概要
- 企業名: 井筒屋株式会社
- 事業内容: 百貨店業（地域中心の百貨店運営）、友の会事業、その他（情報サービス等）
- 設立年月日: 1935年7月30日
- 代表者名: 松本 圭
- 住所: 〒802-8511 北九州市小倉北区船場町1-1
- 従業員数: 669人
- 平均年齢: 51.0歳
- 平均年収: 3,950千円
業界内での競争優位性や課題
- 競争優位性: 地域密着型の百貨店として、小倉本店と山口店の強みを活かしたローカルマーケットの独自性。
- 課題: 都市部中心の百貨店業界の競争が激しく、特に高付加価値消費の減速やインバウンド需要の減少が影響。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- 中期経営計画: 井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画（2025～2027年度）を策定。資産価値向上を目指す。
- 重点分野: デジタル施策（井筒屋アプリの導入と会員増）、売場リニューアル、催事強化、サテライトショップ移転。
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力
- 収益モデル: 百貨店業の売上と友の会事業による会員サービス収益。
- 適応力: デジタル施策の強化と高額品販売・イベント強化による新たな収益源の創出。
技術開発の動向や独自性
- 技術革新: 井筒屋アプリの導入と会員増によるデジタル化推進。
- 主力製品: 高額品販売とイベントによる顧客体験向上。
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較
- EPS（会社予想）: 62.41円
- BPS（実績）: 1,064.73円
- PER（会社予想）: 6.75倍
- 現在の株価: 421円
- 株価評価: PERベースでは割安評価（業界平均PER 21.1倍）
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 50日移動平均: 420.02円
- 200日移動平均: 423.56円
- 52週高値: 470円
- 52週安値: 370円
- 現在の株価: 高値圏内（52週高値から下落中）
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上（過去12か月）: 21.74B円
- 利益（過去12か月）: 945M円
- ROE（過去12か月）: 8.24%
- ROA（過去12か月）: 1.15%
- キャッシュフロー（過去12か月）: 1.52B円
- 負債/株式比率（直近四半期）: 111.36%
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 1.43%
- 1株配当（会社予想）: 6.00円
- 配当性向: 7.17%
- 自社株買い: 自己株式取得あり（2025/4/10取締役会決議、197,500株、取得額84百万円）
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価推移: 横ばいからわずかな上昇傾向
- 影響要因: デジタル施策の進展と高額品販売の強化による投資家関心
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
- 成長性: 売上は横ばい、3年CAGRは不明（LTM売上成長率 -5.20%）
- 収益性: ROE 8.24%、ROA 1.15%（業界平均と比較して収益性は高い）
- 財務健全性: 負債/株式比率 111.36%（高負債）
- 株価バリュエーション: PER 6.75倍（割安）
各観点での評価
- 成長性: B（横ばい）
- 収益性: A（ROE、ROAが高い）
- 財務健全性: C（負債/株式比率が高い）
- 株価バリュエーション: A（PERが割安）
企業情報
| 銘柄コード | 8260 |
| 企業名 | 井筒屋 |
| URL | http://www.izutsuya.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
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