2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社システムインテグレータ(コード:3826) 2026年2月期 第2四半期(中間)決算短信 要約

注:金額は特記しない限り決算短信の表示(単位:1千円)を使用。必要に応じて四捨五入しています。不明項目は「–」と表記しています。

基本情報
  • 企業名:株式会社システムインテグレータ
  • 上場取引所・コード:東証・3826
  • URL: https://corporate.sint.co.jp
  • 代表者:代表取締役社長 引屋敷 智
  • 問合せ責任者:経営サポート本部 経営企画部長 岩井 智史(TEL 048-600-3880)
  • 主要事業分野(報告セグメント):
    • Object Browser事業:データベース開発支援ツール「SI Object Browser」、「SI Object Browser ER」、プロジェクト管理ツール「OBPM Neo」等
    • ERP事業:自社製Web-ERP「GRANDIT」および「SAP Cloud ERP」「mcframe」など基幹業務システムの導入・保守
    • AI事業:異常検知等のAIソリューションから生成AIやAIエージェント、検図AI「KENZ」等のサービス展開
  • その他:2025年3月に株式会社システム開発研究所を完全子会社化。2025年5月に株式会社BizSaaSを設立(その後第三者割当等により持分変動あり)。
報告概要
  • 決算短信提出日:2025年10月15日
  • 対象会計期間(中間):2025年3月1日~2025年8月31日
  • 決算説明会:開催(有)
  • 半期報告書提出予定日:2025年10月15日
  • 決算補足説明資料:無
セグメント(名称と概要)
  • Object Browser事業:DB開発支援、プロジェクト管理ツール。クラウド移行やマルチDB対応を推進。プロジェクト管理研修サービスを開始。
  • ERP事業:GRANDITを中核にSAP Cloud ERP、mcframeを組合せてソリューション提供。導入・周辺インフラ同時導入で受注好調。
  • AI事業:AISIA等の画像認識から生成AI、AIエージェント、検図AI「KENZ」へシフト。現在は立ち上げ投資期。
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):11,078,400株(2026年2月期中間期)
  • 期末自己株式数:160,681株
  • 期中平均株式数(中間期):10,917,719株
  • 時価総額:–(決算短信に未記載)
  • その他:潜在株式調整後の1株当たり中間純利益:–(記載なし)
今後の予定(開示項目に基づく)
  • 半期報告書提出:2025/10/15(済)
  • 配当支払開始予定日:-
  • 決算発表(通期):通期(2026年2月期)業績予想は変更なし(発表済、期末は2026/2/28まで)
  • 株主総会、IRイベント等:具体日程の記載なし(–)

財務指標(中間:2025/3/1~2025/8/31、連結)

単位:千円(必要に応じて概数表記)

要点(損益)
  • 売上高:2,725,063(前年中間比 +22.3%)
  • 売上総利益:900,153(同 +22.2%)
  • 営業利益:255,336(同 +219.3%)
  • 経常利益:250,675(同 +154.6%)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益:206,742(同 +175.6%)
  • 1株当たり中間純利益:18.94円

(参考:通期業績予想:売上高5,500,000、営業利益450,000、経常利益400,000、親会社株主に帰属する当期純利益255,000、1株当たり当期純利益23.35円)
■ 利益率等(中間)
– 売上総利益率(Gross margin) ≒ 900,153 / 2,725,063 = 33.0%
– 営業利益率 ≒ 255,336 / 2,725,063 = 9.4%

貸借対照表の主要項目(中間期末:2025/8/31)
  • 総資産:5,531,862
    • 流動資産:4,674,172(うち現金及び預金 3,232,758)
    • 固定資産:857,690(うちのれん 136,974、無形資産合計 311,036、投資その他 429,001)
  • 負債合計:1,320,742
    • 流動負債:1,250,777(契約負債 491,013、未払法人税等 148,033)
    • 固定負債:69,965(長期借入金 11,440、退職給付に係る負債 27,844)
  • 純資産合計:4,211,119
  • 自己資本比率(連結):76.0%(前期末 82.5% → 減少)

指標(簡便計算)
– 流動比率 ≒ 流動資産 / 流動負債 = 4,674,172 / 1,250,777 ≒ 3.74(約374%)
– 資本(負債)比率(負債/純資産) ≒ 1,320,742 / 4,211,119 ≒ 0.31(約31%)

キャッシュ・フロー(中間)
  • 営業活動CF:+621,748(前年同期:△68,717) — 税金等調整前中間純利益の増加、契約負債増、売掛金減等が主因
  • 投資活動CF:△306,830(前年同期:△177,358) — 子会社株式取得、無形固定資産取得、関係会社株式取得等
  • 財務活動CF:△109,957(前年同期:△131,012) — 配当支払等
  • 現金及び現金同等物の中間期末残高:2,660,511(前期末 2,643,815)
セグメント別(中間)

