2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
日本板硝子株式会社(5202)— 2026年3月期 第1四半期決算短信(IFRS、連結)要約
(作成日:2025年8月8日、対象期間:2025年4月1日〜2025年6月30日)
基本情報
- 企業名:日本板硝子株式会社(NSG Group)
- 上場取引所・コード:東京証券取引所(コード 5202)
- URL:https://www.nsg.co.jp/
- 代表者:代表執行役社長兼CEO 細沼 宗浩
- IR問合せ:IR部長 源甲斐 洋行(TEL:03-5443-9522)
- 監査(四半期要約財務諸表の任意レビュー):EY新日本有限責任監査法人によるレビュー実施予定(レビュー報告書は2025年8月12日付で添付予定)
報告概要
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日〜2025年6月30日)
- 決算補足資料作成:有(決算説明資料)
- 決算説明会:有(機関投資家向け電話会議)
セグメント(報告セグメント)
- セグメント構成:
- 建築用ガラス事業:建築材料向け板ガラス・加工ガラス(太陽電池用ガラス含む)
- 自動車用ガラス事業:新車組立用および補修用ガラス製品
- 高機能ガラス事業:薄板ガラス(ディスプレイ用カバー等)、プリンター向け部材、ガラス繊維製品等
- その他:全社費用、連結調整、小規模事業、ピルキントン買収に伴う無形資産償却 等
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):91,538,599株(2026年3月期1Q末)
- 期末自己株式数:35,555株(1Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):91,128,111株(当期)
- 時価総額:–(記載なし)
- 備考:A種種類株式(未償還数は2025年6月末で30,000株)。A種種類株式に係る配当計算等は決算短信の注記に従う。
今後の予定(開示上の記載)
- IRイベント:決算説明会実施(機関向け電話会議)。今後のIRスケジュール詳細は別途IR案内参照。
財務指標(要点)
※単位は百万円(特に注記ない限り)
損益(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
- 売上高:210,202(前年同期 216,423、対前年同期 -2.9%)
- 営業利益:6,870(前年同期 4,762、+44.3%)
- 税引前利益:2,736(前年同期 43)
- 四半期利益(親会社の所有者に帰属する四半期利益):△154(前年同期 2,400)
- 四半期(連結)利益:455(前年同期 2,656)
- 基本的1株当たり四半期利益:△7.02円(前年同期 21.01円)
- 個別開示項目(純額):収益 1,770(前年同期 315)
通期業績予想(変更なし、2026/4/1–2026/3/31)
- 通期 売上高:850,000
- 通期 営業利益:31,000
- 通期 税引前利益:11,000
- 親会社所有者に帰属する当期利益:2,000
- 基本的1株当たり当期利益(通期予想):0.55円
- 第2四半期累計(通期中間)予想:売上高 420,000、営業利益 10,000、親会社帰属当期利益 △3,000(※短信内数値)
貸借対照表(2025年6月30日)
- 資産合計:1,001,468
- 流動資産:296,548(四半期BS上の現金・現金同等物 37,144)
- 非流動資産:703,516
- 負債合計:872,501(流動負債 390,838、非流動負債 481,663)
- 親会社所有者に帰属する持分:99,622(親会社帰属持分比率:9.9%)
- 資本合計:128,967
キャッシュ・フロー(第1四半期累計)
- 営業活動によるCF:△14,965
- 営業活動による現金生成額(EBITDAベース調整後):△6,283
- 投資活動によるCF:△11,459(有形固定資産取得 13,182 等)
- 財務活動によるCF:△1,383(借入・返済、配当支払等)
- 現金及び現金同等物期末残高(連結):34,714(銀行当座借越差引後)/BS上現金等 37,144
財務安全性・効率性(計算値・短信記載含む)
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に相当、短信記載):9.9%(2025/6/30)
- 有利子負債(総借入):532,500 百万円(5,325 億円、短信記載)
- ネット借入残高(ネット・デット):491,400 百万円(4,914 億円、短信記載)
- ネットデット / 親会社持分(概算) ≒ 4.9倍(491,400 / 99,622 ≒ 4.94)
