決算短信：フォーバルテレコム（9445）

2025年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信まとめ（Markdown）

出典：株式会社フォーバルテレコム 2025年3月期 決算短信（連結）／公表日：2025年5月13日

基本情報

• 企業名：株式会社フォーバルテレコム（Forval Telecom Co., Ltd.）
• 上場市場：東証
• 証券コード：9445
• URL：https://www.forvaltel.co.jp
• 代表者（役職・氏名）：代表取締役社長　行 辰哉
• 問合せ先：取締役　山本 忠幸　TEL 03-6825-4086

報告概要

• 決算短信公表日：2025年5月13日
• 対象会計期間：2024年4月1日〜2025年3月31日（2025年3月期）
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月17日
• 定時株主総会開催予定日：2025年6月19日
• 決算補足資料作成の有無：有（決算説明会：有／オンライン（Zoom）で証券アナリスト・機関投資家向け）

セグメント（報告セグメント）

報告セグメントは4つ：
– IP & Mobileソリューション・ビジネス：法人向けVoIP、FMC、個人向けISP等（情報通信サービス）
– ユーティリティ・ビジネス：電力小売（Elenovaでんき）・都市ガス（Elenovaガス）等
– ドキュメントソリューション・ビジネス：印刷、BPO等（複写・印刷サービス等）
– コンサルティング・ビジネス：経営支援コンサル、保険・セキュリティサービス等

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：16,757,700株（2025年3月期）
• 期末自己株式数：1,710株
• 期中平均株式数：16,755,990株（2025年3月期）
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）

財務指標（要点：連結）

（単位：百万円、％は対前期増減）
– 売上高：25,684 百万円（+11.1%）
– 営業利益：1,142 百万円（+11.6%）
– 経常利益：1,153 百万円（+14.4%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：732 百万円（△2.3%）
– 包括利益：731 百万円（△2.4%）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：43.74円
– 総資産：10,362 百万円（前期比 +62 百万円）
– 純資産：3,320 百万円（前期比 +396 百万円）
– 自己資本比率：32.0%（前期 28.2%）
– 営業活動によるCF：1,931 百万円（前期 1,621 百万円）
– 投資活動によるCF：△420 百万円（前期 △936 百万円）
– 財務活動によるCF：△1,636 百万円（前期 △713 百万円）
– 現金及び現金同等物期末残高：893 百万円（前期 1,019 百万円）

付帯指標（決算短信記載）
– 自己資本当期純利益率（ROE）：23.5%（2025年3月期、前期 28.1%）
– 営業利益率（売上高営業利益率）：4.4%（2025年3月期）
– 時価ベースの自己資本比率：74.4%（2025年3月期）
– キャッシュ・フロー対有利子負債比率：0.0（有利子負債ほぼ解消）
– インタレスト・カバレッジ・レシオ：235.6倍

損益計算書のポイント

• 売上総利益は増加（5,777 → 6,036 百万円）。販売費及び一般管理費は4,893 百万円（前期 4,753）で増加。
• 特別利益は前年に計上された項目（前期160,668千円→当期63千円）等の差により、当期純利益が前年を下回る要因となっている。
• 金利負担は減少（支払利息9,650千円）し、有利子負債が減少した影響が見られる。

貸借対照表のポイント

• 総資産は横ばい（10,300→10,362百万円）。流動資産の増加（売掛金・受取手形等の増加）が主因。
• 負債は減少（7,375 → 7,042 百万円）、短期借入金はゼロ（前期 1,300 百万円）に。
• 純資産は増加（2,924 → 3,320 百万円）、利益剰余金の積み増しと配当による変動。

キャッシュ・フローのポイント

• 営業CF：1,931 百万円（増加）→税引前利益・運転資本の動きが寄与（売上債権増加の一方、仕入債務増加等）。
• 投資CF：△420 百万円（主に無形固定資産取得 3,897百万円）
• 財務CF：△1,636 百万円（短期借入金の返済 1,300 百万円、配当支払 318 百万円）

