2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社日本製鋼所(コード 5631) 2025年3月期 決算短信 要約(Markdown)
注意事項:以下は提供された決算短信の記載内容を整理したものであり、投資助言や価値判断を行うものではありません。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社日本製鋼所
- 上場:東証(コード 5631)
- 主要事業分野:素材(素形材)および各種産業機械の設計・製造・販売(報告セグメント:産業機械事業、素形材・エンジニアリング事業、その他事業)
- 代表者:代表取締役社長 松尾 敏夫
- 連絡先:取締役執行役員総務部長 中西 英雄(TEL 03-5745-2001)
- URL: https://www.jsw.co.jp/
報告概要
- 決算短信提出日:2025年5月13日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期、連結)
- 決算説明会:有(証券アナリスト・機関投資家向け。資料は5月20日以降掲載予定)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月20日
- 決算補足説明資料:無
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):74,408,985株(2025年3月期)
- 期末自己株式数:804,900株
- 期中平均株式数:73,601,588株
- 時価総額:–(期末株価が資料に記載されていないため算出不可)
今後の予定
- 定時株主総会:2025年6月23日(開催予定)
- 配当支払開始予定日:2025年6月24日
- 決算説明会(アナリスト・機関投資家向け):2025年5月20日(資料は当日午前11時以降掲載予定)
- 有価証券報告書:2025年6月20日提出予定
要旨(連結:2025年3月期・対前期比較)
- 売上高:248,556 百万円(△1.6%)
- 営業利益:22,824 百万円(+26.7%)
- 経常利益:23,495 百万円(+17.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:17,961 百万円(+25.8%)
- 包括利益:21,464 百万円(△3.9%)
- 1株当たり当期純利益:244.03円(前期194.02円)
- 総資産:398,122 百万円(前期366,775)
- 純資産:195,101 百万円(前期178,613)
- 自己資本比率:48.5%(前期48.3%)
- 営業活動によるCF:△4,567 百万円(前期 +21,707)
- 投資活動によるCF:△12,272 百万円(前期 △6,841)
- 現金同等物期末残高:75,150 百万円(前期96,902)
セグメント(報告セグメント)
報告セグメント:産業機械事業 / 素形材・エンジニアリング事業 / その他事業
– 産業機械事業(樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器、その他)
    – 売上高(連結外部):199,045 百万円(前期 208,368 → △4.5%)
    – 営業利益:17,576 百万円(前期 20,412 → △13.9%)
    – 受注高:2,585.42 億円(前年同期比△6.8%)
    – コメント:樹脂製造・加工機械はEV関連投資停滞で受注が悪化。一方、防衛関連機器の需要は高まる。
– 素形材・エンジニアリング事業(素形材製品、エンジニアリング)
    – 売上高(連結外部):47,118 百万円(前期 41,911 → +12.4%)
    – 営業利益:8,699 百万円(前期 3,226 → +169.6%)
    – 受注高:493.80 億円(前年同期比△10.7%)
    – コメント:原子力関連製品の増加等により売上・利益が増加。素形材製品は電力需要増に伴う安定需要。
– その他事業(成膜、結晶等)
    – 売上高:2,391 百万円
    – 営業利益:112 百万円
– セグメント合計(調整後)→ 連結営業利益:22,824 百万円
財務諸表 要点(連結)
- 損益(主要項目)
- 売上高:248,556 百万円(△1.6%)
- 売上原価:187,562 百万円(前期195,688)
- 売上総利益:60,993 百万円
- 販売費及び一般管理費:38,169 百万円
- 営業利益:22,824 百万円(+26.7%)
- 経常利益:23,495 百万円(+17.8%)
- 税引前当期純利益:23,307 百万円
- 当期純利益(親会社株主分):17,961 百万円(+25.8%)
 
- 貸借対照表(主要残高)
- 総資産:398,122 百万円(+31,347)
- 流動資産合計:295,595 百万円(主に仕掛品増:81,293→113,654)
- 固定資産合計:102,527 百万円(設備投資で増加)
- 負債合計:203,020 百万円(+14,859)
- 純資産合計:195,101 百万円(+16,488)
 
- キャッシュ・フロー
- 営業CF:△4,567 百万円(前年 +21,707 → 大幅悪化、運転資金増加が主因)
- 投資CF:△12,272 百万円(固定資産取得による支出増)
- 財務CF:△5,723 百万円(配当支払等)
- 現金同等物期末残高:75,150 百万円(△21,751)
 
