2025年6月期通期決算説明資料

決算補足説明資料(2025年6月期 通期)要約

(出典:株式会社ジィ・シィ企画 2025年版 決算補足説明資料)
注意:不明な項目は「–」としています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社ジィ・シィ企画(証券コード:4073)
    • 主要事業分野:キャッシュレス決済システムの開発・提供、決済ASPサービス、決済端末販売・サブスクリプション、決済システム受託開発・保守等
    • 代表者名:代表取締役社長 髙木 洋介
  • 説明会情報
  • 説明者
    • 発言概要:資料内容に基づく決算サマリー、事業トピック(Newland端末販売開始、資本業務提携深化等)、成長戦略と来期予想の説明
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年6月期(2024年7月~2025年6月 相当)
  • セグメント(主要)
    • ペイメントインテグレーション事業:決済システムの導入支援、カスタマイズ・受託開発、端末販売(大・中規模向け・受託開発など)
    • ペイメントサービス事業:決済ASPサービス(自社パッケージ「CARDCREW PLUS」ベース)、決済端末のサブスクリプション「サクラ」、決済手数料関連ビジネス
    • 備考:従来「その他事業」に含めていた「NUCADOCO事業」は2024年8月31日付で廃止され、「その他事業」自体を廃止
業績サマリー(主要指標)

単位:百万円
– 売上高(連結計):
– 2025年6月期実績:1,844(前期比 +103/+6.0%)
– 営業利益(連結):
– 2025年6月期実績:▲80(前期:+58 → 前期比▲138)
– 経常利益(連結):
– 2025年6月期実績:▲115(前期:+44)
– 当期純利益(連結):
– 2025年6月期実績:▲146(前期:+72)
– 1株当たり利益:–(資料に非掲載)
– 対前期比:上記のとおり(売上増加も利益は赤字化)

進捗状況(対修正業績予想比)
– 参考:2025年5月15日公表の修正業績予想との比較
– 売上高:予想 1,832 → 実績 1,844(+0.6%)
– 営業利益:予想 ▲110 → 実績 ▲80(予想比 +30)
– 経常利益:予想 ▲144 → 実績 ▲115(予想比 +28)
– 当期純利益:予想 ▲151 → 実績 ▲146(予想比 +4)
– 補足:業績推移を踏まえ、繰延税金資産の取り崩しを行い法人税等調整額(損)29百万円を計上

セグメント別(単位:百万円、対前期比)
– ペイメントインテグレーション事業
– 売上高:2024 774 → 2025 721(▲53、▲6.9%)
– 営業利益:2024 82 → 2025 ▲60(▲142)
– 売上構成比(2025):721 / 1,844 ≒ 39.1%
– ペイメントサービス事業
– 売上高:2024 965 → 2025 1,123(+157、+16.3%)
– 営業利益:2024 56 → 2025 41(▲15)
– 売上構成比(2025):1,123 / 1,844 ≒ 60.9%

業績の背景分析
  • 業績概要・ハイライト
    • 売上高はサブスクリプションサービス開始等により増収(+6.0%)で着地。
    • ただし利益面では電子マネー利用増加に伴う外部費用増、棚卸資産評価損の計上、積極的な研究開発投資等で営業損失を計上。
    • ペイメントサービス事業は既存ユーザー向けサブスク開始(※一時売上を含む)で増収だが、利益率は低下。
  • 増減要因(主な寄与要素)
    • プラス要因:サブスクリプションサービス開始によるサービス売上拡大、端末販売(4Qで大型案件)等
    • マイナス要因:電子マネーユーザー増加に伴う外部支払費用増、ソフトウェア償却費(自社利用ソフトの償却増)、棚卸資産評価損、受託開発の減少(インテグレーション事業)
    • また、積極的研究開発投資が利益を圧迫
  • 競争環境・優位性
    • 事業領域はカード会社加盟店向けの決済支援が中心。自社開発の決済パッケージ「CARDCREW PLUS」を基盤とするワンストップ提供が強み(設計→開発→保守→運用まで一貫対応)。
    • 主要なPOSベンダーや決済事業者等との営業的アライアンスを保有し、多様な業態(スーパー、コンビニ、百貨店、駐車場、アミューズメント等)への導入実績を有する点を強みとして提示。
    • 競合との具体的比較数値は資料に記載なし。
  • リスク要因(業績に影響を与える外部・内部要因)
    • 電子マネー・QR等の決済手段の変化に伴う外部費用増加
    • 棚卸資産評価やソフト償却等の会計影響
    • 市況・政治・経済の不確実性(資料の免責事項に記載)
    • 供給面(端末調達等)や提携先の状況、規制変化等(資料上の明示的項目は限定的)
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期的な方向性)
    • マーケットターゲット拡大:大・中規模(約11,900社)から小規模(約185,000社)まで、規模を問わず展開
    • 国際ブランド決済ネットワーク接続:国際ブランド接続による決済コスト低減と収益性向上を目指す
    • マルチ決済端末のサブスク型販売:「サクラ」ブランドで端末のサブスクリプション提供、端末の資産管理不要化で導入障壁低減、ユーザー拡大を狙う
    • 決済手数料売上の強化:包括代理加盟店契約を通じて決済手数料収入(ストック)拡大
  • 進行中の施策(具体例・進捗)
    • Newland Payment Technology(NPT)との日本初の販売店契約締結、N950/N750/P300/X800 等の端末販売開始(リテールテックJAPANで反響)
    • 決済端末サブスク「サクラ」:複数加盟店(大手ショッピングセンター含む)で稼働中。大手アミューズメントパーク向けの稼働準備中
    • トランザクション・メディア・ネットワークスとの資本業務提携深化(2025年3月、持分法適用会社化):クレジットカードに強みを持つ同社と協業し、電子マネー・QR領域の強みを補完し合う狙い
    • 包括代理加盟店契約(対面決済)を各決済事業者や銀行系カード会社と締結済み、サブスクと連携しストック収入増を見込む
  • セグメント別施策と成果
    • ペイメントインテグレーション事業:大型案件の受注見込みを強化(来期へ向け受注活動)
    • ペイメントサービス事業:既存ユーザー向けのサブスク導入拡大で売上拡大、端末ラインナップ拡充(Castlesに加えNPT新機種)
将来予測と見通し(2026年6月期 通期業績予想)

