決算短信：エイチ・アイ・エス（9603）

2025年10月期 第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）

株式会社エイチ・アイ・エス（9603） 2025年10月期 第2四半期（中間期）決算短信 要約（日本基準・連結）

作成日：2025年6月13日
対象期間：2024年11月1日～2025年4月30日（中間連結会計期間）

基本情報

• 企業名：株式会社エイチ・アイ・エス（H.I.S.）
• 上場取引所：東京（コード 9603）
• URL：https://www.his.co.jp
• 代表者：代表取締役社長 矢田 素史
• 問合せ先責任者：執行役員 経理財務本部長 花崎 理（TEL 050-1746-4188）
• 決算短信提出日：2025年6月13日
• 半期報告書提出予定日：2025年6月13日
• 決算説明資料作成：有
• 決算説明会：有（機関投資家向け、詳細日程は別途）
• 配当支払開始予定日：2025年7月11日

セグメント（報告セグメント）

• 旅行事業（海外・国内旅行の企画・販売、インバウンド、法人旅行等）
• ホテル事業（自社ブランドホテルの運営等。「変なホテル」等を含む）
• 九州産交グループ（バス事業、航空代理店、飲食・物販等）
• その他（テーマパーク事業、損害保険事業、不動産事業等）

（注）セグメント金額はセグメント間取引を相殺する前の金額。セグメント合計から全社費用等の調整を経て連結数値となる。

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：79,860,936株（2025年中間期）
• 期末自己株式数：5,136,668株
• 期中平均株式数（中間期）：74,724,272株
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）
• その他：直近に公表されている発行済株式数の変動はなし

財務指標（要点）

• 売上高（連結、当中間期）：181,313百万円（前中間期比 +12.7%）
• 営業利益：6,721百万円（同 +21.6%）
• 経常利益：6,881百万円（同 +17.8%）
• 親会社株主に帰属する中間純利益：3,798百万円（同 +4.1%）
• 1株当たり中間純利益：50.84円（潜在株式調整後 47.90円）
• EBITDA（連結・当中間期合計）：13,466百万円（セグメント合計）
• 総資産：374,962百万円（前連結年度末 412,200百万円 → 減少）
• 純資産：66,052百万円（前連結年度末 62,343百万円 → 増加）
• 自己資本比率：14.7%（前年10月期 12.6%）
• 1株当たり純資産（BPS）：738.65円
• 現金及び現金同等物（期末）：98,418百万円（期首 132,217百万円 → 減少）

主要変動要因（財政状態）
– 総資産の減少：現金及び預金の減少（約337.5億円減）、売掛金等・有形固定資産の減少等
– 負債の減少：転換社債型新株予約権付社債（1年内償還予定分）減少（25,000百万円の消滅等）、助成金に係る預り金の減少等
– 純資産の増加：中間純利益の計上等により利益剰余金増加

キャッシュ・フロー（連結・当中間期）
– 営業活動CF：+1,367百万円（前年同期間 +12,455百万円）
– 税金等調整前中間純利益や減価償却費はプラス、預り金等の変動で減少
– 投資活動CF：-3,987百万円（定期預金の入出、設備投資など）
– 財務活動CF：-30,974百万円（社債償還 25,000百万円、借入関連の差引等）
– 結果：現金同等物は期末で98,418百万円（期首比 -33,829百万円）

財務安全性（補足）
– 長期借入金や社債の残高、金融制限条項の存在（シンジケートローン等）について注記あり（純資産水準維持等の条項）。詳細は注記参照。

セグメント別の業績（当中間期：2024/11/1–2025/4/30）

（売上高／セグメント利益／EBITDA（百万円））
– 旅行事業：外部売上 148,988 ／ セグメント利益 5,607 ／ EBITDA 7,696
– 概要：海外旅行（ハワイ、欧州など）が好調、国内旅行では沖縄強化やダイナミックパッケージが寄与。訪日（インバウンド）で欧米団体が好調。グローバル展開で欧州・東南アジアも伸長。
– ホテル事業：外部売上 12,127 ／ セグメント利益 1,920 ／ EBITDA 3,911
– 概要：国内外で稼働率・客室単価上昇、ブランド施策（変なホテル500万人達成記念等）実施。
– 九州産交グループ：外部売上 12,647 ／ セグメント利益 508 ／ EBITDA 1,350
– 概要：バス輸送・航空代理店・飲食物販等が堅調、訪日需要・地域需要の回復で輸送人員・売上が増加。
– その他：外部売上 7,550 ／ セグメント利益 219 ／ EBITDA 507
– 調整（全社費用等）：△1,534百万円（セグメント合計から連結営業利益への調整）

