2025年12月期第2四半期 決算説明資料

決算説明(資料)サマリ — 株式会社ブイキューブ(FY25.2Q、資料日:2025年8月14日)

注意:以下は提供資料に基づく整理です。投資助言は行いません。不明項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:株式会社ブイキューブ
  • 主要事業分野:イベントDX事業、サードプレイスDX事業(防音個室ブース「テレキューブ」)、エンタープライズDX事業(映像/音声コミュニケーションサービス)
  • 代表者名:代表取締役社長 グループCEO 間下 直晃(ほか経営陣:代表取締役副社長 CEO 高田 雅也、取締役副社長 COO 水谷 潤、取締役 CFO 山本 一輝 等)
  • 説明会情報
    • 開催日:2025年8月14日(資料日)
    • 説明会形式:–(資料のみの記載。開催形式の明記なし)
    • 参加対象:–(資料に明記なし)
  • 説明者(役職)とその発言概要(資料ベース)
    • 代表取締役社長 / グループCEO 間下 直晃 等(経営陣):
    • 上期(FY25.上期)は売上高・経常利益までは概ね業績予想どおり着地。純利益はTEN子会社の連結除外が上期に実現しなかったため、想定していた特別利益が発生せず下期に繰り越し。
    • 事業ポートフォリオの選択と集中により想定どおりの推移。製薬領域は底打ち、⾃社開催領域が成長、テレキューブ(サブスク)も堅調。
    • 米国子会社(TEN)の上場後フォローオン手続きの遅延はあるが、連結除外に向けて進捗中(当局承認等は完了)。
  • 報告期間:2025年12月期 第2四半期(FY25.2Q/FY25上期)
セグメント(定義・概要)
  • イベントDX事業
    • 企画から効果検証までのワンストップ支援(製薬講演会、株主総会、社内イベント、販促セミナー、就職説明会 等)
    • 自社開発のイベントプラットフォーム、スタジオ運営、データ分析・生成AI活用など
  • サードプレイスDX事業(テレキューブ)
    • 防音個室ブースの提供(1人用〜多人数用、サブスク・販売モデル、公共向け設置など)
    • 2024年11月に4〜6人用モデルを販売開始、2025年からサブスク提供開始
    • 新製品:CUBEcooL(冷房)、テレキューブクリニック(オンライン診療向けブース)
  • エンタープライズDX事業
    • 映像/音声コミュニケーションサービス(Zoom, Zoom Phone, Agora, Qumu, Tencent Cloud 等の販売・サポート)
    • MRR型の戦略プロダクト(安定収益基盤)、AIソリューション(Maneai)など
業績サマリー(主要指標)
  • 単位:百万円
  • FY25 上期(実績)
    • 売上高:5,013
    • 調整後EBITDA:308
    • 営業利益:△816
    • 経常利益:△988
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:△634
  • FY24 上期(実績・比較)
    • 売上高:5,619
    • 調整後EBITDA:824
    • 営業利益:229
    • 経常利益:191
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:△212
  • FY25 通期(会社予想)
    • 売上高:10,000
    • 調整後EBITDA:1,050
    • 営業利益:△700
    • 経常利益:△900
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:100
  • 上期進捗(通期見通しに対する達成率)
    • 売上高:5,013 / 10,000 = 約50.1%
    • 調整後EBITDA:308 / 1,050 = 約29.3%
    • 営業利益:通期はマイナス目標のため単純比較は不可(上期は△816、下期改善で通期△700見込み)
  • セグメント別(FY25上期 実績)
    • イベントDX:売上高 1,935、セグメント利益 △982(イベントDXにTEN等の影響で損失)
    • サードプレイス(テレキューブ):売上高 1,285、セグメント利益 345(利益率 26.8%)
    • エンタープライズ:売上高 1,792、セグメント利益 303(利益率 16.9%)
