2025年3月期通期 決算説明資料

株式会社IACEトラベル — 2025年3月期 通期 決算説明資料(要約)

以下は提供資料(決算説明資料:発表日 2025年5月15日)を基に、個人投資家向けに整理した要約です。出典は同資料。投資助言は行いません。不明項目は「–」で表記しています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社IACEトラベル
    • 主要事業分野:法人向け出張・業務渡航に特化したBTM(Business Travel Management)サービス、補完サービス(官庁・公務、海外、在日米軍向け、個人向け等)、クラウド出張管理・セルフブッキング等のデジタルサービス
    • 代表者名:西澤 重治(代表取締役社長執行役員)
  • 説明会情報
  • 説明者(資料に明示の役員など)
    • 代表取締役社長 西澤 重治(資料の代表連絡先/会社トップとしての発信)
    • その他の経営陣(取締役・執行役員、独立社外取締役 等)が資料内で紹介されているが、決算説明の発言者個別の発言要旨は資料内で発表者別に明確記載なし。
    • 発言概要(資料全体における主要メッセージ)
    • 2025年3月期は増収増益で着地(取扱高・売上・営業利益いずれも増加)
    • 財務健全性の維持(自己資本比率、流動比率、営業CFの黒字化)
    • 中期目標(Vision2030)とそれに向けた投資(システム/マーケティング等)
    • 2025年3月期は上場直前で新規株主が不在のため無配、2026年3月期は配当(1株当たり25円)を想定
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年3月期(通期)
    • 決算説明資料発表日:2025年5月15日
    • 配当支払開始予定日:–(ただし配当方針は下記参照)
  • セグメント(事業区分)
    • BTMサービス(コア):法人向け出張手配・Smart BTM等のデジタル+オペレーターサポート
    • 官庁・公務サービス:中央省庁の出張手配(24省庁と契約)
    • 海外サービス:連結子会社(カナダ、メキシコ)を通じた現地手配
    • 米軍サービス:在日米軍基地内店舗(3拠点)での手配
    • 個人サービス:BTM契約企業従業員のプライベート旅行等サポート
    • その他:販売コミッション等
業績サマリー(2025年3月期 実績)

(数値は資料の単位:百万円。併記で億円表記も記載)
– 主要指標(通期)
– 取扱高(総取扱額):23,949 百万円(=239.49億円)/前年同期比 +10.7%
– 売上高:2,694 百万円(=26.94億円)/前年同期比 +11.3%
– 売上総利益:2,019 百万円/前年同期比 +9.7%
– 販管費:1,412 百万円(前期比 99.8%)
– 営業利益:607 百万円(=6.07億円)/前年同期比 +42.7%
– 営業利益率:22.5%(前期 17.5%、増加 +5.0pt)
– 経常利益:587 百万円(前年同期比 +37.1%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:394 百万円(=3.94億円)/前年同期比 +14.4%
– ROE:14.8%
– 1人当たり売上総利益(パート・アルバイト除く):14.0 百万円(=1,400万円)/前年同期比 113.5%
– 従業員数(連結、パート除く):144名(2025年3月末)
– KPI 等
– 手配件数:104,000件(10.4万件)/前年同期比 111.8%
– MAU(期間平均の月間利用企業社数):1,125社/前年同期比 112.2%
– 離脱率(翌期に利用実績が無くなった企業の割合):1.3%(前期 -0.1pt)
– 財務・キャッシュフロー
– 自己資本比率:58.4%
– 流動比率:224.5%
– 連結営業CF:▲11 → +409 百万円(2024→2025で赤字→黒字転換)
– 投資CF:▲16 → ▲64 百万円
– 財務CF:▲186 → ▲88 百万円

中期経営計画等に対する進捗(Vision2030目標に対する達成度)

Vision2030(2030年3月期目標):取扱高 500億円、営業利益 15億円、MAU 3,000社
– 取扱高進捗:239億円 / 500億円 = 約47.8%(2025時点)
– 営業利益進捗:6.07億円 / 15億円 = 約40.5%
– MAU進捗:1,125社 / 3,000社 = 約37.5%

