決算短信：室町ケミカル（4885）

2025年5月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

室町ケミカル株式会社（4885） 2025年5月期 第1四半期 決算短信（非連結）要約

注意事項：以下は提出資料（2024年10月15日付）に基づく事実の整理です。投資助言や価値判断は行いません。不明箇所は「–」と表記しています。

基本情報

• 企業名：室町ケミカル株式会社
• 主要事業分野：医薬品事業、健康食品事業、化学品事業（原薬・製剤、OEM、イオン交換樹脂等の製造・販売）
• 代表者名：代表取締役社長 青木 淳一
• 問合せ先：取締役 井内 聡（TEL 0944-41-2131）
• 上場取引所：東証（コード 4885）
• URL：https://www.muro-chem.co.jp/

報告概要

• 提出日：2024年10月15日
• 対象会計期間：2024年6月1日～2024年8月31日（2025年5月期 第1四半期累計）
• 決算説明資料：作成有
• 決算説明会：開催無し
• 添付の監査レビュー：無

セグメント（報告セグメント）

• 医薬品事業：自社製造原薬・輸入原薬等。自社製造品の立ち上げ寄与、輸入原薬は競争激化や大口顧客の購入タイミング影響あり。
• 健康食品事業：OEM案件中心。新規大型OEM寄与、工場稼働率向上による原価率改善。
• 化学品事業：自社製造品・仕入販売品（例：イオン交換樹脂等）。販売先の在庫調整や装置売上の有無で変動。

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株含む）：4,095,500株
• 期末自己株式数：114,841株（前期 119,691株）
• 期中平均株式数（四半期累計）：3,977,126株（前年同期 3,937,915株）
• 時価総額：–（資料記載無し）

今後の予定

• その他IR予定：決算説明資料あり（説明会は無し）

財務指標（主要数値：金額は千円、表示は資料値／注記あり）

注：以下は資料に基づく第1四半期累計（2024/6/1–2024/8/31）および前年同期比較、ならびに会社公表の業績予想。

損益（第1四半期累計）

• 売上高：1,541,278 千円（＝1,541 百万円）、前年同期 1,516,540 千円（+1.6%）
• 売上総利益：468,094 千円（前年 411,274 千円）
• 営業利益：87,209 千円（前年 46,023 千円、+89.5%）
• 経常利益：97,387 千円（前年 44,705 千円、+117.8%）
• 四半期純利益：69,056 千円（前年 22,666 千円、+204.7%）
• 1株当たり四半期純利益：17.36 円（希薄化後 17.09 円）
• 減価償却費（当該期間）：34,922 千円（前年 31,289 千円）

連結（非連結）財政状態（期末：2024/8/31）

• 総資産：4,900,686 千円
• 純資産：2,262,117 千円
• 自己資本比率：46.2%（前期末 44.9%）
• 流動資産：3,302,069 千円
• 流動負債：1,208,365 千円
• 固定負債：1,430,204 千円
• 負債合計：2,638,569 千円
• 長期借入金：1,311,335 千円（前期末 1,099,300 千円）
• 現金及び預金：1,034,744 千円

財務安全性・効率性指標（計算値）

• 流動比率（流動資産 / 流動負債）：約273.2%（3,302,069 / 1,208,365）
• 負債比率（負債 / 純資産）：約116.6%（2,638,569 / 2,262,117）
• 総資産回転率（売上高 / 総資産、当四半期累計ベース）：約0.315（1,541,278 / 4,900,686）
• 営業利益率（営業利益 / 売上高）：約5.66%（87,209 / 1,541,278）

（注）上記は四半期累計ベースの単純比率。年率換算は含めていません。

セグメント別（第1四半期累計）

• 医薬品事業：売上高 719,695 千円（▲13.2%）、セグメント利益 108,929 千円（+11.8%）
  • コメント：自社製造原薬の売上増、輸入原薬は競争激化や顧客購入タイミングで減収。ただし原価率改善で売上総利益増。
• 健康食品事業：売上高 290,932 千円（+35.4%）、セグメント利益 148 千円（前年は営業損失）
  • コメント：大型OEM案件寄与、原価率改善。開発投資増加により販管費上昇。
• 化学品事業：売上高 530,650 千円（+12.3%）、セグメント損失 △21,869 千円（損失縮小）
  • コメント：自社製造品は販売先の在庫調整等で減収だが、仕入販売品（イオン交換樹脂）が伸長し増収。販管・開発費増。

