2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
以下は、提供いただいた岩塚製菓株式会社(証券コード 2221)2024年3月期 決算短信(連結)を、個人投資家向けに整理・要約したものです。出典は同決算短信(発表日:2024年5月14日)。不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は行いません。
1. 基本情報
- 企業名:岩塚製菓株式会社
- 上場取引所:東証(東)
- コード:2221
- 主要事業分野:米菓事業(単一セグメント)
- 代表者:代表取締役社長 COO 槇 大介
- 会社URL:https://www.iwatsukaseika.co.jp
- 問合せ先:常務取締役 経営管理本部長 星野 忠彦(TEL 0258-92-4111)
報告概要
– 決算短信発表日:2024年5月14日
– 対象会計期間:2023年4月1日~2024年3月31日(連結)
– 有価証券報告書提出予定日:2024年6月28日
– 定時株主総会予定日:2024年6月27日
– 配当支払開始予定日:2024年6月28日
– 決算説明会:あり(機関投資家・アナリスト向け)
– 決算補足説明資料:無
株式関連(注:2024年4月1日付で1株→2株の株式分割を実施)
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):11,990,000株(分割後)
– 期末自己株式数:1,589,368株(2024年3月期末)
– 期中平均株式数(連結):11,162,082株(2024年3月期)
– 時価総額:–(開示なし)
その他
– 株式給付信託(BBT)導入:あり(信託保有株式を自己株式として計上)
– 決算短信は監査対象外(公認会計士・監査法人の監査は受けていない旨の注記あり)
2. セグメント
- セグメント構成:単一セグメント(米菓事業)。よってセグメント別明細記載は省略。
3. 財務指標(要点、連結)
(単位表記は明記のないものは百万円、金額は決算短信の表記に準拠)
主要数値(2024年3月期:2023/4/1–2024/3/31)
– 売上高:22,000 百万円(=220億円、前期比 +7.9%)
– 営業利益:603 百万円(前期は▲213 百万円の営業損失 → 営業黒字化)
– 経常利益:2,808 百万円(前期比 △48.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:1,957 百万円(前期比 △50.7%)
– 1株当たり当期純利益(調整後、株式分割考慮):175.37円
– 1株当たり純資産(BPS):6,134.86円
損益の注目点
– 営業面は増収・営業黒字化(売上増+製造原価改善等により)。
– 経常利益・当期純利益は大幅減少(主因:受取配当金の前年差による影響)。決算短信では、当社保有の WANT WANT CHINA からの株式配当金が当期に約18,838 百万円(=約188.4億円ではなく、決算表の表示単位と合わせると約1,883.8 百万円相当 — 注:決算短信本文での表現と単位表記に注意)計上されている点が取り上げられており、前年(記念配当等で金額が大きかった)との差が経常利益の増減に影響しています。
連結財政状態(2024年3月31日時点)
– 総資産:85,753 百万円(前期 83,555 百万円、増加)
– 負債合計:21,947 百万円(前期 21,494 百万円、やや増加)
– 流動負債:4,783 百万円
– 固定負債:17,164 百万円
– 純資産:63,806 百万円(前期 62,062 百万円、増加)
– 自己資本比率:74.4%(前期 74.3%)
キャッシュ・フロー(連結)
– 営業CF:+2,755 百万円(前期 +5,342 百万円)
– 投資CF:△1,841 百万円(主に有形固定資産取得)
– 財務CF:△2,611 百万円(自己株式取得支出 2,080 百万円等)
– 現金及び現金同等物 期末残高:2,839 百万円(前期 4,536 百万円、減少)
安全性・効率性(決算短信記載)
– 自己資本比率:74.4%
– 時価ベースの自己資本比率:33.4%
– キャッシュ・フロー対有利子負債比率:0.4(年)
– インタレスト・カバレッジ・レシオ(営業CF/利払い):483.5倍
– 総資産回転率(簡易計算):売上高 ÷ 総資産 ≒ 22,000 / 85,754 ≒ 0.256倍(約0.26回)
特記事項(財務)
– 投資有価証券(時価評価増加)が固定資産の増加要因の一つ(投資有価証券が前期比で増加)。
– 長期借入金は期中返済等で減少。自己株式取得(自社株買い)により純資産内の自己株式が増加(取得により支出が発生)。
4. 配当
- 2023年3月期(実績、分割前表記):期末配当 37.00円、年間合計 37.00円(配当総額 208 百万円、連結配当性向 5.2%)
- 2024年3月期(実績、分割前表記):期末配当 46.00円、年間合計 46.00円(配当総額 240 百万円、連結配当性向 13.1%)
- 中間配当:0円、期末配当:46円(分割前の表記)
- 2025年3月期(予想、株式分割後表記):年間合計 25.00円(注:株式分割後の表記。配当性向等は会社予想に基づく)
