2026年3月期 第1四半期 決算説明資料
株式会社スクロール(決算説明:2026年3月期 第1四半期 / FY2025 Q1)まとめ
※対象期間:2025年4月1日〜2025年6月30日(資料より)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社スクロール(Scroll Corporation)
- 証券コード:8005(東証プライム)
- 主要事業分野:EC・通販事業者等へのソリューション事業(物流代行、決済代行、マーケティングサポート等)、自社のEC・通販事業(アパレル・雑貨等)、eコマース事業、グループ管轄(物流センター運営等)
- 代表者名:代表取締役社長 鶴見 知久
- 説明会情報
- (資料問い合わせ窓口)経営統括部 経営企画課:TEL 053-464-1114 / E-mail ir@mb.scroll.jp
- 説明者
- 発表者(役職):資料内に明示の発表者名はなし(作成・問合せ窓口は経営統括部 経営企画課)。発言概要は以下「業績の背景分析」等に要約。
- 発言概要(資料要旨):増収減益。売上はソリューション事業の成長で増収、利益面は通販事業の受注減(春物・盛夏物の受注不振)などにより減益。eコマースは事業リストラを推進中。
- 報告期間
- 決算対象会計期間(本資料の四半期):FY2025 Q1(2025/4/1〜2025/6/30)
- セグメント(報告セグメント)
- ソリューション事業:物流代行、決済代行、マーケティングサポート、BPO等(EC・通販事業者向けのワンストップソリューション)
- 通販事業:生協宅配向け等の通信販売(カタログ・一部インターネット)/自社通販
- eコマース事業:自社サイトやモールを通じた専門特化商品のインターネット販売
- グループ管轄事業:各拠点の物流センター運営、不動産活用等
- 注記:FY2025(当期)より報告セグメント区分を一部変更(FY2024までグループ管轄に含まれていた一部海外子会社を通販事業に移管)
業績サマリー(連結・単位:百万円)
- 主要指標(第1四半期 実績 vs 前年同期)
- 売上高:21,698(+664 / +3.2%)
- 営業利益:1,689(△580 / △25.6%) 営業利益率 7.8%(前年 10.8%)
- 経常利益:1,836(△481 / △20.8%) 経常利益率 8.5%(前年 11.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,231(△337 / △21.5%)
- 1株当たり四半期純利益:35.78円(△10.01円)
- 備考:増収減益(売上はソリューション事業の寄与、利益は通販/eコマースの不振影響)
- 通期業績予想(変更なし。単位:百万円)
- 2026年3月期(予想):売上高 85,000 / 営業利益 5,800 / 経常利益 6,000 / 当期純利益 4,000
- (前期実績 2025年3月期:売上84,030 / 営利6,052 / 経常6,424 / 当期純4,267)
- 進捗状況(Q1実績の通期比)
- 売上高進捗:21,698 / 85,000 = 約25.5%
- 営業利益進捗:約29.1%
- 四半期純利益進捗:約30.8%
- (注)資料では通期予想に変更なしと明記
- セグメント別(2026年3月期 第1四半期 実績、単位:百万円・前年同期比)
- ソリューション事業:売上 8,663(+25.0%)、セグメント利益 275(+76.3%)
- 概要:物流代行、決済代行、マーケティングサポート等が伸長。決済代行の貸倒引当金影響はあるが、他サービスが牽引し増益。
- 通販事業:売上 10,172(△8.0%)、セグメント利益 1,583(△23.0%)
- 概要:春物・盛夏物の受注不振で減収減益。在庫コントロールや販促抑制などで収益性維持に注力。
- eコマース事業:売上 3,148(△7.8%)、セグメント利益 △77(前年同期 29)
- 概要:厳しい市況のなか事業リストラを進め、ビジネスモデル転換に注力。
- 売上構成比(概算):通販 約46.9%、ソリューション 約39.9%、eコマース 約14.5%
業績の背景分析
- 業績概要・主要ハイライト
- 連結では売上が前年同期比で増加したものの、利益は減少(増収減益)。
- ソリューション事業が成長し売上・利益の拡大寄与。一方、通販・eコマースは受注減・市況悪化・リストラ影響で減収減益。
- 増減要因(資料記載の要点)
- 増収要因:ソリューション事業(物流、決済、マーケティングサポート等)の拡大。
- 減益要因:
- 通販事業:春物・盛夏物の受注獲得に苦戦 → 売上・粗利低下。
- eコマース事業:事業リストラの影響で第1四半期は赤字化。
- 決済代行:過去の債権不払率悪化を受けた貸倒引当金の影響が残る(与信・債権管理体制を強化中)。
- 競争環境
- リスク要因(資料からの示唆)
- 債権不払・貸倒リスク(決済代行領域) → 与信・債権管理の強化が必要。
- 季節・商品(春物・盛夏物)需要の変動による受注不振。