セグメント別（連結・当期）

（数値は決算短信記載の百万円表記に準拠）
– IP & Mobileソリューション・ビジネス
– 売上高：10,534 百万円（前期比 △3.1%）
– セグメント利益：1,191 百万円（前期比 △6.5%）
– 備考：情報通信機器販売計画の遅延が売上に影響。
– ユーティリティ・ビジネス
– 売上高：10,833 百万円（前期比 +36.9%）
– セグメント利益：1,006 百万円（前期比 +33.0%）
– 備考：電力小売等の契約件数が堅調に増加。
– ドキュメントソリューション・ビジネス
– 売上高：1,164 百万円（前期比 △3.8%）
– セグメント損失：△6 百万円（前期 △4 百万円）
– 備考：大口顧客の販売計画遅延により減収。
– コンサルティング・ビジネス
– 売上高：3,152 百万円（前期比 +1.1%）
– セグメント利益：137 百万円（前期比 +266.4%）
– 備考：保険・セキュリティの一部遅延があったが、クラウドサービスが伸長。

（セグメント合計の営業利益ベース合算は、セグメント利益合計から全社費用の配賦等を調整した上で連結営業利益に反映）

配当

• 2024年3月期：年間 18.00円（中間7.00円／期末11.00円）
• 2025年3月期（実績）：年間 20.00円（中間8.00円／期末12.00円）、配当総額 335 百万円、連結配当性向 45.7%（純資産配当率 10.8%）
• 2026年3月期（予想）：年間 23.00円（中間10.00円／期末13.00円）、想定配当性向（連結）約 41.9%

配当方針：連結配当性向50%程度を目安に、事業成長投資・財務健全性などを考慮して決定。

中長期計画との整合性

• 決算短信では「中期経営計画」の詳細な数値目標は別途示されている可能性があるが、当報告では明記なし。
• 同社は配当性向50%程度を目安としており、利益還元を重視する方針。
• 2026年3月期予想では、ドキュメント・コンサルティング事業の底上げを見込んでおり、通期売上 25,000 百万円、営業利益 1,200 百万円を見込む（予想値を公表）。

進捗・見通し：2025年3月期はユーティリティ事業の伸長で経常利益は過去最高。2026年予想はこれを踏まえた計画。

競合状況・市場動向（短信記載の要点）

• 情報通信分野では移動系超高速ブロードバンドやデータ量増加、セキュリティ対策のニーズが増加している旨を言及。
• 競合他社との直接比較や市場シェアの数値は決算短信に記載なし → 比較情報は「–」。

今後の見通し（業績予想／リスク等）

• 2026年3月期（連結予想：2025年4月1日～2026年3月31日）
  • 売上高：25,000 百万円（△2.7%）
  • 営業利益：1,200 百万円（+5.0%）
  • 経常利益：1,210 百万円（+4.9%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：920 百万円（+25.5%）
  • 1株当たり当期純利益（予想EPS）：54.91円

リスク要因（短信の記載の範囲）
– 資源・エネルギー価格の変動等、外部環境の不確実性。
– 前期に計上された特別利益等の影響（前年との差分）が業績に影響を与える可能性。
– 市場・規制・為替等一般的リスクについては、添付資料に前提条件と注意事項を記載（詳細は決算説明資料を参照）。

重要な注記・開示事項

• 会計方針の変更：なし（会計基準改正に伴う変更等もなし）
• 連結範囲の変更：期中に重要な変更なし（ただし「重要な後発事象」を開示）
• 重要な後発事象：連結子会社である株式会社トライ・エックス（ドキュメント事業）を親会社である株式会社フォーバルへ譲渡（取締役会決議・譲渡実行日：2025年5月13日）。
  • 譲渡価格：トライ・エックス普通株式 320 百万円（アドバイザリー費用等控除後の受取予定額 約318 百万円）
  • 譲渡理由：トライ・エックスの事業成長と企業価値向上の観点から、フォーバルグループ内でのシナジー発揮が期待されるため。
  • 取引は支配株主（親会社）との関連当事者取引に該当し、独立社外取締役の出席下で審議、第三者評価（プルータス・コンサルティング）を参考に価格妥当性を確認していると説明。会社側は業績への影響を「軽微」としており、2026年予想には織り込んでいる旨を示している。
• 監査：本決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨の注記。

補足（留意点、資料参照）

• 本要約は決算短信（2025年5月13日公表）を基に作成。詳細（注記・前提条件・リスク等）は有価証券報告書、決算補足資料、決算説明会資料を参照してください。
• 記載の数値は原資料の表示（百万円または千円）に基づく。資料にない項目は「–」として記載しています。
• 本資料は情報整理を目的とした要約であり、投資勧誘・助言等を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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