決算短信：前澤給装工業（6485）

2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

前澤給装工業株式会社（証券コード：6485） 2025年3月期 決算短信（連結） 要約

作成日：2025年5月13日
出典：提供の決算短信（2025年3月期、連結）

基本情報

• 企業名：前澤給装工業株式会社
• 上場取引所：東（東証）
• コード：6485
• URL：https://www.qso.co.jp/
• 代表者：代表取締役社長 杉本 博司
• 問合せ先：常務取締役 管理本部長 谷口陽一郎（TEL 03-3716-1512）

報告概要
– 提出日：2025年5月13日
– 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
– 決算説明資料：作成あり（証券アナリスト・機関投資家向け説明会実施）
– 定時株主総会予定日：2025年6月26日
– 配当支払開始予定日：2025年6月27日
– 有価証券報告書提出予定日：2025年6月25日

セグメント（報告セグメント）
– 給水装置事業：道路配水管から敷地内へ給水する水道用給水装置（サドル付分水栓・止水栓・継手類等）の製造・販売
– 住宅・建築設備事業：屋内給水・給湯配管部材、床暖房部材、配管システム等の製造・販売
– 商品販売事業：上記事業に関連する仕入商品等の販売

発行済株式等
– 期末発行済株式数（自己株式含む）：21,500,000株（2025年3月期）
– 期末自己株式数：762,385株（2025年3月期）
– 期中平均株式数：20,951,916株（2025年3月期）
– 時価総額：–（決算短信に株価情報なしのため省略）
– 1株当たり純資産：1,917.02円（2025年3月期）

今後の予定
– 決算発表：当該短信（2025/5/13）および補足資料（説明会資料）あり
– 株主総会：2025年6月26日（予定）
– IRイベント：決算説明会（実施あり）
– その他：2026年3月期からは「非連結（個別）決算」に移行予定（連結業績予想は開示せず、個別業績予想を提示）

財務指標（連結：2025年3月期）

主要数値（百万円）
– 売上高：31,957（前期 32,008、△0.2%）
– 営業利益：3,046（前期 2,466、+23.5%）
– 経常利益：3,184（前期 2,598、+22.6%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：2,379（前期 1,681、+41.5%）
– 包括利益：2,447（前期 2,372、+3.2%）
– 1株当たり当期純利益：113.58円（前期 78.12円）
– 総資産：45,777
– 純資産：39,754
– 自己資本比率：86.8%
– 時価ベースの自己資本比率：58.1%

主要比率（計算値・四捨五入）
– 営業利益率：3,046 / 31,957 = 9.5%
– 経常利益率：3,184 / 31,957 = 10.0%
– 当期純利益率：2,379 / 31,957 = 7.4%
– 総資産回転率（売上高 / 総資産）：31,957 / 45,777 ≒ 0.70回
– ROE（親会社株主当期純利益 / 平均自己資本 ≒）：約 6.0%（会社開示値 6.0%）

貸借対照表要点（百万円）
– 流動資産：29,934（主な内訳：現金及び預金 10,123、有価証券 200、商品及び製品 7,016）
– 固定資産：15,842（投資有価証券 5,612、保険積立金 1,650、機械装置等）
– 流動負債：5,006（買掛金 2,653 等）
– 固定負債：1,015（繰延税金負債 803、退職給付に係る負債 145）
– 負債合計：6,022
– 純資産合計：39,754

キャッシュ・フロー（百万円）
– 営業活動CF：+2,463（前期 2,060）
– 投資活動CF：△1,258（前期 △273）
– 財務活動CF：△1,564（前期 △1,783）
– 現金及び現金同等物 期末残高：10,123（前期 10,486）

セグメント別（当期：百万円）
– 給水装置事業：売上 17,070、セグメント利益 5,381
– 住宅・建築設備事業：売上 12,316、セグメント利益 2,128
– 商品販売事業：売上 2,570、セグメント利益 311
– セグメント利益合計：7,821（会社計上のセグメント利益合計）。全社費用等調整△4,775を控除後、営業利益3,046

セグメント利益構成比（セグメント合計7,821に対する比率）
– 給水装置：≈68.8%
– 住宅・建築設備：≈27.2%
– 商品販売：≈4.0%

財務の解説（会社開示の要約）
– 給水装置事業：販売価格改定により売上微増（+0.4%）・セグメント利益増（+5.7%）。銅価格高騰等の原材料コストを注視しながら価格に反映。
– 住宅・建築設備事業：新設住宅着工戸数の減少影響で売上微減（△0.3%）だが価格改定でセグメント利益は増加（+8.6%）。
– 商品販売事業：鋳鉄商品の販売減少で売上・利益減（売上△3.0%）。
– 期中に海外子会社（前澤給装（南昌）有限公司）を譲渡（2025/1/1）、また完全子会社QSOインダストリアル（販売チャネル関連）を吸収合併（2025/4/1）等、事業効率化・経営資源の選択と集中を推進。