収益性・安全性・効率性(主要指標)
- 売上高営業利益率:9.2%(前期7.1%)
- 自己資本当期純利益率(ROE 相当):9.7%(前期8.5%、短信記載)
- 総資産経常利益率:6.1%(短信記載)
- 自己資本比率:48.5%
- 有利子負債(借入金及び社債の期末残高):42,212 百万円(前期42,476)
- 現金同等物:75,150 百万円
- 総資産回転率(概算):売上高 ÷ 総資産 = 248,556 / 398,122 ≒ 0.625 回
(注)営業CFのマイナス化、投資CFの増加により短期の資金流出が発生。シンジケートローン等の資金調達が実行されています(下記参照)。
配当
- 方針:安定的かつ継続的な配当と向上を基本。中期計画(JGP2028)期間中は「連結配当性向35%以上を目標、DOE(連結株主資本配当率)2.5%を下限」と明記。
- 2024年3月期(実績):年間59円(中間29、期末30)
- 2025年3月期(実績):年間86円(中間38、期末48)/配当総額 6,329 百万円/連結配当性向 35.2%
- 2026年3月期(予想):年間88円(中間44、期末44)/配当性向見込み 35.0%
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:JGP2028(2034年3月期の「Purpose」達成に向けたロードマップの一部)
- 長期財務目標:売上高5,000億円規模(=500,000 百万円)への成長を掲げる
- JGP2028期間中の配当方針(上記)
 
- 進捗:2025年3月期は売上・受注ともに一部事業で調整がある中、素形材・エンジニアリング事業の改善や受注残の増加(過去最高水準)により営業利益・当期利益は増加。中期目標への訊達性は短信記載の「推進中」との記述のみ。
市場動向・競合(短信に基づく要点)
- 市場動向(短信記載)
- 産業機械事業:EV関連投資の停滞で樹脂製造・加工機械の受注は厳しい。一方、防衛関連機器は需要が高い。
- 素形材・エンジニアリング事業:電力需要の伸長に伴う発電機器向け素形材製品の安定需要、原子力関連製品の増加。
 
- 競合他社との比較:–(短信に具体的な同業他社比較データは記載なし)
今後の見通し(連結業績予想:2026年3月期)
- 受注高:3,000 億円(予想)
- 売上高:290,000 百万円(+16.7%)
- 営業利益:24,500 百万円(+7.3%)
- 経常利益:24,500 百万円(+4.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:18,500 百万円(+3.0%)
- 1株当たり当期純利益(予想):251.34円
- 配当予想(前述):年間88円(中間44、期末44)
主なリスク要因・重要な注記
- 品質不適切行為(M&E社関連)
- 2022年5月にM&E(子会社)で検査データの不適切処理が判明。以降、外部特別調査委員会による調査、補償対応等が進行中。
- 決算短信では関連費用を「品質不適切行為関連損失」として費用計上しているが、将来的な顧客補償等発生の可能性があり、影響額は現時点で合理的に算定できないため財務諸表には反映していない旨の注記あり。
 
- 会計方針の変更
- 「法人税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)を当期から適用。適用による連結財務諸表への影響はないと記載。
 
- 資金調達(重要な後発事象)
- シンジケートローン借入(25,000 百万円)を2025年4月7日に実行(アレンジャー:三井住友銀行等)。返済期限は2030~2035に分割。無担保。
- 財務上の特約:純資産合計を2024年末の75%以上に維持すること、経常損益を2期連続で損失としないこと等。
 
- 企業再編(後発事象)
- 完全子会社・日本製鋼所M&E株式会社を吸収合併(予定日:2026年4月1日)。合併の目的は成長加速・シナジー創出・ガバナンス強化。会計処理は共通支配下の取引として処理予定。
 
- 監査:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨の注記あり。
セグメント別受注・売上・受注残(補足)
- 受注高(連結):
- 2025年3月期 合計:310,295 百万円(前期 334,914)
- 産業機械:258,542 → 277,418(前期→当期の差は資料内表参照)
 
- 受注残(期末):396,906 百万円(過去最高水準と記載)
(注)詳細な内訳はセグメント表を参照してください。
参考(その他)
- 会計基準の選択:当面は日本基準を採用。IFRSは今後の制度動向を注視。
- 役員異動(概要):定時株主総会(2025年6月23日付)に伴う取締役・監査役の候補等が記載(詳細は短信該当ページ参照)。
- 決算短信注記:将来予測情報(業績見通し等)は前提条件に基づくものであり実際の業績が異なる可能性がある旨の記載。
必要であれば、以下の詳細を追加で整理します(いずれか選択してください):
– セグメント別の数値(表形式)の抜粋
– キャッシュ・フローの内訳と要因分析(運転資金増加の詳細)
– シンジケートローン条件(特約)の影響整理
– M&E不適切行為の経緯と今後の懸念点整理
以上です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5631 | 
| 企業名 | 日本製鋼所 | 
| URL | http://www.jsw.co.jp/ | 
| 市場区分 | プライム市場 | 
| 業種 | 機械 – 機械 | 
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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