決算説明：テモナ（3985）

2025年９月期（FY25）第２四半期 決算説明資料

テモナ株式会社 — 2025年9月期（FY25）第2四半期 決算説明 要約（Markdown）

※出典：2025年5月 公開「2025年9月期（FY25）第2四半期 決算説明資料」（資料内の数値は単位：百万円、特記事項ある場合は注記）。不明な項目は「–」と記載しています。

1. 基本情報

• 企業概要
  • 企業名：テモナ株式会社（証券コード 3985）
  • 主要事業分野：サブスクリプション向けクラウドシステムの提供（BtoC/BtoBのサブスクカート、リアル店舗向けサブスク管理等）およびエンジニアリング受託
  • 代表者：代表取締役 佐川隼人
• 説明会情報
  • 開催日時：2025年5月（資料は2025年5月23日を基準に記載）
• 説明者
  • 発表者（役職）：–（資料中に発表者個人名の記載なし。代表者は佐川氏）
  • 発言概要（資料での主張）：
  • 総アカウント数は減少しているが、受託開発収益などの増加で売上は持ち堪えた。
  • 内製化促進・経営効率化を進め、売上総利益率改善とコスト削減により営業利益を黒字化。
  • 中期の成長戦略として「新たな事業領域」「既存サービス強化」「グループ連携強化」を掲げる。
• 報告期間
  • 対象会計期間：FY25 第2四半期（累計）、資料基準日 2025年5月23日
  • 決算説明資料公開日：2025年5月（資料内日付）
• セグメント（事業区分）
  • EC支援事業（サブスク関連クラウドサービス、カート等） — サブスクストア、たまごリピート魂、サブスクストアB2B、サブスクアット等
  • エンジニアリング事業 — 受託開発、SES等

2. 業績サマリー（FY25 第2四半期 累計）

• 主要指標（FY25 2Q累計／前年同期比）
  • 売上高：936 百万円（△2.4%）
  • 売上原価：416 百万円（前年比 △9.4%）
  • 売上総利益：520 百万円（＋4.2%）→ 売上総利益率 55.5%（前年同期比 +3.5pt、内製化促進が寄与）
  • 販管費：428 百万円（△19.2%）
  • 営業利益：91 百万円（前年同期 △31 百万円 → 黒字転換）
  • 経常利益：90 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：59 百万円
  • 1株あたり当期純利益（EPS）：5.56 円（前年同期：△2.46円）
  • ARR：672 百万円（期末月MRR×12）
  • GMV（流通総額）：628 億円（△0.6%）
  • 総アカウント数：995 件（前年同期比 △12.3%）
• 進捗状況（通期業績予想に対する達成率）
  • FY25 通期（修正後予想、2025/5/14公表）
  • 売上高予想：1,867 百万円
  • 営業利益予想：146 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益予想：86 百万円
  • 対通期予想に対する第2四半期累計の進捗（概算）
  • 売上：936 / 1,867 = 約50.2%
  • 営業利益：91 / 146 = 約62.3%
  • 当期純利益（親）：59 / 86 = 約68.6%
• セグメント別状況（四半期ベースの最新数値）
  • FY25 2Q（単四半期：466 百万円）
  • EC支援事業：357 百万円（76.6%）
  • エンジニアリング事業：109 百万円（23.4%）
  • 備考：累計ベースのセグメント売上構成は資料に累計数値の明示なし。四半期推移では、EC支援事業はアカウント減少もエンタープライズ向けカスタマイズ案件が伸長、エンジニアリング事業は受託・SESとも堅調。

3. 業績の背景分析

• 業績概要（ハイライト・トピックス）
  • 総アカウント数の減少にもかかわらず、受託開発（エンタープライズ領域）などの増加で売上は大きくは落ちず、内製化による原価低減と人員再配置等の経営効率化で営業損益が黒字化。
  • 売上総利益率は内製化促進により55.5%へ改善。
  • 販管費（人件費等含む）が削減され、費用構造が改善。
• 増減要因（業績の増減寄与）
  • マイナス要因
  • サブスク系の総アカウント数減少 → リカーリング収益の減少（ARRが前年同期比で減少）
  • プラス要因
  • 受託開発収益の回復・増加（エンタープライズ向けカスタマイズ案件）
  • 内製化による外注費削減、売上総利益改善
  • 人員の適正再配置、採用費・人件費の削減（販管費低下）
• 競争環境
  • 資料内に市場シェア（定性的の説明あり）や競合比較は限定的。主要サービス（サブスクストア等）は業界でポジションを持つ旨の表現ありが、競合他社との具体的な比較データは記載なし → 詳細は「–」
• リスク要因（資料で示された主な注意点）
  • 決算資料のご留意事項にて、「将来見通しにはリスクや不確実性が内在し、実際の結果が異なる可能性がある」と明記。
  • 事業面の留意点としては、アカウント減少（解約や新規獲得停滞）やセールスミックス変動が業績に影響する旨の記載。