- 流動資産 296,548 ÷ 流動負債 390,838 ≒ 0.76(流動比率約76%)
- 営業利益率(第1四半期):6,870 / 210,202 ≒ 3.3%
- 総資産回転率(第1四半期):210,202 / 1,001,468 ≒ 0.21
セグメント別(第1四半期累計の実績)
- 建築用ガラス事業
- 売上高:89,241(前年同期 90,207)
- 営業利益:6,656(前年同期 3,314)
- 備考:欧州での生産調整による販売価格改善が収益性向上に寄与。建築分野売上構成比は約42%。
- 自動車用ガラス事業
- 売上高:109,795(前年同期 113,603)
- 営業利益:2,366(前年同期 2,537)
- 備考:南米で販売数量増、その他地域は横ばい〜微減。グループ売上の約52%を占める。
- 高機能ガラス事業
- 売上高:11,044(前年同期 12,399)
- 営業利益:1,275(前年同期 2,008)
- 備考:プリンター/スキャナー向け需要の弱さや販売時期のずれ等で減収減益。
- その他
- 売上高:122(前年同期 214)
- 営業損失:△3,427(前年同期 △3,097)
- 備考:全社費用、連結調整(ピルキントン買収に伴う無形資産償却等)を含む。
- セグメント別の個別開示項目:子会社・事業売却益(主にベトナムフロートグラス株式譲渡)等で個別開示収益 1,770 を計上。
配当
- 普通株式(1株当たり):通期予想(2026年3月期) 中間 0.00円、期末 0.00円、年間合計 0.00円(変更なし)
- A種種類株式:期末に65,000円/株(通期予想含む)。2026年3月期に係るA種種類株式の配当総額は1,873百万円を予定(注記参照)。
- 直近配当予想からの修正:無
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「2030 Vision : Shift the Phase」(対象期間 2025年3月期〜2030年3月期)を掲げる。
- 2027年3月期(中期の中間点)に向けた目標(短信に記載):
- 営業利益 640億円(営業利益率 7%)
- フリー・キャッシュ・フロー 270億円
- 有利子負債 4,420億円
- 自己資本比率 15%
- 中期戦略の柱:Business Development、Decarbonization、Digital Transformation、Diverse Talent
競合状況・市場動向(短信の記載に基づく要旨)
- 市場概況:多くの地域で事業環境は「安定して推移」と記載。ただし地域・事業により差があり、建築用ガラスは欧州で価格改善、他地域で弱含み。自動車用は南米で改善、一方で欧州やアジアで販売数量は概ね横ばい〜減少。高機能は事業ごとに濃淡あり。
今後の見通し(短信の開示内容)
- 2026年3月期通期見通しに変更はなし(2025年5月9日公表分からの修正無し)。
- 短期的リスクとしては為替・金利・原燃料価格、主要市場の経済環境と競争環境、製品需給の変動、関税改定等を挙げており、これらが業績に影響する可能性があると注記している。
- 法人税負担は通期見積実効税率に基づき計算されており、四半期では一時的な引当計上等により税金費用が発生(当期は23億円の費用計上)。
重要な注記・会計方針等
- 連結範囲の重要な変更:無
- 会計方針の変更:無(IFRS適用事項の変更なし)
- 会計上の見積りの変更:無
- アルゼンチン子会社に係るIAS第29(超インフレ会計)適用あり(変換係数の使用等)。
- 税務・訴訟等に関連する引当金を計上している旨の記載あり。
- 四半期決算短信は東京証券取引所の四半期基準に準拠し、IFRS第34号の一部開示項目は省略している。
主なリスク要因(短信に基づく抜粋)
- 為替変動(主要通貨レートを短信で開示)
- 原燃料・原材料価格の変動
- 高金利環境、金利動向(金融費用の増減)
- 関税改定や貿易政策の変更(米国関税の可能性に言及)
- 主要市場(建築・自動車)の需要動向変化
- ジョイントベンチャーや関連会社の回収可能性に関する不確実性
注意事項:本まとめは提供された決算短信の記載に基づく要約です。投資判断に当たっては、同社の開示資料(決算説明資料、適時開示、開示済みの予想スライド等)およびその他公表情報を参照してください(投資助言は行いません)。不明な項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5202 |
| 企業名 | 日本板硝子 |
| URL | http://www.nsg.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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