    • 全社費用:△482
    • 合計(連結):売上高 5,013、営業利益 △816
  • セグメント売上シェア(FY25上期)
    • イベントDX:約38.6%、サードプレイス:約25.6%、エンタープライズ:約35.7%
業績の背景分析
  • ハイライト・トピックス
    • 売上高は50億円(通期ベース)で通期予想を維持。上期は売上/経常利益までは概ね予想通り。
    • 純資産はFY24末にほぼ枯渇したが、TEN上場による資金調達等で1,250百万円(2025/6/30)に回復。
    • 事業ポートフォリオの入替(FY24〜FY25)により構造改革を実施(PW事業売却、V-CUBE Meeting サービス終了等)。
    • テレキューブ:サブスク稼働台数は855台(FY25.1Q比 +49台)。四半期設置台数 1,602台、累計設置台数 35,950台(過去1年で約7,000台増)。
    • 新製品CUBEcooL(冷房)が好調(猛暑の影響、2025年6月から職場の熱中症対策義務化)。
  • 増減要因(上期の主な寄与)
    • 減収要因:FY24.2Qでのプロフェッショナルワーク事業売却及びV-CUBE Meetingサービス終了により、前年同期比で約3.4億円の減収。
    • 増収要因:自社開催領域の拡大(リアル/ハイブリッド案件増)、Zoom関連とAgoraのMRR積上げによる増収、テレキューブ端末販売・サブスク増加。
    • 費用・損失要因:TENにおける資金調達関連費用やストックオプション費用(非現金)の計上が上期営業損失に寄与。TENの連結除外が下期にずれ込んだため当期純利益に影響(想定していた特別利益が上期に発生せず、下期へスライド)。
  • 競争環境・競争優位性
    • テレキューブは法人向け設置台数シェアNo.1(3年連続・出典:日本マーケティングリサーチ機構)を保持。
    • エンタープライズ領域はZoom/Agora等の戦略プロダクトによるMRR基盤を強みとする。
  • リスク要因(資料に明記されている主な外部リスク)
    • TENの連結除外時期のずれや上場後の資金調達プロセス遅延による影響
    • 為替変動(海外製品多く、円安は仕入コスト上昇につながる)
    • 規制変更(例:オンライン診療・薬機法等の法改正に関連する事業リスク/チャンス)
    • 建設業界の納品遅延(2024年度の残業規制等による新築ビル案件の順延) → テレキューブ等の設置に影響
戦略と施策
  • 現在の戦略(資料記載)
    • 重点領域への「選択と集中」(製薬、自社開催、Zoom/Agoraなどの成長領域)
    • ハイブリッド・リアル・オンラインを横断したソリューション提供、体験価値向上とデータインサイト提供
    • 生成AI等の先端技術を用いたサービス強化、認知獲得のためのプロモーション強化
    • 価格改定(値上げ)、外注見直し、固定費削減など構造改革で収益性改善
  • 進行中の施策(具体例・進捗)
    • TEN(米国子会社)の連結除外プロセス進行中(当局承認等は完了)
    • テレキューブ:4〜6人用多人数モデルの販売(2024年11月開始)、2025年からサブスク提供開始。サブスク純増49台(上期)。
    • テレキューブ新製品 CUBEcooL(冷房)を投入 → 商用需要で好調
    • テレキューブクリニック(オンライン診療ブース)で実証・新規事業化(法改正の進展に対応して中長期投資)
    • エンタープライズ:AIエージェント「Maneai」を新サービスとして展開(商談AI分析、フィードバック、アセスメント)
  • セグメント別施策と成果
    • イベントDX:自社開催(インナー/アウター)領域のプロモーション強化、ハイブリッド専用スタジオでの開催増
    • サードプレイス:設置台数拡大・稼働率向上(公共向けの選別設置、インフレ対応の値上げ)、EV充電ソリューション販売開始
    • エンタープライズ:MRR増加を軸に収益基盤強化、Zoom/Agora関連サービスの再成長
将来予測と見通し
  • FY25 通期業績予想(会社)
    • 売上高:10,000 百万円
    • 営業利益:△700 百万円
    • 経常利益:△900 百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:100 百万円
  • 下期(FY25 下期)見通し(セグメント別、資料)