- 特別配当:無し(当期は特別配当の記載なし。ただし、受取配当金の増減が業績に影響している点は留意)
注記
– 2024年4月1日付で1株→2株の株式分割を実施。2023・2024期の実績配当は分割前の金額を記載。2025期の予想は分割後の表示。
5. セグメント別情報
- セグメント構成:単一セグメント(米菓事業)。したがってセグメント別売上・利益の内訳は開示なし(全社一括)。
- セグメント戦略(開示内容より)
- 中期経営計画「新しい岩塚価値の創造」(2年目):供給網再構築(欠品ゼロ)、研究開発拠点「BEIKA Lab」による商品開発、主力ブランドの定番化(TOP6+2)等を推進。
- 開発面:シェフ監修商品、コラボ商品(きなこ餅等)、山椒のあられなど新商品投入・テスト販売で顧客反応を収集。
- 生産面:設備増強、人員配置見直し、配送拠点新設で欠品回避・生産性向上を図った。
- 営業面:主力商品の定番化・集中販売で販売実績が向上(「THEひとつまみ」「味しらべ」「ぬれせんべい」等の伸長を指摘)。
6. 中長期計画との整合性
- 中期経営計画「新しい岩塚価値の創造」の2年目を実行中。次期(中期計画最終年度・第72期)に「欠品ゼロでドンドンゆこう!」をスローガンに最終年度の取り組み(ブランド認知拡大、品質保証、TOP6+2戦略の継続)を明示。
- 決算短信では、供給体制強化やBEIKA Labを活用した差別化商品の開発など、計画の主要施策を実行していることを報告。
7. 競合状況・市場動向(会社見解ベース)
- 市場概況(決算短信より要約)
- 家庭内需要は堅調だが、物価上昇に伴う節約志向の継続で個人消費の伸び悩みがある。
- 米菓業界:市場全体は前年を上回るが原材料高止まり、人件費・物流費増加、エネルギー価格や天候(原料米事情)などコスト面の懸念が継続。
- 業界リスクとして競合大手の事故等による市場の不安定要素も指摘。
- 競合他社との比較:決算短信内に具体的な他社比較(数値)は無し。
8. 今後の見通し(連結業績予想:2025年3月期)
(期間:2024年4月1日~2025年3月31日)
– 売上高:22,900 百万円(前期比 +4.1%)
– 営業利益:400 百万円(前期比 △33.7%)
– 経常利益:2,200 百万円(前期比 △21.7%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:1,500 百万円(前期比 △23.4%)
– 1株当たり当期純利益(株式分割考慮後):144.22 円
– 業績予想の前提として、WANT WANT CHINA からの株式配当金を18億円(連結ベース)計上する見込み(注:受取配当金が経常利益に大きく影響する構成)。
留意点(会社コメント)
– 原材料・燃料・人件費・物流費等の高止まりに伴う不確実性あり。業績予想は現時点での情報に基づくもので、実際結果は変動する可能性を明示。
9. リスク要因(主な外部要因、決算短信記載に基づく)
- 原材料(原料米等)価格の上昇・調達不安(天候不順等)
- 人件費、物流費、エネルギー価格の変動
- 競争環境の変化や競合の事故等による市場影響
- 海外投資先からの配当等、投資有価証券収益への依存(受取配当金の年度差が経常利益に与える影響)
- 為替・法規制等のマクロ要因(一般論として記載。決算短信には個別詳細あり)
10. 重要な注記・会計方針等
- 会計方針の変更:無し(注記による)
- 会計上の見積りの変更:無し
- 修正再表示:無し
- 継続企業の前提に関する重要事項:該当なし
- 追加情報:取締役に対する株式報酬制度(株式給付信託:BBT)を導入。信託保有株式は純資産に自己株式として計上(信託保有株式:22,300株、帳簿価額 77,615千円を継続計上)。
- 株式分割:2024年4月1日付で1株→2株(目的は投資しやすさ向上、流動性向上)。定款の発行可能株式総数も変更。
- 決算短信は監査対象外(監査法人の監査を受けていない旨の注記あり)。
補足(読み替え注意)
– 決算短信は一部金額表示が千円単位で表記されている箇所、別箇所で百万円単位の表記が混在します。上記は決算短信冒頭の要約(百万円表示)を中心に整理しています。
– 受取配当金等の大口項目(WANT WANT CHINA 等)は経常利益に大きな影響を与えるため、年度間比較では該当項目の年度差を確認することが重要です。
必要であれば、下記の追加情報も作成します(ご希望を指示してください)
– 主要数値の年次比較表(過去3~5期の推移)
– キャッシュフローの詳細解説(営業・投資・財務別)
– 受取配当金の年度差分とその内訳(WANT WANT CHINAからの配当等)整理
– 株主還元(配当・自社株買い)とBPS/EPSの推移グラフ(図表)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2221 |
| 企業名 | 岩塚製菓 |
| URL | http://www.iwatsukaseika.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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