売上高(連結合計 2,725,063)とセグメント利益(/損失)
– ERP事業:売上 2,288,617(約84.0%)、セグメント利益 463,673
– Object Browser事業:売上 420,744(約15.4%)、セグメント利益 164,279
– AI事業:売上 15,701(約0.6%)、セグメント損失 △16,391

(注)全社費用の未配分調整額は△340,518千円(営業利益との調整に使用)

財務の解説(短信記載内容まとめ)
  • 当中間期は大阪・福岡支社移転等の一時費用が前期にあった一方、当期には大きな一時費用は発生せず、ERP事業中心に受注・進捗が好調で増収増益。
  • 子会社化(株式会社システム開発研究所)により固定資産(のれん等)・負債が増加。関係会社株式取得や持分変動(BizSaaSの持分低下)による特別利益79,300千円を計上。
  • 流動負債(契約負債等)が増加している一方、現金預金も増加しキャッシュポジションは良好。投資活動での支出が増加。

配当

  • 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年2月期 中間)
  • 期末配当(予想):9.00円(2026年2月期 予想:通期合計 9.00円)
  • 直近(2025年2月期)は年間合計 10.00円(期末に普通配当5円、記念配当3円、特別配当2円を実施)
  • 特別配当:当期(2026年2月期)に関しては特別配当の予定はなし(直近発表からの修正なし)

セグメント別情報(詳細)

  • Object Browser事業
    • 売上:420,744千円(前年中間比 +6.6%)
    • セグメント利益:164,279千円(前年中間比 △1.9%)
    • 備考:OBPM NeoのMRRは34,996 → 37,973千円に増加。MySQL対応等の開発投資により利益率は一時低下。プロジェクト管理研修サービスの開始などで顧客接点拡大を図る。
  • ERP事業
    • 売上:2,288,617千円(前年中間比 +28.4%)
    • セグメント利益:463,673千円(前年中間比 +40.9%)
    • 備考:GRANDITに加えSAP Cloud ERP、mcframeの取り扱いで提案の選択肢を拡充。受注・導入進捗が堅調。
  • AI事業
    • 売上:15,701千円(前年中間比 △54.2%)
    • セグメント損失:△16,391千円(前年同期 △17,050千円)
    • 備考:既存の画像認識事業から生成AIやAIエージェントへリソースシフト。第3四半期以降に本格営業を開始予定のため、当面は投資段階。

中長期計画との整合性

  • 位置づけ:2026年2月期からの2年間を「進化と挑戦のフェーズ」とし、既存事業の基盤強化とAIによる新価値創造を推進。
  • 施策:事業ポートフォリオ拡充(子会社化・新会社設立)、AI事業の立ち上げ、ERP/開発ツールの深化。今回の連結子会社化(株式会社システム開発研究所)やBizSaaS設立は中長期成長の布石と位置付けられている。
  • 進捗:ERP事業の売上・利益拡大は中期計画の進捗として好意的。AI事業は立ち上げ段階で投資が継続。

競合状況や市場動向(短信記載に基づく要旨)

  • 市場動向:DX推進や業務の自動化、製造業のデジタル化ニーズが継続しており、ERPや業務系システムの需要は堅調。AIは製造の自動化・属人化解消の分野で引合いが増加。
  • 競合比較:決算短信に他社との明示的比較データは記載なし。ERPを軸に複数ソリューション(GRANDIT、SAP、mcframe)を組合せることで顧客の選択肢を広げる戦略を取っている旨。

今後の見通し

  • 業績予想:2026年2月期通期業績予想に変更なし(公表値)。通期売上高 5,500,000千円、営業利益 450,000千円、経常利益 400,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益 255,000千円。
  • 見通しの前提・留意点:業績見通しは現時点の情報・仮定に基づくものであり、需給、案件進捗、採用・開発状況、為替、規制等の変動により実績は変動する可能性がある旨を明示。
  • リスク要因(短信等からの一般的な項目・例):
    • 受注・導入の遅延やプロジェクトの採算悪化
    • 人材確保(IT人材不足)と人件費
    • 競合の技術・価格競争
    • 関連投資(AI等)が期待通りに収益化されないリスク
    • 為替・法規制・マクロ環境の変動

(上記は短信に記載された一般的注意事項に準拠した抜粋的整理であり、網羅的なリスク記載ではありません。)

重要な注記・その他

  • 連結範囲の変更:当中間期より新規連結子会社1社(株式会社システム開発研究所)を追加。取得対価:現金 324,200千円、発生のれん 144,184千円(5年均等償却)。
  • 会計方針の変更:なし
  • 中間連結財務諸表作成に特有の会計処理:なし
  • 第三者レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビューの対象外
  • 特別利益:持分変動利益 79,300千円(BizSaaSの持分低下に伴う計上)
  • のれん償却:取得により生じたのれんは5年間で均等償却

以上
(注)本要約は提供された決算短信の記載内容を整理したものです。投資判断や具体的な売買助言は行っておりません。不明な点は「–」としてあります。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3826
企業名 システムインテグレータ
URL http://www.sint.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。