    • 下期合計売上:5,000 百万円(上期5,013に続き通期10,000を維持)
    • セグメント別下期予想(資料)
    • イベントDX:売上 1,700、セグメント利益 △50
    • サードプレイス:売上 1,400、セグメント利益 300
    • エンタープライズ:売上 1,900、セグメント利益 350
    • 全社費用:△500
    • 下期営業利益見込み:100(上期△816 → 下期改善で通期△700の見込み)
  • 見通しの根拠(資料記載の主旨)
    • 上期に発生した複数の特殊要因(TEN関連費用やSO費用等)の影響が下期に小さくなり、収益性が改善する計画。
    • TENの連結除外を下期に想定しているが、時期のずれによる影響は軽微と見込む(通期予想に修正なし)。
  • 中長期計画の進捗性
    • 事業ポートフォリオの入替(FY24〜FY25)を進め、固定費比率低下、MRRの積上げ等により収益性改善を目指す。資料ではFY26以降の増収移行を想定。
  • マクロ経済の影響
    • 為替(円安)による海外調達コスト増加リスク。販売/仕入価格のコントロールで利益確保を図る旨。
    • 建設業界の納期影響や気候(猛暑)などが製品需要(例:CUBEcooL)に影響。
配当と株主還元
  • 配当方針:資料上の記載なし(–)
  • 配当実績(中間/期末/年間):資料に記載なし(–)
  • 特別配当:資料に記載なし(–)
製品・サービス(主なもの)
  • 主要製品・新製品
    • テレキューブ各種(1人/2人/4人/4〜6人用/フォンブース/テレキューブスタジオ/テレキャビン等)
    • CUBEcooL(専用冷房装置) — 2025年夏に需要好調
    • テレキューブクリニック(オンライン診療/服薬指導ブース) — 実証実験からサービス提供へ
    • Maneai(商談AIエージェント) — データエントリーAI、フィードバックAI、アセスメントAIを提供
  • 主要サービス・提供エリア・顧客層
    • イベントDX:リアル/オンライン/ハイブリッドイベント向け企画・運営・配信(製薬、株主総会、企業内外イベント等)
    • サードプレイス:企業向けオフィス設置、公共向け設置(駅構内、商業施設、コンビニ等)、自治体・医療現場向けの利用想定
    • エンタープライズ:企業向けWeb会議・配信の導入支援、リスキリング向け動画配信、SDK組込等
  • 協業・提携
    • 海外・他社製品との連携:Zoom、Zoom Phone、Agora、Qumu、Tencent Cloud など
    • グループ/子会社:Wizlearn(シンガポール)、TEN Holdings / TEN Events(米国)、テレキューブ(株)、テレキューブサービス(株)等
    • 事例:ヤマウチ社の経営方針発表会支援、千葉銀行の遠隔相談窓口ブース導入、株式会社アークスリーでのManeai導入 等
重要な注記(会計・リスク等)
  • 会計方針の変更:資料上に特別な会計方針変更の明記はなし。ただし「調整後EBITDA」の算定に非経常/非継続事業の損益(M&A関連費用、株式報酬費用、撤退事業の損益等)を含む旨の定義あり。
  • 特記事項・リスク(資料より)
    • TENの連結除外タイミングおよび上場後のフォローオン資金調達の遅延が業績に影響する可能性。
    • 為替、規制変更(オンライン診療等)、サプライチェーン/建設工事の遅延など。
  • その他(今後のイベント等)
    • TENの連結除外手続きの進捗に関連する特別利益は下期に繰り越し見込み。
    • 今後の事業イベントや詳細スケジュールは資料中では限定的。将来予測は作成時点の情報に基づく旨の開示(将来見通しの免責事項あり)。

必要な追加項目(未取得情報)
– 決算短信・有価証券報告書の提出日・詳細な注記:(別途決算短信等を参照ください)

出典:株式会社ブイキューブ「2025年12月期 第2四半期 決算説明資料」(資料日:2025年8月14日)に基づき作成。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3681
企業名 ブイキューブ
URL http://jp.vcube.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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