(単位:百万円)
– 2026年6月期 業績予想(会社公表)
– 売上高:2,403(前期比 +30.3%)
– ペイメントインテグレーション事業:1,311(前期721 → +81.9%、大型案件の引合い・受注を見込む)
– ペイメントサービス事業:1,091(前期1,123 → 97.2%、前期のサブスク開始の反動で同水準見込み)
– 営業利益:92(前期▲80 → 黒字転換想定)
– 経常利益:55(前期▲115 → 改善想定)
– 当期純利益:54(前期▲146 → 改善想定)
– 予想の根拠(資料中の説明)
– インテグレーション事業で大型案件の受注が見込まれていることが主因で売上・利益の増加を想定
– ペイメントサービス事業は前期にサブスク開始があり一時的な増収があったため、来期は同水準を見込む
– 中長期計画の進捗可能性
– サブスク基盤や国際ブランド接続、包括代理加盟店契約の進捗が見込み達成に重要
– 大型案件受注の確度が業績回復に直結(資料は受注の見込みを示すが確度評価は限定的)
– マクロ要因の影響
– 為替・金利等の記載なし。決済市場の需要動向、決済手段の普及・競争環境、外部サービス料率の変化が業績に影響する可能性あり

配当と株主還元
  • 配当方針:資料中の配当方針の明示記載なし(–)
  • 配当実績(中間・期末・年間):資料に記載なし(–)
  • 特別配当:資料に記載なし(–)
製品やサービス
  • 主要製品・新製品
    • 自社開発キャッシュレス決済パッケージ「CARDCREW PLUS」
    • 決済端末(販売・サブスク):既存:Castles Technology端末、新たにNewland Payment TechnologyのN950/N750/P300/X800を販売開始
    • サービス:決済ASPサービス、決済端末サブスクリプション「サクラ」
  • サービス提供エリア・顧客層
    • 主にカード会社加盟店向け、決済事業者やPOSベンダー、システムインテグレータ経由で幅広い業態(小売、飲食、アミューズメント、駐車場、交通等)
  • 協業・提携
    • Newland Payment Technology:日本での販売店契約(端末販売)
    • トランザクション・メディア・ネットワークス:資本業務提携の深化・持分法適用会社化(2025年3月)
    • 銀行系カード会社等との包括代理加盟店契約締結(対面決済分野)
重要な注記
  • 会計方針・特記事項
    • 繰延税金資産の取り崩しを行い、法人税等調整額(損)29百万円を計上
    • セグメント変更:従来の「その他事業」を廃止(NUCADOCO事業は2024年8月31日付で廃止)
  • リスク・注意点(資料より)
    • 将来見通しは当時入手可能情報に基づく想定であり、市況・政治・経済等の不確実性により実績と異なる可能性がある
    • 電子マネー利用増等による外部費用増、棚卸評価損、研究開発投資等が短期的に利益圧迫要因となっている
  • その他(今後のイベント等)
    • 2026年6月期は大型案件受注の成否が重要。各種継続的な施策(サブスク拡大、国際ブランド接続、包括代理加盟店契約等)の進捗が注目点
    • 問い合わせ先:会社HP「その他お問い合わせ」 https://www.gck.co.jp/inquiry/

出典:株式会社ジィ・シィ企画「決算補足説明資料(2025年6月期 通期)」
(本要約は資料に基づき中立的に整理したものであり、投資判断を目的とするものではありません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4073
企業名 ジィ・シィ企画
URL https://www.gck.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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