（注）セグメント利益合計 8,255百万円 → 連結営業利益 6,721百万円（調整差：全社費用等）

収益性の推移・注記

• 売上高・営業利益ともに前年同期比で増加（売上 +12.7%、営業利益 +21.6%）
• 営業利益率（当中間期）：6,721 / 181,313 ≒ 3.7%（前年中間期は約3.4%）
• EBITDAはセグメント合計で13,466百万円（前年中間期は12,159百万円）で増加
• 中間包括利益は4,099百万円（前年は5,385百万円）—その他包括利益の変動（有価証券評価差額金や繰延ヘッジ、為替換算）により減少

配当

• 中間配当：1株当たり 10円（取締役会決議済、基準日 2025年4月30日）
• 期末配当予想：1株当たり 10円（前回予想から修正なし）
• 年間配当（予想）：合計 20円（中間10円＋期末10円）
• 特別配当：無し（当中間期に関する特別配当の記載なし）

中長期計画との整合性

• 決算短信では「HIS Group Purpose」等の方針や海外旅行市場回復に伴う事業拡大、Expo 2025（関西）関連の取り組み等が記載されているが、定量的な中期経営計画の進捗数値は明示されていない。

競合状況・市場動向（決算書記載の範囲）

• 市場動向（決算短信からの事実）
  • 訪日外客数（JNTO）：当中間期 2,112万人（前年同期比125.9%）—高水準の回復
  • 日本人出国者数：684万人（前年同期比115.9%）—回復傾向
  • 旅行市場は物価上昇・燃油高・国際情勢に注意が必要と記載
• 競合他社との比較データ：決算短信には具体的比較は記載なし → 比較は別途公表資料等で確認が必要

今後の見通し（会社予想）

• 2025年10月期（通期）連結業績予想（変更なし、期間 2024/11/1–2025/10/31）
  • 売上高：390,000百万円（前期比 +13.6%）
  • 営業利益：12,000百万円（+10.6%）
  • 経常利益：11,000百万円（+5.3%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：7,700百万円（△11.7%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：103.05円
• 会社による注記：業績予想は発表日現在の合理的な仮定に基づくものであり、実際の業績は様々な要因で変動する可能性あり。前提等の詳細は添付資料参照。

リスク要因（決算短信内言及分）

• マクロ要因：物価上昇、燃油高、米国の通商政策等の影響
• 地政学・国際情勢の不安定化による渡航需要の変動
• 為替変動、原材料・サービスコストの上昇
• 金融条項：シンジケートローン等における財務制限条項（純資産水準維持、経常損益の連続損失回避など）
• その他：会計基準の改正適用や連結範囲の変更等による影響

重要な注記・会計方針の変更等

• 連結範囲の重要な変更：当中間期で除外された子会社が3社（VIAJES H.I.S. MADRID, S.A. 等）—吸収合併や清算に伴うもの
• 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用：有（税金費用の見積り等に関する注記）
• 会計方針の変更：法人税等に関する会計基準（2022年改正会計基準等）を期首から適用（当該変更による中間連結財務諸表への影響はない旨記載）
• グローバル・ミニマム課税に関する取扱い：適用指針を期首から適用。なお当中間期においては第7項に定める取扱いによりグローバル・ミニマム課税を計上しない取扱いを適用
• その他：中間決算は公認会計士/監査法人のレビュー対象外と記載

その他（補足）

• 営業拠点数（グループ）：国内152拠点、海外57カ国110都市143拠点（2025年4月末時点）
• 主要イベント・施策：Expo 2025（関西）向けの関西キャンペーン、HIS大感謝祭、AirZ商品割引や訪日向け企画等を実施
• 決算説明資料（補足資料）あり：詳細な業績内訳・前提等は併せて確認推奨

不明・未記載の項目は「–」で示しています。
（本要約は提供された決算短信の記載事項に基づく整理であり、投資助言ではありません。）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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