- eコマース事業の構造改革進捗が短期的に収益を圧迫。
- その他(為替・規制・サプライチェーン等の外部リスク):資料に明示なし(–)。
戦略と施策
- 現在の戦略(中長期ビジョン / FY2025重点方針)
- グループ中長期ビジョン:Marketing Solution Company(マーケティングソリューション領域で独自性を磨く)
- FY2025重点方針:独自性を追求した収益力の強化(顧客ニーズに合わせ付加価値の高いビジネスへシフト)
- セグメント別の役割:
- 育成事業:ソリューション事業(重点投資、選択と集中)
- 基幹事業:通販事業(5年・10年先を見据えた基盤構築、高収益性維持)
- 改善事業:eコマース事業(事業リストラ完遂、ビジネスモデル転換)
- 経営基盤:CLO設置による物流最適化、DXによる業務効率改善、人材開発
- 進行中の施策(具体例・進捗)
- LPB(Logistics / Payment / BPO)を中核メニューに資源集中
- Logistics:関東エリア第3拠点「SLCつくば」開設、既に「SLCみらい」「SLC春日部/八王子」等稼働(物流拠点拡張)
- Payment:債権管理体制の再構築、与信管理強化(貸倒リスク低減策)
- BPO:ノウハウの循環活用、D to C事業展開(自社リテール展開)
- 組織・グループ再編/M&A等:
- ZonExpert株式会社を2025年4月にグループ化(資料記載)
- ビーボーングループなどグループ組入れの記載あり(ソリューション強化)
- セグメント別施策と成果
- ソリューション:投資によるサービス拡充で売上・利益拡大(Q1は大幅増収増益)
- 通販:在庫管理・販促費抑制で収益性維持に注力(短期的な受注低迷を調整)
- eコマース:事業リストラ・モデル転換中で当面は収益改善フェーズ
将来予測と見通し
- 当期(2026年3月期)業績予想(連結、単位:百万円)
- 売上高 85,000(+969 / +1.2% vs 2025実績)
- 営業利益 5,800(△252 / △4.2%)
- 経常利益 6,000(△424 / △6.6%)
- 当期純利益 4,000(△267 / △6.3%)
- 注:2025年5月7日公表の数値から変更なし(資料明記)
- 中長期計画の進捗
- ソリューション事業の拡大を重視(FY2025目標ソリューション売上等を掲示、Q1は前年同期比+25%で成長)
- 事業基盤整備(物流拠点、与信管理再構築、BPO活用等)を進め、収益力強化を図る
- 中期目標達成可能性に関する定量的評価は資料に限定的(進捗はセグメントごとの成長指標で示唆)
- マクロ経済・外部要因の影響
- 季節性(春物・盛夏物の需要変動)が短期業績に影響
- 債権回収状況・与信環境の変化が決済代行の収益性に影響(資料で重点管理)
- 為替・金利・規制等の具体的影響は資料で詳細非開示(–)
配当と株主還元
- 配当方針:資料内に具体的な配当方針の記載なし(–)
- 配当実績(中間・期末・年間):資料に記載なし(–)
- 特別配当:資料に記載なし(–)
製品・サービス、協業・提携
- 製品・主要サービス(資料の要旨)
- ソリューション:物流代行(SLC拠点)、決済代行(後払い等)、マーケティングサポート、BPOサービス
- 通販:カタログ・ECを通じた生協向け等の通信販売(自社ブランド含む)
- eコマース:自社ECサイト・モール運営(AXES、Naturum、などブランド名の記載あり)
- 提携・グループ化等
- ZonExpert株式会社を2025年4月にグループ入り(資料明記)
- グループ海外子会社(中国・ベトナム・バングラデシュ等)を保有/事業に組み込み
- 提供エリア・顧客層
- 主に日本国内のEC・通販事業者、組合員(生協宅配)向け等。物流は全国拠点で運営。
重要な注記
- 会計・報告上の変更
- 当期(FY2025)より報告セグメント区分を一部変更(FY2024までグループ管轄事業に含まれていた一部海外子会社を通販事業に移管)。前期比較は変更後のセグメントに組替えた数値で比較。
- リスク・注意点(資料末尾)
- 将来見通しに関する記載は、当社の入手情報・一定の前提に基づくもので、実現を約束するものではない。実際の業績は様々な要因で予想と異なる可能性あり。
- その他重要告知
- 通期予想に変更はなし(2025年5月7日発表の数値を維持)
- IR・統合報告書URL等: https://www.scroll.jp/ir/annual/(統合報告書2025発行:2025年6月30日)
(不明な項目は「–」で記載しています。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8005 |
| 企業名 | スクロール |
| URL | http://www.scroll.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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