決算短信：日東富士製粉（2003）

2026年3月期　第1四半期決算短信[日本基準]（連結）

日東富士製粉株式会社 — 2026年3月期 第1四半期（連結）決算短信 要約（Markdown）

※資料提出日: 2025年7月31日（対象期間：2025年4月1日〜2025年6月30日）

基本情報

• 企業名：日東富士製粉株式会社
• 上場取引所：東京（コード 2003）
• URL：https://www.nittofuji.co.jp
• 代表者：代表取締役社長 宮原 朋宏
• 問合せ先：執行役員 管理本部副本部長 兼 総務部長 坂田 喜章（TEL: 03-3553-8781）
• 決算短信提出日：2025年7月31日
• 決算補足資料の有無：無
• 決算説明会の有無：無
• 決算範囲の変更：無
• 公認会計士等のレビュー：無

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：9,384,728株
• 期末自己株式数：279,650株
• 期中平均株式数（第1四半期累計）：9,105,084株
• 時価総額：–（資料に記載なし）

要旨（連結：2026年3月期 第1四半期：2025/4/1–2025/6/30）

• 売上高：17,968 百万円（前年同期比 +1.8%）
• 営業利益：1,072 百万円（前年同期比 △13.2%）
• 経常利益：1,239 百万円（前年同期比 △14.4%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：852 百万円（前年同期比 △28.6%）
• 1株当たり四半期純利益：93.61 円
• 包括利益（四半期）：831 百万円（前年同期 1,195 百万円）

財政状態（連結：2025/6/30）

• 総資産：63,262 百万円（前連結年度末 62,946 百万円）
• 負債合計：14,278 百万円（前連結年度末 13,519 百万円）
• 純資産：48,983 百万円（前連結年度末 49,426 百万円）
• 自己資本比率：77.3%（前連結年度末 78.4%）
• 主な項目（第1Q末）：
  • 現金及び預金：1,451 百万円
  • 受取手形及び売掛金：9,528 百万円
  • 短期貸付金：10,224 百万円（キャッシュ・マネジメント）
  • 商品・製品：3,214 百万円
  • 原材料及び貯蔵品：7,304 百万円
  • 投資有価証券：8,517 百万円
  • 買掛金：6,351 百万円
  • 損害賠償損失引当金（回収リコール関連）：524 百万円

キャッシュフロー

• 第1四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記あり）
• 減価償却費（第1四半期累計）：444 百万円（前年同期 388 百万円）

収益性・主要指標（第1四半期）

• 売上総利益：4,179 百万円（売上高 17,968 – 売上原価 13,788）
• 販管費合計：3,107 百万円（前年同期 2,881 百万円）→ 人件費・販売運賃等増加要因
• 営業利益率（第1Q）：1,072 / 17,968 = 約5.97%
• 経常利益率（第1Q）：1,239 / 17,968 = 約6.89%
• 当期純利益率（第1Q）：852 / 17,968 = 約4.74%

（注：年度通期・四半期予想の前提等は添付資料参照）

セグメント別（第1四半期：2025/4–6）

• 報告セグメント：製粉及び食品事業、外食事業、運送事業
• セグメント別（表示は「計（セグメント内合算、内部売上消去前）」）
  • 製粉及び食品事業
  • 売上高（計）：15,067 百万円（前年同期比 +1.8%）
  • セグメント利益：1,001 百万円（前年同期比 △5.1%）
  • 収益動向：国内の麺用小麦粉出荷好調。4月の政府売渡価格引下げ（平均4.6%）に伴い、7月10日納品分から製品価格改定実施。
  • 外食事業（㈱さわやかを含む）
  • 売上高（計）：2,876 百万円（前年同期比 +2.2%）
  • セグメント利益：45 百万円（前年同期比 △70.4%）
  • 収益動向：主にケンタッキーフライドチキンの新規出店で売上増。一方で新規出店に伴う人件費増、原材料高騰で利益悪化。
  • 運送事業
  • 売上高（計）：616 百万円（前年同期比 +25.2%）
  • セグメント利益：13 百万円（前年同期比 △16.6%）
  • 収益動向：配達数量増で売上増。経費増で利益減。
• セグメント間調整後の合計営業利益：1,072 百万円

（注）外部顧客への売上高ベースだと、製粉等 15,064 百万円、外食 2,875 百万円、運送 28 百万円（運送の多くはグループ内取引）となっており、運送事業の外部比率は低い点に留意。

配当

• 2025年3月期 実績：年間配当 合計 280.00 円（中間 140.00 円、期末 140.00 円）
• 2026年3月期 予想：年間配当 合計 280.00 円（中間 140.00 円、期末 140.00 円）
• 直近の配当予想修正：無

連結業績予想（通期および第2四半期累計、公表値：変更なし）

• 第2四半期累計（〜2025/9/30）予想
  • 売上高：34,000 百万円（△2.4%）
  • 営業利益：1,900 百万円（△15.2%）
  • 経常利益：2,200 百万円（△9.7%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：1,700 百万円（+33.4%）
  • 1株当たり当期純利益（第2四半期累計）：186.71 円
• 通期（2025/4/1–2026/3/31）予想（変更なし）
  • 売上高：73,000 百万円（+0.9%）
  • 営業利益：4,900 百万円（△3.9%）
  • 経常利益：5,400 百万円（△2.9%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：4,200 百万円（+18.3%）
  • 1株当たり当期純利益（通期）：461.28 円

中期経営計画との整合性

• 中期経営計画：『中期経営計画2026』（2024年5月策定）
• 設定した主要課題（マテリアリティ）と8つの事業戦略に基づき取組みを継続中（例：既存事業の拡大、収益性向上、海外事業拡大、DX推進、資本効率向上等）
• 今期業績予想に関しては、現時点で公表済みの通期予想に変更はない旨

市場動向・競合・リスク要因（資料記載の主要点）

• マクロ要因
  • 国内：賃上げにより所得改善→消費の持ち直し期待。ただし米国関税引上げ等の外的要因が輸出や景気に影響する懸念あり。
  • 物価上昇（原材料費高騰）、人手不足による賃金上昇がコスト要因。
• 会社側が指摘する主要リスク：
  • 為替変動（第1四半期では前年同期の為替差益から今期は為替差損へ転じた影響あり）
  • 原材料価格（小麦等）および物流費、人件費の上昇
  • 規制・通商環境（例：関税）
  • リコール等の損害賠償リスク（プレミックス粉の異物混入対応で損害賠償引当金計上）

（注：競合他社との相対的評価・市場シェアの具体数値は本資料に記載なし → –）

今後の見通し・留意点

• 業績見通し：上記のとおり通期予想に変更はなし。第2四半期以降は国内消費の回復等を見込みつつ、物価や賃金動向、人手不足の影響を注視するとしている。
• 修正可能性：今後の業績動向により業績見通しに修正が必要になった場合は速やかに開示する旨。
• 特記事項：第1四半期に固定資産売却益の反動や為替差損、外食事業の人件費・原材料高騰が利益減少の主因。

重要な注記・会計上の事項

• 会計方針の変更：無
• 四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用：無
• 継続企業の前提に関する重要事象：該当なし
• 損害賠償損失引当金：プレミックス粉の一部に異物混入の可能性 → 自主回収（リコール）対応のため、賠償請求等を想定して引当金計上（524 百万円）
• 第1四半期の特別利益：固定資産売却益 2 百万円（前年同期は294百万円の計上あり）
• 添付の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない

必要項目で資料に記載のないものは「–」としました。追加で特定数値（例：時価総額、競合比較の具体数値など）を取得しての補足が必要であれば、指示ください。

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企業情報

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