(資料に基づく単純計算)

セグメント別(2025年3月期 売上高:単位 百万円)
  • BTM(コア):1,288(約47.8%の構成比)
  • 官庁・公務:269(約10.0%)
  • 海外:414(約15.4%)
  • 米軍:169(約6.3%)
  • 個人:439(約16.3%)
  • その他:112(約4.2%)

(合計 2,694 百万円)

業績の背景分析
  • 業績概要 / ハイライト
    • コアであるBTMサービスの拡大と海外手配増加を主因に増収増益で着地。売上高は26.9億円(+11.3%)、営業利益は6.07億円(+42.7%)と高い伸び。
    • 売上総利益の伸長が営業利益拡大を牽引。販管費はほぼ横ばいでコスト効率が向上。(販管費は前期比99.8%)
    • 財務面では自己資本比率58.4%、流動比率224.5%と良好。営業CFは黒字化。
  • 増減要因(資料の示す主な寄与)
    • 増収(売上総利益増)が主因で営業利益上振れ(営業利益増減図で売上総利益増が最大寄与)。
    • 広告宣伝費、減価償却費、人件費等の増加はあるが、支払手数料など一部コストが抑制され、販管費はほぼ横ばい。
    • 海外手配比率の上昇、BTMでの取扱拡大が売上を押し上げ。
  • 競争環境・競争優位性
    • 市場:法人向けBTM市場はインハウス系(企業内旅行会社)が多数を占めるが、独立系としての差別化(デジタルサービス+24時間オペレーター)を提供。
    • 競争優位性:Smart BTM等の自社システム(価格競争力の訴求、手数料構造、24時間アシスタント、官庁での多数の指定実績)を強みとして提示。
    • 競合比較の数値(市場シェア等)は資料内で明確数値の提示なし。
  • リスク要因(外部影響)
    • 国内外の経済状況・出張需要の変動、為替変動、規制・入国管理の変化、航空・宿泊サプライチェーンの混乱、パンデミック等の突発的リスク。
    • 旅行業特有の季節変動や供給側(航空会社・ホテル)条件の変化も業績に影響を与え得る。
    • 資料の免責にも記載の通り、既知・未知のリスクが将来業績に影響する可能性あり。
戦略と施策
  • 現在の戦略(Vision2030:中長期成長戦略)
    • 3軸:1) 業務効率化(システム投資・オペレーション自動化)、2) シェア拡大(製品競争力・営業体制・ブランド認知向上)、3) 市場拡大(取扱商品拡大、現地法人獲得、業務提携・M&A)。
    • 2030年目標:取扱高500億円、営業利益15億円、MAU 3,000社。
  • 資金使途(Vision2030に向けた投資目安:2025年度)
    • システム開発費:578 百万円(Smart BTM機能拡充、UI/UX改善、業務自動化等)
    • 広告宣伝費:242 百万円(認知向上・需要開拓)
    • 人件費:203 百万円(セールス強化等の人員採用)
  • 進行中の施策(資料記載の具体施策)
    • Smart BTM の機能拡充、UI/UX改善、連携ソリューション展開(Travel Manager、Easy Booking)
    • セールス体制拡充、マーケティング強化(上場による認知向上を活用)
    • 現地子会社(カナダ・メキシコ)や米軍サービス拠点を活用した現地手配体制強化
    • オペレーション自動化、業務プロセス改善、従業員スキルアップ推進
  • セグメント別施策と成果
    • BTM:Smart BTMを軸に従来の有人手配とデジタルを組合せたハイブリッド提供。手配件数・MAU増加が確認されている。
    • 官庁・公務:24省庁と継続的契約(安定収益源)。
    • 海外:連結子会社を通じた現地手配増加で海外売上伸長(海外サービス売上は前年から増)。
    • 米軍:在日米軍向け3拠点の営業で特化サービスを提供。
    • 個人:BTM契約企業従業員のプライベート支援等で補完的な売上。
将来予測と見通し(2026年3月期 予想)
  • 業績予想(2026年3月期:通期、単位 百万円)
    • 取扱高:26,930(前年比 112.4%)
    • 売上高:3,000(=30.0億円、前年比 111.4%)