財務の解説（資料より要旨）

• 総資産は前期末比で減少（主に電子記録債権・売掛金の減少、商品・製品の増加）。
• 負債合計は減少（その他流動負債・電子記録債務・未払法人税・賞与引当金の減少、一方で長期借入金は増加）。
• 純資産はわずかに減少し自己資本比率は46.2%。
• 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示は無し。

配当

• 2024年5月期（実績）：中間 0.00 円、期末 22.00 円、年間合計 22.00 円
• 2025年5月期（予想）：中間 0.00 円、期末 25.00 円、年間合計 25.00 円
• 特別配当：無し
• 直近の配当予想修正：無し

セグメント別詳細（要点まとめ）

• 医薬品：自社製造品の売上増で粗利改善。輸入原薬は市場競争・顧客購買タイミングで売上減だが、価格対応（円安反映）や稼働率向上で収益改善。開発センター移転に伴う費用・減価償却増。
• 健康食品：新規大型OEMが順調に寄与し増収。原価率改善。開発投資で販管費増。
• 化学品：装置売上欠如等で自社製品は減少、仕入販売が伸長。販売・開発体制拡充で販管費増だが損失縮小。

中長期計画との整合性

• 会社は2024年7月12日公表の通期業績予想に修正なし（今回の決算短信時点）。
• 中期経営計画の具体数値や進捗に関する記載：–（資料に具体的な中期目標進捗の記載なし）

競合状況・市場動向（資料記載の要点）

• 国内外マクロ要因：インバウンド回復や賃金上昇を受け緩やかに改善する一方、地政学リスク、物価上昇、米欧の高金利継続、中国経済先行きなど下振れリスクありと注記。
• 医薬品の一部（抗てんかん薬用原薬）において競争激化の影響を受けた旨が記載。競合他社との比較や市場シェアの具体値は資料に記載無し（–）。

今後の見通し（会社公表の業績予想）

• 第2四半期（累計：2024/6/1–2024/11/30）予想：
  • 売上高：3,000 百万円（通期比：+3.0%）
  • 営業利益：100 百万円（通期比：▲13.3%）
  • 経常利益：90 百万円（▲18.2%）
  • 当期純利益：65 百万円（▲30.3%）
  • 1株当たり当期純利益：16.29 円
• 通期（2024/6/1–2025/5/31）予想：
  • 売上高：6,700 百万円（+5.2%）
  • 営業利益：450 百万円（+6.7%）
  • 経常利益：430 百万円（+0.4%）
  • 当期純利益：300 百万円（▲9.1%）
  • 1株当たり当期純利益：75.16 円
• 業績予想の修正：無（2024年7月12日公表の予想から修正なし）
• 会社注記：予想は現時点情報に基づくもので、様々な要因で実績が異なる可能性あり。

リスク要因（資料記載・関連）

• 地政学リスク、国内物価上昇、海外（米欧）の高金利継続、中国経済の不確実性
• 為替変動（円安等）や原材料価格の変動
• 医薬品分野での競争激化、大口顧客の購買タイミング
• その他：製造・調達上のリスク、規制環境の変化等（資料に一般的注意あり）

重要な注記・その他

• 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示：無し
• 四半期財務諸表作成に特有の会計処理の適用：無し
• 監査レビュー：当該四半期はレビュー無し
• 重要な後発事象：
  • 取締役会決議（2024/9/13）に基づき譲渡制限付株式報酬制度に伴う自己株式処分を実施（処分期日 2024/10/11、普通株式 20,000株、処分価額 741円／株、処分総額 14,820,000円）。配分内訳等は決算短信に記載。

以上
（不明・未記載事項は「–」で示しています。追加の数値確認や別資料（有価証券報告書、通期決算短信、IR資料等）があれば、そこに基づいてさらに補足できます。）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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