー 1(-99.9%)
– コメント:ロイヤリティーの大幅減少(前年同期比)が主因で医薬品セグメント全体は減収。国内はアルツ・オペガン類の出荷タイミングで増収。海外は出荷タイミングの影響で増減あり。
– LAL:売上 2,829/セグメント利益 113(前年同期比売上 -4.5%)
– コメント:海外のグルカン測定用製品は好調だが、受託試験サービス減少等で売上減少。
セグメント合計:売上 8,731、セグメント損失 △365(=営業損失)
財務の解説(会社説明による主な要因)
- 売上減少の主因は「ロイヤリティーの大幅な減少」および一部海外出荷の第2四半期へのずれ(出荷タイミング)。
- 研究開発費は引き続き高水準で推移(1,691 百万円、売上比19.4%)。
- 総資産減少は主に現金預金の減少、負債減少は未払金の減少、純資産減少は為替換算調整勘定の減少による。
- 業績予想(通期)については、第1四半期の実績は予想を下回ったが、海外出荷のずれや投資有価証券売却予定を踏まえ、通期予想の修正は行っていない。
配当
- 2025年3月期(実績):中間 15.00円、期末 15.00円、年間合計 30.00円
- 2026年3月期(会社予想):中間 15.00円、期末 15.00円、年間合計 30.00円(直近公表の配当予想から変更なし)
- 特別配当:無し(今回の開示では特別配当の記載なし)
研究開発(主な進捗)
- Gel-One(架橋ヒアルロン酸注射剤、膝・股関節):2025年2月より日 本で変形性膝関節症・股関節症の第III相試験開始。小野薬品工業と共同開発・販売提携の基本合意(2025年4月)。
- SI-449(癒着防止材、医療機器):当初は第3四半期~第4四半期で承認申請見込みだが、申請準備が順調なため前倒し申請の可能性あり。臨床で主要評価項目で有意な効果を確認済。
- 研究開発方針:糖質科学に特化し、新規テーマ創出とアライアンス推進による新薬の上市加速を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の詳細や数値目標に関する記載:–(本資料に明示なし)
- コメント(会社説明に基づく):研究開発の継続とアライアンスは中長期成長の要と位置付けられている(文言ベース)。
競合状況・市場動向(開示分)
- 市場環境:
- 関節機能改善剤市場:高齢化により患者数増加傾向。注射剤は市場で堅調。
- 眼科手術補助剤市場:高齢化により数量ベースで成長。
- LAL関連(エンドトキシン/グルカン測定):従来製品と遺伝子組換え製品を含め安定成長、グルカン検査は米国中心に伸長。
- 競合比較:同業他社との比較データは本資料に無し。製品別にトップシェアを維持する製品(アルツ、オペガン類)の記載あり。
今後の見通し(通期業績予想:2026年3月期)
- 通期業績予想(2025/4/1–2026/3/31、単位:百万円)
- 売上高:35,600(前年同期比 △9.6%)
- 営業利益:△300
- 経常利益:1,350(△30.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,350(+11.2%)
- 1株当たり当期純利益:24.74円
- 会社コメント:第1四半期は一部海外出荷のずれ等により予想を下回ったが、投資有価証券売却予定等を勘案し通期予想は修正していない。
リスク要因(開示より抜粋・要旨)
- 海外市場の政策リスク(米国の医薬品政策、中国の集中購買等)により市場動向の予測が困難。
- 出荷タイミングやマイルストーン型ロイヤリティーの収入変動が業績に影響。
- 為替変動の影響(本四半期でも為替換算の影響で包括利益や純資産が変動)。
- 投資有価証券の売却等による一時的な財務項目変動。
重要な注記・会計方針
- 会計方針の変更:無し
- 会計上の見積りの変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:有(税金費用の按分等の注記あり)
- 第1四半期連結累計期間に対する監査レビュー:無し
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4548 |
| 企業名 | 生化学工業 |
| URL | http://www.seikagaku.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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