監査・会計
– 本決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外
– 会計方針の変更：法人税等に関する会計基準改正（2022年改正会計基準）を期首から適用。連結財務諸表への影響はないと開示。

配当

• 2024年3月期（実績）：年間40円（中間18円、期末22円）、配当性向 51.2%
• 2025年3月期（実績）：年間57円（中間21円、期末36円）、配当金総額 1,187百万円、連結配当性向 50.2%
  • 期末配当は定時株主総会（2025/6/26）に付議予定
• 2026年3月期（予想・個別）：年間50円（中間25円、期末25円）、想定配当性向 51.8%

特別配当：当期は特別配当の記載なし。将来の自己株式取得や機動的な配当政策については会社方針として言及あり（連結配当性向目安50%）。

セグメント別の状況と戦略

• 給水装置事業：主力事業。配水管布設替工事向け納入を堅持し、耐震性や施工性に優れた製品提案を強化。原材料（銅）価格の上昇を受け、販売価格に反映して収益性を確保。
• 住宅・建築設備事業：販売チャネル拡大（ハウスメーカー等）と空調向け製品展開を継続。住宅着工戸数減少の影響下で需要捕捉に注力。
• 商品販売事業：鋳鉄製品販売の減少が影響。規模は小さく、利益貢献度も限定的。

注目施策
– 海外子会社（南昌）の全持分譲渡（2025/1/1）：経営資源の選択と集中の一環。譲渡益187百万円を計上。
– QSOインダストリアルの吸収合併（2025/4/1）：販売チャネルの重複解消・事業効率化を目的。合併による個別決算上の第1四半期に特別利益約543百万円計上見込み（会社開示）。

中長期計画との整合性

• 決算短信に明示された中期経営計画の数値目標の記載は限定的。事業効率化、選択と集中を継続して推進すること、配当政策（連結配当性向50%目安）を中長期の方針として提示。
• 2026年3月期から連結→個別へ報告方式を変更する旨を開示（連結業績予想は提示せず）。中期的な開示方針変更として注意が必要。

競合状況・市場動向（開示内容に基づく要点）

• 市場動向（会社の説明）
  • 国内景気は緩やかな回復基調だが、原材料・エネルギーコストの高騰や海外政策等の影響で先行き不透明。
  • 新設住宅着工戸数は減少基調（住宅・建築設備事業には下押し要因）。

今後の見通し（会社予想・開示）

• 会社見通し（次期：2026年3月期、ただし連結業績予想は開示せず個別予想）
  • 売上高（個別予想）：320億円
  • 営業利益（個別予想）：22億50百万円
  • 経常利益（個別予想）：24億20百万円
  • 当期純利益（個別予想）：20億円
• 会社コメント：原料・エネルギー価格高騰や物価高に伴う消費マインド低下など厳しい事業環境を想定。業務効率化および適切な販売価格の維持で収益確保を図ると表明。
• ※会社は見通しが前提・仮定に基づく旨を明記。実際の業績は変動する可能性がある。

リスク要因（開示および要旨）
– 銅等主要原材料価格の動向
– エネルギー費・輸送コストの変動
– 新設住宅着工戸数の減少（住宅市場の影響）
– 為替変動（海外取引や為替差損）
– 規制・公共投資動向（配水管工事など公共事業の発注環境）

重要な注記・その他

• 連結範囲の変更：当期中に重要な変更あり
  • 前澤給装（南昌）有限公司の全持分譲渡（2025/1/1）→連結除外、譲渡益187百万円を特別利益計上
  • QSOインダストリアル株式会社を吸収合併（効力発生日 2025/4/1）
• 会計方針の変更：2022年改正会計基準（税効果会計等）を期首から適用。財務諸表への影響はなし。
• 決算短信は監査対象外（公認会計士等の監査の対象外である旨明示）
• 追加注記：合併に伴い2026年3月期第1四半期に特別利益約543百万円（個別）計上見込み

※本要約は提供された決算短信の内容にもとづき作成しています。競合比較や時価総額など決算短信に記載のない情報は記載していません。投資判断はご自身の判断で行ってください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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