    • 売上総利益:2,264(前年比 112.1%)
    • 販管費:1,583(前年比 112.2%)
    • 営業利益:680(=6.8億円、前年比 112.0%)
    • 営業利益率:22.7%(+0.2pt)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:437(前年比 110.9%)
  • 予想の根拠(資料に示された要旨)
    • BTMを中心とした需要回復・拡大、上場効果による認知向上、システム投資とセールス強化により売上・利益とも増加見込み。
  • 中長期計画の進捗可能性
    • 資金投入(システム/採用/広告)でMAU・取扱高拡大を図る計画。現在のKPI推移(取扱高・MAUの増加)を踏まえ、目標達成には引き続きシステム改良・営業拡充・市場拡大が焦点。
  • マクロ経済影響
    • 出張需要は経済活動・企業投資に左右されるため、景気動向・為替・国際情勢が業績に影響する点を資料も明記。
配当と株主還元
  • 配当方針(資料の記載)
    • 2025年3月期(基準日 2025年3月末)は、上場日(2025年4月7日)直前で新規株主が不在であることから事業投資を優先し、無配(配当なし)。
    • 2026年3月期(基準日 2026年3月末)は配当方針を踏まえ、1株当たり25円を予想(実際の配当は取締役会決議を踏む)。
  • 配当実績(資料における表示)
    • 2025年3月期:無配(上記理由)
    • 2026年3月期:予想 25円/株(確定ではない)
  • 特別配当:資料内に特別配当の記載なし → 特別配当:なし(或いは記載なし)
製品・サービス(主要な提供内容)
  • 主要製品・サービス
    • Smart BTM:クラウド出張手配システム(国内外航空券・ホテル・Wi-Fi等の一元手配、チャットによる24時間サポート、出張費の後払い等)
    • Travel Manager:クラウド出張管理システム(稟議承認、危機管理、経費精算等の統合ツール)
    • Easy Booking:セルフブッキングサイト(マスター登録不要で海外航空券の見積・予約)
    • 24時間アシスタントサービス(Smart BTMで海外航空券を手配した場合に自動付帯)
  • 提供エリア・顧客層
    • 主に法人(中堅・中小~エンタープライズ)、中央省庁(24省庁と契約)、在日米軍基地(3拠点)、海外日系企業(カナダ・メキシコ拠点)
  • 協業・提携
    • 海外では連結子会社(カナダ、メキシコ)による現地サービス提供。資料内に公表された特定のM&Aや外部提携の個別名称は記載なし(将来的な業務提携・M&Aを掲げる)。
重要な注記
  • 会計方針・売上計上基準
    • 売上計上は「総額計上」と「純額計上」が存在(商品種別に応じて適用)。売上高自体は総額計上・純額計上の比率変動で大きく変わり得るが、売上総利益(純額)は収益額で把握される点を明示。
    • 同社の総額計上比率は2025年3月期で31.3%(前期比 +0.6pt)。
    • 資料内に会計方針の変更適用に関する注記は特段の記載なし。
  • リスク要因(特記事項)
    • 資料最後に免責(将来予測に係るリスクと不確実性の存在)を明示。国内外経済状況や業界動向などが業績に影響する可能性を記載。
  • その他(今後のイベント等)
    • 上場:東京証券取引所スタンダード市場 上場(2025年4月7日)。その他の具体的イベント日程は資料に明記なし。

※ 本要約は提供資料(決算説明資料:2025年5月15日付)を基に作成しています。資料に明示のない事項は「–」としています。投資助言を含めるものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 343A
企業名 IACEトラベル
URL https://www.iace.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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