4. 戦略と施策

• 現在の戦略（2025年9月期の経営方針）
  • 3つの基本戦略：
  • 新たな事業領域でのサービス提供
  • 既存サービスの機能強化と販売促進
  • テモナグループの連携強化による価値の最大化
• 進行中の施策（第2四半期の実行状況と下期アクション）
  • 新規事業・サービス
  • 子会社「サブスクソリューションズ株式会社」設立（2024年11月）
  • 企業向けサブスク決済スキーム「サブスククレジット」を提供開始（対象：歯科、フィットネスクラブ等のリアル店舗向け機器などのサブスク提供）
  • 下期アクション：プラン拡充、事業拡大を図る
  • 既存サービス強化
  • カート（サブスクストア）、たまごリピート魂、周辺サービス（ECield）の機能アップデートを継続
  • 共創型不正情報プラットフォーム「SubsCield（サブスクシールド）」を2024年12月に正式リリース（ECieldのOEM提供等）
  • 下期アクション：自社のリアル店舗マーケット「BCモール」への加盟店商品組入れ、MTG社「ReFa」「SIXPAD」等の導入開始、顧客満足度向上・解約率低減施策
  • グループ連携強化
  • EC関連のLP制作・広告制作を子会社AISと連携
  • エンジニアリング業務を子会社サックル（Sakkle）と連携、2025年9月期4月よりエンジニア人材をサックルへ出向・統合
  • 目的：生産性向上、コスト適正化、エンジニアの多様な経験によるスキル強化
• セグメント別施策（要点）
  • EC支援事業：機能アップデート、BCモール連携による付加価値強化、不正検知プラットフォーム提供
  • エンジニアリング事業：受託開発案件の獲得強化、サックルとの連携による体制最適化

5. 将来予測と見通し

• FY25 通期（修正後予想：2025/5/14）
  • 売上高：1,867 百万円（FY24実績 1,825 百万円 比 +41 百万円 / +2.3%）
  • 営業利益：146 百万円（FY24 実績 △56 → 改善）
  • 経常利益：145 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：86 百万円
  • 予想の根拠：内製化による売上総利益率改善、業務効率化・人員の適正再配置等によるコスト削減を織り込んだため（資料記載）
• 中長期計画の進捗
  • 中長期（中期経営計画）に関する数値目標の明示は資料に限定的。今回の通期修正は収益性改善施策を反映したもので、達成可能性については四半期進捗（売上進捗 ~50%、営業利益進捗 ~62%）を示しているが、将来の不確実性は留意事項で言及。
• マクロ経済の影響

7. 製品・サービス（主要）

• 主要製品/サービス（概要）
  • サブスクストア：サブスク/D2C/単品通販向けクラウド定期購入カート。料金例（税抜）：スタンダード 月額49,800円、プレミアム 月額79,800円、エキスパートは開発内容による。
  • たまごリピート魂：定期購入特化クラウド。料金例（税抜）：ASP 月額49,800円、ゴールド 月額79,800円。
  • サブスクストアB2B：BtoB向けワンストップ運営支援ツール（月額：79,800円）
  • サブスクアット（サブスク@）：リアル店舗向けサブスク管理クラウド（料金は要問合せ）
  • ECield / SubsCield：不正情報プラットフォーム等の周辺サービス（SubsCieldは2024年12月に正式リリース）
  • サブスククレジット：企業向けサブスク決済スキーム（子会社サブスクソリューションズ提供）
• 販売状況（資料からの要旨）
  • サブスクストア、たまごリピートのアカウント数は減少傾向。ただし、受託開発やエンタープライズ案件での売上は堅調で、受託開発収益は回復基調。
• 協業・提携
  • 子会社AISとLP・広告制作連携、サックル（サックル社）とのエンジニア連携
  • 「BCモール」へのMTG社製品（ReFa、SIXPAD）導入
  • ECieldをサブスク振興会にOEM提供、共創型プラットフォーム展開

8. 重要な注記

• リスク要因（資料の明記）
  • 将来見通しに係る説明は、2025年5月23日時点の情報に基づくものであり、既知・未知のリスク等により実績が異なる可能性がある旨の一般的な開示あり。
• その他（今後のイベント等）
  • 公開資料における連絡先：
  • E-mail：ir@temona.co.jp
  • URL： https://temona.co.jp/ir/contact/
  • 補足：貸借対照表では主に借入の実行により現金預金が +209 百万円増加（FY25 2Q時点：1,119 百万円）。総資産 1,771 百万円（前期末比 +229）。

（注）本要約は提供された決算説明資料に基づき作成しています。不明点については「–」としました。本資料は投資助言を目的とするものではありません。追加で特定項目（例：詳細なセグメント累計数値、IRミーティングの開催形式・日時、配当方針の詳細等）をご希望であれば、該当箇所を指定してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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